しょく感教室vol.18 チョコレートのヒミツ
1/21(土)、冷たいみぞれまじりの雨が降る中、元気なコドモたちがアトリエに集まりました。午前クラスはなんと、しょく感教室始まって以来の・・男の子のみ!午後クラスは女の子のみ!という編成になりました。
今回のテーマはチョコレート。昔は薬として飲まれたり、お金のようにつかわれていたという歴史や、カカオ豆とはどんなもの?どんな順序でチョコレートができるか?等のお話を岩本留里子さんか
ら聞きました。(岩本さんは、現在ビジネスフードアドバイザーをされていますが、あの有名なゴディバの店長経験もある方です。)今でも、カカオ豆は人間の
手で加工され、産地では貧しいコドモたちがその仕事に携わっているというお話や、チョコレートに含まれている成分、その効果についても・・。勉強で疲れた
ときなどちょっと一粒。ゆっくりとカカオの香りを楽しみながらリラックス・・。へぇー、チョコレートって奥が深い!私(ツルオカマリコ)も、すっかりお話
に聞き入ってしまったのでした。
さて、いよいよ外国のチョコレートと日本のチョコレートの数種を食べ比べてみよう。国によって味が違うかな?カカオの量の違いによっても違うかな?・・ひとかけらを口の中に入れて、ゆっくりと溶かし、鼻から空気をフ〜ンと吐き出し香ってみましょう。さて、味は?
「うわ〜、あま〜い!あますぎる!」「うわっ!!にがっ!」「え〜っ。これはちょっと苦手な味・・」etc、チョコの種類によって様々な反応が。
こんなに一度にじっくりとチョコレートを味わったことなんてないんじゃないかな?
パッ
ケージの裏面表示の原材料をよく見ると、入っているものが多い順に書いてあります。なるほど、スイスのチョコがあまいのは、砂糖が多い・・アメリカのハー
シーズは砂糖の次に乳成分が多いから、独特の風味があるんだね、カカオの多いチョコは苦味が強いね・・等々表示からも味の差がわかります。
全種類を味わった後、どれが一番好きだったかを尋ねてみると・・やはり日本のチョコレートを選ぶ子が多かったです。
では、お待ちかね、自分たちでシリアルチョコバーを作るよ!スイートチョコを湯せんで溶かしたら、シリアルやナッツ、ドライフルーツを混ぜ込んで型に詰めればできあがり!溶かしたり、詰めたりするのが難しかったけれど皆上手に完成しました。ラッピングも工夫して、今回もステキな仕上がりの作品続出でした。
(男の子たちは、カラーペーパーを大胆に切り、組み合わせて個性的な飾りを作ることに集中。形としてとても面白い作品になりましたね。女の子は一つ一つ重ね合わせてお花を作る子が多く、「ラッピング」としての完成度・かわいらしさを求めているようでした。)
チョコの甘い香りに包まれた、充実のワークショップとなりました。ご参加、ありがとうございました。
次回は三月です。詳しい日時は、最新のお知らせにてご連絡しますので、お楽しみに!
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