展覧会

2018年9月13日 (木)

六本木21_21 AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展

六本木ミッドタウンにある 21_21 DESIGN SIGHT で開催中の
企画展「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」 を観てきました。

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観る というよりも 感じる とか 浸る といった方がいいかな
サイトでの紹介にもあるように 「音楽建築空間」 を体感する展覧会。

小山田圭吾氏の音楽がくり返し流れる中で、参加している作家たちの映像が空間全体を覆い尽くします。
舞台のように高くなっている床までも映像で埋め尽くされ、動き続ける映像と音楽の中にドップリと没入する。 

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写真撮影もほとんどの場所で可能。動画も15秒以内ならOK。
撮影により、空間から平面へ切り替わる面白さも味わえるので、撮影し合う楽しさを味わうなら友人や家族と共に、複数名で行くのがオススメ。 

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でも、この空間でしばらく「無」になり、アイデアやインスピレーション、心の内側からフツフツとわき上がる何かを得ることも可能かもしれない。そんなときは、一人で音と映像の世界に浸るのもいいかも。

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とにかく、
ここでいろいろ書くよりも、体感してみることが一番!
観る人聴く人それぞれの五感に響きつつ、次につながる何かを感じ取れるかもしれない・・

10/14まで 六本木ミッドタウン 21_21DESIGN SIGHT にて開催中

*中学生以下は無料です

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2018年8月30日 (木)

2018 夏休みに観た展覧会 まとめ その2 国立近代美術館・東京都美術館・東京国立博物館

その1では、夏休み前半の展覧会巡りについて書いたが、その2は後半。

これまた、酷暑と酷暑の合間、奇跡的に30℃を下回った涼しい日。

8/29のご報告。
今回は、竹橋から上野を巡る予定をたて・・・いざ!

■国立近代美術館 ゴードン・マッタ=クラーク展

中学生の頃から、何度も足を運んでいた 竹橋の 国立近代美術館。
リニューアルしてからは、足も遠のいていた。

地下鉄の駅から地上に出ると、お堀端は通りが広く空も開けていて、皇居が近いこともあり落ち着いた独特の雰囲気で、なんとなく東京観光気分になるのだった。まばらに歩いている人にも、外国人旅行者が多い。




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お堀には、酷暑のせいなのか何が理由かはわからないが、水草がいっぱい。

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そもそも作者のこともよく知らなかった。どんな展覧会?と好奇心だけで観に行ったのだが、会場を巡るうちにドップリとその世界にはまった。

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マッタ=クラークは、70'sにニューヨークを拠点として活動していた現代アーティスト。現代美術というと、とっつきにくくてわかりづらくて・・という向きもあるが、この展覧会には、動線と共に比較的わかりやすい文面での説明書きがある。


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読み進めながら、作品を前に考える。

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館内はバックパッカー系の外国人も多く、各所に鑑賞者が点在して、映像や写真を前に作者の意図するところを考える。

ビルを切り取ったりぶち抜いたり、時計台や木にぶら下がったり、ゴミを固めたり、地下にもぐったり・・彼の問題提起は大胆で行動的で、社会を、人の心を揺さぶる。若くして亡くなった彼が現代に生き続けていたら、混沌とした今の時代に 何を問題とするだろうか?

あるいは、現在 自分たちが身の回りに感じている問題を、文字や言葉ではなく、彼のように行為や作品として提起するとしたら・・・・自分だったら何をする? 

いろいろとごちゃごちゃと頭の中をひっくり返されながら巡るうちに、予想外に館内に滞在していた自分がいた。

映像で興味深かったのは、foodについて、当時の市場や食をリアルに移しているフィルムだった。キレイに加工されていないありのままの当時のアメリカ。生活臭がプンプンする。

館内寒かったが、会場構成も空間デザインも良かった!

次に向かったのは、上野。

平日とは言え、まだ夏休み中のこどもたちや家族連れ、シニアのお友だち同士、外国人観光客・・ 
ワンサカ 人が歩いている!

