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2015年10月

2015年10月31日 (土)

10月の小学生 水曜日クラス編

10月もおしまい。今日はハロウィンで盛り上がっているのかな?

アプレットプラスの こどもデザイン造形教室、水曜日 小学生クラスのご報告です。このクラスは、一年近くあるいは一年以上の長い時間をかけて大物制作をしているこどもたちが多いのですが、一週間に一回しか制作できませんから、自分でここまで進めよう、この段階まで完成させていこう・・と目標を決めてから取り組んでいます。
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自分で決めた目標ですが、時にそれ通りに進まないこともあります。乗り越えて少しずつでも完成に近づくように、がんばっていこう!と、スタッフはサポートしています。
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スタッフが、目指す到達点のボーダーを少しアップさせて、こうしたら?こうしたほうがもっとよくなるよ、本物に近づくよ、カッコイイよね〜、キレイになるよ!・・こんな作り方もあるよ・・・等々 難題を提示することもありますが、そういうアドバイスを素直に受け取ってクリアしていくことで、物づくりの目も手もアタマもスキルアップしていきます。
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だからこそ、こどもたちには、
自分はココまでしかできない・・ムリ〜っ!めんどくさ〜い・・・ なんて言って欲しくないな〜・・だって、まだまだまだまだ、可能性をいっぱい秘めた存在なんだから!
できるだけ、おっ! そうか、おもしろい、そういうやりかたがあるんだ!
と、発見や苦労を喜びや楽しさに換えていって欲しいなと思います。
こどもたちと制作する際には、そういうことに気づけるような声かけやサポートができれば・・と思っています。

Dscf0814電車の車輪をトントントンと、抜いていきます。ずっと同じ作業だけど・・がんばってるよ〜!
Dscf0832線路も立体にしたらよりリアルになったよ!

ようやく張り子がおわって・・・切り取ってみたら・・おや?
Dscf0809_2Dscf0810Dscf0812あれ? わ〜っ! 入れ物の中から・・風船がでてきた〜!

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2015年10月30日 (金)

製本倶楽部から

アプレットプラスのアトリエで 不定期 月曜日午後に行われている
「製本倶楽部」という活動があります。 
(活動の様子は、製本ブログ キルオルトジルにてご紹介しています。また、様々な製本の制作風景もご紹介しています。)
製本倶楽部は アプレットプラスの 鶴岡秀樹が主宰していますが、そこに参加されている クマガイテツヤ氏 の個展「風のかたち、紙のかたち」が 2015/11/4〜16に 原宿駅から徒歩三分の 代々木アートギャラリーにて開催されます。
 
クマガイ氏によるモビールと製本の展示ですが、製本倶楽部からの参加として、鶴岡秀樹が縢る製本も同時に並びます。 手製本作品を間近で見られるチャンス! またモビールも含めて展示販売もされると言うことですから、もしかすると お気に入りが見つかるかもしれません。
なかなか手に入らないような布地がカバーとなっているフリーノートや、モダンな柄の 朱印帳、皮を使ったアクセサリーにもなる豆本、古いおしゃれな切手を表紙にあしらった折り本等々・・ギャラリー展示と共にお楽しみいただければ・・と思います!
クマガイ氏と、鶴岡秀樹は 代ゼミ造形学校講師時代よりの友人。クマガイ氏は現在も土日に講師として美大志望の高校生を指導されています。

ちょうど明治神宮では、七五三詣りで賑わう時期かもしれませんが、竹下口より左方向へちょっと!・・ぜひ、ギャラリーに足を運んでみてください。

では・・メイキングを少々・・
クマ先生作品!
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ツル先生も 追い込み!
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#製本 #豆本 #原宿 #代々木 #明治神宮 #ギャラリー #モビール #Bookbinding #御朱印帳 #折り本 #手製本 

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2015年10月19日 (月)

ニキ・ド・サンファル展

昨日放送の「日曜美術館」に刺激され、実物を見たくなり
六本木 国立新美術館で開催中の ニキ・ド・サンファル展 に行ってきた。
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これまで ニキの作品は ナナの印象だけが強くて、

実物も見たことないくせに、商業的でポップな手法、派手で大きな作品なんだろうと思い込んでいたら 違った。

オンナとしての生き方、心の奥底に秘めているもの、主張、人生・・・ニキの中にある熱いものがすべてくるみこまれた 激しい作品だったんだな。

見たことの無い表現や人々をあっと驚かせる行為、ユーモラスに描き 形作ることで、自分に正直に 大胆になれる・・
そして命を生み出すように 絶え間なく制作したのだろう。
特に ニキが20代後半から50代にさしかかる頃の作品がいい。

ヨーコと交流を深めたという晩年の作品は、色や模様は ほぼ若い頃から同じパターンなのに 造作が整然と落ち着きすぎて感じられ、かえって安っぽく映り 私にはあまり響かなかった。

会場では、撮影可能な作品は二つ。 
ブッダと、ツバサを広げたフクロウの椅子。
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2015年10月15日 (木)

コンちゃん

朝晩は気温が低くなり、秋が深まってきたようです。
先日、小学生クラスのJちゃんが、アトリエに来るなり
「コンちゃん!」といいながら、手渡してくれたのは・・・
ツノナスの実。
正直言って、最初、Jちゃんがなんと言っているのか?聞き取れずに
え?なあに?と、何度も聞き返してしまいました。
狐の顔に似ていることから フォックスフェイスとも言われるそうで
なるほど・・それで、コンちゃん なんですね。

目を描いてきてくれました!

