ルーシー・リー展
六本木の国立新美術館で開催中の「ルーシー・リー展」を見た。昨年、テレビの放映後、是非行きたい、実物を見てみたいと思いつつ、その時は会期が終わってしまい断念・・。そして今年また、規模も大きな回顧展として開催されていることを知り、心が躍った!今度こそは絶対行かなくては・・と思っているうちにどんどん時は過ぎ・・なんともう来週月曜日が最終日!・・・大あわてで時間を作って見に行ってきました。
時にかわいらしい色合いで、独特のひっかいたラインも暖かみがあり
しかしすっと立つ作品には、凛とした空気が漂う。
フチが美しい。高台が小さいフォルムが好き。少しゆがんでいる感じも。
実物は、大変ぬくもりのある色。釉薬の配合を考えに考えて作り上げていくという。
80才を超えても、まだまだ足りない。と、創作し続けたリー。
作品の奥に、作者の人生が見えて、同じ女性としてそれもまた興味深かった。
会場には映像が流れていたが、とてもかわいらしい、モダンなおばあちゃん!
展覧会で、実物を見ること。作品との対峙。紙やWeb上ではわからない空気や光、質感、色を感じることが大事だと改めて思った。