■東京都美術館 おべんとう展

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こちらは館内写真NG

地下三階 江戸時代のお弁当箱の創意工夫や世界のお弁当箱コレクション、NHKサラメシでもおなじみ 安部了さんの写真がおもしろかった。
特に江戸時代のお弁当箱。外に持ち出して食を楽しむその風景をイメージしながらのデザイン、おせっかいなまでの事細かな配慮。何しろ、お重の蓋が碁盤になっていたり、双六になっていてコマが小さな巾着袋に入っていたり。これらのお弁当箱は、日常と言うよりも特別な日のお弁当なのだろうけど。
安部了さんの写真は、日常。日常のお弁当。飾らない、当たり前のお弁当の時間。だからこそ楽しい。

お弁当って、これだよな〜。海苔。・・デッカイ海苔!
味がしみたご飯。おいしいよな〜。

・・・普段作っているし、お弁当は日常の一コマ・・そんなイメージを持つ私にしてみると、地下二階地下一階に展示されていた 参加型の展示「おべんとうの精霊」 や 北沢潤氏による 「おすそわけ」の展示は ちょっとわかりにくく伝わりにくく、お弁当に対してのイメージの相違なのかな・・はっきり言ってイマイチだった。

参加している人をみても、なんとなく物足りない表情の人や楽しんでない感 満載でしたけど。 精霊からのメッセージも、お弁当じゃなくったっていいんじゃない?食べ物についての作者の考えでしょ。展示方法も、参加型にしては単調。どの部屋も同じ。ただ色と中にいるマスコット?が違うだけ。あんまりおもしろくない。
北沢氏の展示は、通路にたくさんの雑貨が並んでいたけど、私の前に歩いていたおじさんは係の人に、これはお店ですか?買えるんですか?って・・聞いてた。私もちょっとそう思ったし。お弁当と何の関係があるのか?コミュニケーション? 通じないな〜・・・フリーマーケットか不要品交換会みたいに感じてしまった(すみません!)

たぶん、作者二人とも、お弁当を作ったことがないと思う。いいすぎかな・・・どう? ちがう?! 
お弁当って、もっと家族的で、日常で、生活で、忙しいさなかでも無償の愛が実はつまってるっていうか・・・見返りを求めない心っていうか。そんなイメージを持つ私にしてみると、なんか違ったな〜。

三年前の同館での キュッパの美術館がおもしろかったから、同じ流れで期待して行ったんだけど、残念!

後から、調べてわかったのだが、最後のフロアに行き忘れて(!)見逃した展示があった模様・・・大塩あゆ美さんと小山田徹さん森内康博さんの作品・・・特にお父ちゃん弁当は、見たかった!私の思うお弁当の世界に近かったんじゃないかな。日常であり親子のコミュニケーションツールそしてクリエイティブ!・・そう、こういうコミュニケーションだよな〜ってね。
うむむむsweat02



そして、竹橋滞在が予想外に長引いたために、上野滞在が時間ギリギリになってしまい・・おべんとう展の次に、都美術館でやってる藤田嗣治展に行くか?それとも9/2までと会期終了が迫るトーハク縄文展に行くか?迷ったけど、縄文展へ! 

17時閉館なので、一時間しか見られなかった。 

■東京国立博物館 縄文 JOMON

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怒濤の縄文土器の数々、そして平日夕方でも混雑とは圧巻! 
紀元前3000年の土器とか、そもそも縄文時代は一万年とか・・あまりにも遠すぎてスケールが大きすぎてクラクラする。
しかし、土偶の表情・バランス、縄文土器が実際はとても大きくてがっしりしているとか、模様の左右対称や完成度の高さとか。

時間がない中、土偶の方に興味があったのでそちらを中心に動く。

真っ赤な壁紙、床・・その特別空間に展示された国宝土偶を何度も見つめる。
こういう一言で済ませていいのかどうかわからないが、カワイイ! 特に、縄文の女神のプロポーション! よくできてるな〜。 どうしてこういう形にいたったのだろう? 

