2017/11/25

ゴッホ展/東京都美術館 と 「子供は誰でも芸術家だ。問題は、大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。パブロ・ピカソ」芸大美術館

2017年 11月24日
勤労感謝の日と土曜日に挟まれた金曜日だからか?
それとも、すっきりとした秋晴れだからか?
それとも、上野公園の紅葉がある程度見頃になったからか?
それとも、上野にある美術館の展示が最終日間近だからか?

・・・とにかく・・平日の午前中は いくらなんでも空いているだろうと思い込んでいたのは大間違いで 今日は、やたらに人の多い上野公園。

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いったいどこへ向かってみんな歩いているの? と思ったほどだが、そんな私もその中の一人。目的を持って歩いてる。

私の最初の目的地は、東京都美術館で開催中の『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』
前売り券を持っているからというのもあったのだが、来年1/8まで開催しているのだからまだまだ時間に余裕があったのに なぜ今日を選んだのか?

それは、芸大美術館で開催中の「こどもは芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。パブロピカソ」というなんとも長いタイトルの展覧会を見ることが本命。その期日が12/3とあれば、他の予定も考えると・・今日しか行けるときがないか・・・? ついでに近くで開催中のゴッホ展にも立ち寄ろう。 

そんなわけで 思い立ったら吉日、上野へ向かう。

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都美術館のチケット売り場にはすでに長い行列ができていたが、前売り券を持っているのでそこは楽々スルー。
しかし、どっちにしても会場は混雑。会場内の警備員も、「本日は大変混雑しているので、歩きながらご覧ください。見やすいところから見てください」と連呼している。
列のスキを見つけては、ササッと潜り込み、じっくり観たい絵については近づき、流してもいいなと思える資料や写真などは足早に通り抜ける。

今回のゴッホ展、浮世絵に影響を受けたゴッホの作品と 日本の浮世絵が交互に展示してあり直接鑑賞することができるのだが、双方を比較することで改めて日本の絵画の特徴や色合いを感じることができた。 浮世絵の繊細な無駄のないラインの美しさ!

ゴッホが浮世絵の構図に影響を受けて何枚もトライしている油彩を見ると、そのボリューム感とテクスチャは、浮世絵にまとめられた平坦でシンプルな画面構成とは異なるためにやや違和感を感じ、やはり少々無理があるように私には見えてしまった。遠景が明るく水平、そして手前側に描かれる草。油彩で表現するとただ乱雑に見えてしまうのは私だけ? そしてむしろ、浮世絵であらわされた単純化された線の美しさが際だって見えた。 とはいえ、何枚も何枚も作品にしていくゴッホの情熱、そしてゴッホの描く絵のブルーとイエローの組み合わせは美しい。

私なりに気になったことの防備録としてキーワードをメモ。
クロワゾニズム
サントマリーの道/色彩表現・空の黄色
水夫と恋人/色
アルルの女/輪郭線
娘の肖像/枠どりとサイドに文字
縮緬絵
草むらの中の幹

私以外の人には、わからないであろうメモ。ちょっとした一言を残すことで、私の記憶にはとどめることができる。言葉と共に頭によみがえる映像となって記憶に残すことができる。あるいは、あとから調べてみようと思うこと、制作のヒントなど。

都美術館を出たあと、その足で芸大美術館に向かう途中の風景に、浮世絵に影響された ゴッホの構図を・・秋の葉色と秋晴れの青空に ゴッホの色彩を・・感じてしまった!

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さて、本命の芸大美術館へ。

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なんと、驚いたことに チケット売り場の前にあふれんばかりの人! ・・・・これまで何度かこの美術館に足を運んだことがあるけれど、こんな様子は初めて。 さて、どうやって入ろう?

