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2017年5月27日 (土)

番外編  「ことり物語」

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おとといのこと。

夕方散歩に出ると鳥のヒナが道路で右往左往していました。

羽ばたきの練習をしていて巣から落ちたのでしょうか。 飛ぶどころかじょうずに逃げることも出来ません。

自然の生き物に人間が手を貸すのは本当はいけないことなのですが、車が通る道で近くに隠れる場所もなく、あたりも暗くなりかけていたので家に連れ帰りました。

調べてみるとシジュウカラのヒナのようです。

家には以前 育てていた文鳥のヒナを育てるのに使っていたカゴがあったので、そこにシュロをひいてアンカで暖めてあげました。

連れ帰ったときは少しつかれた様子だったので、急ぎペットショップで買ってきたすり餌を少しだけ食べさせ、カゴに布をかけて寝かせました。


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翌日、朝日が昇る頃、外でスズメたちがチュンチュンとさえずる声を聞いて、それに応えているのか「 チッチッチッ」と元気な声をあげています。

眠い目をこすりながらエサの準備をすると、元気にたくさん食べてくれました。

この日は1時間ごとに チッチッチッと騒ぐ→エサをやるを繰り返しました。

昼間に「 野鳥の会」に連絡してどうしたら良いか尋ねました。

すると、親鳥はヒナがいなくなっても4-5日は探しているものだから、ヒナが落ちていた場所にこだわらず、近くの植え込みなど目立たないところに戻すと良い、と教えてくれました。

その日はあいにくの雨だったので、逃がすのは翌日にしました。

カゴの中に押し込んでいては運動不足になると思い、ふたを開けてやると、よたよたしながら飛ぶ練習をして、しばらくすると随分飛べるようになりました。

野鳥のわりに人なつこく、手に乗ってエサを食べたりして、そのちいささ、ほっこりした感じのかわいいこと、かわいいこと。 

別れつらくなるので名前はつけませんでした。


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翌日、朝たくさんエサを食べさせ、道路の近くにある公園に連れて行きカゴのふたをあけました。

カゴのヘリにちょこんと乗ると、少しこちらを見てから近くの葉がたくさん茂った木に飛んでいきました。 そうして チッチッチッと何度か鳴きました。

本当にこれから生きていけるのかなあ?

親や兄弟に会えるのかなあ?と心配して少し離れた所で見ていると…、


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なんと一分もしないうちにピッピッピッとヒナよりも張りのある鳴き声を上げながら大人のシジュウカラがやってきました。 ヒナと親鳥は何度も話をする様にさえずりあいました。

そして、こっちだよとヒナを誘うように何度も電線にとまると(左)、ヒナも木から元気よく飛び出して電線につかまりました(右)。


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親の後についてすこし離れた大きな木の木陰までたどり着くとヒナはお腹がすいたのでしょうか、ヒナは動こうとしません。 

すると、親鳥はパッとどこかに飛んでいってしまいました。 ヒナは不安そうな鳴き声を出しています。

でも、しばらくすると戻ってきてパクパクピーピーしているヒナの口にエサを与えていました。 

これを見てきっとあのヒナは大丈夫、と確信しました。

何度かエサをもらったヒナは親鳥と木の向こうへと飛んでいきました。

こうした当たり前の優しさや幸せをなんだか最近忘れていたなとふと思いました。


 

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コメント

うちのベランダのところに ハトのすがあるよ。

投稿: まめっ子 | 2017年5月29日 (月) 10時20分

ちょうど鳥の 子そだてじきだから、ちゅういしてさがすと つばめ や すずめの す が みつかるね。でもベランダにあるとはラッキーだね。
いろいろかんさつできてたのしそう。

ハトのおやこをビックリさせないようにきをつけながらかんさつしてね。

豆之助。

投稿: 豆之助。 | 2017年5月29日 (月) 11時12分

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