しょく感教室vol.29 深まる秋に手打ちうどん!
アプレットプラスのアトリエにて、食のお仕事をしている岩本留里子さんと 造形教室を運営している私、鶴岡まり子がタッグを組んで2ヶ月に1度開催している「しょく感教室」も、なんと29回目を迎えました!
見て聴いて香って触れて味わう・・五感を使ったワークショップ 「しょく感教室vol.29」2013/11/16(土)、当日の様子をご報告します。
昨年も、うま味をテーマにしたときに、出汁+うどん ということで・・手打ちうどんを作りましたが、そのときと同様、今回もお申し込みをたくさんいただき、初めて参加してくれたこどもたちも多く大変にぎやかで熱気あふれるワークショップとなりました。
自己紹介の時には、まだ早いかもしれないけれど・・名前と学年の他にサンタさんからもらいたいプレゼントについて一言添えてもらうことにしました。
ところが、いざプレゼントとなると、こどもたちは却って悩んでしまうようで・・ゲーム!、ディズニーランドのチケット!・・・と、すらすらと言える子もいたのですが首を傾け、うーん・・と言葉に詰まる子も。
それならば、冬の好きな食べ物でもいいよ!ということにすると、ミカン、リンゴ・・・とフルーツを挙げる子が多かったですね。
自己紹介のあとには二人一組になって、すぐにうどんをこね始めました。中力粉に塩水を少しずつ混ぜながら、割り箸でぐるぐる。粉がまとまったら、手
で丸くこねていきます。力をいれないと、なかなかまとまってくれないし、弾力も出てきません。年長さんは、一緒にくんでいる年上のお姉さんに手伝っても
らったり、協力しながら生地をこねていきます。しっかりとこねたら、折りたたんでからビニール袋に入れてタオルでくるんで、足で踏みます。かかとを上手に
使って生地の端から順に踏んでいきます。数を数えながら、二人交代で仲良く!踏んだときの感触が面白く、ちょっとバランスを崩すこともありましたが、回っ
たり足踏みしたり。やがて生地がなめらかにつややかになったら、まるくしてからしばらく寝かせておきます。
その間に、岩本留里子さんのお話。今回は、粉のお話、強力粉、中力粉、薄力粉、全粒粉の違いについて。おまけで片栗粉も登場。片栗粉って何ででき
ているか知ってる? との質問には、「栗!」「堅い栗!」と答える子が多く、ジャガイモのデンプンからできているんだよと教えてもらうと、へ〜!という表
情。
それぞれの粉に触れたり香ったり、水を加えて練った生地を実際に手でちぎったり練ってみたりして、弾力や粘りの違いを体感しました。また、料理によって粉を使い分けることも教えてもらいました。
次に、持ち帰る際のラッピング準備。簡単な作り方のスタンプで色紙に模様をつけ、それをパッケージにくるりと巻いて仕上げていきました。これならすぐにできるし、ちょっとした工夫で手作りパッケージも温かい心のこもったものになりますね!
さて、いよいようどん生地をのばしてたたんで切る作業。麺棒でのばすときには、とても力が入りますし、巾をそろえて切るのも難しい作業でしたが、みんな集中して作ることができました。
最後にパッキングして巻紙を巻いて出来上がり!
ワークショップ終了後に、「家族みんなでたべました、おいしかったです!」・・という声も聞かれうれしい限り!今回も盛りだくさんで大忙しでしたが、にぎやかで楽しいワークショップとなりました。ありがとうございました。
次回は、2014年1月18日(土)を予定しています。お申し込み開始は、12月中旬となります。お楽しみに!
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