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行列の一番後ろに立て看板をもった係の人。看板には、ここから80分待ち の文字。
どうやらこれは、26日(日)が最終日の展示 皇室の彩展をみるために並んでいる行列。・・・すごい。

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「3階の展示を見たいのですが・・」 とたずねると、「あ、それは入り口から入っちゃってください」 ・・その一言に ホッと胸をなで下ろし、人混みを横目にササッと入り口を通り抜けエレベーターで三階へ。



そこでは、幼稚園から小学校、中学校、高校、大学(東京芸大)、大学院(東京芸大)の学生たちの美術作品を一同に並べた 「こどもは芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。パブロピカソ」が開催されている。


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↑上から、幼稚園・小学生・中学生の作品たち・・

他にも 後に美術家になって活躍している芸大の先生たちのコドモの頃の作品も展示されている

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↑こちらは、夏に 東京都美術館で展覧会のあった 杉戸 洋氏の 小学生の頃の作品群。



美術の役割。
表現の多様性。
こどもたちが自己表現をのびのびとするために、何もないところから想像をふくらませて形あるものへと創り上げる力を育むために、とても大切な学びとしての美術。
これから先、何でも機械やコンピューターに取って代わられるような人間たちにならないように
人間が本来持っている力、表現する力、創造する力、それらをのびのびとあらわし育むことのできる環境。 それって・・やっぱり大切だよな・・と切に思う。

「本展覧会は我が国における美術教育を再考し、美術教育に新しい流れを生み出す呼び水となることを目指しています」としているので、この展示が今回一回限りではなく、きっとこれから何回も続くことを信じつつ、そしてその目指すところに共感しつつ、展示を鑑賞。

12/3までの展示ということで会期が短いのですが、足を運んでみてはいかがでしょうか。



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帰り道、急に雲行きが怪しくなった。暗い雲の端から降り注ぐ、天からの光をもう少し見たいと思いつつ、夕方の仕事に間に合うように足早に駅に向かった。

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2017/05/07

張り子の うつわ をつくる    その2

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ゴールデンウィークに張り子の器を進めました。

ふちを真っ直ぐ切ったのでは面白くないので、緩やかな花ビラの形になるように切り抜くことに。

器をマスキングで八等分し、各辺に花ビラの形を描いた和紙を貼ります。


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和紙が乾いたらはさみで切ります。

しかし、ボンドで何層にも塗り重ねられ、しかも曲面になってかなり強固な張り子を切るのはなかなか大変。  

ブレードが短く、刃の厚みがある小型の金属鋏でガシガシ切りました。


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高台はセロテープの芯では少々小さかったので6Pチーズのフタの内側にセロテープ芯を切ったもの貼り合わせて作りました。

器と高台の境は紙粘土で成形。


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とりあえずこのような状態になりました。


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こちらはちょっとしたマイブームになりつつあるビーチボール張り子。

スポットライトにつけるカバーにもなり(アトリエに一つつけています)、夜 光を灯すと月のようでなかなかきれいです。

球というのはどこから見ても同じ形に見える究極の形態。

今度アトリエでも球づくりに挑戦する生徒さんがいますが、心引かれる理由は良く分かります。


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2017/04/29

ゴールデンウィークに こどもたちと美術展

いよいよ明日から、2017年のゴールデンウィークが始まります。
美術館へ でかけてはいかがでしょう?
美術館の近くに大きな公園があったり、都会にある美術館なら帰りに買い物や食事もできますよ!

●世田谷美術館 エリックカール展 用賀
●国立新美術館 草間彌生展 六本木/乃木坂
●東京都美術館 バベルの塔展 上野
●江戸東京博物館 戦時下東京のこどもたち 両国
●森美術館 N.Sハルシャ展 六本木
●ちひろ美術館 デンマークの心 イブ・スパング・オルセンの絵本  練馬
●弥生美術館 長沢 節展 根津
●テンキュー宇宙ミュージアム 木星の月・エウロパへの旅 後楽園
●クリエイションギャラリー 渡邊良重展 絵をつくること 銀座
●町田市立国際版画美術館 横尾忠則HANGA JUNGLE
●松屋銀座ミュージアムデータベース シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展 銀座
●日本科学未来館 ディズニーアート展いのちを吹き込む魔法 江東区青海
●切手の博物館 緑がいっぱい〜癒やしの切手たち〜展 目白
●国立国会図書館国際こども図書館 絵本で知る世界の国々 上野

sunこどもたちと美術館を巡るときのヒントが紹介されています。
子どもたちのミュージアム・デビューを応援
あいうえの

2017/03/19

世田谷美術館 花森安治の仕事 そして 小さな絵展

だいぶ春めいてきた土曜日に、世田谷美術館へ行ってきました。

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・企画展 花森安治の仕事
・区民ギャラリーAにて 樋口トシ江 小さな絵展 

