色
2018年6月 9日 (土)
2018年4月13日 (金)
Color色々 色見本帳のススメ
今年度から絵の具を使うとき、作った色、使った色を「色みほん帳」にして残そうと思います。
子供たちに「色をぬろう!!」というとほとんどの場合チューブから出した色そのままを使ってしまいます。 太陽=赤or黄、空=青、葉や草=緑と言った具合に。
でも描こうとしている空は本当にその青かな?
描こうとしている草はどんな緑?
絵の具のセットに入っている色たちは料理にたとえれば素材や調味料です。
素材や調味料をどのように組み合わせたり、混ぜると美味しい料理ができるかな? どう並べると食べたくなるような料理になるかな?
混ぜすぎて気に入らない色ができることもあるでしょう。 でも「その色、何の色に見える?」、「どういうときならつかえるかな?」と考えることで色に対するイマジネーションが広がります。
デザインの仕事でも「色」は大変重要な要素で、デザインする対象によって色彩計画をしっかり立て、発注者・デザイナー・生産の現場・商品まで間違いのない色の管理をすることが求められます。
様々な場所で色の共有をするのにpantone(上図)の色見本を使ったりします(現在は1800色以上の色が収録)。
絵の具の数より随分多い色数でしょう。
某キャラクターのスタイルガイドですが、各キャラクターは上にある色見本の番号で指示・管理されて、どこでだれが作っても同じものが作られる様になっています。
そうすることで、作品のイメージが一般に定着し、キャラクターそのものを描かなくとも配色だけでもそのキャラクターがイメージされるようになってきます。
いかにそれらしさを出すか、他との差別化していくか、そのために色選び、色使いに時間をかけるわけです。
これはキャラクターに限った話ではなく、たとえば青とレモンイエローの組み合わせを見ると何となく有名なT字がたのポイントカードを思い出してしまうことも色彩計画のたまものです。
つまり自分の使いたい色を探すというのは何よりも自分らしさを探すと言うことでもあるわけです。
せっかくそれぞれの子供たちが自分だけの色見本を作るのですから、作った色の名前も考えてもらおうと思っています。
色名も実はいろいろあって、色名事典などをみているとなるほどと思ったりハッとさせられたり、うまいねぇなんて思ったり、楽しいものです。
素敵な色名をどしどし考えて欲しいです。
自分で考えた色ではなく申し訳ありませんが、気になる色名を3色ほど。
左:IKB(International Klein Blue) インターナショナルイブクラインブルー/イブ・クラインという現代美術作家がオリジナルで作った色。 自身の作品をどれもこれもこの色をつかって作っています。 自分の名前だってオッケー。
中:新橋/明治の終わり頃から東京は新橋の芸者さんが好んで使った色。 地名だってオッケー。
右:雨過天青雲破処(うかてんせいくもやぶれるところ) /10世紀の中国の皇帝「柴栄」が「雨過天青雲破処色の器を持ってこい」と作らせた磁器の色。どんなに長い名前でもオッケー。
この色を作るのに大変苦労をしたと言うことですが、この色に対するこだわりとネーミングセンス本当に凄いですね。
雨が過ぎ去った雲の切れ目から見える晴れた空 色ですから。
観て、作って、言葉にしてみることで それぞれの子供たちにさらに素敵な感性が身につくことを期待しています。
2016年4月28日 (木)
2014年11月28日 (金)
季節の色
アプレットプラスのアトリエ近くに古い団地がありますが、その団地の庭には大きな銀杏や桜・欅・紅葉やハナミズキなどがあり、
秋が深まり寒さが増すと葉っぱがだんだんと色づいてきます。先日の火曜水曜と冷たい雨が続いたおかげで、一気に秋色に変化しました。
水曜日に雨の中、葉っぱの収穫に行ったのですが(幼児クラスの工作で使用するため)
そのときにすでに銀杏の葉が絨毯のようにふりつもっていましたから、晴れた陽射しの中なら、さぞやキレイな色だろう。その様子をこの目で見てこなくては・・と思い、慌てて団地まで走っていきました。それに、もし早朝から落ち葉掃きが行われて、片付けられていたら・・もう二度と見られません!
間に合った!
やっぱり、自然の光の中で、葉っぱは輝いていました。
いつもなら、駅まで慌てて歩き、周りの木々など目もくれないことが多いのですが、足元を見つめ、木を見上げ・・自然が創り出した色彩にたくさん巡り会って、なんだか元気をもらった朝でした。
2014年11月26日 (水)
秋の色
先週から、幼児クラスのこどもたちと、葉っぱの工作をしています。
その様子は、また後日まとめてご報告いたしますが・・
昨日今日の寒さで、葉っぱが一気に色づいています。
アトリエのそばには古い団地や川沿いの遊歩道があり、たくさんの樹木と出会えます。いつも駅まで何分で到着するか?・・等と、急いで周りに目もくれず歩いてしまうのですが、そんな分単位の時間軸とは別に、ゆったりと季節は巡っています。
こんな冷たい雨に濡れて、すでに役目を終えてハラハラと枝から落ちている葉っぱも生き生きと色づいています。
今日は、なまえのない色をたくさん見つけたような気分。木を眺めたり、足元を見たり、たくさんの色を捜しましたよ!
真冬のように寒い雨の日も、なんだか楽しくなりそうですね。
2014年6月 5日 (木)
2013年10月27日 (日)
2013年7月28日 (日)
ゴーヤオレンジ!
庭先に植えたゴーヤ。グリーンカーテンとはどんな具合になるものか?・・試しに植えてみて今年は様子見といったところのゴーヤ栽培。予想より小ぶりのかわいらしいゴーヤが少しずつ育っています。
ゴーヤと言えば、グリーン。と思っていたのですが、熟してくると鮮やかな黄色からオレンジに。このオレンジ色、やや蛍光色が混じっているのでは?と思わせるほど彩度の高い人工的な鮮やかさ!でこぼこの形がなおさら、プラスチックでできているおもちゃではないかと錯覚するほど。
しかも、収穫してすぐにひび割れてはじけてしまう。中からは、つややかな・・・ビビッドな・・真っ赤な種!
・・こんな色の種が登場するとは思ってもみなかったので、ビックリ!自然の作る色に驚き、感動!
*こんなビックリなデザートも発見しました→
2013年7月23日 (火)
2013年7月11日 (木)
サマーグリーン
夏の入り口なのに、今からすっかり夏バテしそうです
サマーグリーンという色がありますが、まさにキュウリのグリーン!年中店頭に並んでいるキュウリですが、夏野菜の代表格ですね。体を冷やす効果のあるキュウリは、暑い夏にぴったり。
シャキシャキとした歯触りをイメージするような鮮やかなグリーン!
より以前の記事一覧
- トマトレッド 2013.06.25
- いろいろいろいろ 2011.10.22
- 色の話・・日本の伝統色 萌黄色 2009.05.24
- 日常のヒトコマにも 2009.04.21
- 色の話・・日本の伝統色 桜 2009.04.14
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