2023/03 水曜日の造形教室・小学生クラス
今週は春休み前最後の週です。
とても暖かい1日となり、東京では今日、桜が満開になったそうです。
こどもデザイン造形教室 水曜日の様子です。
ミニチュアカフェを作っているMちゃん、今日はカフェの本棚に置く小さな本を作り足し、それから何を作ろうかな〜?と考え、キッチンに置く小さなまな板を作っていました。糸鋸盤もとても上手に使いこなしています。
羊毛でポメラニアンを作っているMちゃん、ポメラニアンの特徴である毛をだいぶ生やすことができたので、目の周りや鼻の周囲などの細かいところも少しずつ毛を増やし、羊毛が少しモコモコになっているところを針で漉きながら、毛の流れをつけていきました。
張り子の器が完成したRくん、作品表を書き、作品タイトルをつけるときには悩みに悩んで・・言葉を探して書きました。子どもたちがタイトルにつけがちな、「ふしぎな」「なぞの」「カラフル」「にじいろ」・・このフレーズを書くと、私たちはちょっとまった〜!と、ダメ出しするのです。なぜ?どうして?その言葉を選ぶの?・・って。 子どもたちが、なんとなく選んでしまうトップ5に入る言葉たち・・
少し立ち止まって、言葉についても時間をかけて考えてほしいと思っています。
これまで作ってきた粘土パーツを張り子の器にボンドで貼り付け始めたHちゃん、ボンドが乾く前に、時々ずるっと器からパーツが落ちてきてしまうので、マスキングテープで仮止めしながら進めました。
地下室を作っているSくんですが、地下に置く、作りかけの船をここ最近作っていました。今日は、その板のところに障子紙を貼り終え、さて、次はどうしようかな?と考えていました。
毎週、コツコツ細かい絵を描き続けているSちゃん。図鑑を見ながら、昆虫などの生物を描き加えています。今日も、蝶々を何種類か描いていました。
新しい自由制作について考えているRちゃん。アイデアスケッチでは、植物図鑑を調べながら何種類かの花を選び、描きました。花の咲く野原?に、蝶が何匹か飛んでいるのですが、これも図鑑で調べて描いていました。
今日もワニに色を塗るMくん。白い部分が少しでも見えたら、そこに筆を入れます。何度も塗り重ねていると、色に深みが出てきました。
今日は、最後にRくんが、完成した張り子の器を前に発表しました。
普段はおしゃべりなRくんですが、発表の時になると緊張して声が小さくなったりするのですが・・今日は、大きな声で堂々と発表できました!
独特の色合いを持つ器。深く濃い色を作り出して、全体を塗り分けました。
器についての詳しいご紹介は、また後ほど!
完成した作品をみんなの前で発表し、見てもらったり、聞いてもらったりすること。自分で作った作品を前にして、自分自身で客観的に見直すこと。 そういった行為が、少しずつ自信を持ってみんなの前で自己表現できることにつながっていくと思います。
コメント