2018/10/21

2018 この秋に観たい 美術展 企画展

Dscf0988

今年の夏が暑すぎて、いつまでも夏の気分でいたら・・
あっという間に十月も後半に! 
文化の日も近づき、この秋に観ておきたい美術展・企画展を
ちょっと偏りはありますが、(私の備忘録ということもあって)ピックアップしてみました。
夏休みのように長期の大型展示は少ないのですが、おもしろそうな企画展もあるようです。開催期間が短期のものもあるので、お見逃し無く。

お出かけついでに立ち寄るのも良し!
少しがんばっていくつかハシゴしても良し!
目で観て身体で感じて心で対話して記憶にとどめて。



flag上野


マルセル・デュシャンと日本美術

2018年10月2日(火)~12月9日(日)
東京国立博物館
★「芸術」をみるのではなく「考える」ことで、さまざまな知的興奮を呼び起す?!・・・まずは足を運ぶところから!


ムンク展—共鳴する魂の叫び

2018年10月27日~2019年01月20日
東京都美術館
★だいぶ前に回顧展を観たときには、見終わった後にずっしりと心が重くなったのを覚えているのですが・・・

標本づくりの技—職人たちが支える科博—
2018年09月04日~2018年11月25日
国立科学博物館



flag竹橋

アジアにめざめたら 
アートが変わる、世界が変わる 1960-1990 年代

2018年10月10日~2018年12月24日
東京国立近代美術館


日本・スウェーデン外交関係樹立150周年 インゲヤード・ローマン展

2018年9月14日~2018年12月9日
東京国立近代美術工芸館



flag目黒

エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し

2018年10月6日~2019年1月14日
東京都庭園美術館


村上友晴展 ― ひかり、降りそそぐ
2018年10月13日(土)〜2018年12月6日(木)
目黒区立美術館



flag六本木

カタストロフと美術のちから展

2018年10月6日(土)~2019年1月20日(日)
森美術館


Another Kind of Art 民芸

2018年11月2日(金)~2019年2月24日(日)
21_21 DESIGN SIGHT



flagデザイン系

ブルーノ・ムナーリ—役に立たない機械をつくった男
2018年11月17日~2019年01月27日
世田谷美術館

日本のアートディレクション展 2018
2018年10月29日(月)~11月22日(木)
ギンザ・グラフィック・ギャラリー

世界のクリエイティブアワード展 -D&AD Awards 2018-

2018年10月20日~2018年12月01日
アド・ミュージアム東京




shoe 買い物や街歩きと共に

心をつなぐあたたかな色 柿本幸造の絵本の世界

2018年9月29日(土)~11月11日(日)
武蔵野市立吉祥寺美術館(吉祥寺)


花魁ファッション

2018年11月2日(金)~12月20日(木)
太田記念美術館(原宿)


林アメリー2018・アッサンブラージュ秋の色—蘇れ!古い着物に新しい息吹を与える喜び—

2018年10月12日~2018年11月07日
O美術館(大崎)


大江戸グルメと北斎

2018年11月20日(火) 〜 2019年1月20日(日)
すみだ北斎美術館 (両国)


大きさのイメージ | ジェローム・ブシャール x マチュー・ゴーデ

2018年9月14日(金)~ 11月6日(火)
カナダ大使館高円宮記念ギャラリー(青山一丁目)


shoe 近場にも目を向けて

山田壽雄が描く園芸植物 ‐牧野富太郎が信頼した画家‐
2018年10月20日(土)~12月24日(月)
練馬区立牧野記念庭園記念館


(m)

2018/10/01

デザインあ展 日本科学未来館

週末にかけて 秋雨前線が活発化それに加えて大型の台風24号が日本を縦断直撃しそうな勢い・・・
土曜日に運動会を予定している小学校も多かったようで、気をもむ お天気でした。

そんな週末、以前から予定していたのですが
日本科学未来館で開催中の 「デザインあ展」を観てきました。


Img_0869


混雑しているとの前情報で、ちょっとビクビクしていましたが・・・
予想通り家族連れやカップル、外国人の観光客等々で混雑していましたcoldsweats01

整理券をもらった後、入館時間までの間、 みらいの「あ」 のコーナーで 小さなこどもたちに混じって あ のデザインを考えてみましたが、いきなりアイデアに煮詰まる自分が見えてきてしまって・・ひらめきとそれを形にすることの訓練をいつもしていることも大事だなあと、入場前からうろたえ気味sweat02



Img_0870
Img_0871


主催者の言葉や、ディレクターズメッセージに共感しつつ
いざ展示会場へ!

