恐竜の絵 2023/1/13完成
1月に完成していた 恐竜の絵 をご紹介します。
白亜紀前期~後期のエジプトの世界 りょうすけ 小学5~6年
制作期間 2022年2月~2023年1月
■みてほしいところ
陸上にいる草食・肉食恐竜と池の中にいる魚です
■むずかしかったところ
陸のところの草原を黄緑で広く塗ることです
■この絵に描かれているのは、どんな世界(風景)ですか
肉食恐竜で最大のスピノサウルスとTレックスよりも大きいカルカノドンサウルスがあらそいあって、その上ではスピノサウルスと同種のスコミムスが、ルゴプスという死体しか食べない恐竜が小さい竜脚類を喰っている
その真ん中には、交尾をしているオウラノサウルス、右には親子のイグアノドン科の恐竜、池の中にはオンコプリスティスという現代のノコギリエイに見えるが全長は8mの巨大魚とハイギョがいる弱肉強食の世界です
この絵を描き始めた当初、Rくんは、犬の絵を描きたいと構想を練っていました。ちょうどお家で犬を飼い始めた時期で、興味が湧いていたのかな?と思います。 ペンで描いてみようかな? どんな画材がいいかな? と仕上がりに悩んでいることもありましたが、まずは下描きができてから・・ということで描き始めることになりました。 世界で一番大きな犬 アイリッシュ・ウルフハウンド を描いてみたいとの要望があったのでネット検索した写真を提供。写真をもとに何度も描いては消し、描いては消し・・
手が動いているときには、とてもいい調子で形も捉えられていたし、なかなか味のあるタッチで出来上がりを楽しみにしていたのですが、しばらく時間がたってからまたRくんの前を通りかかると、なんと、さっきまで描いていた犬がすべて消えている!!
もったいない〜! どんな内容にしろ、残しておいたら? と声かけしてみるものの、納得できないのか、また消してしまう。
大きな犬だけでなく、さまざまな犬種も調べて何匹も描いていたのですが、それもまた痕跡は消えており、そのような時期がしばらく続きました。
Rくんの在籍している金曜日クラスのこどもたちは、恐竜や生き物に興味のある子が多く、周りで恐竜の話や爬虫類、怖い生物 なんかの話題になると、一番年上で知識豊富なRくん、生息地や名前の由来、恐竜であればどういう時期の恐竜か・・等々、教えてくれます。そんなRくんなので、やはり一番興味のあるものを題材にして絵を描いてみたら? ということになり、恐竜をテーマにようやく筆が進むようになりました。
それでも、恐竜の姿形をこだわりを持って描き、消してしまうことも多く、色入れまでに相当な時間が・・
季節の工作や夏休み冬休みなどが制作期間に挟まったこともあり、完成までとても時間がかかりましたが、ようやくすべてに色を入れなんとか完成したのが年明けとなりました!
背景や、地面など もっともっと、筆をいれても・・という欲もありましたが、なにしろ6年生のRくん、卒業制作として別の制作を開始したいので、完成としました!
この絵にまつわるストーリーは、さすが恐竜に詳しいRくんならでは! 日々、興味を深掘りしていることの強みを感じますね。
現在制作中の卒業制作も、かなり時間が押しています! 限られた時間の中で、完成させることができるか?!
どんな生物が登場するのか? 楽しみにしています。がんばれ、Rくん。
🌟制作の様子は、2022年2月〜2023年1月 金曜日クラスの日記でも見ることができます。
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