どちらも、どれだけの時間を割いて作品を作り続け、仕事をし続けてきたんだろう・・・と考えさせられる展示でした。

その仕事量たるや・・、ブラック企業だの、有給休暇だの、残業だの、そんなことどうでもいいからとにかくやりたいことをとことん、納得いくまで表現し続けた結果、この量になりましたっていう・・。

そして、好きだからやりたい、やらなくては気が済まない、表現力の圧倒的なパワー。
若い頃は国や時代に翻弄され、戦争をくぐり抜け、生死の境をくぐり抜け、そうして戦争が終わり今度は高度成長期を迎えた日本で とことん表現し続けた人たち。

今、表現しないと伝えないと いたたまれない・・そしてそれが楽しくて寝てられない そんな感じのパワー。

花森安治展でいえば・・ 
暮らしの手帖のロゴは、この絵にはこの書体と表現方法、表紙デザインや絵に合わせて。っていう・・手仕事の世界。そんなことやっていたら時間なんていくらあっても足らないでしょう、と思えるのに 
そうでないとダメなんだ!・・と声が聞こえてきそうなくらいのバリエーションに圧倒。 文章も含めて、莫大な量です。

生活と 仕事と 創作と。
世代の違いだけでは済まされないよなあと・・自分を振り返りました。

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小さな絵展は、本当にかわいらしい絵がたくさんです。愛情があふれています。そして19日(日)までです! ぜひご覧ください。

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2017/03/13

上野動物園と東京都美術館近く・・

先日、東京都美術館へ行く用事があったのですが
用事を済ませたその帰り・・
お隣にある 上野動物園の周りがこんな感じの工事中壁面になっていました。

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工事中なのに、なかなかおもしろいですよね。調べてみたら、3月中旬まで工事期間だそうですから、もうすぐ取り払われるのでしょうか。文字の横に名前と年齢が記されているので
こどもたちに書いてもらった字なのかな。

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パンダのポスト、かわいい!

ところで、こんな掲示も。

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東京都美術館のパパママデー
一回三時間、託児サービス(0〜6才未就学児)。 ゆっくり美術鑑賞や博物館巡りを楽しめそうです。こんなサービスがあったとは!
小さなお子さんをお持ちのパパママさん。ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
そして、お子さんが少し大きくなってきたら、ぜひ一緒に美術館や博物館巡りを!

あいうえの

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春休みは、上野へ!go!

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2017/03/07

小さな絵展 樋口トシ江 世田谷美術館 世田谷区民ギャラリー

ご縁があって、この展覧会の準備をちょこっとだけお手伝いさせていただいているのですが・・

先日、展示予定の原画を見せていただく機会に恵まれ、トシ江さんの愛があふれる作品の数々に温かな気持ちになり みなさんにも ぜひこの展覧会をご紹介したいと思いました。
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60年ずっと欠かさず描かれている年賀状のイラスト、お友だちやご家族にプレゼントされている記念日のイラスト、こどもたちを描いたイラスト、エプロンやコドモ服洋裁の本のために描かれたイラスト、そして60年代70年代のファッションイラストレーション等々、作品数も多く見応え充分! 

鉛筆やインクペン、筆のタッチ・・ぬくもりのある手描き線・・・習作も多数展示される予定ですので、ファッションイラストレーションを勉強されている方やイラストレーターをされている方にもぜひご覧いただきたいと思います。

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樋口トシ江さんは、本当に笑顔が生き生きとされていて、展示前のお忙しい時期なのにとてもお元気で、この展覧会に向けて現在ラストスパートでバリバリ準備中!

普段は、シャンソンにフランス語、太極拳・モダンダンスに通われているそうで(!) 趣味に運動にお仕事や創作活動にお忙しくお過ごしだそうです。(それだけでも、尊敬の眼差し・・shine

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作品にまつわるエピソード等を伺っていると、思わず引き込まれてしまいます。絵を通してつながるファミリーやお友だちのお話、ファッションイラストを夜中に何点も仕上げるお話、3人のお子様を育てながら、ずっとお仕事を続けていらしたお話・・とても刺激的で、そして温かで。 心の中にタップリとパワーをいただきました。 私も展覧会をとても楽しみにしています。 

ちょうど世田谷美術館では、「暮らしの手帖」編集長をされていた 花森安治さんの展覧会『花森安治の仕事』も開催中。
みなさんも、ぜひ、世田谷美術館に足を運んでみてください!



