ボール紙で作る立体 その2 小学生クラスより
2月の日記で ボール紙で作る立体について書きました。
こどもたちの思うままにボール紙がつながり始め、素材が形に変化して行きます。平面が立体になり そこに、物語が生まれていきます。
厚紙のカケラが生まれ変わりました。
2年生のNくんは、紙を立体にしたあと、何日もかけて細かく色を塗りました。色の塗り方も、パーツ全部を塗らずにボール紙の色を残しながら、色の塗り重ねで表現しています。そこがNくんらしい仕上がりになりました。
それぞれの場所には、Nくんなりの意味があり、だからこの色を塗る・・という理由があります。作品を見つめていると、その思いが伝わってくるようです。
完成と宣言するまでには、とても時間がかかりましたが、いつも楽しそうに作っていたNくんです。
小さな町 なおき(2年)
■くふうしたところ
ドアをしめたいとき、ちゃんとしめられる
■むずかしかったところ
上につくって その下の面をぬること
■ここはどんなところ(ばしょ)ですか
ふしぎなまち
・たくさんのとびらがある
・まんなかの門をくぐるかべがあって もどされること
■だれが住んでいますか
紙でできた人(うすべったい人)
↑この壁は、右側の月があるほうが夜の道、左の太陽のほうが昼の道なのだそうです。その他の場所にも いろいろな意味がありそうで、そのお話を聞いてみたくなる作品です。