ちいさなてんらんかい 2015 より 作品紹介01
2015/6/27〜29に開催した ちいさなてんらんかい に展示した作品から、少しずつご紹介します。
現在小学5年生のCちゃんは、昨年のてんらんかいで見た、青い鳥
に刺激されて、自分でも作ってみたいと昨年の7月から羊毛で鳥を作り始めました。図鑑を見たり、自分のイメージを膨らませながら、こんな鳥がいたらかわいいな・・という気持ちで形を作っていきました。
羊毛の色も選びつつ、しっぽの形やくちばしにもこだわり、ニードルを使ってコツコツと羊毛をフェルト化していきました。
鳥のホワッとした丸みをどう出すか?羽を胴体につけていくときに、ニードルで刺しすぎると形がへこんでしまうので、その丸みがむずかしく、頭部や尾をつけるときも、バランスを見ながら慎重にニードルを刺していきました。 鳥の脚もワイヤーを使ってリアルに表現し、目を糸で留めるときにはパーツがぴったりのサイズで、思わず笑ってしまうくらい。 少しずつ仕上がってくると、より一層愛着がわいてくるようです。
鳥だけでなく、その周りの世界も創ることを課題としました。
Cちゃんは、木をどういう風に表現するか少々悩んでいましたが、仕上がり感を相談しながら、新聞紙を芯にしてねんどを周りにつける方法でやってみることに。
木を2本立てて、同じところに二つの季節が(春と冬)存在するようにしたい、そのために木の幹の色は違う色で塗り、春は柔らかでやさしい桜色の紙を使って表現したい、冬は雪を枝に乗せたい、巣をその上に乗せたい・・・
Cちゃんのイメージはハッキリとしていました。
地面に丸い池があり、その周りにはカラフルな石で囲みました。池に水がはっているようにしたかったのですが、てんらんかいにはちょっと間に合わず、ニスを塗ったことでヨシとしました。
実は、てんらんかい直前にCちゃんは膝をけがしてしまって休んでしまったこともあるのですが、絶対に仕上げたい、という強い思いで 明後日からてんらんかいが始まるという日に・・・ようやく完成にこぎ着けました!
今回のてんらんかいでは、一番の注目作品となりました。
努力が実りましたね。
制作期間中に、何回か鳥を家に持ち帰り、遊びに来ていたおばあちゃんや家族に見せたいと言っていたCちゃん。 とうとう完成して、ようやくお家に持って帰れますね。Cちゃん、よく頑張りました。
スターバード
■くふうしたところ
左右の木を反対の季節にしたところ
■むずかしかったところ
鳥のどだいや、もよう
■どうして作りたいと思ったのですか
アニメの中で小鳥がゆびにとまっているシーンにあこがれて作りたいと思った
■スターバードが生まれた場所
七夕の天の川の星からうまれた
■好物
雲
■とくいなこと
速くとぶこと、泳ぐこと、
■とくべつなひみつ
池の中にもぐっていくと りゅうぐうじょうのような鳥の国があって、幸せにあふれている人がしょうたいされる
てんらんかいで寄せられた、Cちゃんへのメッセージ(作品を選んだ理由)をご紹介します。今回のてんらんかいで一番たくさんのメッセージをいただきました!
・鳥の足までていねいにできていますね。木の季節を変えたのもナイスアイデアですね
・大きくハッキリしっかり作れていていいと思いました!目の所もリアルでいいね。巣もちゃんと木でできていて良かったです!
・きれいな鳥と池がすてき。ほんものみたいですごい。
・鳥の巣が本物の木でできているのがいい!いけのまわりの石が黒だとつまらないけど丸いきれいな色でいい、鳥の もはもはかん があっていい!木が本物みたい!!木だけではなく花びらがあっていい!!
・とりがかわいい。いけのまわりにあるいろどりいい いしがきれいです。
・ことりがかわいい、わたしもそんなのがつくりたいです。
・鳥が本物みたい。巣も上手だね。
・鳥が生きているみたい!ていねいにていねいに作品を大事に思う気持ちが伝わりました。
・さくらやすの中にいる黄色のとりがかわいい。むずかしかったですか?見た目がすごくきれいです!
・長くてもきれいにつくれていたのでお気に入りです。鳥など桜のところがていねいに作ってあったのでびっくりしました。
・鳥のかわいさにひかれました。幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。
・まるで絵本の1ページみたい・・。ファンタジックで美しいですね!
・巣や池までつくるなんてほんかくてきですごい。
・スターバードが生まれた天の川も鳥の国もそれをくわしくしりたかったからお気に入りに選びました。
・とりがリアル(巣などもすごい)、左右の木がちがう季節、池がすごい!
・とりがりある、とりのすがきれいにつくられていた。
・わたでつくったとりがかわいいです。わたしもつくってみたい!!
・しあわせなきもちになるから(えらびました)
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