小さな絵展
 樋口トシ江 

世田谷美術館 区民ギャラリーAにて
2017年3月15日(水)~19日(日)

◆樋口トシ江さんプロフィール
東京生まれ ドレスメーカー女学院デザイナー科  1954年卒業。
同学院のデザイナー科助手、杉野女子大学講師を経て、ドレスメーカー女学院デザインアート科教授、繊維・既製服会社顧問。
新聞家庭欄、NHK婦人百科、ファッション誌などでもご活躍でした。

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2017/02/20

張り子の うつわ をつくる

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少し大きめの張り子の<うつわ>を作っています。

造形教室ではふくらませた風船に細かくちぎった新聞紙を水で薄めたボンド水で貼り付け、小物入れやうつわを作る課題があります。

ある程度の強度がでるまで何層も新聞紙を貼り合わせる必要があり、時間はかかりますが出来あがる作品の完成度はかなり高いものになります。

いつも子供たちの作品をみては「いつかうつわをたくさん作って<うつわ展>がひらけたらいいなあ」と思っています。

ただ風船がベースだと形にバリエーションが出にくい。 平べったいうつわ、のっぽなうつわ、花のようなうつわ…色々出来ればいいのに。

考えていても良いアイディアがわかないため、とりあえず自分で一つ作ってみることにしました。

新聞で大まかな形を作り、張り子で表面を整えて作った型に新聞の切れっ端を張っています。

ところで、形に紙を貼って作るこの張り子、ちょっと材料は違うのですが、唐代の技法「夾紵(きょうちょ)」とやっていることは同じなのです。

夾紵は日本では乾漆ともよばれますが、型に漆を接着剤に麻布を何層も貼り合わせて中空の形を作る方法です。 漆は樹脂ですから固まると大変強度ある。しかも耐水性がたかく中空なので出来あがった作品は軽いと良いことばかり。難点はコストがかかるということでしょうか。

さて、この夾紵=乾漆は一体何に利用されたでしょうか。

仏像です。

ほぼ奈良時代天平文化の頃に限られるのですが、柔らかな素材のため金銅仏や木彫仏にはない実に写実的な雰囲気をもっているのが特長です。

皆さんご存知の阿修羅像も張り子なのですよ。

張り子、いろいろと面白いことができそうです。

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Dick Bruna 追悼

2月16日に、ミッフィーの絵本作家として有名な ディックブルーナさんが亡くなった。

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幼い頃、正方形に近い比率の小さな絵本、鮮やかな色使い、シンプルなイラスト、「すなおに可愛い」 うさこちゃん の絵本が、
いとこの家にはあって、我が家にはなぜか なかったので、とても羨ましかった。

ぐりとぐらシリーズ、いやいやえん、かえるのエルタとか、そらいろのたねとか・・中川李枝子さんの絵本はたくさんあったのに、ディックブルーナの絵本はなかった。たぶん、親の好みもあったのだろう。
もちろん、中川李枝子さんのシリーズも楽しくて大好きだった。
でも、あの手描きイラストのタッチとはまたちがう、シンプルで動きがなくて、でもふしぎとものすごく可愛いイラストに『外国』のおしゃれさ、日本人には無いセンスを感じたのである。

大学を出た後 キャラクター雑貨の企画制作をする会社に勤めていた私は、ミッフィーという他社キャラクターとして 再び うさこちゃんに出会った。 キャラクター雑貨になると、かつて感じたようなあこがれはほとんどなくなってしまったし、見慣れてしまえばしまうほど、その価値は下がってしまうようにも感じたわけだが、会社を退職した後、今度は青山ブックセンターだったか?洋書のセールで ブルーナの作品集と出会う。

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ブルーナの作品は、うさこちゃんだけじゃない。
そんなことはわかっていたけど。

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もう、なんともいえない。言葉にはできない
絶妙なセンス! 
手描きのラインと、アルファベット、
シンプルな構成。
色使い。

・・そして、サイン!  
ここしかない・・という場所にレイアウトされたサイン!

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デザインは、理屈 というが 
ここに理屈はあるんだろうか?
これはセンスなのか?

