2016年12月
2016年12月31日 (土)
2016年12月29日 (木)
2016年もあとわずか! 今年後半できあがっていた作品!
お菓子のお家を作って以来・・怒濤のように時が流れ〜(毎年のことですが)
あっという間に年末です!
造形教室は、冬休みに入っています。
今年もお世話になりました。ありがとうございました!
みなさん、クリスマスは楽しく過ごされましたか?
我が家では、毎年、学生時代から(!)続いているクリスマスパーティで盛り上がり!
その後一斉に、年末大掃除に突入。
準備〜当日〜片付けのくり返し〜まっったく休みが無く、特急で駆け抜けていく感じです。(毎年のことですが
)
今年後半、造形教室で作品が完成していたのに、この場でご紹介できなかった作品がいくつかあります。すぐにご報告できずに申し訳ありません!
このまま年を越すわけにはいかないと・・・・一挙にご紹介させていただきます!
●細かいお花畑の広がる絵です。下描きを忠実に再現しました。
いろは(年長) おはなばたけ 2016年7月 完成
■むずかしかったところ
のこぎりでよこをきったところ
■だれにあそんでほしいですか?
ママ
●羊毛フェルトのペンケースに挑戦。フェルト化するのも模様を針で刺すのも、周りをぬっていくのもとても地道な作業でしたが、最後のボタン作りが一番大変だったかな?そよみ(3年) 星空ペンケース 2016年9月 完成
■くふうしたのは
ボタンとふたの水玉のもようの色を同じにしたこと
■むずかしかったところ
ボタンとひもをくくりつけること
■なにをいれたいですか?
えんぴつ、ペン、消しゴム
●ビーダマを転がすゲームだからと、顔が並んでいるにぎやかなデザインになりました。タイトルも楽しい!
てっぺい(年長) みんなであそぼ 2016年10月 完成
■おもしろかったところ
くぎうち
■むずかしかったところ
えのぐでぬるところ
■だれにあそんでほしいですか?
おにいちゃん
●黙々と張り子を続け、できあがったときの季節は秋。色も形も温かで穏やかな作品です。
ゆうたろう(1年) あきのうつわ 2016年11月 完成
■おもしろかったところ
かみにいろをぬったとこ
■むずかしかったところ
かみをはったとこ
■なにをいれたいですか?
おかし
●ちいさなてんらんかいには、間に合わなかったけれど、フレームも個性的でかっこいいネームプレートになりました。
としき(4年) ネームプレート 2016年10月完成
●ビーダマを転がすところが道になっていたり、地図のようだったり・・転がすとお話が生まれそうですね。ゆずな(1年) 村のぐるぐるめいろ 2016年11月 完成
■くふうしたのは
村みたいにしたところ
■むずかしかったところ
木をのこぎりできるところ
■だれにあそんでほしいですか?
かぞく、しんゆう
●体験の時に制作した色紙を表紙にしてノートを作りました。5年生と言うこともあり、一折り中綴じのノート作りに挑戦しました。
かのん(5年) にこにこノート 自然のノート 2016年11月 完成
■おもしろかったところ
はりでノートをぬうところ
■むずかしかったところ
穴と穴をあわせてとおすところ
■なにを書きたいですか?
絵など
●高台をつけないシンプルな器に、四角く整然と切った紙を全体を見渡しバランスをみながら はりました。置いたところの接点の形がキレイです。
はる(5年) 四角 2016年12月 完成
■くふうしたのは
紙を四角く切った
■むずかしかったところ
紙をはること
■どこにかざりたいですか?
たな
どの作品も、こどもたちがコツコツと時間をかけて制作したものばかりです。
それぞれのこどもたちが作品と向き合うときには、きっと使っている素材や描いた模様や図柄・形について、どうしたらいいのだろう?どんなふうに組み立てたらできあがるのだろう?・・等と考えたことがたくさんあるはずです。
自分で考え 形に表し、自分の思い描いたことを人に伝える。制作を楽しみながら練習していってほしいと思います。
また、つくる という行為の中には、表面に見えるだけでない様々な行為が含まれているということを 制作を通してこどもたちは実感するはずです。
こどもたちは、技法や素材のことをすぐに忘れてしまうこともありますが、体験したことは確実にこどもたちの身体の中に染みこんでいることでしょう。
何も無い状態から、形あるものを作れるって、すごいことなのです。
わからないから、即座にスマホにたずねる? 声を出して機械に聞けば答えてくれる?
