2016年4月
2016年4月28日 (木)
2016年4月19日 (火)
食育と造形 五感を使ったワークショップ「しょく感教室vol.38」 ご報告!
2016年4月17日(日) 五感を使ったワークショップ 「しょく感教室vol.38」 がアプレットプラスのアトリエにて 開催されました。その ご報告です。
昨年、しばらくお休みをいただいていたので、実に一年ぶりの開催でした。そして、いつも土曜日の開催でしたが日曜日は初めて。でも、今回もリピー
ターのこどもたちが半数を占めているという「しょく感教室」です。それだけ、こどもたちが楽しみにしてくれているということが、とても嬉しいですね。
今回は、新年長さんが三人も参加してくれて、全体に年齢層が若く^^なりました!
さあ、いつものようにあいさつと自己紹介から始まりました。
初めて出会うお友だちとも仲良く二時間過ごしましょう。そして、今日も大忙しの内容です。たくさん楽しんで体験していってほしいと、ついつい内容が盛りだくさんになってしまうので、こどもたちには、がんばってもらわないと〜!
まずは、岩本留里子さんの 盛りつけのお話。
カップに入ったプリン。
さて、そのままカップで食べるのと、お皿にあけてから飾り付けたものとでは
どちらがおいしそうに見えるかな? クリームを添えたり、イチゴを切って添えたり。カットするとイチゴの内側と外側では色が違うよね。その色の違いも上手
に使ってみると、おいしそうに見えるんじゃないかな?
だれかのお誕生日や特別な日に、ちょっと飾って、敷物を敷いたりするだけで、随分 違って見えるよね。
それから・・買ってきたお惣菜。パックのままテーブルにおいて食べてないかな?
ひと工夫して お皿の色を考えたり、そこに少し真ん中を高くこんもりと盛りつけ、一番上にキュウリをふわりとのせてみたり。みどりの葉やプチトマトを添えるとどうかな? どれが一番おいしそうかな?
黒いお皿はゴボウサラダが鮮やかに見えるね。白いお皿と比べてどうだろう?
こんな風に、ちょっとしたひと手間でおいしそうに感じるね。料理は見た目が大切。人間は「視覚」でおいしさを感じるのです。
そして、もりつける時には、料理を食べる人のことを考えることも大切。相手のことを思い、心を込めて盛りつけることで料理はグンっとおいしく感じられるんだね。 覚えておいて、お家でも実際にやってみてね。
さて、今度はいよいよ 今日のお題のパンケーキを作りましょう。
おえかきパンケーキと、もりつけパンケーキ。作る前にアイデアスケッチをして頭の中を整理してみよう。そうすることで、いきなり作るよりも工夫ができるし、失敗が少なくなる。
今日は短時間で大急ぎですが、ぱっとひらめいた もようを表現できるといいね。
おえかきパンケーキは、クッキングシートの上に、絞り出しながら絵を描いていきます。こうして、クッキングシートの上にあらかじめ模様を描いておく と、ホットプレートの熱を気にしなくていいので、絵も描きやすいのです。絞り出しをコントロールしながら絵を描くのは すこしむずかしいけれど、できるかな?
図案の上に生地を乗せて焼いていきます。ひっくり返すと、キレイに模様が出てきました。
パンケーキの飾り付けは、フルーツの色合いや置き方など、みんなそれぞれ工夫できたかな?
スケッチ通りかな?
参加してくれたこどもたちの作品。↓
左上から右へ順番に・・
あい/5年 いろは/年長 こうた/年長 ちさと/5年 てっぺい/年長 はなこ/3年 ゆいか/2年 ゆいな/3年 よしひと/2年
自分で盛りつけたパンケーキを試食してみましたが、みんなニッコニコの笑顔で
とてもおいしそうにペロリと平らげていました!
新年長さんも とてもがんばった今回のしょく感教室。みんなで お片付けも協力してできたし、自己紹介も感想発表も 堂々とできましたね!
今日は時間が限られていたのでおお急ぎのところもありましたが、今度はお家で もう一度!ぜひ作ってみてくださいね。きっともっともっと上手にできますよ〜^^
おえかきパンケーキも、やけどしないようにと、クッキングシート上に絵を描きましたが、直接ホットプレートにおえかきしてから生地を流し込むと、表面のムラがなくなって絵がきれいに表現できますよ〜。
次回の しょく感教室 vol.39 は、8月20日土曜日を予定しています。(変更の場合もありますが、7月初旬には決定した内容をお知らせできると思います)ぜひ、またご参加くださいね!お待ちしています。