どの展示にも人が群がり大混雑ではありますが、いわゆる美術館で名画名品 目当てに大勢の人が並び少しずつ列が進む・・・ということではなくて、割と自分のペースで動けるのと参加体験型なので、それほどのストレスを感じませんでした。

そして、こどもたちにもわかりやすく親しみやすく おとなにも楽しく考えさせる内容。
体験型の展示も、体感してデザインを知る展示も、当たり前にある身の回りの事象や物事、当たり前と思っている考え それらを改めて形にして 「ほら見てごらん・感じてごらん」と目の前に差し出してくれます。

いくつかのコーナーをご紹介。


Img_0874
たまごの変身 タマゴってスゴイ。タマゴ以外でも考えられることを探してみたい

Img_0889
なかみのかたち 普段気にしないことを目の前に見せてくれる

Img_0904
かんばん「あ」 変わった書体の「あ」をつくる。これは普段から遊べそう

Img_0909
目には「め」を歯には「は」を よくよく見たら文字がいっぱい わたしたちが見ている世界を言葉におきかえると・・

Img_0906 Img_0905_2
全国名字かずくらべ 自分の名字はどれくらいの大きさかな? 今の姓と旧姓と。写真には無いけど、やっぱり鈴木は大きかった!

Img_0910
デッサン「あ」 並んででも参加すべし!

Img_0930
くうかんの入り口 犬の大きさにチャレンジしている小さな男の子

Img_0939
しくみ寿司 当たり前のことがちょっと変化したら?・・クスッと笑えるアニメーション


他にも、四方の壁面いっぱいに音楽とシンクロした映像が映し出される 体感のへやでは、解散! のブロッコリーの細かさ、いちごの粒 を解散させたスタッフの作業を想像したり、森羅万象 に出てくる紋章がもともと幾何学的な構成になっていることとその美しさに改めて驚いたり、がまんぎりぎりライン の ふっと抜けたようなユーモアに笑ったり。

どのコーナーも撮影OKだし、どの展示もとてもおもしろく楽しめた。
展示にしろ番組にしろ 企画立案、そして実際に形にして人に伝える・・それもまたデザイン! 

これから、AIが人間の仕事を奪っていくと予想され 人間を越えていくかもしれないと危惧される未来に向けて、より一層デザイン的思考が必要になってくる時代といわれます。

今年の4月18日付けの東京新聞に 
歴史学者の磯田道史さんへのインタビュー記事がありました。そこにも デザイン思考についてのことが書いてあり、共感したので切り抜いてとってありました。

Img_0941
〜〜重要なのは「デザイン思考」です。AI時代は、労働の多くをAIが担い、人間は一線から退く「総ご隠居社会」になるでしょう。そこで人間は何をするか。
AIの使い道を考える事です。目標とルールが決まっていれば、AIは威力を発揮しますが、目標自体はつくれない。だから「こんな形の建物を建てたい」と思い定めることなど「したい」の部分が大事になるのです。つまり目標のデザインです。デザイン思考は、心の自由度が高く、何をしたら楽しいかをわかっていないと持てません。努力より発想力が、教育の鍵になるはずです。〜〜

デザインあ展の開催場所である 日本科学未来館ですが、展示を見た後にあまり時間がなく常設展示をさらっと流し見るだけになってしまいました。
今度機会があれば、ぜひじっくりと見てみたい。 海外からの観光客も多く、こどもたちにもゲーム感覚で会場を巡ることができるよう創意工夫されている展示だと感じました。

Img_0945

スタンプを押して、コーナーを回るためのカード。
その裏面には

Img_0944
未来逆算思考についての説明書きが。
これもまさにデザイン思考にリンクするものです! 

アトリエでこどもたちと物づくりをする際にも、自分で掲げた目標に近づくためには今何をすべきかを考えながらプランを立てます。知らず知らずのうちに、未来逆算思考をしていた! 

・・・この考え方は、こどもたちが自分の進路を考える際にも必要になるし、おとなだって仕事をしているときにも、自分の人生を考える際にも使うべき思考です。

とても大切な力・・と感じている デザイン思考・そして今日知った未来逆算思考。アトリエでもこどもたちに 楽しみながら伝えられるといいな その方法とは何だろう まさにそれもデザイン思考! ・・と感じながら、帰路につきました。

(翌日 日曜日の夜からの台風24号による強風はすごかった!
首都圏の電車は夜にはすべて止まり、夜中になるにしたがって突風に伴う轟音・・家がきしむ音・・月曜日の朝は、葉っぱが粉々になって道に散乱していました・・)

Img_0942
(m)   


アプレットプラス こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/

2018/09/13

AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展 六本木21_21

六本木ミッドタウンにある 21_21 DESIGN SIGHT で開催中の
企画展「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」 を観てきました。

Img_0687

観る というよりも 感じる とか 浸る といった方がいいかな
サイトでの紹介にもあるように 「音楽建築空間」 を体感する展覧会。

小山田圭吾氏の音楽がくり返し流れる中で、参加している作家たちの映像が空間全体を覆い尽くします。
舞台のように高くなっている床までも映像で埋め尽くされ、動き続ける映像と音楽の中にドップリと没入する。 

Img_0716_2

写真撮影もほとんどの場所で可能。動画も15秒以内ならOK。
撮影により、空間から平面へ切り替わる面白さも味わえるので、撮影し合う楽しさを味わうなら友人や家族と共に、複数名で行くのがオススメ。 

