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2018/10/29

食育と造形■しょく感教室vol.46 ハロウィンごはんとお米のはなし! ご報告!

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秋も深まってきた秋晴れの10/28 日曜日。
しょく感教室vol.46 を開催しました。
なんと46回目! 最近は、年に3回ほどの開催となっていますので、何度も参加してくれているこどもたちの成長の早いこと!

今回のテーマは、「ハロウィンごはんとお米の話」です。

まずは、岩本留里子さんから、お米についての話がありました。

毎日食べるお米。
当たり前のように食卓に上り、身近な食材なためにあまり気にかけないまま過ごしているかもしれません。こどもたちも、自分でお米に触れたり研いだりしたことはあるかな?

朝食には、ごはんとパン どちらを食べるかな?
こどもたちに聞いてみると、今回参加してくれたこどもたちはごはん派が多かった!


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お米は、もみ殻から精米をする段階で 玄米から白米にする間に少しずつ糠がとれていくのですが、白米と五分づき米とを見てみました。
さわり心地やお皿にパラパラと落としたときの音も感じてみました。
五分づき米の方が、少し固い感じ。白米は柔らかなさわり心地です。

次に、ロールパンと同じくらいの大きさのご飯。それぞれぎゅーっと握ったときの大きさはどうなるでしょう?
実際にやってみると・・ロールパンは小さくなってしまいますが、ごはんはそのままの大きさでしっかりとしたボリュームです。 そのため、パンよりも腹持ちがいいのですね。 朝食にご飯を食べれば、お昼までしっかりとパワーが持つのです。

お米に触れたり精米のお話を聞いた後、お米研ぎのお話。
ボールをつかむような手の形でお米に空気を含ませるように研いでいきます。こどもたちには、少しだけ触れてもらいましたが お家でももっともっとお米研ぎを実践してほしいと思います。

土鍋でご飯を炊いていきますが、これは後でおにぎりにする予定。
(今回使用しているのは、新潟産のコシヒカリ新米!)


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その間に、ハロウィンごはんを作ります。 


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ご飯をカップに入れ、鮭フレークをかけて平にならしジャックオランタンに見立てます。 目鼻口は焼き海苔を使ってスライスチーズに貼り付けて、つま楊枝でカット! こどもたちそれぞれが、ユニークな表情のハロウィンごはんを作りました。

お祭りの型抜きみたいで楽しいね! 小さなこどもたちでも、カンタンに作れておもしろい表情が作れちゃいます。


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そのあとは、クラフトタイム。
ハロウィンごはんの入れ物をカラフルに仕上げましょう。あらかじめカップの側面の形に切り取っておいたカラーペーパーに、こどもたちがそれぞれ模様をたくさんつけました。 時間がもっとたくさんあれば、細かい模様ももっと作れたかな?
でも、短時間でここまで仕上げたのはさすが!
白いカップのままより、この帯を巻けばより一層ハロウィンごはんが楽しくおいししそうに見えるね。


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土鍋ご飯が炊けたので、炊きたての土鍋ご飯と炊飯ジャーで炊いたご飯を食べ比べてみました。どうかな〜〜〜?

土鍋ご飯のほうがほんのり甘味があってツヤがあったように思うのですが・・小さなこどもたちにとってはちょっとむずかしかったのかな? 味の違いを聞かれて、ウ〜ン?・・首をかしげてしまう子も!!

ごはんは、炊飯ジャーのスイッチ一つで炊ける世の中ですが(しかも性能がアップしているので、結構おいしく炊ける!)土鍋やもちろん普通のお鍋でもご飯は炊けるし、しかもお焦げができたりすると香ばしいし、冷めてもおいしいのです。

さて、この土鍋ご飯を使って、自分の手でおむすび(おにぎり)を握ってみましょう。
どうやら、こどもたちは手で直におむすびを作ったことが無い様子。三角おむすびにチャレンジです! まずは、エアにぎり。手の形をしっかり練習します。
もちろん、手をよく洗ってから・・
ぬらした手に二本指で塩をとり手にまぶします。そしてホカホカご飯を握ります。