・・走り抜けるように、かいつまんで鑑賞。

あっという間に蛍の光♪が流れてきてしまいました。

それにしても、やっぱり本物を空間ごと観る行為は大切だと思う。
五感を通しての刺激がとても大きいから。 

観る、感じる、考える・・。

そして、鑑賞するときには、小さなメモと鉛筆(美術館博物館はインクやペンを禁止しているところが多いので)を持参することをオススメする。 気になったところや、好きなところ、少しずつでもメモしておくと自分がどんなところに興味をもっているのかがわかるのでは?  
メモをすることで記憶にしっかりと残るし、アイデアのヒントをもらったり、背景を調べたいと思う発端になったり・・そこから何かがつながっていく。 
こどもたちには特に、美術館や博物館をそういう場としてどんどん利用してほしい。

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2018 夏休みに観た展覧会 まとめ その1 東京都庭園美術館・目黒区立美術館

連日記録的な酷暑が続く東京だったが、たまたま出かけたその日は涼しかった!
それだけでも、うんと得した気分。

普段まとめて観ることができないから、ここぞとばかりのてんこ盛りで
展覧会をハシゴ。

まずは、夏休み前半 7/27のご報告。 
この日も酷暑と酷暑の合間に訪れた奇跡的に涼しい日だった。だからこそ二つの美術館を巡る力も湧いたというもの。
効率的に回るために、近い場所で開催中の二つを選択。


■ 東京都庭園美術館 ブラジル先住民の椅子

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館内のほとんどが撮影OK。

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アールデコ様式の建物内、各部屋の照明やドアノブ、カーテン等の装飾具も含めて、空間全体を堪能しながら、ユニークな椅子たちを眺める。 

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会場の空間構成は、建築家の伊東豊雄氏。 
アールデコと 素朴な形体の椅子がコラボ。


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ハチドリやコンドル。

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椅子と空間、全体の色合いがマッチして心地よい。


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エイのユーモラスな表情・・・そもそもエイを椅子にするとは!


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ブラジル先住民の暮らしの隣には、あたりまえに広大な自然と動物が存在する。
椅子に表現された表情や形に、動物に対しての敵対心はなく、むしろ親しみや畏敬の念を感じる。細かく表現された模様にも注目。使い込まれていく色・ツヤが美しい。


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最後に新館に到着。ここは、これまでのアールデコ様式の建物とはちがってシンプルモダンな空間。


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まっ白な空間の中で動物たちに囲まれながら、身体をビーズクッションにゆだねて、しばし心の解放・ふしぎなリラックスを体感。

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都会の喧噪の中に緑豊かな庭園と共にある美術館は、日常の雑事から解放されリフレッシュするのにもとても良い場所でオススメです。


次に、庭園美術館から目黒駅に戻りそこからまた徒歩10分ほどで 目黒区立美術館。

北欧系のインテリア雑貨が人気の今、陶芸はどんなモノが並ぶのかを観てみたくて。

■ 目黒区立美術館 フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア


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こちらは、館内撮影NG

たくさんの壺や花瓶、普段使いの器等々が並べられた会場。
形や色使いにヒントをもらえるような気がする。

それで、どの作家が気になったかな、と考えたときに
フィンランド語は日本人にとって、頭に入りづらい(って思うのは自分だけ?)・・作家名を一度に覚えようとしてもなかなか厳しいsweat02

トイニ・ムオナとか、キュッリッキ・サルメンハーラ、アウネ・シーメス、フリードル・ホルツァー=シャルバリ・・・・

便利なことに、今の時代ネット検索すればすぐに画像が出てくるから。本物を観てそのあとの確認だけだったら結構かんたんにできる。(だからなおさら覚えられない、覚えないって、悪循環sweat02
ただし、やはりこうした陶芸などの立体作品は特に画像と本物とでは、色やスケール感、まわりこんで全方位で観られるかどうかが全く違うので、
なんと言っても実物を観ることが大切だ。

中でも陶板は初めて観たこともあり興味深く、その完成度や色合いの美しさに感心した。
ルート・ブリュック の作品は、情景を描いた絵画や幻想的な絵本の挿絵のようであったが、ビルゲル・カイビアイネンの作品は、彼自身、北欧陶器のブランドとして有名なアラビアのデザイナーとしても活躍した経歴の持ち主だけに 陶板に描く世界が図案化されている。そこがまた気に入ったところでもある。陶器とビーズ、陶器と透明プラスチック板など異素材を組み合わせて作品にしているところもおもしろい。
鳥のオブジェやチョウチョの表現など、かわいらしさが垣間見えて親しみを覚えた。そのあたりが北欧陶器の人気の秘密かもしれない。

