塩の絵
天候が不順な夏でした。
猛暑が飽き飽きするほど続いたと思ったら、がくっと気温が下がりずっと雨。
これまた、これでもかと続き、挙げ句の果てには二つの台風に挟まれ縦に伸びた雨雲により激しい雨が降り続いて 大きな水害に見舞われた地域も多数ありました。
被災された地域の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、こどもデザイン造形教室の活動報告です。
夏休み明けから、ずっとずっと曇天と雨続きの中
幼児クラスでは、塩を使って模様を描き そこに絵の具で色を施す「塩の絵」にチャレンジ。
塩というのは、空気中の湿気を敏感に感じ取るのですね。
雨が続いた日には、水たまりのような様子になり 乾けば砂絵のように変化。
湿度計のよう、絵の様子でお天気を知らせてくれます。
表面の凸凹にあわせて、絵の具を入れるとじんわりとにじみ、模様が移動します。
そんな微妙な変化も感じ取って欲しいなと 実験のような絵を体験してもらいました。
雨が続いていたので、空気中の水分が加わり、濡れたようになっていましたが
また、お天気が続いたら色や表面のマチエールも変わるかな?
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