初めて作った小さなおむすび二つ。
お迎えにいらしたお父さんやお母さん方にも、いっしょに食べてもらいました。
最近は衛生面を考えて、ラップを使って握ることが多いようですが(素手かラップか?でおにぎり論争も起きているようですが!!)
ぜひ、親御さんが握ったおむすびをお子さんに食べさせてあげてください。お母さんの手から作られたおむすびによってお子さんの免疫力が高まる・・なんて説もあるようですが・・・
素手で握るとご飯の状態もよく分かり、ちょっとした力加減が おむすびのおいしさにつながります。


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最後に、今日の感想発表!
感じたことを言葉にしてみる。 できるだけ詳しく言えるといいね。
参加してくれたこどもたちみんなが、お父さんお母さんが見守る中、しっかりと発表できました。

今日の経験が、お家でも活かせるといいですね。
お父さんお母さん、新米がおいしい季節
ぜひ、お家でもこどもたちに三角おむすびを作ってもらいましょう。
そして、もうすぐハロウィン当日ですが、
お菓子のやりとりだけでなく、ハロウィンごはんも作って ご家族やお友だちと楽しんでみてくださいね。

次回のしょく感教室は 2019年春休み頃の予定です。
少し間があいてしまいますが、みなさんのご参加をお待ちしています。
日時や内容の詳細は、2019年1月〜2月にこちらでお知らせしますので、チェックしてみてください。


アプレットプラス しょく感教室 こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/

2018/10/14

しょく感教室とは?

 

「しょく感教室」は、食育造形を組み合わせたコドモ向けのワークショップです。

食に関する仕事をしている 岩本留里子 と、デザイン・造形の仕事をしている 鶴岡まり子 の二人がタッグをくみ、毎回テーマを考えています。

 

食材の香り、音、感触、味、色などを確認しながら(五感を意識する)
これまでとは違った角度から「食」に実際に「触れる」ことにより(食&触)
コドモたちに新たな発見をしてもらうことがねらいです。Dscf8898s_2

 

また、「食」を作り味わうだけでなく  
造形を組み合わせることで、表現し演出する楽しさも体験します。

 

 

ワークショップには、お母さんとは離れてコドモたちだけで参加してもらっていますが、毎回のテーマに沿ったものをコドモたちが自分たちの手で作るのはもちろん、自己紹介、片づけ、最後に感想や意見の発表もします。

初めて出会った同士でも、順番に道具を使ったり、作業を分担して片づけをしたり(食器洗い・床掃除等)・・共同作業をすることの大切さも体験してもらっています。


★これまでの しょく感教室の記録 vol.1 〜 vol.45
vol.1 こねてまるめて  vol.2 おにぎりケーキ vol.3 かつおぶし vol.4 フルーツ vol.5 ふりかけ  vol. 6 ソーダパン vol.7 どらやき vol.8 おにぎりキャンディ vol.9 手作りグミ vol.10 カラフル白玉 vol.11 カステラ vol.12 やさいもち vol.13 おにぎりパフェ vol.14 お茶 vol.5 ひんやり寒天 vol.16 スパイス vol.17 ツリートーストと牛乳 vol.18 チョコレート vol.19 塩味 vol.20 酸味/ピクルス vol.21 苦味/グミ vol.22 うま味/だし vol.23 辛味/スナック vol.24 色/ピザ vol.25 もりつけ/パンケーキ vol.26 旬/じゃがいも vol.27 くずきり vol.28 たまご/手作りマヨネーズ vol.29 手打ちうどん vol.30 甘味/ロリポップチョコ vol.31 酸味/押し寿司  vol.32 苦味/野菜 vol.33 塩味/ゴロゴロアイス  vol.34 うま味/月見おにぎり vol.35 スパイス/ソーダパン  vol.36 なぞなぞスナック  vol.37 春色マカロニ vol.38 おえかきパンケーキ vol.39手打ちうどん vol.40ミニパイ vol.41 一汁三菜 カップごはん vol.42 夏のおやつ vol.43 スパイス/パリパリスナック vol.44 カラフルピザ vol.45 ゴロゴロアイス
vol.46 ハロウィンごはん

vol.47 お花見グミ


どこで 開催しているの?→東京都中野区にあるアトリエ アプレットプラス
いつ 開催しているの?
→ 開催予定日の約一ヶ月前からお申し込み受付開始予定
連絡先は?
 または アプレットプラスまで

🍀大変申し訳ありませんが、しょく感教室は、しばらくお休みをいただきます(2019/5月)

こちらもご覧ください→ 岩本留里子ホームページ アプレットプラスのホームページ アプレットプラスのフェイスブックページ  


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