いやいや・・・まず、自分の頭で考えようよ! そう、こどもたちには伝えたいですね。そして、自分自身の手を動かすこと。
機械に聞いたって、所詮自分の力で何かをやりとげなかったら意味ないよ!
そもそも、機械は人間が考えたんだよ。むしろ考えて作れる人になろうよ!
小さな積み重ねが、その後大きく育つこと。それを信じて、すぐに結果は出なくても進み続けること。どんなジャンルにも、それは共通していえるのではないでしょうか。
2016年12月23日 (金)
クリスマス イブ イブ
普段アトリエのショウウインドウは子供たちの制作中や完成作品を紹介する場としているのですが、昨日で今年の授業は終了したため、先生たちが作った試作品でクリスマスディスプレーを作りました。
ディッピング・キャンドル、クリスマスオブジェ、おかしの家。
アトリエに来ている子供たちが取り組んだ課題と同じものです。
おかしの家、もう食べちゃったかな?
もしまだならご家族でおうちにある綿や飾りを組み合わせてクリスマスのディスプレーを作ってはいかがですか? おかしの家がなくてもオブジェとキャンドルでも楽しめますよ。
明日はクリスマス・イブ。
トナカイがひくソリに乗ったサンタさん、今年は みんなに どんなプレゼントを届けてくれるかな?
みなさん、よいクリスマスを。
お菓子の家 木曜日 幼児・小学生クラス
いよいよクリスマスイブまであと二日。お菓子の家も、クリスマスまでとっておけるかも! 幼児クラスのこどもたち、初めてお菓子の家づくりに挑戦。
様々なお菓子を前に、(多分)食べたいお菓子を次々に壁に貼っていきました。その貼り方・・外れてしまわないかな?という外野の心配をよそにドンドンお菓子のパーツが増えていきました。最後はお菓子いっぱいの にぎやかで楽しいお家が完成しました。
ちょうど学校も今日まで。明日から冬休みが始まると言うことで、そんな日にお菓子の家が作れることがうれしかったようです。
なんだかいつもよりホッとしたゆったりした空気が流れる中、
お菓子の家が完成しました!

2016年12月21日 (水)
2016年12月20日 (火)
2016年12月19日 (月)
アプレットプラス クリスマス ワークショップ 「おかしの家」 12/17/2016
12月17日土曜日は「おかしの家」をつくるワークショップでした。
午前・午後と夕方の3クラスにわかれ、年中さんから4年生まで 23人の子供たちが集まりました。
だれでも一度は作ってみたいとおもうお菓子でできた家。 あまいおやつとして見る目と家の素材としてみる目が入り交じりながら楽しく作ることが出来ました。
おとうさん、おかあさんもおうちで作った作品のおすすめポイントや苦労したところなどをお子さんたちから聞いてみてください。きっと色々なことを説明してくれると思います。
出来あがった作品はどれも素敵で美味しそう!! 食べてしまうのがモッタイナイくらいです。
2016年12月18日 (日)
葉っぱのレリーフ〜クリスマスオブジェ 幼児クラス
こどもデザイン造形教室 幼児クラス。
11月から引き続き、葉っぱのレリーフを使った制作です。
先週できあがっていたパーツに糸をつけ、こどもたちが選んだ枝に取り付けてモビールにして、部屋に飾れるようにしました。
先週作っていた土台に、紙や木の実をつけました。
クリスマスオブジェに、葉っぱのレリーフを下げて完成させた子もいました。
自然を楽しみ、工夫し、自分の部屋に飾ってみる。友だちのように親しむ。
手を動かし、作ることこそがまた、自然な行為であること。
幼児クラスでは、物づくりの順序を覚えながら、いずれは自分の発想を自分の力で形にして行けるように、基礎的な制作を楽しみながら身につけています。
幼児クラスのこどもたちが作ったクリスマスオブジェのご紹介です。
自分で選んだ木の枝に、葉っぱや木の実、色紙、粘土などを思い思いに取り付けて完成させました。
いろは(年長)
こはる(年長)
お菓子の家 金曜日
今年最後の製作は、おたのしみクリスマス課題「お菓子の家」。
実質的な作業時間は約1時間30分ほど。 みんな集中して製作しました。
りょうくんの作品。
外のロッカーが崩れてしまいましたがボリューム満点。
ベースの白い部分をしっかり隠せると良かったと思います。
はるのちゃんの作品。
これぞ「アッサンブラージュ」。
地面からお菓子の家がむくむくとせり上がってくるような力強さと動きが斬新。
かのんちゃんの作品。
お菓子の家 初挑戦ながら手際よく作業が進められ、家だけでなく庭までしっかり手が入りました。 ベンチや人、はしごなど自作パーツがみどころ。
ハナちゃんの作品
プリッツのアルファベットで作った名前がおもしろいですね。
作業はていねいなので、崩れたりせず確実なのですが、少々時間が足りなかったかな? 牛乳パックの白が見えなくなると印象がグッと良くなります。
ゆうとくんがお休みだったため空いた場所で先生も急遽参戦。
大人になっても楽しいものです。
2016年12月17日 (土)
クリスマスオブジェ 木曜日クラス 完成!