目黒区立美術館は、隣が区民プールになっている。こどもたちのはしゃぐ声と水しぶきの音。夏休みらしい空間の横で静かに鑑賞の場を持てるなんて、さすが都会の目黒区、なかなかしゃれているなと思った。


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2018年6月24日 (日)

ちいさなてんらんかい 2018 day 2

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あさは雨が残っていましたが、幸い開場時にはあがりました。


午後にはおひさまも顔をだし、おかげさまでたくさんの来場者をむかえることができました。


子供たちの作品の力が雨雲を海のほうへおしかえしたようです。

 


ちいさなてんらんかい 2018
6月23日(土) 10時〜18時30分
6月24日(日) 10時〜18時30分
6月25日(月) 10時〜16時30分
 
*最終日は終了時間が早いのでお気をつけください

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2018年6月23日 (土)

ちいさなてんらんかい 2018

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午後から雨模様ですが、「ちいさなてんらんかい」ひらいています。




ちいさなてんらんかい 2018
6月23日(土) 10時〜18時30分
6月24日(日) 10時〜18時30分
6月25日(月) 10時〜16時30分
 
*最終日は終了時間が早いのでお気をつけください

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2018年3月 7日 (水)

ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる 世田谷文学館

先週金曜日、行くなら今でしょ、とばかりに急遽 世田谷文学館で開催中の展覧会 「ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる」を見てきた。


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初めて行く世田谷文学館。
最寄りは芦花公園駅とある。芦花公園と言えば横浜方面へ向かう途中、環八を車で通るときに横目で見る程度で、その界隈を歩いたこともなかったし、車以外の交通機関は? 駅は? ・・・と、全く知らない土地だったが、よく調べてみると 荻窪駅南口から芦花公園行きのバスが出ているという。 ならば、それが一番行きやすい!荻窪までは自転車をとばし、駐輪場に置いてからバスに乗った。


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ここ数年ネット上で何度か見かけて、その画風が気になって目にとまっていた画家のミロコマチコさん。 勢いのある筆のタッチや、デフォルメされた動物たち。色や画面構成、なんだか気になる。これは原画を見てみたい・・・

というのも、アプレットプラスのこどもデザイン造形教室で、今年(2018年戌年)の干支にちなんで、お正月制作は犬の板絵をこどもたちに描いてもらうことにしていた。そのための資料として使う、「犬の写真」や 「画家の描く犬」をさがしていた。
ピカソの一筆描き、ゴーギャンの赤犬。
他にこどもたちに伝わりやすいタッチの画家や作品・・いないかな?
ミロコマチコさんの絵の中には犬はなかったのだが、ただこどもたちにも この筆の勢いや動物の息づかいを感じる描き方、毛並みや模様の表現、動物の形の表現方法などを見てほしいと思い、紹介した。
調べていると、なんと年明けから展覧会が東京で開催されると言うではないか!
これは見るしかない〜。
時間をとれるタイミングがなかなか無かったのだが、とうとう先週金曜日午前中にそのチャンスは訪れた。これは行くしか無い!・・となったわけだ。

そもそも私自身はほとんどミロコマチコさんについて経歴など知らず、ただ画風に惹かれて会場に足を運んだわけだが、作品を見ると・・・
うん、想像通り。

なんというか・・・・子どもの絵に近いのです。勢いとか形の取りようとか。
そこがとてもよい。
こんなことを書いては失礼かもしれないが、たぶん、きっと・・写実的なデッサンは描かない方だと思う。というか、そういう学び方をしてきたら、あんまりこういう表現にはならないのではないかと思う。 

というのは、体の構造がどうだ、とか、体の向きに対して頭の大きさや格好はどうだ、肉付きや立体感はどうだ、とか・・そういうものの見方をしていたらこんな絵は描けない。
そうではなくて、ただ感じたまま。五感で描く、画面がこの大きさだからそこにいれるにはデフォルメもいとわない、画面の中でレイアウトしてデザインして(そこは絵本作家としての使命?) そんな感じの絵なのだ。
描くことが楽しい、描かずにいられない・・息をするのと同時に筆を動かしている、動物から受けるインスピレーションを それこそ息づかいや足音をそのまま筆先に向けて体中を動かして描いている、あらわしている・・・あるいは、動物や植物の姿を借りて自己表現を楽しんでいる、そんな絵。


