栽培通信

2017年4月25日 (火)

starting 2017

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ゴールデンウイークを前にようやくポカポカと暖かい日が続いたのでナタマメを起動させるべく準備を始めました。


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木箱から種を出し、水苔に水を含ませて発泡スチロールの発芽箱に敷きつけました。


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種に水を含ませるためボールに水を張ったのですが、なんだか少し肌寒く、もう少し待った方がいいかなとも思ったのですが、水を一晩おいてカルキ抜きしたあとエイヤッと種を投入。

始まりましたよ、2017年。


 

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2016年4月28日 (木)

ナタ豆栽培準備編    #001

お待たせしました。

東京ナタ豆会本部でも豆を水に戻しいよいよ発芽作業に入りました。
早ければ(うまくいけば)5月の第一週から苗を配布できるのではないかと思います。
会員の皆さんにはそれまでに、植木鉢などの準備をしていただければと思います。
1 植木鉢で育てる方
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植木鉢は20リットル前後の大きなものを選んでください。 プラスチックで構いません。 2メートルくらいの支柱は立てたいので、ある程度高さのある鉢の方が支柱の安定が良いでしょう。

ナタ豆の根自体はそれほど深く広く張るわけではないのですが、かなり背が高く伸びるので、小さな鉢ではすぐ倒れてしまいます。

支柱は上図/左から、

●市販の「あんどん支柱」

●長い支柱を3-4本立て、上部を針金などで結束する

●支柱を立て、ネットを張る

などの方法があります。どれでも構いません。

用意しやすいものを利用してください。

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用土は元肥の配合された野菜用培養土で構いません。

鉢底石を底面が隠れる程度ひき、培養土をいれ保湿効果を上げるためバーク堆肥を2-3センチかぶせます。

肥料は花がつくまで与えなくても大丈夫です。


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苗のポットから鉢へ移したら、短めの支柱を鉢に対して斜めに刺し、ナタ豆の蔓を巻き付かせます(左図)。

そして、本支柱へと誘引します(右図)。

2.地植えで育てる方


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地植えで育てる方は、3メートルくらいの支柱を立てます。

倒れないように支柱同士を連結したり、斜めからの支えをつけたりしてしっかりとひと株に一本ずつ支柱を立てます。


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用土は通常の野菜を育てるときの配合で構いませんが水はけを良くしします。

元肥も特殊なものは必要ありません。チッソ、リン酸、カリのバランス良いものを1㎡あたり100グラムほど混ぜておきます。

花がつく頃まで肥料は与えません。

畝をたて、黒いビニールシートをかけ、ビニールシートが飛ばないように畝の周りに土を持っておきます。

ビニールシートをかけておくと乾燥を防ぐことが出来ます。


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こんな感じです。


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苗の間隔は40センチ位です。ビニールにスコップで穴を開け、そこに苗を植え付けていきます。


budご質問などありましたら、コメント欄へどうぞ!

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2015年9月20日 (日)

莢の収穫のこと

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ナタマメ栽培もあと2ヶ月ほど。 

六月末についた豆はそろそろ収穫期に入っています。

今回は、簡単に莢の成長をおさらいします。

莢は最初長さ方向に伸びます(左写真)。

長さ方向の伸びが止まると莢の厚みが広がってきます(左から二枚目)。幅は少しずつ広がってきますが、この段階が莢の成長で一番変化が少なく、また、時間がかかる時期です。

莢がついてから二ヶ月超えるあたりから莢に黄味がかり、表皮にシワがよってきます(中写真)。 莢の皮の水分が抜け、莢内に空間が出来るため指の爪ではじくと少しうつろな音がします。

乾燥が進むと、莢の幅が一気に縮み、部分的に色が茶変してきます。茶色に変色した部分のシワはとれ、莢が少し固くなります(右から二枚目)。

完全に乾燥すると全体が茶変し、莢は指でギュッと押しても凹まないくらい固くなります(右写真)。この状態になればほぼ完成と言えます。


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完成した莢はずっとそのままにして置くとふとした衝撃でパカッと開いて豆を放出してしまいますから、その前に収穫します。

収穫のタイミングは、莢全体が茶色くなり、押しても凹まないくらいに乾燥したとき、ですが、私の場合は蔓に接続している莢の接続部が緑から茶色く変色したら収穫することにしています(写真)。

収穫はくるりと巻いたこの柄を残して切りとり、ここにヒモを通して完全に乾燥させます。湿気ているところに出しておいたり、雨にさらすと莢が濡れて傷むので、気を付けてください。


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莢の先端は驚くほど先鋭ですので、刺されないようにご注意ください。


豆之助




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2015年7月13日 (月)

莢が地表近くに出来てしまったら          #18

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大きいものでは30センチを越えるナタマメの莢。

地表近くについた場合、土に接触してしまうことも出てきます。

たくさん莢が出来ているのなら、早めに摘んでしまって他に栄養を…という選択肢もありますが、ポット栽培の場合どうしても数が限られてくるので、一つでもムダにしたくないのが人情。

