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2013年10月 3日 (木)

六本木 森美術館と 21_21

六本木 森美術館で開催中の六本木クロッシング 2013 アウトオブダウト展を見てきました。現代アートの展示は、作品を通じて作者のメッセージを読みとったり感じたりしなければならないのかなと構えてしまいがちなのですが あまり気負わずみてみようと。
作品を前にすると、やはり個々の作品に付随する説明を見たりして、なんとか理解してみようと近づくも・・ストレートに、なるほど。という理解にはならないところが現代アートか?
何かしらのヒントを見つけたかったのだが、私には少々難解でありました。しかし、田島美加氏の作品は心に残った。ニューヨークを本拠地に活動しているので、日本での作品発表は少ないという。クリアなアクリル樹脂の色。エキストラとして棚の中に納められているのは、あの有名なコルビジェの作品とは。
それから、入り口付近でいきなり積み上げられている椅子と衣類のインスタレーション作品。作者は小林史子氏。高い天井の上まで積み上げられ、寸分の隙も無い。水平垂直を保っている。おそらく椅子にも衣類にも歴史があるはずなのだが、すべてをかきけし新たな造形物になっている。でも、崩してしまったらもうおしまい。この作品はどこへいくのだろう?
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次に向かったのは、ミッドタウンの奥にある 21_21で開催されている「カラーハンティング展」
今度の日曜日までとあって、平日午後とはいえ結構な賑わい。自然から抽出した色を元に新たに作品を作ったり、デザインをしたり。色をデータに置き換えて、それを視覚化したり嗅覚や聴覚に訴えるものに変身させたり。なるほど、こういう日々の色をハントするとは、なかなか楽しいではないか!当たり前の日常には、制作のヒントがいっぱい。そこに気づき、置き換えてみる、抽出してみる、採取してみる。そして続けていく。
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現代アートを見たあとだから尚更だったのだろうが、大変わかりやすく刺激的で楽しい展示であった。こどもたちにも楽しめそう!・・開催期間はあと少し。いそげ〜!
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