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こどもたち、特にまだ小学校にあがらない幼いこどもたちの中にも、絵の具で塗るのがただ楽しい、キレイだな、こんな風な色の動物がいたら楽しいな・・
そんな感じで色を塗って仕上げていく子がいる。
ある意味、実は何にも考えてない、ただ感じたままが体から出てくる・・。

オトナになっても、そんな表現ができるミロコマチコさんの絵。
現物を 展示空間の中で ライブで 見ることをおすすめする。
どんな方法であれ、表現するとはどういうことか。
モチーフを画面に描くと同時に、
「私はここにいるよ」
と示す表現・・・
そんなことまでも考えさせる展覧会のような気がした。

入り口付近のショップでは、ミロコマチコグッズがたくさん販売されていたが、印刷物になってしまうと、色もタッチも やはり薄っぺらい。

原画の色。
オイルパステルの真っ黒い画面。グイグイひたすら塗り込んで描いている一畳ほどもあるイノシシ。
こういう作品は、やはり実物を見なくちゃダメだな。


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チケットがコウモリの形のダイカットになっているところや
階段の手すりに、色透明のシールを切り取って貼ってある辺り。
発泡スチロールの大きなオブジェ、プラバンにアクリル絵の具を塗って透明・不透明の変化をつけたモビール。
そこら辺は、雑貨好き・カワイイもの好き の人たちの心をチョコチョコとくすぐる。


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この展覧会は、4/8まで世田谷文学館で開催中。
学校の春休み中もやっているということだから、ぜひ足を運んでみてほしい。
一階で同時期に開催している 「ムットーニのからくり書物」 もおもしろかったですよ。


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一階の喫茶どんぐりも、ランチ600円、コーヒー一杯250円と リーズナブル。
世田谷区の文化施設の充実は、他区住まいからすると羨ましい限り。

〒157-0062 東京都世田谷区南烏山1丁目10−10

開催中の企画展
交通案内


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2017年11月25日 (土)

ゴッホ展/東京都美術館 と 「子供は誰でも芸術家だ。問題は、大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。パブロ・ピカソ」芸大美術館

2017年 11月24日
勤労感謝の日と土曜日に挟まれた金曜日だからか?
それとも、すっきりとした秋晴れだからか?
それとも、上野公園の紅葉がある程度見頃になったからか?
それとも、上野にある美術館の展示が最終日間近だからか?

・・・とにかく・・平日の午前中は いくらなんでも空いているだろうと思い込んでいたのは大間違いで 今日は、やたらに人の多い上野公園。

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いったいどこへ向かってみんな歩いているの? と思ったほどだが、そんな私もその中の一人。目的を持って歩いてる。

私の最初の目的地は、東京都美術館で開催中の『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』
前売り券を持っているからというのもあったのだが、来年1/8まで開催しているのだからまだまだ時間に余裕があったのに なぜ今日を選んだのか?

それは、芸大美術館で開催中の「こどもは芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。パブロピカソ」というなんとも長いタイトルの展覧会を見ることが本命。その期日が12/3とあれば、他の予定も考えると・・今日しか行けるときがないか・・・? ついでに近くで開催中のゴッホ展にも立ち寄ろう。 

そんなわけで 思い立ったら吉日、上野へ向かう。

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都美術館のチケット売り場にはすでに長い行列ができていたが、前売り券を持っているのでそこは楽々スルー。
しかし、どっちにしても会場は混雑。会場内の警備員も、「本日は大変混雑しているので、歩きながらご覧ください。見やすいところから見てください」と連呼している。
列のスキを見つけては、ササッと潜り込み、じっくり観たい絵については近づき、流してもいいなと思える資料や写真などは足早に通り抜ける。

今回のゴッホ展、浮世絵に影響を受けたゴッホの作品と 日本の浮世絵が交互に展示してあり直接鑑賞することができるのだが、双方を比較することで改めて日本の絵画の特徴や色合いを感じることができた。 浮世絵の繊細な無駄のないラインの美しさ!