ただ、土に常についた状態でいると莢が傷んでしまいます。

第一に出来るだけ、ポットの外に莢が出る様に誘導することを考えます。

莢のついている柄もかなり太く、固くなりますので、早いうちに少しずつ外に向くように。ただ、小さいうちは柄が弱いので無理は禁物です。本当にシルクタッチで毎日少しずつ向きをかえてあげましょう。


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莢がポットの外に出ず、土についてしまった場合、私は100円ショップで売っている銀色の保温シートをしいています。これは撥水性がとても良いので、雨後 水がたまることがありません。これで土と直接接触することを防ぎ、少しずつポットの縁へ莢を誘導します。

ちなみに昨年、これをひいたことで無事地表近くの莢を収穫することが出来ました。

水はけが良ければ何でも良いと思いますが、アルミホイルなどのギラギラがアブラムシよけになるという話もあるのでおまじないも含めてこのようなものを使っています。


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こちらはポットの縁に誘導済みの莢。

暑くなってくるとポットの素材や色にもよると思いますがかなりの熱を帯びます。

直接莢が当たっていると自然調理されてしまいそうなのでここにもクッション代わりに保温シートをあてました。


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こちらは小さい莢の誘導。

小石で保温シートを持ち上げ大きくなるにつれ少しずつポットの縁へと誘導します。

もちろんシルクタッチです。

地植えの方も、莢が土に触れそうな方は同じように撥水性の高い敷きものを莢の下にしいて育ててください。


豆之助。




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2015年7月 6日 (月)

ナタマメの食用に関しての注意   #17

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ナタマメに花が咲き、ぽつぽつ莢が出来はじめたという報告が上がってきています。

ご存知のとおり、ナタマメは福神漬けに入っていたり、ナタマメ茶など食用に利用されています。が、豆一般に共通することらしいですが、若干の毒を含むものがあるようです。

会員の皆さんにお配りした豆は毒性の少ない白ナタマメではありますが、育てる専門の豆之助としては食すことについては今ひとつ自信を持ってお勧めすることが出来ません。

そこで、いくつか参考になるサイトをご紹介しますので、食用にする前に必ず各自で確認し、注意を持って利用してください。

その際、花の色(咲き始めだけではなく、莢が着く頃までしっかり観察)が純白(白ナタマメ)であることを確認しましょう。

農林水産省の消費者相談

消費者の相談に簡単な回答が。

なた豆入門 ー ナタマメの毒性と調理加工

少々項目が多いですが、参考になります。

ナタマメの毒性

ナタマメの成長に応じた各種ナタマメの毒性について分かりやすく表になっています。

特に完熟豆を利用する場合は経験者の指導を仰ぐことをお勧めします。


豆之助。


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2015年6月 6日 (土)

追肥のこと      #17

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まだ6月だというのに暖かい日が続いたせいかもうはっきりと花芽がついた苗が出始めています。

花芽は蔓から伸びる葉の茎(葉柄)の間から出てきます。いくつかの花が並ぶようにして咲くのが特長です。

花芽がついてこれが段々膨らんできたら追肥を行います。

地植えの方は株元から30センチほど離れたところにチッソ・リン酸・カリのバランス良い肥料を肥料のパッケージに書いてある適正な量まいてください。

豆用の肥料も売っていますが、バランスが良ければ野菜用で大丈夫です。

鉢植えの方は液肥を一週間に一度ずつあげるようにします。(我が家は花工場原液を700-1000倍程度に薄めてあげています)

液肥は毎週曜日をきめて与えるようにします。土が乾いた時に与えるると肥料の効きが良いようです。

地植え、鉢植えとも肥料は与えすぎると根を傷めますから、一度の量を多くするというよりは回数与えるのが良いと思います。


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さて、我が家の困ったちゃん。昨日の風のあと、なんだか妙な葉が…。

上が正常な葉。 下が妙につやつやして少し縮れた葉。なんだか嫌な予感。

まだ原因不明ですが、しばらく様子を見てみます。

豆之助




 

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2015年5月21日 (木)

危険サイン         #16

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今日の明け方雷を伴う驟雨にビックリして飛び起きてしまいました。

いわゆるゲリラ豪雨。局地的でもしかしたら同じ東京でも全く降らなかったところもあったのでしょうか。

小さなポットで育てているときは日が暮れるとひさしの下に移動していたのですが、定植すると移動がままならないことも多いと思います。

さて、朝いつものようにナタマメチェックをしていると良いサンプルがとれたのでご報告です。

写真の上と下を見比べてください。

以前水やりについてお知らせしたときに「葉に艶がなくなりダランとしてくる」と書きましたが、その状態がこれです(上図)。

キャベツなど葉ものが冷蔵庫に入れっぱなしにしておいたり、古くなるとこんな感じになりますね。

これが注意のサインです。

今回のダランとした原因は水切れではなく、強い雨にたたき付けられたショックのようです。 かなり土が掘り返されていたので、相当強く降ったのでしょう。

日が昇ってしばらくするとなにもせずとも元気な状態に戻りました(下図)。

これから暑くなってくると鉢植えの土は日中とても熱くなりしばしばこのような状態になります。こんな時慌てて水やりすると熱いお湯をかけるのと同じことになってしまいます。 夕方まで我慢するか、どうしても心配だったら少し日陰に持って行ってあげてください。

