こどもデザイン造形教室 作品のご紹介 / アームズチェア
4/6 金曜日は、東京都の公立小学校で入学式があったようですね。
とても風の強い日でしたが、入学するこどもたちにとっては 特別な一日だったと思います。
こどもデザイン造形教室を、3月に卒業した Yくんも、来週は中学校の入学式かな? 緊張しているでしょうか? 新しい日々がスタートし期待に胸膨らませていることでしょう。
え? 全然、緊張してないっすよ〜〜 ・・・って声が聞こえてきそうですが・・・笑
さて、卒業時の完成を目指して ほぼ一年がかりで制作してきた作品
アームズチェアの ご紹介です。
デザインのポイントは、椅子の背もたれが動くこと!
アームズチェア ゆうと(6年) 制作期間2017/4月〜2018/3月
■くふうしたところ
背もたれが動くこと
■むずかしかったところ
全部 特に組み立て
■どういうふうに使いますか
かざる
卒業の日の 日記ページにも書きましたが、
アームチェア というと、肘掛け椅子の意味なのですが
アームズチェア だから 肘掛けはないのです!
それから、座れなくてもオッケー、デザイン重視で飾ることを主目的とした椅子です。
どんな椅子を作りたいかイメージスケッチをし、いきなり原寸大でつくるのではなく、まず二分の一サイズの模型を作ってから、本番に取りかかりました。
試作してみて気づいた修正すべき点は、直し(座面の接続部を平らにしたり)
定規やコンパスを用いて図面を引き、板を切ったり組み立てたりする際には、糸のこ盤・ハンドソー・電動ドリル等の普段使うことのない工具にチャレンジしたり。
これまで使ったことがなかった工具や道具。使うことで創作の幅が広がりますね。体験しておくと、何か作りたいと思ったときに、あのときのあの方法で!・・実現できる・・という自信につながります。
平面から立体へ・・スケッチをするところから始まり、確実な工程を経て立体作品を完成させたことで、イメージを具現化する力が付いたのではないかな?
↑1/2 模型とともに。
↑最後は、みんなの前でプレゼンテーション。
作品のポイントや、見てほしいところをアピール! オトナになってからもプレゼン能力はいつも試されます。
人前で自分の意見を述べたり、成果を発表する体験を増やしていきましょう!
ツル先生の講評では、Y君が日頃口にしていた<simple is best> について話がありました。
シンプルとは何も付け加える物がない・付け加えない、ということではなく もう削る物がない状態 ・・つまり やりきったところから減らしていく、そうして見えてくる完璧な姿。
これくらいで、まあいっか! ・・ではなく、いろいろやってみること、そして無駄な部分をそぎ落としていくこと・・だからこそ、とても難しい世界なのですね。
これからも、時々この言葉を思い出してくださいね。
遠くから、応援していますよ!
それでは、制作の様子をご紹介。
アプレットプラス こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/
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