Img_0724
Img_0721
Img_0708
Img_0709
でも、この空間でしばらく「無」になり、アイデアやインスピレーション、心の内側からフツフツとわき上がる何かを得ることも可能かもしれない。そんなときは、一人で音と映像の世界に浸るのもいいかも。

Img_0712_2

とにかく、
ここでいろいろ書くよりも、体感してみることが一番!
観る人聴く人それぞれの五感に響きつつ、次につながる何かを感じ取れるかもしれない・・

10/14まで 六本木ミッドタウン 21_21DESIGN SIGHT にて開催中

(m)

2018/08/30

2018 夏休みに観た展覧会 まとめ その2 国立近代美術館・東京都美術館・東京国立博物館

その1では、夏休み前半の展覧会巡りについて書いたが、その2は後半。

これまた、酷暑と酷暑の合間、奇跡的に30℃を下回った涼しい日。

8/29のご報告。
今回は、竹橋から上野を巡る予定をたて・・・いざ!

■国立近代美術館 ゴードン・マッタ=クラーク展

中学生の頃から、何度も足を運んでいた 竹橋の 国立近代美術館。
リニューアルしてからは、足も遠のいていた。

地下鉄の駅から地上に出ると、お堀端は通りが広く空も開けていて、皇居が近いこともあり落ち着いた独特の雰囲気で、なんとなく東京観光気分になるのだった。まばらに歩いている人にも、外国人旅行者が多い。




Img_0670
お堀には、酷暑のせいなのか何が理由かはわからないが、水草がいっぱい。

Img_0626

Img_0629

そもそも作者のこともよく知らなかった。どんな展覧会?と好奇心だけで観に行ったのだが、会場を巡るうちにドップリとその世界にはまった。

Img_0638

マッタ=クラークは、70'sにニューヨークを拠点として活動していた現代アーティスト。現代美術というと、とっつきにくくてわかりづらくて・・という向きもあるが、この展覧会には、動線と共に比較的わかりやすい文面での説明書きがある。


Img_0633
Img_0642
読み進めながら、作品を前に考える。

Img_0639
Img_0640


Img_0653
Img_0645


Img_0663_2

館内はバックパッカー系の外国人も多く、各所に鑑賞者が点在して、映像や写真を前に作者の意図するところを考える。

ビルを切り取ったりぶち抜いたり、時計台や木にぶら下がったり、ゴミを固めたり、地下にもぐったり・・彼の問題提起は大胆で行動的で、社会を、人の心を揺さぶる。若くして亡くなった彼が現代に生き続けていたら、混沌とした今の時代に 何を問題とするだろうか?

あるいは、現在 自分たちが身の回りに感じている問題を、文字や言葉ではなく、彼のように行為や作品として提起するとしたら・・・・自分だったら何をする? 

いろいろとごちゃごちゃと頭の中をひっくり返されながら巡るうちに、予想外に館内に滞在していた自分がいた。

映像で興味深かったのは、foodについて、当時の市場や食をリアルに移しているフィルムだった。キレイに加工されていないありのままの当時のアメリカ。生活臭がプンプンする。

館内寒かったが、会場構成も空間デザインも良かった!

次に向かったのは、上野。

平日とは言え、まだ夏休み中のこどもたちや家族連れ、シニアのお友だち同士、外国人観光客・・ 
ワンサカ 人が歩いている!

■東京都美術館 おべんとう展

Img_0676_2
Img_0676
こちらは館内写真NG

地下三階 江戸時代のお弁当箱の創意工夫や世界のお弁当箱コレクション、NHKサラメシでもおなじみ 安部了さんの写真がおもしろかった。
特に江戸時代のお弁当箱。外に持ち出して食を楽しむその風景をイメージしながらのデザイン、おせっかいなまでの事細かな配慮。何しろ、お重の蓋が碁盤になっていたり、双六になっていてコマが小さな巾着袋に入っていたり。これらのお弁当箱は、日常と言うよりも特別な日のお弁当なのだろうけど。
安部了さんの写真は、日常。日常のお弁当。飾らない、当たり前のお弁当の時間。だからこそ楽しい。

お弁当って、これだよな〜。海苔。・・デッカイ海苔!
味がしみたご飯。おいしいよな〜。

・・・普段作っているし、お弁当は日常の一コマ・・そんなイメージを持つ私にしてみると、地下二階地下一階に展示されていた 参加型の展示「おべんとうの精霊」 や 北沢潤氏による 「おすそわけ」の展示は ちょっとわかりにくく伝わりにくく、お弁当に対してのイメージの相違なのかな・・はっきり言ってイマイチだった。

参加している人をみても、なんとなく物足りない表情の人や楽しんでない感 満載でしたけど。 精霊からのメッセージも、お弁当じゃなくったっていいんじゃない?食べ物についての作者の考えでしょ。展示方法も、参加型にしては単調。どの部屋も同じ。ただ色と中にいるマスコット?が違うだけ。あんまりおもしろくない。
北沢氏の展示は、通路にたくさんの雑貨が並んでいたけど、私の前に歩いていたおじさんは係の人に、これはお店ですか?買えるんですか?って・・聞いてた。私もちょっとそう思ったし。お弁当と何の関係があるのか?コミュニケーション? 通じないな〜・・・フリーマーケットか不要品交換会みたいに感じてしまった(すみません!)

