竣工、続々! 牛乳パックでつくるお家
こどもデザイン造形教室の幼児クラスで、昨年から作り始めていた「牛乳パックで作るお家」。
だいぶ時間がかかりましたが、今月末の展覧会を目前に、続々と竣工(!)しております
しょうとく(年長) 作品名/とうわタワー
作り始めたとき、まずはどんなお家を作ってみたいか、どんなお家に住んでみたいか?こんなお家があったらいいな〜・・というアイデアスケッチから始まり、
牛乳パックの土台を組み立て、窓を段ボールカッターで切り取り、パック表面をやすりで削り、下地を塗り色を塗り、庭の土台を考え、縁取りをキレイに始末し、これにも下地を塗り色を塗り、庭やお家に取り付けるパーツを考え・・粘土で形を作ったり画用紙に描いてはさみで細かく切り取ったり、そしてそれをまた、ワイヤーに貼り付け、庭に取り付け・・・・・・・
フ〜〜〜ッ・・
言葉で書いても、これこの通り。
たくさんの行程がぎっしり詰まった作品となりました。
時間も、たっぷりかかっています。すでにこどもたちの頭の中には、最初のスケッチの記憶があるかどうか? いろいろ試行錯誤の末、思いついた新しい形が加わったり、当初の設計??とは全く違うものになったりもしていますが。でも、完成したときには、とっても嬉しそうでしたよ。手を動かして、自分の力で創り上げた作品が目の前にあるのですから!
やった〜!できた〜! と、ピョンピョン跳ね回っている子もいました。達成感を味わうことは、大切ですね。
ひなた(年長) 作品名/まちからかえってきたところ
それにしても、同じ行程を通りながらも、作品の個性が様々なのが本当に楽しいですね!
大きなタワーだったり、庭に緑があふれていたり。動物や家族も登場しています。見つめていると、お話があふれてくるようです。
展覧会では、実際の作品を直接見ていただき、ぜひ作者であるこどもたちに聞いてみてください。
誰が住んでいるのかな? どんなお家なのかな? 気に入っているところはどこ? この色はキレイだね、どうしてこの色にしたの?
・・どんなストーリーがかくれているのか・・作品から発展する会話を楽しんでくださいね。
じゅんな(年長)作品名/ おともだちがくるおうち
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