タマネギのスケッチ

小学生のSくんとＳちゃんは、タマネギのスケッチにも挑戦しました。
手作りのペンとパステルで描きます。
タマネギの皮のぱりぱり感、紫タマネギと普通のタマネギとは色もちがいます。形は？？ニンニクってどんなだったっけ・・そんな話から、Ｓくんは、ニンニクまで描きました！
よくよく見ると、細かいすじが入っているね〜

よ〜く見ること、いろいろな方向から。
集中してモチーフと心の中で問答してください。そうすると、こんな形かな？っていうのが見えてくるよ。

irop造形教室 ぼうしコンテスト

秋分の日は、冷たい雨が降っていましたが、池袋の芸術劇場地下の展示室にて
irop造形教室の展覧会「ぼうしコンテスト」が開かれていたので見てきました。
コドモたちが半年もかけて作ったという、たくさんのぼうしが並べられている会場は、見応え十分でした！こんなぼうしを作りたい・・というスケッチと、できあがってコドモたちがかぶっている写真がレイアウトされたカードが作品の前に一つ一つ置いてありましたが、スケッチを形にしていくって本当に大変なことなんですよね。それをここまでの完成度に仕上げるご指導をされたirop造形教室の中山先生と、えり先生はスバラシイです！（えり先生は、5月に出産されたばかりだというのに・・！）もちろん、コドモたちのがんばりもスバラシイ！
この展覧会は、今度の日曜日まで開催中。是非、足を運んで実際に作品を見てください。
詳しくは、irop造形教室のHP→

メンドクサイを楽しもう！

9月に入っても、まだ30℃を超す暑い日が続いています。
今年はいったいどうしてこんなに暑いのでしょう。毎日、これまでの人間たちの生活ぶりを地球に叱られている気さえします。もっと、地球に優しく暮らさないと、また叱られそうですね。

さて、夏休みが終わり、こどもデザイン造形教室もまた始まりました！
小学生クラスでは、珍しい　

ホワイトゴーヤ　のスケッチをしました。ペンは割り箸を自分の手で削って作ります。切り出しナイフを正しく持って、慎重に削っていきます。みんな、普段はほとんどナイフを使わないとのこと。でも、こうやって練習していけば上手になりますね。ケヤキの小枝も削ってみましたよ。
手製のペンとカラーインクで、ゴーヤを描いていきますが、不定形のボコボコに目がちらちら・・
攪乱されそうになるのですが、よくよ〜く見てスケッチします。触ってみると、ごつごつしているけれど、どうやって表現するとみんなに伝わるかな？
マルがひとつふたつみっつ・・・あ〜、わからない・・
よく見てみたら、縦になってないね、このマルは・・
一つも同じ形がないね・・

観察していくうちに気づくことがたくさんあります。
それをまた、紙に描くのですから大変です。しかもあまりにもたくさんのボコボコ！

メンドクサイ。・・・そう、メンドクサイのです。
このようなスケッチだけでなく、長い時間をかけて制作することもメンドクサイことがとても多い。こういった制作の場だけでなく日常生活の中でもコドモたちからよく、「え〜！メンドクサイ。」という言葉が聞かれます。

コドモたちには、このメンドクサイを楽しめる人になって欲しいと思います。私自身も、本当は短時間で終わらせてしまいたいことを、どう考えても時間がかかってしまうとわかった瞬間に、あ〜面倒くさい！と、さじを投げたくなることがこれまでにも数え切れないくらいありましたが、でも、それでもやり遂げたときに得られる経験スキルは、必ず自分にとってかけがえのないものになっている。そのことがとても大事だと、十分にオトナになってから気づいたのです。アトリエでは、これからもメンドクサイことを、たくさんやっていこうと思っています。
未来あるコドモたちよ！メンドクサイを楽しもう！