たぶん、作者二人とも、お弁当を作ったことがないと思う。いいすぎかな・・・どう? ちがう?! 
お弁当って、もっと家族的で、日常で、生活で、忙しいさなかでも無償の愛が実はつまってるっていうか・・・見返りを求めない心っていうか。そんなイメージを持つ私にしてみると、なんか違ったな〜。

三年前の同館での キュッパの美術館がおもしろかったから、同じ流れで期待して行ったんだけど、残念!

後から、調べてわかったのだが、最後のフロアに行き忘れて(!)見逃した展示があった模様・・・大塩あゆ美さんと小山田徹さん森内康博さんの作品・・・特にお父ちゃん弁当は、見たかった!私の思うお弁当の世界に近かったんじゃないかな。日常であり親子のコミュニケーションツールそしてクリエイティブ!・・そう、こういうコミュニケーションだよな〜ってね。
うむむむsweat02



そして、竹橋滞在が予想外に長引いたために、上野滞在が時間ギリギリになってしまい・・おべんとう展の次に、都美術館でやってる藤田嗣治展に行くか?それとも9/2までと会期終了が迫るトーハク縄文展に行くか?迷ったけど、縄文展へ! 

17時閉館なので、一時間しか見られなかった。 

■東京国立博物館 縄文 JOMON

Img_0677
怒濤の縄文土器の数々、そして平日夕方でも混雑とは圧巻! 
紀元前3000年の土器とか、そもそも縄文時代は一万年とか・・あまりにも遠すぎてスケールが大きすぎてクラクラする。
しかし、土偶の表情・バランス、縄文土器が実際はとても大きくてがっしりしているとか、模様の左右対称や完成度の高さとか。

時間がない中、土偶の方に興味があったのでそちらを中心に動く。

真っ赤な壁紙、床・・その特別空間に展示された国宝土偶を何度も見つめる。
こういう一言で済ませていいのかどうかわからないが、カワイイ! 特に、縄文の女神のプロポーション! よくできてるな〜。 どうしてこういう形にいたったのだろう? 

・・走り抜けるように、かいつまんで鑑賞。

あっという間に蛍の光♪が流れてきてしまいました。

それにしても、やっぱり本物を空間ごと観る行為は大切だと思う。
五感を通しての刺激がとても大きいから。 

観る、感じる、考える・・。

そして、鑑賞するときには、小さなメモと鉛筆(美術館博物館はインクやペンを禁止しているところが多いので)を持参することをオススメする。 気になったところや、好きなところ、少しずつでもメモしておくと自分がどんなところに興味をもっているのかがわかるのでは?  
メモをすることで記憶にしっかりと残るし、アイデアのヒントをもらったり、背景を調べたいと思う発端になったり・・そこから何かがつながっていく。 
こどもたちには特に、美術館や博物館をそういう場としてどんどん利用してほしい。

(m)

2018 夏休みに観た展覧会 まとめ その1 東京都庭園美術館・目黒区立美術館

連日記録的な酷暑が続く東京だったが、たまたま出かけたその日は涼しかった!
それだけでも、うんと得した気分。

普段まとめて観ることができないから、ここぞとばかりのてんこ盛りで
展覧会をハシゴ。

まずは、夏休み前半 7/27のご報告。 
この日も酷暑と酷暑の合間に訪れた奇跡的に涼しい日だった。だからこそ二つの美術館を巡る力も湧いたというもの。
効率的に回るために、近い場所で開催中の二つを選択。


■ 東京都庭園美術館 ブラジル先住民の椅子

Img_0404

館内のほとんどが撮影OK。

Img_0432
Img_0433_2


アールデコ様式の建物内、各部屋の照明やドアノブ、カーテン等の装飾具も含めて、空間全体を堪能しながら、ユニークな椅子たちを眺める。 

Img_0409
Img_0414
Img_0418

会場の空間構成は、建築家の伊東豊雄氏。 
アールデコと 素朴な形体の椅子がコラボ。


Img_0431


ハチドリやコンドル。

Img_0435
Img_0437
Img_0406
Img_0449

椅子と空間、全体の色合いがマッチして心地よい。


Img_0429
エイのユーモラスな表情・・・そもそもエイを椅子にするとは!


