2023/05 木曜日の造形教室・小学生クラス
近所の小学校では、週末に運動会があるようです。
ここ数年はコロナの影響で、家族でも限られた人しか見られなかったと思いますが、今年はそんな制限もなく、見ることができるのかな?
コロナでこどもたちのいろいろな行事も制限されてきただけに、「当たり前」のことも変わってきてしまいました。
今年は、のびのびした環境で、みんなで応援しながら、こどもたちが活躍できる元気いっぱいの運動会になるといいですね。
さて、木曜日の様子です。
Hちゃんの考えた器の形は、少しつぶれた球体から背の高い高台が裾に向かって広がっているデザイン。難しいところもあるけれど、ぜひ実現してほしい! というわけで、風船の形を利用して作った球体を切り、中間の層を切り取ってまた上下を新たに合体させてから張り子をすることにしました。まだまだ張り子は続くけど、がんばって!
Jくんは、絵の具の混色に興味津々。先週から、色カードを作って貯めています。ともすれば、新しい色をカードのために作ることの方が主になってしまうので、せっかく作った色は絵に塗ってね〜、と声をかけています。今日もカードがたくさん増えました。
先週、こんな器にする、と決めたIちゃん、今日から実際の張り子作業を開始。ボンド水を作って、紙を順番に貼って・・・ その繰り返しで固くなっていく紙。実際に来週、どれだけ固くなっているかを確認したら、なるほど!と、実感するかな?
粘土で作っていた蝶の形を紙やすりで削って整え、そこに色を塗っていきました。区切りながら塗っている模様がとても個性的。色の組み合わせもKちゃんが好きな色が上手に組み込まれていますね。今日は、とても集中して制作していました!
限られた時間内で制作しようと、すぐにスイッチが入ってものすごく集中して作っているKちゃん。今日は、何をする予定だっけ? と以前にクロッキー帳に書いた予定を確認し、スイッチオン! 今日は木を作ることにする、と決めてワイヤーで木の芯を作っていました。
先週板に書いた線がサイズ違いだったので改めて書き直し、ノコギリと糸鋸盤で切っていきました。あらかじめカッターで線を引いておくと、糸鋸盤でもその線に沿いながら切ることができるということで、カッターも使いました。
来週はもう!6月・・
あっという間に一年が半分過ぎていきますね〜
子どもたちにとっては、1ヶ月2ヶ月という単位でどんどん成長していきます。
一つ一つの体験がとても貴重。アトリエでは、道具を使い絵の具を使い、少し時間のかかる作業も体験しながら、実際に手に触れ目でみて、実感していくことばかり。でも、そういう実体験があってこそ、どんなふうにものが組み立てられたり形になったり平面が立体になるかを知ることができます。微妙な色の違いにも意識が向きます。
小さな体験でも、一つ一つ積み上げていきましょう!
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