茂田井 武展
25日(土)に、ちひろ美術館で開催中の茂田井 武展を見てきました。この美術館へは、自転車で行ける距離なのにずっと行ったことがなかった。住宅街の中にある美術館は、かつていわさきちひろが住んでいた場所に建てられたもの。展示室の一角にはちひろのアトリエを再現している。膨大な量の作品を残しているいわさきちひろ。どこでみても彼女の作品だとわかる個性。下書き無しで絵筆を紙にのせていたというのだから、本当にスゴイ。
茂田井 武については、おぼろげにしか知らなかったけれど、先週近所の図書館に置いてあった、9月末に新しく刊行された画集「茂田井 武美術館 記憶ノカケラ」を借りてきて見ていたら、ちょっと感動して、これは原画を見てみなくちゃ・・と思った。特にパリに遊学していた頃の絵が好き。戦前にこんなにあか抜けた絵を描いていた日本人の挿絵画家がいたことに驚き感動。でもその後日本に戻ってきたあとに描かれている絵、やはり日本の色はこういう色なのか、ちょっと暗い。
ちひろにしろ、茂田井 武にしろ、水彩絵の具を使用して絵を描いている。あ〜、絵の具をこんな風に扱えたらいいな。色を我がモノにして。ズバリズバリと描いていく。
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