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2014年10月

2014年10月27日 (月)

ざくろのスケッチ

先週、小学生クラスでは ざくろ をスケッチしました。
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ざくろといっても、あまりメジャーでは無いので、知らないこどもたちも多数。

これは何でしょう?
と、たずねてみたものの・・

イチジク?
ん?

知らないな〜

ざくろと知っている子もいましたが、知ってるけど食べたことが無いとか・・
お母さんだけが食べていたとか・・

そんな珍しい ざくろの実を
じっくりと眺めて、しつこく観察して
スケッチしてみました。
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りんごとかミカンとか・・よく知っている果物だと、頭の中のイメージだけで
モチーフを眺めもしないで描いてしまう場合もありますね。
でもザクロの場合は別。表面の模様も、枝葉の形も、皮の色も、はじけて中から顔をだしたルビー色の実も・・よく知らないからこそ、よく見ないと描けない。
さあ、しっかり観察して描きましょう。
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相変わらず横で 私がしつこく「見て 見て 見て・・そして描く」と唱えます。
「オモシロイ形や、色を発見してね〜」
「観察することの練習だよ」
「とにかくよく見て」

スケッチに集中してくると
もう、いつものにぎやかさはどこへやら・・

みんな無言で、真剣にざくろを見つめています。
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うんうん、いいぞ!
こういう時間こそが大切なのです。
この緊張感のある静けさ。
邪魔してはいけない・・と、こちらも緊張します。

白い画用紙に生き生きとした線が現れてくると
「よし!モチーフと心のキャッチボールができてるな」
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アドバイスも素直に受け止めて、また、線を描いているこどもたち。
私も大いに刺激を受けました。

パステルで軽く色をつけますが、そのときも
混色の基本や、影にも色があること、同じ赤でも黄色っぽいとか青っぽいとか・・違っているはずだからよく見よう〜・・そんな言葉を投げかけていきます。
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今回、初めてスケッチにチャレンジしたこどもたちも多かったのですが、力作揃いです。前回より大いに力を伸ばした子もいます。

スケッチは、何度も描けば描くほど成長を実感します。そして一枚一枚個性的なスケッチに仕上がりました。みんな、周りを気にせずモチーフとしっかり向き合った証拠ですね。

また、チャレンジしましょう!

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(そよみ/一年生)

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(ゆいな/一年生)

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(なおき/一年生)

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(こすず/一年生)

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(かずき/二年生)

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(りんたろう/二年生)

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(としき/二年生)

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(もあ/三年生)

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(けいと/三年生)

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(ちさと/四年生)

そして・・・

今回、おとなのクラス(隔週火曜日夜に開いています!)でも、ざくろのスケッチにチャレンジしました。小学生以来のスケッチだとのこと!
日頃忙しい時間を過ごしているおとなの方々も、小一時間じっくりとモチーフと向き合いました。
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2014年10月23日 (木)

こどもの味覚

最近、こんなニュースを目にしました。
三割ものコドモたちが味覚を正しく感じ取ることができない?! 

しょく感教室を始めた頃から、コドモたちに 食べ物や素材の 味や香り、手触りや音など、五感を刺激するたくさんの体験をして欲しいと スタッフ(岩本留里子と鶴岡まり子)で頭をつきあわせてテーマを考えてきました。

小さい頃の食にまつわる体験は、その後大人になっても健康への関心も含めてずっとつながっていくものであるし、触れたりかおったりすることが、イメージ力を高めることにもつながると思っています。

だしをとったときの、やさしくおだやかな鰹節の香り
土鍋でご飯が炊きあがったときに、ふたを開けたとたんに広がる甘い香り
少ない量なのに、鼻にツンとくるスパイスやお酢の香り
小麦粉を手で直接触り、こねながら、うどんやパン、ピザをつくる蝕感
野菜の部位によって、甘かったり苦かったり、味わいや香りが微妙に異なること・・

ちょっとしたきっかけで、苦手だった食材に親しみをかんじるようになったり、関心が高まったり、そして食べるだけでなく食を演出することの楽しさ・・
小さい頃からの実体験がとても大切であると、信じています。

次回の 2014/11/15(土)の しょく感教室vol.35 は
何種もの スパイスやハーブを香ってみますよ!
お気に入りを見つけたら・・それを混ぜ込んで、オリジナルのソーダパンをつくってみましょう。
どんな ワークショップになるか、楽しみです

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2014年10月 5日 (日)

食育と造形 五感を使ったワークショップ「しょく感教室vol.34」 ご報告!

2014/9/20(土)に行われた しょく感教室vol.34 うまみほんのり 月見おにぎり! のご報告です。

今回のテーマは「うま味」
だしの基本である一番だしをとり、それを味わい、それを使ってうま味ご飯を炊きます。
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やさしく穏やかな 昆布と鰹節の香りが部屋いっぱいにひろがりました。
私は、おだしの香りをかぐと幼い頃のお正月の朝を思い出します。鰹節たっぷりのおだしを使ったお雑煮。母がみんなより少し早く起きて だしをとって準備している光景。目覚めると、すでに部屋中が穏やかな おだしの香りに包まれています。
・・こんな風に、香りと記憶というのは結びつくそうですね。みなさんは、どんな香りで記憶がよみがえるのでしょう?

さて、自己紹介のあとに、フードビジネスコーディネーターの岩本留里子さんから「だし」の話を聞きました。

和食の基本となる「だし」ですが、最近は仕事で忙しいお父さんお母さんが多いですから、なかなかゆっくりだしを取っている暇がありません。インスタントに頼る方が多いと思いますが、本物とインスタントの味のちがいはどうなのでしょう?
今回は、トビウオからとった「あごだし」と、「鰹だし」のインスタント と、 一番だしを飲み比べてみました。
インスタントは、塩気が強いようでハッキリとしています。あごだしは甘みが加わっています。一番だしは、味は薄いのですが香りが豊かで淡泊な味の奥にうま味を感じました。
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では、このうま味たっぷりの一番だしを使って、ご飯を炊いてみよう。お米を研ぐところから。一番最初のお水はさっとくぐらせてすぐに捨てる。そのあと、キャッチボールするときの手でやさしく動かしながら米をといでいきます。
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土鍋で炊きあがったご飯。しっかりと粒がたち、いい香りです!
白いご飯と食べ比べてみました。
うま味ご飯は、しっかりとだしの味を吸収しておいしい!
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このご飯を使って、小さな丸いおにぎりを一人14個! それを飾り付けもしながら積み上げていき 月見おにぎりを完成させました。
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だしの香りや うま味ご飯の味わい・・参加してくれたこどもたちの記憶にしっかりと刻まれたでしょうか。たくさんの味や香りを体験することは、味覚の巾が広がるだけでなく、果てはイメージ力まで豊かになるであろうと思います。
何でも仮想体験が先行してしまうこの頃、こどもたちには、こういう五感を使った実体験をたくさんして欲しいなと思っています。

次回は 11/15(土)となります。お楽しみに!

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