夏休みの美術館探訪 東京都美術館
いよいよ来週は9月。
8月最終週になってから、もう夏が終わってしまったかのような涼しい日が続いています。そういう日が続くと、あんなに暑かった夏が懐かしいような・・・
でも、また暑さが戻ったら、もう対処不能かもしれませんが
この夏に、見たいなと思っていた展覧会。
上野の東京都美術館で開催中の、キュッパのびじゅつかん を一昨日見てきました。
キュッパのびじゅつかん は、
福音館書店の絵本 キュッパのはくぶつかん のお話を入り口に モノを収集するときのワクワクする気持ちや 集めて見つめて分類し考える行為を実際にやってみたり、集めて並べたときに一つを見つめているときとは違った観点からモノを見つめていることに気づいたり、そんな発見を共有することを体験できる展覧会です。
また、写真は撮れませんでしたが、珍しい標本の展示をたくさん見ることができます。 標本の展示を見られるだけでも、貴重。
貝殻、炭、きのこ、石、砂、墨壺、タイル、植物、民芸品、生活道具・・・仕分けて標本箱に整然と並べられている美しさ。大きさや色、形などを比較したりしながら、一つを見つめるのとは全く違った感覚でそれらを見つめている自分に気づきます。
参加型なので、荷物をロッカーにいれて、身軽な格好で見るわけですが、帰るときに、そのロッカーさえも、標本箱に見えてしまいました。
一番大きなスペースをとっているのが、たくさんの素材の中から
みつめて あつめて しらべて ならべて いく、ワークショップ。
深さのある木箱に、自分でテーマを決めて集めていきます。まずお題を考えるだけで、素材を捜す目が変わってきます。
私は、 香りを感じるもの・においを想像するもの を集めてみました。
この展覧会、10月までやっています。9月には、ワークショップも行われるようですよ。 こどもたちはもちろん、おとなの方も是非! おすすめです!
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