Img_0440
Img_0445


ブラジル先住民の暮らしの隣には、あたりまえに広大な自然と動物が存在する。
椅子に表現された表情や形に、動物に対しての敵対心はなく、むしろ親しみや畏敬の念を感じる。細かく表現された模様にも注目。使い込まれていく色・ツヤが美しい。


Img_0450
Img_0457


最後に新館に到着。ここは、これまでのアールデコ様式の建物とはちがってシンプルモダンな空間。


Img_0459
Img_0472_2

まっ白な空間の中で動物たちに囲まれながら、身体をビーズクッションにゆだねて、しばし心の解放・ふしぎなリラックスを体感。

Img_0473
Img_0474

都会の喧噪の中に緑豊かな庭園と共にある美術館は、日常の雑事から解放されリフレッシュするのにもとても良い場所でオススメです。


次に、庭園美術館から目黒駅に戻りそこからまた徒歩10分ほどで 目黒区立美術館。

北欧系のインテリア雑貨が人気の今、陶芸はどんなモノが並ぶのかを観てみたくて。

■ 目黒区立美術館 フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア


Img_0476_2



こちらは、館内撮影NG

たくさんの壺や花瓶、普段使いの器等々が並べられた会場。
形や色使いにヒントをもらえるような気がする。

それで、どの作家が気になったかな、と考えたときに
フィンランド語は日本人にとって、頭に入りづらい(って思うのは自分だけ?)・・作家名を一度に覚えようとしてもなかなか厳しいsweat02

トイニ・ムオナとか、キュッリッキ・サルメンハーラ、アウネ・シーメス、フリードル・ホルツァー=シャルバリ・・・・

便利なことに、今の時代ネット検索すればすぐに画像が出てくるから。本物を観てそのあとの確認だけだったら結構かんたんにできる。(だからなおさら覚えられない、覚えないって、悪循環sweat02
ただし、やはりこうした陶芸などの立体作品は特に画像と本物とでは、色やスケール感、まわりこんで全方位で観られるかどうかが全く違うので、
なんと言っても実物を観ることが大切だ。

中でも陶板は初めて観たこともあり興味深く、その完成度や色合いの美しさに感心した。
ルート・ブリュック の作品は、情景を描いた絵画や幻想的な絵本の挿絵のようであったが、ビルゲル・カイビアイネンの作品は、彼自身、北欧陶器のブランドとして有名なアラビアのデザイナーとしても活躍した経歴の持ち主だけに 陶板に描く世界が図案化されている。そこがまた気に入ったところでもある。陶器とビーズ、陶器と透明プラスチック板など異素材を組み合わせて作品にしているところもおもしろい。
鳥のオブジェやチョウチョの表現など、かわいらしさが垣間見えて親しみを覚えた。そのあたりが北欧陶器の人気の秘密かもしれない。

目黒区立美術館は、隣が区民プールになっている。こどもたちのはしゃぐ声と水しぶきの音。夏休みらしい空間の横で静かに鑑賞の場を持てるなんて、さすが都会の目黒区、なかなかしゃれているなと思った。


(m)

2018/07/28

2018夏休みに観に行きたい!美術展/企画展

Img_0385

今年の夏は、酷暑続きのあげくに台風が来たり・・
お天気に悩まされますね。

暑いさなかに外に出るのはなかなか大変ですが
夏休み期間中、東京では たくさんの展覧会や企画展が開催されています。
こんなにたくさん観られるなんて、東京に住んでいるのに無関心なんてもったいない!

美術館や博物館は、その周りの環境や館内の空間も含めて、五感を刺激してくれる素敵な場所です。観ることでイマジネーションが膨らみ、心や身体が癒やされ、知識欲が刺激され、作ってみたいという創造力をかき立てられ・・あるいは疑似体験ができ・・・・いや、頭で考えているだけでなく・・・
実際にその空間に飛び込んでください。

特にこどもたちには、たくさんの作品をみて自分の世界を広げてほしいと思います。
この夏、ぜひ足を運んでみてください!

それでは・・

親子で楽しめそうな展覧会や展示、あるいは創作のヒント・アイデアのヒントになりそうな展覧会をピックアップしてみましたので参考にしてみてください。


flag上野

縄文JOMON 一万年の美の鼓動
2018年07月03日~2018年09月02日
東京国立博物館
★各地から出土した土器や土偶が一同に! 本物を観て形の美しさとは?完成度の高さとは?・・と考え、感じてみよう。

親と子のギャラリー トーハク×ビジュチューン なりきり日本美術館
東京国立博物館
★名画に参加して、作品になりきれる!

ミケランジェロと理想の身体
2018年6月19日(火)~9月24日(月)
国立西洋美術館
★えんぴつデッサンにチャレンジしたこどもたち、人間の身体の表現を観てみよう

お弁当展
2018年7月21日(土)~10月8日(月)
東京都美術館
★江戸時代のお弁当箱には、食べる人が楽しめるように考えられたアイデアがいっぱい。観る人に、お弁当について考えてもらう展示。

特別展 昆虫
2018年7月13日(金)~10月8日(月)
国立科学博物館



flag目黒

ブラジル先住民の椅子
2018年6月30日(土)〜 9月17日(月・祝)
東京都庭園美術館
★都会の中にありながら緑豊かな庭園、アールデコ様式の館内に配されたユニークな椅子たち。動物の表現を、こどもたちにもぜひ観てもらいたいです!

フィンランド陶芸
2018年7月14日(土)〜2018年9月6日(木)
目黒区立美術館 
★おとなりが目黒区民プールになっています。張り子の器を作ったこどもたち、器の形状がたくさん観られますよ!色も模様も美しいフィンランド陶芸の数々。



flag六本木

AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展
2018年6月29日(金)~10月14日(日)
21_21
★音楽と映像にドップリと没入する空間。カメラを持参して!


ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか
2018年5月30日(水)~9月3日(月)
国立新美術館
★えんぴつデッサンで自画像にチャレンジしたこどもたち、肖像画の表現はどんなだろう? 作品をたくさん観て表現の巾を広げよう!



flag
竹橋

ゴードン・マッタ=クラーク展
2018年6月19日(火)~9月17日(月)
東京国立近代美術館
★おとな向けの現代美術。70’sに活躍したアーティストの回顧展。会場構成や空間デザインもよく、映像や写真を前に、しばし作者のぶつけた問題提起について考えよう。

こどもとおとなのアツアツこうげいかん
2018年6月19日~2018年8月26日




flagその他の地域

デザイン あ展
2018年7月19日(木)~10月18日(木)
日本科学未来館


イサム・ノグチ ―彫刻から身体・庭へ―
2018年7月14日(土)~9月24日(月)
東京オペラシティ アートギャラリー


大正モダーンズ 大正イマジュリィと東京モダンデザイン
2018年6月8日(金)~8月7日(火)
千代田区立日比谷図書文化館


きて★みて★きって2018
2018年07月21日~2018年08月23日
切手の博物館


練馬区立美術館
★ご近所にも美術館がありますね。夏休みには、コドモ向けのプログラムも用意されているようですよ!

この夏、いくつの展覧会に行けるかな〜?
私もたくさん観たいと思っています! (m)



アプレットプラス こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/

2018/03/07

ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる 世田谷文学館

先週金曜日、行くなら今でしょ、とばかりに急遽 世田谷文学館で開催中の展覧会 「ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる」を見てきた。


Img_3419




Dscf1235



初めて行く世田谷文学館。
最寄りは芦花公園駅とある。芦花公園と言えば横浜方面へ向かう途中、環八を車で通るときに横目で見る程度で、その界隈を歩いたこともなかったし、車以外の交通機関は? 駅は? ・・・と、全く知らない土地だったが、よく調べてみると 荻窪駅南口から芦花公園行きのバスが出ているという。 ならば、それが一番行きやすい!荻窪までは自転車をとばし、駐輪場に置いてからバスに乗った。


Img_3417



ここ数年ネット上で何度か見かけて、その画風が気になって目にとまっていた画家のミロコマチコさん。 勢いのある筆のタッチや、デフォルメされた動物たち。色や画面構成、なんだか気になる。これは原画を見てみたい・・・

というのも、アプレットプラスのこどもデザイン造形教室で、今年(2018年戌年)の干支にちなんで、お正月制作は犬の板絵をこどもたちに描いてもらうことにしていた。そのための資料として使う、「犬の写真」や 「画家の描く犬」をさがしていた。
ピカソの一筆描き、ゴーギャンの赤犬。
他にこどもたちに伝わりやすいタッチの画家や作品・・いないかな?
ミロコマチコさんの絵の中には犬はなかったのだが、ただこどもたちにも この筆の勢いや動物の息づかいを感じる描き方、毛並みや模様の表現、動物の形の表現方法などを見てほしいと思い、紹介した。
調べていると、なんと年明けから展覧会が東京で開催されると言うではないか!
これは見るしかない〜。
時間をとれるタイミングがなかなか無かったのだが、とうとう先週金曜日午前中にそのチャンスは訪れた。これは行くしか無い!・・となったわけだ。

そもそも私自身はほとんどミロコマチコさんについて経歴など知らず、ただ画風に惹かれて会場に足を運んだわけだが、作品を見ると・・・
うん、想像通り。

なんというか・・・・子どもの絵に近いのです。勢いとか形の取りようとか。
そこがとてもよい。
こんなことを書いては失礼かもしれないが、たぶん、きっと・・写実的なデッサンは描かない方だと思う。というか、そういう学び方をしてきたら、あんまりこういう表現にはならないのではないかと思う。 

というのは、体の構造がどうだ、とか、体の向きに対して頭の大きさや格好はどうだ、肉付きや立体感はどうだ、とか・・そういうものの見方をしていたらこんな絵は描けない。
そうではなくて、ただ感じたまま。五感で描く、画面がこの大きさだからそこにいれるにはデフォルメもいとわない、画面の中でレイアウトしてデザインして(そこは絵本作家としての使命?) そんな感じの絵なのだ。
描くことが楽しい、描かずにいられない・・息をするのと同時に筆を動かしている、動物から受けるインスピレーションを それこそ息づかいや足音をそのまま筆先に向けて体中を動かして描いている、あらわしている・・・あるいは、動物や植物の姿を借りて自己表現を楽しんでいる、そんな絵。


Img_3422_2



こどもたち、特にまだ小学校にあがらない幼いこどもたちの中にも、絵の具で塗るのがただ楽しい、キレイだな、こんな風な色の動物がいたら楽しいな・・
そんな感じで色を塗って仕上げていく子がいる。
ある意味、実は何にも考えてない、ただ感じたままが体から出てくる・・。

