羊毛のきつね 2022/7/5 完成
キタキツネは、カマクラでお休み中。
その周りには、何やら不思議な小物がいっぱい!
なんと、おでこに貼り付いているのは・・・・ パック〜?!
きつねの友だちさがしのたび すず(小学2年~3年/制作時)
制作期間 2021年11月~2022年7月
■くふうしたところ・みてほしいところ
おにぎりのつぶを作った
きつねの目を寝ているようにしたところ
■むずかしかったところ
目のかど
みみをさんかくにしてひらたくするの
■つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと
ようもうを作るのはむずかしい
ふわふわなのに、線ができる
■この作品のせつめい
きたきつねは、ねぞうが悪くて おもちゃやごはんをむいしきでこわしてしまって、ぼろぼろな家具がある
Sちゃんの思い描く世界は、まさしくSちゃんワールド!
丸くなって眠っているキタキツネの名前は、こん。
寝相が悪くて、おもちゃやご飯を壊しているとのことですが・・今の所、丸くなってきちんと寝ているようですね。
粘土で作った小物は、ふにゃふにゃの携帯や、四角いお皿、人形・・。
人形の名前は? と質問すれば、ニッコリマークにクロクロ、こん2号 との答え!
緑色の平たい丸いものは・・・ キツネだから化けるための葉っぱかな?
いえいえ、これは顔に貼るパックだそうで・・😆
常識で考えたらダメ! これは、まさにSちゃんの作ったお話の世界なのです。
羊毛で動物を作りたい、というところから始まり、
キタキツネの可愛さを表現したいと、くるりと丸まって眠っているポーズを選びました。
でもそのシンプルなポーズのおかげで、羊毛をニードルで固めるときに、ただの白いお饅頭のようなふわふわをニードルでチクチクするだけの時間が流れ、なかなかキタキツネのイメージがわかず苦労し、足の様子も丸まった体の下にある格好がどうなっているのかわからず難しくて、見えるところだけの表現になりました。
羊毛で動物を作るときには、必ず漫然と過ぎる時間があるので、それを乗り越えて自分がここまでは頑張る!こだわる!というところまで到達できるといいのですが、長くかかる時間に負けてしまうこともあります。おおよその全体像ができたら、もういいかな〜 となってしまいます。
Sちゃんも、羊毛にはかなり時間を割いたのですが、終盤、もうおしまいでいいかな〜 という様子に。
そこで、気持ちを切り替えて今度はキタキツネが住む場所作りに取り掛かりました。
カマクラを作る!と、張り子で大きなカマクラを作りました。
カマクラが出来上がったら、粘土で小物作り。それが、先ほど紹介した小物たちです。
作品発表の時に、同じクラスの子どもたちから作品に対しての質問が!
Q.カマクラに住んでいるのに、どうして毛の色が茶色いの?
(キタキツネは冬になると、白い毛になります。雪のカマクラに住んでいるのに、どうして毛が白くないの?という質問です)
A.これは春の毛色。(ちょっと考えて、夏と冬の間をとったのかな? 雪がまだとけてないけれど、毛色は白からオレンジ色に変わったんだね)
6月に開催した「ちいさなてんらんかい」の時にも、ふと足を止めてこのキタキツネを眺め、癒される〜、かわいい、とほっこりしている人が多かったのですが、なんだか不思議と人を惹きつける作品になりましたね。
次の作品は、どんなお話が展開されるのかな? Sちゃんにしか作れない独特の楽しいお話を期待しています。
それでは、制作の様子を少しだけご紹介!

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