木曜日の造形教室・小学生クラス
こどもデザイン造形教室 木曜日の小学生クラス!
夏休み前、最後の教室。 先週から引き続き 観葉植物のえんぴつデッサンです。
今日のデッサン終了時間をこどもたちに伝えると、 アトリエに入ってきたときには、 え〜〜!! そんなにちょっと〜!!
と言っていたのに、 なぜか デッサンの続きを描き始めたら、 あと何分? と、早く終わってほしいかのような目で時計を見つめる子も。
さあ、木曜日のこどもたちも、植物に負けずに取り組めるかな?!
Hちゃん、先週 鉛筆で全体に色を入れてみたのですが、葉っぱと葉っぱの色の違いに苦戦していました。色彩をモノトーンに落とし込む作業は、難しかったかな? 鉛筆の重なり具合で、様々な調子が出せることをたくさん追究してほしいな と思います。
Eくんは、先週、描いた形以上にモチーフを追究していくのに苦労していました。もうおしまい。と思っちゃったのかな〜? 詳しく見ていくと、どうかな? どうかな? というところ・・・いっぱいあると思うけど! 周りの方が気になっちゃったかな? 描けたフォルムは植物らしさがよく出ていますよ。一歩踏み込んでいけるようになると、また一段階成長できるね!
Kちゃんは、先週のパワーをそのまま持続させ、途中まで積極的に臨んでいました。とても元気のある表現です。でも急に、もう終わった! おしまい! と宣言したりして? えええ〜?とこちらがおどろく場面も。 鉢には色がのっているけど、鉢と葉っぱとどっちの色が濃い? と聞いてみると、 あ!そうか! と・・・こちらのアドバイスをすぐに受け入れて、またやってみよう とできるところが Kちゃんの良いところ!
Rくんは、先週描いた力強い、個性的なデッサンを さあ、どう料理しようか???? と。 どう見える? ここから見たら、こう見えない? こんなじゃない? いろいろな方向から、私たちはアプローチしてみましたが、どう受け取ってもらえたでしょうか? デッサンは、こどもたちにとってモチーフとのやりとりですが、我々にとってはこどもたちとのやりとりでもあるのかもしれません。
Kちゃんは、描くことの難しさに少し負けそうになりつつも、一生懸命取り組もうとしていました。でも、やっぱり難しい・・手前側にくる葉っぱ・・どう表現してみようか? どう見える? どんな風な形? Kちゃんは、手を動かし少しずつ形を描いてみました。 そう!そこに空間を感じるような形が表れてくる〜〜〜、と、こちらはそこなんだよ〜!!と、熱くなったりしますが、こどもたちには少しずつわかってくるかな〜?
Mちゃんは、先週お休みだったので、今日は第一回目のデッサン! 大きくやさしい線で捉えています。葉脈として見える影の向き、葉っぱの中央とつながっているかな? 見えない葉っぱのその見えない部分には何がかくれているのかな? そんな問いかけに、自分で修正を加えつつ取り組んでいました。
最後に、デッサンに添える サインについてのお話をしました。
そして、お迎えのお母さん方も交えて、みんなで作品を見てみました。
感想をこどもたちに聞くと、結構苦しんでいる?ように見えたこどもたちも、楽しかった という感想。
モチーフを前に、描く箇所はたくさんあって、楽しんで取り組めれば本当にいくら時間があっても足らないくらいです。
デッサンは、自分との対話、そして様々な造形表現の基礎となるので、アトリエでは年に一度は取り組みたいカリキュラムの一つです。
鉛筆での表現も多様で、今開催中の ショーンタン(ちひろ美術館にて 7/28まで)展にも、たくさんの鉛筆画が飾られていましたが、そのモノトーンの世界観はとても美しかった。 アトリエからも自転車で行ける距離の美術館です。 アニメーション上映もあったりして、こどもたちにも楽しめる展覧会だと思うので、お時間あればぜひ!! おすすめです。
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