16日に亡くなったと訃報を聞き、本棚に置いてあった ブルーナの作品集を再び眺めてみた。

絶対に、コンピューターでは作れないだろう、このライン! 文字、イラスト・・
改めて、手から生み出されるデザインに敬服。

もう7,8年前になるかもしれないが、かつて 阿佐ヶ谷に向かう途中の旧中杉通り沿いに 虹色雑貨店という店があった。そこで売られていた中古のペーパーバック。 ブルーナデザインの表紙に魅せられて、購入。 未だにビニールカバーを外せないまま、飾っている。

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2017/01/31

五島美術館 茶道具取合わせ展

凍結していた当ブログですが・・・sweat02

展覧会のみならず、日常の気になる言葉や ふとした発見 等々も含めて発信していきたいと思います。

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先日、 世田谷区上野毛にある 五島美術館 にて開催中の
茶道具取合わせ展 へ行ってきました。
閑静な高級住宅街の中にある美術館。母校 多摩美の上野毛校舎も間近というわけですが、私は八王子校舎に通っていましたので、上野毛は試験会場の記憶しかありません・・

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どちらかというと、現代美術やデザインイラストのようにグラフィカルでハッキリした仕上がりの作品を好んで観てきた私にとって、茶道具を鑑賞することはほとんど無かったわけですが
なぜ、歴史の中で残り続けてきたのか・・
「よいもの」とされるものを観ることの意味、それを問いかけながら鑑賞するにはとても良い機会だったと思います。

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この展示に訪れている人のほとんどが、年齢層高め・・と思われる中
カジュアルな装いの若いご夫婦が、まだ年中さんくらいの男の子を連れて鑑賞されていましたが、とても熱心に茶碗を観ている小さな息子さんに、お父さんはたぶん陶芸の専門家なのではないかと思われるくらいに、低い位置 高い位置から茶碗を眺め回し そうして男の子にやさしく語りかけていました。男の子も思ったことや質問をお父さんに話しかけています。
こんな風に幼い頃から茶道具を観ていたら、「よいもの」と評される茶碗なり道具なりの 善し悪しがまさに身体で記憶されるのではないかと思います。

私なんて、全くの無知ですが
でも、いつから鑑賞を始めても 遅いということはないでしょう。

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美術館を囲む庭も、都会の中とは思えないほどの静けさ。
お天気の良い日に、心を癒やし思いを巡らせるにはぴったりの空間です。

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近くに二子玉川の複合施設もあり、行き帰りに買い物や食事も併せればとても楽しい休日を過ごせると思います。
お天気の良い日には高いビルから富士山も見えます。

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2013/09/24

2013年9月〜11月の気になる展覧会

秋は、面白そうな展覧会が目白押し!
自分を見つめに。作品と空間と対峙する時間。空気や水と同じく、そこにあるのが当たり前のような大切さ。
刺激を受けて、次につながるステップのために。

時間を作って出かけたい。

●六本木クロッシング2013と カラーハンティングを見てきました→flag
●東京都現代美術館で三つ同時開催されている展示を見てきました→flag

■MOTコレクション
「私たちの90年 1923─2013」、「つくる、つかう、つかまえる─いくつかの彫刻から」の2つのテーマで展示を行う。
2013年10月03日(木)~2014年01月19日(日)
10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)休館日/月曜
一般500円/大学・専門学校生400円/65歳以上・高校生250円/中学生以下無料
東京都現代美術館  
東京都江東区三好4−1−1

■うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)
デザインの実践に焦点を当て、高度に情報化された現代社会の様々な要素や出来事を取り上げ、私たちの手にとれる形にデザインして届ける国内外のデザイナー、アーティスト、建築家、21組の表現を紹介する。
2013年10月03日(木)~2014年01月19日(日)
10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)休館日/月曜
一般1,100円/大学生・65歳以上800円/中高生600円/小学生以下無料
東京都現代美術館 企画展示室3階、1階 A室 
東京都江東区三好4-1-1

■吉岡徳仁 ─ クリスタライズ
大規模なインスタレーションをはじめ日本での初公開作品・新作を含むその作品世界を、初めて包括的に概観できる機会であり、常にアートの新しい手法を研究し、大胆な発想と革新的な表現によって世界に驚きを与えてきた、吉岡徳仁の過去最大規模の個展となる。
2013年10月03日(木)~2014年01月19日(日) 休館日/月曜
10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)
一般1,100円/大学生・65歳以上800円/中高生600円/小学生以下無料
東京都現代美術館 企画展示室B2F・アトリウム、1F・B室、ホワイエ他 
東京都江東区三好4−1−1