オトナになっても、そんな表現ができるミロコマチコさんの絵。
現物を 展示空間の中で ライブで 見ることをおすすめする。
どんな方法であれ、表現するとはどういうことか。
モチーフを画面に描くと同時に、
「私はここにいるよ」
と示す表現・・・
そんなことまでも考えさせる展覧会のような気がした。

入り口付近のショップでは、ミロコマチコグッズがたくさん販売されていたが、印刷物になってしまうと、色もタッチも やはり薄っぺらい。

原画の色。
オイルパステルの真っ黒い画面。グイグイひたすら塗り込んで描いている一畳ほどもあるイノシシ。
こういう作品は、やはり実物を見なくちゃダメだな。


Img_3420



チケットがコウモリの形のダイカットになっているところや
階段の手すりに、色透明のシールを切り取って貼ってある辺り。
発泡スチロールの大きなオブジェ、プラバンにアクリル絵の具を塗って透明・不透明の変化をつけたモビール。
そこら辺は、雑貨好き・カワイイもの好き の人たちの心をチョコチョコとくすぐる。


Dscf1224




Dscf1225


この展覧会は、4/8まで世田谷文学館で開催中。
学校の春休み中もやっているということだから、ぜひ足を運んでみてほしい。
一階で同時期に開催している 「ムットーニのからくり書物」 もおもしろかったですよ。


Dscf1236



一階の喫茶どんぐりも、ランチ600円、コーヒー一杯250円と リーズナブル。
世田谷区の文化施設の充実は、他区住まいからすると羨ましい限り。

〒157-0062 東京都世田谷区南烏山1丁目10−10

開催中の企画展
交通案内


(m)

2017/11/25

ゴッホ展/東京都美術館 と 「子供は誰でも芸術家だ。問題は、大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。パブロ・ピカソ」芸大美術館

2017年 11月24日
勤労感謝の日と土曜日に挟まれた金曜日だからか?
それとも、すっきりとした秋晴れだからか?
それとも、上野公園の紅葉がある程度見頃になったからか?
それとも、上野にある美術館の展示が最終日間近だからか?

・・・とにかく・・平日の午前中は いくらなんでも空いているだろうと思い込んでいたのは大間違いで 今日は、やたらに人の多い上野公園。

Dscf0986_1

いったいどこへ向かってみんな歩いているの? と思ったほどだが、そんな私もその中の一人。目的を持って歩いてる。

私の最初の目的地は、東京都美術館で開催中の『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』
前売り券を持っているからというのもあったのだが、来年1/8まで開催しているのだからまだまだ時間に余裕があったのに なぜ今日を選んだのか?

それは、芸大美術館で開催中の「こどもは芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。パブロピカソ」というなんとも長いタイトルの展覧会を見ることが本命。その期日が12/3とあれば、他の予定も考えると・・今日しか行けるときがないか・・・? ついでに近くで開催中のゴッホ展にも立ち寄ろう。 

そんなわけで 思い立ったら吉日、上野へ向かう。

2017_goghandjapan_l_2

都美術館のチケット売り場にはすでに長い行列ができていたが、前売り券を持っているのでそこは楽々スルー。
しかし、どっちにしても会場は混雑。会場内の警備員も、「本日は大変混雑しているので、歩きながらご覧ください。見やすいところから見てください」と連呼している。
列のスキを見つけては、ササッと潜り込み、じっくり観たい絵については近づき、流してもいいなと思える資料や写真などは足早に通り抜ける。

今回のゴッホ展、浮世絵に影響を受けたゴッホの作品と 日本の浮世絵が交互に展示してあり直接鑑賞することができるのだが、双方を比較することで改めて日本の絵画の特徴や色合いを感じることができた。 浮世絵の繊細な無駄のないラインの美しさ!

ゴッホが浮世絵の構図に影響を受けて何枚もトライしている油彩を見ると、そのボリューム感とテクスチャは、浮世絵にまとめられた平坦でシンプルな画面構成とは異なるためにやや違和感を感じ、やはり少々無理があるように私には見えてしまった。遠景が明るく水平、そして手前側に描かれる草。油彩で表現するとただ乱雑に見えてしまうのは私だけ? そしてむしろ、浮世絵であらわされた単純化された線の美しさが際だって見えた。 とはいえ、何枚も何枚も作品にしていくゴッホの情熱、そしてゴッホの描く絵のブルーとイエローの組み合わせは美しい。

私なりに気になったことの防備録としてキーワードをメモ。
クロワゾニズム
サントマリーの道/色彩表現・空の黄色
水夫と恋人/色
アルルの女/輪郭線
娘の肖像/枠どりとサイドに文字
縮緬絵
草むらの中の幹

私以外の人には、わからないであろうメモ。ちょっとした一言を残すことで、私の記憶にはとどめることができる。言葉と共に頭によみがえる映像となって記憶に残すことができる。あるいは、あとから調べてみようと思うこと、制作のヒントなど。

都美術館を出たあと、その足で芸大美術館に向かう途中の風景に、浮世絵に影響された ゴッホの構図を・・秋の葉色と秋晴れの青空に ゴッホの色彩を・・感じてしまった!