ゴッホが浮世絵の構図に影響を受けて何枚もトライしている油彩を見ると、そのボリューム感とテクスチャは、浮世絵にまとめられた平坦でシンプルな画面構成とは異なるためにやや違和感を感じ、やはり少々無理があるように私には見えてしまった。遠景が明るく水平、そして手前側に描かれる草。油彩で表現するとただ乱雑に見えてしまうのは私だけ? そしてむしろ、浮世絵であらわされた単純化された線の美しさが際だって見えた。 とはいえ、何枚も何枚も作品にしていくゴッホの情熱、そしてゴッホの描く絵のブルーとイエローの組み合わせは美しい。

私なりに気になったことの防備録としてキーワードをメモ。
クロワゾニズム
サントマリーの道/色彩表現・空の黄色
水夫と恋人/色
アルルの女/輪郭線
娘の肖像/枠どりとサイドに文字
縮緬絵
草むらの中の幹

私以外の人には、わからないであろうメモ。ちょっとした一言を残すことで、私の記憶にはとどめることができる。言葉と共に頭によみがえる映像となって記憶に残すことができる。あるいは、あとから調べてみようと思うこと、制作のヒントなど。

都美術館を出たあと、その足で芸大美術館に向かう途中の風景に、浮世絵に影響された ゴッホの構図を・・秋の葉色と秋晴れの青空に ゴッホの色彩を・・感じてしまった!

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さて、本命の芸大美術館へ。

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なんと、驚いたことに チケット売り場の前にあふれんばかりの人! ・・・・これまで何度かこの美術館に足を運んだことがあるけれど、こんな様子は初めて。 さて、どうやって入ろう?

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行列の一番後ろに立て看板をもった係の人。看板には、ここから80分待ち の文字。
どうやらこれは、26日(日)が最終日の展示 皇室の彩展をみるために並んでいる行列。・・・すごい。

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「3階の展示を見たいのですが・・」 とたずねると、「あ、それは入り口から入っちゃってください」 ・・その一言に ホッと胸をなで下ろし、人混みを横目にササッと入り口を通り抜けエレベーターで三階へ。



そこでは、幼稚園から小学校、中学校、高校、大学(東京芸大)、大学院(東京芸大)の学生たちの美術作品を一同に並べた 「こどもは芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。パブロピカソ」が開催されている。


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↑上から、幼稚園・小学生・中学生の作品たち・・

他にも 後に美術家になって活躍している芸大の先生たちのコドモの頃の作品も展示されている

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↑こちらは、夏に 東京都美術館で展覧会のあった 杉戸 洋氏の 小学生の頃の作品群。



美術の役割。
表現の多様性。
こどもたちが自己表現をのびのびとするために、何もないところから想像をふくらませて形あるものへと創り上げる力を育むために、とても大切な学びとしての美術。
これから先、何でも機械やコンピューターに取って代わられるような人間たちにならないように
人間が本来持っている力、表現する力、創造する力、それらをのびのびとあらわし育むことのできる環境。 それって・・やっぱり大切だよな・・と切に思う。

「本展覧会は我が国における美術教育を再考し、美術教育に新しい流れを生み出す呼び水となることを目指しています」としているので、この展示が今回一回限りではなく、きっとこれから何回も続くことを信じつつ、そしてその目指すところに共感しつつ、展示を鑑賞。

12/3までの展示ということで会期が短いのですが、足を運んでみてはいかがでしょうか。



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帰り道、急に雲行きが怪しくなった。暗い雲の端から降り注ぐ、天からの光をもう少し見たいと思いつつ、夕方の仕事に間に合うように足早に駅に向かった。

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2017年6月28日 (水)

ちいさなてんらんかい 2017 まとめの会

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こどもデザイン造形教室の展覧会、『ちいさなてんらんかい2017 』

今年も、こどもたちの作品がたくさん並びました。
年に一度、普段は制作の場であるアトリエが 小さなギャラリーに変身する三日間。 できれば、もう少し長い期間展示して、皆様にゆっくり作品をみていただきたいところですが、今週から教室も始まりますので、あっという間にいつものアトリエに戻りました。