ただ、よほどのことがない限りすぐにダメになったりしません。

まずは水の量、土の温度、その時の状況を把握して、植物に急激な負担をかけないことが大切です。  急な水やり、急な肥料やりなど急のつくことは控えましょう。


 

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2015年5月15日 (金)

本日の苗       #16            05/15/2015

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小さいポットではかわいそうなほど大きくなってきた苗は大きめポットに移植。

そろそろ定植時期です。まだ苗を手にしていない会員の方はお早めにどうぞ。


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観測用初生葉は5/6には約5センチだったものがすでに10.5センチ、ほぼ倍(上図)!

一番大きな初生葉はすでに14センチにも(下図)。


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これだけ大きくなってくると、双葉に蓄えられたマメもしおしおになります(写真)。

こうなってはもう養分や水分を供給できませんから、水を切らさないようにしてください。ただし、くれぐれもやり過ぎ注意。 


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初生葉だらけの千手観音のような苗発見(写真)。

完全に奇形ですね。捨てるには忍びないので、グリーンカーテン要員とします。


 

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2015年5月14日 (木)

水やりのこと     #15

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ナタマメの水やりについてです。

発芽して初生葉が出るあたりまでは豆の養分=子葉が生長を担ってくれますので、あまり水やりに神経質にならなくても良いのですが、蔓が伸びて本葉がどんどんついてくるようになると、しっかり水やりをする必要があります。

ただ、やり過ぎには注意です。 庭に直植えする場合は多少あげすぎても(水がたまりやすい土質や環境でないかぎり)大丈夫ですが、鉢植えの場合は加減が分からず、水のやり過ぎになりがちです。

特にプラスチックポットの場合ポット側面からの蒸発がないため、土表面が乾いたようになっていても中は水たっぷりということがあります。 土の水はけの善し悪しによっても随分違うようです。

慣れてくると鉢を持った重さで水分の多寡がわかるようになりますが、慣れないうちは茎から離れたところを少し指で4-5センチセンチ掘り返してみて湿り気が少なく感じるようなら鉢底から水が出るまで全体に水やりしてください。

ただし、これから夏に向けて日中温度が高い時に水やりをするとあげた水が熱くなって根を傷めてしまうので、朝か夕方まだ日のあるうちにあげるようにしてください。

水切れしても水にやり過ぎをしても葉に艶がなくなりダランとしてきます。

水切れでダランとした葉は水やりをしてしばらくすると元気になるのが分かりますが、水のやり過ぎでダランとした葉は変化がありません。この場合はしばらく水やりを控えてみてください。元気を取り戻すことがあります。

特に葉の量が少ない時に水のやり過ぎが起こりがちです。逆に葉が多く茂ってくると一日で植木鉢が軽くなるのでビックリするほどです。そうなってきたら今度は水切れに注意してください。

肥料は元肥をすき込んだり、元肥入り培養土を利用している場合は花芽がつく頃まで与える必要はありません。

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2015年5月11日 (月)

少し早いですが「誘引」のこと      #14

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ジャックです。

待ちきれずにちょっと登っちゃいました。

あれっ、 これマメの木じゃなくて支柱?

ショックです。


というネタ記事ではなく、支柱のお話です。

ほとんどの会員の方はまだお手元に苗が届いていない状態ですが、

昨日チモッチーさんから蔓(つる)が伸び始めた状態の写真をお送りいただきました、

台風が来そうだということもあり、少し早めですが、支柱情報をお知らせします。


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我が家の苗はまだ支柱を立てるほどではないのですが、強引に取り付けます。

支柱は根を出来るだけ傷つけないように苗から少し離した位置から、斜めに蔓に近づけて土にさします(上図)。

この支柱を起点に本支柱へと蔓が渡しますので、本支柱を取り付けるあたりへ届く程度の長さがあるとよいでしょう。

誘引の支柱の長さにもよりますが、土中へは簡単に倒れてしまわない程度に深くさしてください。支柱が倒れて苗を痛めては本末転倒になってしまいますから。

支柱と蔓とは麻ひもなどでつなぎます。

支柱と蔓とをぐるぐるっと巻いてしまうのではなく

支柱と蔓の間をひもが交差して8の字を描くように結びます(下図)。

この8の字が支柱と蔓を緩衝させながら連結する役割を担います。

蔓はかなり太くなります(ジャックが上れる程度)ので、あまり、きつく縛りすぎないでください。結び目は固結びで大丈夫です。

茎の誘引8の字」で検索するともっと上手な説明が見つかります。

誘引器具というものもあるようです。


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それから、市販の支柱のほとんどはアースカラーです。

子供だけでなく、大人がしゃがんだときなど、支柱が目に入らず思わず「イテッ」ということがありますのでご注意ください。

先のまるいものを選んだり、目立つ色のキャップなどを取り付けると良いと思います。

私はとりあえず粘土を丸めてくっつけておきました(写真)。


 

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