紙すきをしよう! ご報告
九月に入ってしまいましたが・・
夏休みこどもワークショップ「紙すき」のご報告です。
今年の紙すきは、一日おきに三回催しました。お申し込み開始から早々に満席になり、また遠方からもご参加くださり本当にありがとうございました!
紙すきのワークショップは日本全国いろいろな場所で行われていると思いますが、アプレットプラスの紙すきは、量がちがう!一人でたくさんたくさん漉きます。三時間ほぼ立ちっぱなしで作っていくので体力を使いますが、夢中になっているとあっという間の充実の三時間なのです。
紙の材料や牛乳パックのパルプの話など聞いてから、いよいよ紙すきの制作開始。パルプをほぐす時には、ミキサーを使ったり、それをラーメン屋さんのようにザルで水を切ったり・・漉き枠の使い方、パルプを均等にすくうには?等々お話を聞きながら実践。とにかく手を動かしてやってみる。紙すきは、もしうまくパルプがすくえなくてもすぐにやり直せるので、とにかくやってみること。幼いコドモたちでもそのうちに、薄くてきれいな紙が漉けるようになります。
お花紙をパルプの間に挟み込み、模様を作ったのですが、シンプルな形をどう並べるかで一枚一枚が全く違った印象になります。どんな模様にしていこうかな?さっきと違う模様にするにはどうしたらいいかな?・・と考えながら、コドモたちそれぞれが違う模様を作り出していきました。
パルプの水を絞るのには、製本の機械を使っています。ハンドルをグルグル回すと、水がたっぷり出てきます。そうしてそれを、窓のたくさん貼り付けていきます。作品が並ぶと、水気を含んだ紙は光に透けてとてもきれいに輝きます!
こちらのブログもご覧ください・・→