Jちゃん、ありがとう。
秋色を感じたよ。

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2015年10月13日 (火)

ランプシェード 小学生クラス

2年生の Nくんは、紙に丸く穴を開けて模様を作り、その紙を使ってランプシェードを作りました。
サークルポンチという道具を使って、金槌でとんとんまっすぐにうちながら、黒い厚紙をキレイに丸く抜いていきます。円のサイズはいろいろ。ポンチの直径により変えていきます。
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均等に垂直に金槌を振り下ろさないと、きれいに穴が抜けません。たくさん打つことで、だいぶ上手になりました。
単純作業ですが、穴の開け方により模様も変わりますね。
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穴からのぞく色や風景、光 はどんな風に見えるのかな?
穴の位置や大きさによっても 見え方が変わるね。
穴を通して少しずつ現れる色がキレイだね。

トントントン・・と、打ち続けて、最後にくるりと形を作って
ランプシェードができあがりました!
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Naoki2 ゆきだるまがかくれているランプ  / なおき(小学2年)
■くふうしたところは
ゆきだるまをたてにしたところ
■むずかしかったところは
とんかちでうつのがむずかしかった

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2015年10月12日 (月)

最近の小学生クラスは・・

9月後半から10月前半の小学生クラスでは・・
各自テーマを決め、作品を作っています。長い時間かかるものが多いのですが、目標に向かって コツコツ作っています。
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2015年10月10日 (土)

アトリエのマスコット?

アプレットプラスのアトリエに、最近ひそかに加わった マスコット的存在。
アトリエに来るこどもたちを静かに見守っています。
こちらは、棒人間5号。
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5号というだけに、1,2,3,4号がいるんですよ。
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どの子が何号か? 
それは、実際にアトリエに来てみてのお楽しみ!
こどもたちも、これが何号だっけ?と、時々確かめています。

そして、こちら
まだ、名前が無いのですが。 机の下に生息中。

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体長 約105㎝ 
悪さはしません。いつもニコニコ アトリエにくる皆さんを見守っています。

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2015年10月 1日 (木)

紙風船のスケッチ 

今日から10月。
うわ〜!!
驚きです。 時の経つのは早い! 

夏休みが終わって、もう一ヶ月も過ぎたのです。
毎年同じことを言っているけれど・・・・
もうすぐ きっと クリスマスにお正月!あっという間にやってきますよ〜

すっかり秋になり
本日は都民の日。
2ヶ月以上経ってからで、恐縮ですが・・・
7月最後の こどもデザイン造形教室では、 紙風船のスケッチをしました。
そのときの様子をご報告しますね。

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昔懐かしい 紙風船ですが
その素材は、軽くてハリのあるグラシン紙。
細かい皺があったり、折り目がついていたり、光を通したり。8枚の紙がつながってできています。
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天井から大きさ違いの紙風船をつるして ふわふわ浮いているような状態をスケッチしました。

わずかな風でも、くるくると回ってしまうので 止まった状態をスケッチするのが大変むずかしいのですが、こどもたちは そんなむずかしいお題にも果敢に取り組んでいました。
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四角い画用紙に絵を描くとき、どこからどこまでを入れるか?
目の前に見えているモチーフをどう切り取るか?
実際に枠を使ってのぞいてみます。

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大きい紙風船に対して 小さいものはどれくらいの大きさなのかな?
手前の風船、奥にある風船 大きなもの小さなもの 空間の意識や大きさの比較。
まだよくわからなくても、とにかく見て描いてみる。

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鉛筆で形をとった後、今度は水彩絵の具で色をつけました。
色を塗るときも、塗り絵のように アウトラインの中をべたっと塗るのでは無く、光が透けた色、重なり合った色、空間を感じる色、紙風船が映り込む影の色、宙に浮いている軽さ・・・感じながら考えながら色を塗っていきます。

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どうしても、色を塗るときに、対象物を見ないまま色を塗り分けてしまう子もいましたが、見ているうちに影の面白さに気づき 影を分析しながら、感じるままにふんわりと塗ってみる子もいました。空気を入れる穴のところがぴかっと光る銀色の紙でできていることに気づき、色を塗る子もいました。

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一時間半という短い時間の中では、なかなか完成させるまでには至らないので、もう少し時間をかけたいところでしたが、ぎゅっと凝縮された豊かな時間が流れたと思います。

Dscf0588 かい(1年)

Dscf0590 はるの(1年)

Dscf0602 あやか(1年)

Dscf0605 まさき(1年)

Dscf0607 とわ(1年)

Dscf0615 じゅんな(1年)

Dscf0620 そよみ(2年)

Dscf0587_2こすず(2年)

Dscf0596 ゆいな(2年)

Dscf0598なおき(2年)

Dscf0618_2 うい(3年)

Dscf0593 としき(3年)

Dscf0599はな(3年)

Dscf0603 りんたろう(3年)

Dscf0611 けいと(4年)

Dscf0594 もあ(4年)

Dscf0614 ゆうと(4年)


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