Img_2979

Dscf0947_1

さて、本命の芸大美術館へ。

Img_2986

なんと、驚いたことに チケット売り場の前にあふれんばかりの人! ・・・・これまで何度かこの美術館に足を運んだことがあるけれど、こんな様子は初めて。 さて、どうやって入ろう?

Dscf0979

行列の一番後ろに立て看板をもった係の人。看板には、ここから80分待ち の文字。
どうやらこれは、26日(日)が最終日の展示 皇室の彩展をみるために並んでいる行列。・・・すごい。

Dscf0977

「3階の展示を見たいのですが・・」 とたずねると、「あ、それは入り口から入っちゃってください」 ・・その一言に ホッと胸をなで下ろし、人混みを横目にササッと入り口を通り抜けエレベーターで三階へ。



そこでは、幼稚園から小学校、中学校、高校、大学(東京芸大)、大学院(東京芸大)の学生たちの美術作品を一同に並べた 「こどもは芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。パブロピカソ」が開催されている。


Dscf0949
Img_2980

Dscf0958_2

Dscf0962_2

↑上から、幼稚園・小学生・中学生の作品たち・・

他にも 後に美術家になって活躍している芸大の先生たちのコドモの頃の作品も展示されている

Dscf0955

↑こちらは、夏に 東京都美術館で展覧会のあった 杉戸 洋氏の 小学生の頃の作品群。



美術の役割。
表現の多様性。
こどもたちが自己表現をのびのびとするために、何もないところから想像をふくらませて形あるものへと創り上げる力を育むために、とても大切な学びとしての美術。
これから先、何でも機械やコンピューターに取って代わられるような人間たちにならないように
人間が本来持っている力、表現する力、創造する力、それらをのびのびとあらわし育むことのできる環境。 それって・・やっぱり大切だよな・・と切に思う。

「本展覧会は我が国における美術教育を再考し、美術教育に新しい流れを生み出す呼び水となることを目指しています」としているので、この展示が今回一回限りではなく、きっとこれから何回も続くことを信じつつ、そしてその目指すところに共感しつつ、展示を鑑賞。

12/3までの展示ということで会期が短いのですが、足を運んでみてはいかがでしょうか。



Dscf0983

帰り道、急に雲行きが怪しくなった。暗い雲の端から降り注ぐ、天からの光をもう少し見たいと思いつつ、夕方の仕事に間に合うように足早に駅に向かった。

(m)

2017/05/07

張り子の うつわ をつくる    その2

05081


ゴールデンウィークに張り子の器を進めました。

ふちを真っ直ぐ切ったのでは面白くないので、緩やかな花ビラの形になるように切り抜くことに。

器をマスキングで八等分し、各辺に花ビラの形を描いた和紙を貼ります。


05082


和紙が乾いたらはさみで切ります。

しかし、ボンドで何層にも塗り重ねられ、しかも曲面になってかなり強固な張り子を切るのはなかなか大変。  

ブレードが短く、刃の厚みがある小型の金属鋏でガシガシ切りました。


05083


高台はセロテープの芯では少々小さかったので6Pチーズのフタの内側にセロテープ芯を切ったもの貼り合わせて作りました。

器と高台の境は紙粘土で成形。


05084


とりあえずこのような状態になりました。


05085


こちらはちょっとしたマイブームになりつつあるビーチボール張り子。

スポットライトにつけるカバーにもなり(アトリエに一つつけています)、夜 光を灯すと月のようでなかなかきれいです。

球というのはどこから見ても同じ形に見える究極の形態。

今度アトリエでも球づくりに挑戦する生徒さんがいますが、心引かれる理由は良く分かります。


(H)

2017/04/29

ゴールデンウィークに こどもたちと美術展

いよいよ明日から、2017年のゴールデンウィークが始まります。
美術館へ でかけてはいかがでしょう?
美術館の近くに大きな公園があったり、都会にある美術館なら帰りに買い物や食事もできますよ!

●世田谷美術館 エリックカール展 用賀
●国立新美術館 草間彌生展 六本木/乃木坂
●東京都美術館 バベルの塔展 上野
●江戸東京博物館 戦時下東京のこどもたち 両国
●森美術館 N.Sハルシャ展 六本木
●ちひろ美術館 デンマークの心 イブ・スパング・オルセンの絵本  練馬
●弥生美術館 長沢 節展 根津
●テンキュー宇宙ミュージアム 木星の月・エウロパへの旅 後楽園
●クリエイションギャラリー 渡邊良重展 絵をつくること 銀座
●町田市立国際版画美術館 横尾忠則HANGA JUNGLE
●松屋銀座ミュージアムデータベース シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展 銀座
●日本科学未来館 ディズニーアート展いのちを吹き込む魔法 江東区青海
●切手の博物館 緑がいっぱい〜癒やしの切手たち〜展 目白
●国立国会図書館国際こども図書館 絵本で知る世界の国々 上野

sunこどもたちと美術館を巡るときのヒントが紹介されています。
子どもたちのミュージアム・デビューを応援
あいうえの

«世田谷美術館 花森安治の仕事 そして 小さな絵展 世田谷美術館