日曜美術館
毎週日曜日の朝、NHK教育テレビの日曜美術館を見ています。テレビを通して評論家や作家が語る作品や創作への思い等を聞いていると、なるほど・・と思う一言がしばしば出てきます。
今朝は、画家の横尾忠則氏がこんなことを言っていました。
「純粋行為に無我夢中になると言うことができるのは、コドモの時だけ。でも、それがものを創ると言うことだと思うんです。」
オトナになると”無我夢中”という時間を作るのが難しい。しかしものを創るときには無我夢中にならなければいけない、ということなんですよね。ほんの少しの時間でも、すべてを忘れて没頭できる時間をつくること・・オトナになると、あれをしなくちゃ、これをしなくちゃと、周りの雑事の方が気になってなかなか無我夢中になれませんが・・創り出す力というのは、すごくピュアでシンプルな時間の中にあるのでしょう。そんな時間を大切にしたいですね。