しょく感教室vol.15 今年の夏は、ひんやり寒天!
7月16日土曜日、外は酷暑! しょく感教室vol.15の日です。
暑さに負けずに元気なコドモたちがアトリエに集まってくれました。
今回のテーマは・・夏にピッタリの「寒天」です。
自己紹介から始まり、まずは・・不思議な白い箱の登場です。さて、この中には何が入っているのでしょう?友達同士で確認し
あったりせず、おしゃべりせず、中をのぞいたりせず・・そっと手を入れて触ってみます。ちょっと緊張気味の表情を見せているコドモたちも、実際に手を入れ
始めると・・おや?という風にかわっていきます。そして笑い声もこぼれたり。二つの箱に手を入れて確認し終えたので、みんなにこれはいったい何だと思う
か?たずねてみました。
もう、すっかりわかったという顔のコドモたち。一つ目の箱は・・
「わかった!しょく感教室のカードだよ!」「写真!」「シールの紙!」「べたべたの紙?」・・・という意見が。
もう一つの箱については、「乾いたスポンジ!」「へちまのたわし!」「発泡スチロール?」・・
スタッフは、思わずニヤッとしました。さて、なんだと思いますか?
なかみを見てみましょう、そう、一つ目は「板ゼラチン」もう一つの箱には
「棒寒天」が入っていました。え〜、コレ何??・・
もともとこの二つの素材を知らないコドモたちが多く、さあ、いよいよ岩本留里子さんの「寒天について」のお話が始まりました。寒天って何から出来ているの?ゼラチンって何から出来ているの?何に使われているの?栄養は?そんなお話と共に、粉ゼラチンと、粉寒天をみくらべ、においをかぎ分け??・・今度は食べ比べをしてみよう!
味を加えていない、「ゼラチン」と「寒天」。よく見て観察してみよう。
色は?香りは?そして・・味わいは?食感は???
味が付いていないのでよく差がわかるようです。「うえ〜まずい〜」「寒天の方が食べやすい」「ゼラチンの方が食べやすい」感想は様々でしたが、やはり味がないとどうも食べにくかったようです。
それならば、味をつけた寒天のデザートはどうかな?
さあ、いよいよ作ってみよう!
あらかじめ作ってあったフルーツ寒天を型
抜きしたり、フルーツと共に盛りつけたりしながら、自分の手でオリジナルデザートを作りました。寒天を細かく切り刻む子、フルーツとの重ね方を工夫する
子、カップの側面に模様が見えるように入れてみる子。コドモたちそれぞれが思い思いの工夫を懲らしていました。
持ち帰り用には、最後にとうめいの寒天を流し入れできあがり!
試食用は、ジュースやソーダで割ってみました。
デザートスプーンの飾り付けにもチャレンジして、紙袋と合わせると一つの形になる楽しいアイデアを見つけたり、細かい作業を短時間でこなしたり・・
今回も盛りだくさんの内容で、無事終了!
試食では、
おいし〜!
さっぱりしてる〜!
味がつくと全然ちがう〜!
・・と、嬉しい感想が聞かれました。
今年の夏もまた、記録的な猛暑が続きそうです。お家で、こんなデザートを作って夏バテしないように・・乗り切ってくださいね。
次回は、2011年9月23日を予定しています。
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