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26日最終日、少し早めに てんらんかいを終了し、教室に通うこどもたち対象に、展覧会のまとめ会を開きました。 作品は、作って完成しておしまい、ではなく その先にあるものをみんなで考えたり、作品に対しての思いや苦労等々をこどもたちが言葉で表現する場、保護者の方にも ざっくばらんにお話を伺ったりする場を設けたいと思い、昨年から始めました。


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普段通っているクラスを超えて、作品でしか名前を知らなかったこどもたち同士も交流できたかな。 作品から受けるイメージと、実際の作者のイメージ・・・違ったかな? どうだったかな?
そして、みんなの前で自分の作品について発表する・・・ こどもたちに身につけてほしい力の一つでもあります。  お母さん方からも、てんらんかいの感想やこどもたちの様子などのお話を伺いました。

我々スタッフからも、えんぴつデッサンや 夏休みボックスなど、制作にまつわるお話、まとめ会に参加してくれたこどもたちの作品についてのお話など させていただきましたが、時間がいくらあっても足りませんね・・・。


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参加したこどもたちに、てんらんかいの展示作品 「着せ替えボックス」を組み替えてもらいました。 組み替えることで、思いもしないような、不思議でおもしろい人間?生き物?ができあがりましたよ! 自分の枠を取り払い、無意識の組み合わせから新しいアイデアが生まれたり、むしろそれこそが創造であるということを・・楽しみながら感じ取ってほしいなと思い、今回てんらんかい用に取り組んだカリキュラムです。

20世紀初頭の芸術運動シュルレアリスムの中で『優美な屍骸』 という創作技法がありますが、そのお話なども絡めながら、まとめ会は終盤へ。

来年の てんらんかい には、どんな作品が並ぶでしょう?
こどもたちの成長と共に、今からとても楽しみです。

まとめ会へご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。

アプレットプラス こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/

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2017年6月27日 (火)

ちいさなてんらんかい 無事終了しました

アプレットプラス こどもデザイン造形教室 の ちいさなてんらんかい 2017
昨日、無事終了しました!

ご来場くださった皆様 お忙しい中、本当にありがとうございました。
当初、雨予報だったお天気も、ほとんど雨が降り続くこともなく、むしろ陽射しが出たりして・・ホッとしました。
いつも制作をしているアトリエの空間が、年に一度の展覧会会場に変身する三日間。
多くの方に、こどもたちの作品を見ていただけて、そしてたくさんのメッセージをいただけて・・本当に楽しく嬉しい時間でした。


今年もこんなにたくさんのメッセージを、それぞれの作品に、作者に いただきました!  ありがとうございます。

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展覧会全体を通してのメッセージも、たくさん いただきました。 
励みになりますhappy01

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明日からまた、教室が始まりますが どんな新しい作品が生み出されるか? 
とても、楽しみです。


アプレットプラス こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/

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2017年6月26日 (月)

ちいさなてんらんかい 1日目 2日目終了しました!

アトリエでは、 ちいさなてんらんかいを開催中です。

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24日(土)は、蒸し暑いお天気。
25日(日)は、雨予報でしたが、うれしいことにそれほど降りませんでした。
むしろ、曇り といっても良かったかも!?


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皆様 お忙しい中、お運びいただきありがとうございます!


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こどもたちのご家族・お友だち、近くにお住まいの方、お向かいの老人ホームの方、前を通りかかって・・・という方、毎年観に来てくださっている方、幼稚園でチラシを見て、と立ち寄ってくださった方・・・そして 私(ツルオカマリコ)の友人知人・・happy01、そして今日はうれしいことに 以前通ってくれていたOBOG・・・もう、高校一年生になって〜shine 背が高くなってビックリ! でも、久しぶりにお話しできてうれしいひとときでした。


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こどもたちの作品をみなさん、じっくり観てくださって・・
本当にありがとうございましたhappy01


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明日が最終日 26日 月曜日 夕方16時半までです! ぜひぜひお立ち寄りください。

アプレットプラス こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/

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