鉛筆デッサン 2019
こどもデザイン造形教室 小学生クラスで行った
鉛筆デッサンの作品をご紹介します。
今年のモチーフは、 ディフェンバキア というサトイモ科の観葉植物です。
小学一年生や まだ入会したばかりのこどもたちも、とにかくこの植物と向き合い
鉛筆だけで画面に表現していきます。
デッサンとは、ただ描くことではありません。モチーフと心の中で対話し考え、気づきを表現する・・
見ること考えること、自分と対話すること。 大げさに言うと、モノを考える基礎 みたいなことだと思います。
鉛筆をいつもと違う持ち方で、大きく表現してみよう ということは伝えますが とにかくよく見つめて それから描いてみる。
それぞれ、何を感じたかが大切。
なんで?
どうして?
さて、二週にわたって描いた鉛筆デッサンで、こどもたちは何を感じたでしょうか?
何かを発見したでしょうか?
そして、どれだけモチーフと対話できたでしょうか。
ひびき(一年)・あやな(一年)・なつき(一年)
そうた(一年)・じゅんな(五年)・のざき こはる(三年)
ゆいな(六年)・ゆう(一年)・しょうた(二年)
りょうすけ(三年)・ゆうだい(四年)・ゆうたろう(四年)
えいた(一年)・かおり(二年)・れん(四年)
きい(四年)・はるの(五年)・まさき(五年)
かほ(二年)・くるみ(二年)・たしろ こはる(三年)
りよ(三年)・かい(五年)・写真(これがみんなが描いた植物です!)
写真だと実物よりもどうしてもコントラストが強くなりますが、実物のデッサンは来年のてんらんかいでみていただきたいと思います。(ずいぶん先ですが!!)
制作の様子は、7月の各クラスの日記で見ることができます。
何度か経験しているこどもたちは、少しずつ形がとれるようになってきましたね。
時間があったら、もっと追究できた子もいたでしょう。 もっと踏み込めるのに、途中で手を止めがちな子もいました。
特に、二週目・・手がストップする子が多発!
輪郭線を描くことで「完成」 と思っている子が多かったのですが、色を塗って陰影をつけたり存在感を追究していくと言うことに初めて気づいた子もいました。
モチーフから、何を見つけるか? ものの見方から入るとおもしろかったりしますね(講評会の時にツル先生からのお話でそれを感じたことと思います)
前回の日記にも書きましたが、どのデッサンも個性豊かな表現で、そこがいい! と思います。
何を捉えたかったのか? 表現したかったのか? 何を見つめたのか? 発見したのか?
答えは一つじゃない、自分の中に答えはある!
幼い頃から、心の中でやりとりする時間 集中して静かに見つめる時間 って・・・たくさんあっていいんじゃないかな?
それがデッサンではなく、本を読む時間でもいいし、 虫を捕まえて観察する時間でもいい。日記をつける時間でもいい。
そういう時間の積み重ね 自分との対話を積み重ねることが、おとなになるに従って力を発揮していくのではないでしょうか。
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こどもデザイン造形教室
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