■えっ?『授業』の展覧会
過去2回開催された「図画工作・美術なんでも展覧会」を深化させ、「授業」を作品として展示し、一味違う図工・美術の世界を、年代を問わず体験できる。
2013年09月14日(土)~2013年10月27日(日) 休館日/月曜
一般400円/大高生200円/中小生無料
うらわ美術館 ギャラリーABCD 
埼玉県さいたま市浦和区仲町2−5−1 浦和センチュリーシティ3階

■親子で楽しむ現代アート
たいけん、ぼうけん、びじゅつかん!
4組の気鋭のアーティスト、日比野克彦、KOSUGE1-16、松井紫朗、plaplaxの近・新作による、親子で楽しめる参加・体験型の現代アート展が横須賀美術館で開催される。
2013年09月14日(土)~2013年11月04日(月) 休館日/10/7(月)
10:00~18:00
一般800円、高校・大学生・65歳以上600円、中学生以下無料
横須賀美術館  
〒239-0813 神奈川県 横須賀市 鴨居4丁目1番地

■「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」
デザイナーの藤原大をディレクターに迎えた企画展「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」野生のライオンや佐渡の朱鷺(とき)などをカラーハンティングし、世界に存在する色の多様性を示すだけでなく、それぞれの色が内包する意味についても紹介する。
2013年06月21日(金)~2013年10月06日(日) 休館日/火曜
11:00~20:00(入場は19:30まで)
一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
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東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内

■スヌーピー展 しあわせは、きみをもっと知ること。
「スヌーピー展」のメインは、チャールズ・M・シュルツ美術館が所蔵する原画だ。
1万7千以上におよぶエピソードから厳選された約100点が並ぶ。
2013年10月12日(土)~2014年01月05日(日)
10:00~20:00(12/31をのぞく火曜日は17:00まで/入館は閉館30分前まで)
一般・大学生2,000円/中高生1,500円/4歳~小学生800円
森アーツセンターギャラリー  
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52F


■六本木クロッシング2013展
日本のアートシーンを総覧する3年に一度の展覧会シリーズ
2013年09月21日(土)~2014年01月13日(月)
10:00~22:00(火曜日のみ17:00まで/入館は閉館時間の30分前まで)
一般1,500円/学生(高校・大学生)1,000円/子供(4歳~中学生)500円
森美術館  
東京都港区六本木6-10-1  六本木ヒルズ森タワー 53F

■アメリカン・ポップ・アート展
アメリカン・ポップ・アートの個人コレクションとしては世界最大級のパワーズ・コレクションの全貌を、世界で初めてまとまった形で紹介する
2013年08月07日(水)~2013年10月21日(月) 休館日/火曜
10:00~18:00(金曜日は20:00まで/入場は閉館の30分前まで)
一般1,500円/大学生1,200円/高校生800円
国立新美術館 企画展示室2E 
東京都港区六本木7-22-2

■柳宗理の見てきたもの
宗理が蒐集した当館コレクションの逸品をはじめ、柳家から遺贈された陶磁器や染織品、仮面などを展示。また、父宗悦から受け継いだ食器類も併せて展観し、柳宗理がどのようなものを見つめながら生活し、デザイン活動の糧としてきたのかを紹介する。
2013年08月27日(火)~2013年11月21日(木) 休館日/月曜
10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
一般1,000円/大高生500円/中小生200円
日本民藝館  
東京都目黒区駒場4-3-33

■ル・コルビュジエと20世紀美術
2013年08月06日(火)~2013年11月04日(月) 休館日/月曜
9:30~17:30(毎週金曜日は20:00まで/入館は閉館30分前まで)
一般420円/大学生130円
国立西洋美術館本館  
東京都台東区上野公園7−7

■しかけ絵本Ⅰ 技法の歴史
グラフィックデザインや視覚表現の側面からと、さらには、建築的側面からもその芸術性と理屈抜きの面白さをご覧いただく展示である。
2013年09月17日(火)~2013年12月07日(土) 休館日/日曜、祝祭日、芸術祭期間等
10:00~18:00(土曜日、特別開館日、10/22~10/25は17:00閉館)
無料
武蔵野美術大学 図書館展示室 
東京都小平市小川町1-736

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