クリスマスオブジェ、木曜日クラスも完成しました。
先週、土台制作をするときに すでに先を見据えての形ができていた木曜日クラス。色味が無い状態でしたが、今週はそこに細かいパーツが加わり密度が増しました。
制作時、とにかく一言もおしゃべりをせず集中しているのが、このクラス。
時々緊張感が緩むと、女子トークが始まってしまうこともあるのですが、今日は完成させるという目標があったため、開始から終了まで制作以外のおしゃべりは一切なし!やっぱり、制作するときとリラックスするときのメリハリがあるっていいですね。作品にも表れてきます。
時々目線を下げたりオブジェを回したりしながら、多方向から対象を見ることも大切です。
それでは、作品のご紹介。
↑かいちゃん(2年)の作品。
本物の葉や、木の実などの自然素材を多く使用して、冬の庭のような作品に仕上がりました。クリスマス・・というより 冬という季節をあらわしているように見えます。 クルミの殻の上に 木の実の皮をかぶせて 雀に見立てました。雀が寒い冬に丸く羽毛を膨らませているようなポーズですね。
↑ちさとちゃん(6年)の作品
先週作ってあった土台に紙粘土や細い毛糸を使って 形あるパーツが取り付けられました。花を粘土で、つららをイメージしたパーツは粘土と毛糸で作りました。先週からこんなパーツを取り付けていこうと計画を立てていたそうです。色味は少ないのですが、それが冬を感じさせます。
↑はるちゃん(5年)の作品
先週から土台を意識して、パーツをきちんと用意していました。こんな感じにしよう、と予定が立っていたようです。枝をつけることは難しかったようですが、時間内にツリーとして形になりましたね。台の側面の所、仕上げに紙を貼っただけになってしまいました。カラーペーパーなどで模様を入れてもいいですね。
↑まさきちゃん(2年)の作品
手前にプレゼントと、それが載った そりを自然素材で作って飾りました。ドングリでサンタクロースを作っています。全体に色が入り、赤と緑がクリスマスを感じさせます。細長い土台の正面と背面を意識しているので舞台装飾のようなオブジェになりましたね。
木曜日クラスでも、最後に作品発表をしました。
みんなの前で言葉にすることで、イメージや作品制作のポイントなど、振り返ることができますね。そんな積み重ねが次につながっていくことになります。
作品制作だけでなく、日常の生活にもいかされていくことでしょう。
2016年12月16日 (金)
お菓子の家週間スタート!
昨日までクリスマスオブジェを作っていたアトリエ内を、今日からお菓子の家を作るために、昨晩から金曜日のクラスが始まる直前まで
・・・休み無く片付けたり、掃除したり、何しろ 食べ物をあつかうので神経を使います〜
どうにか準備が間に合って 金曜日の小学生クラスから お菓子の家週間がスタートしました!
できあがったお菓子のお家は、すでにこどもたちのお腹の中なのでしょうか?
完成写真は撮影してありますので、後日まとめまして 作品をご紹介したいと思います。
明日は、丸一日、「お菓子の家を作ろう!」ワークショップとなります。
アトリエ内が甘い香りに包まれる一週間!
体調を崩さないよう気をつけて、元気に参加してくださいね。
2016年12月15日 (木)
クリスマスオブジェ 水曜日クラス 完成!
水曜日もクリスマスオブジェが完成しました。
今回の課題は「クリスマスに関するイメージをどのように形にするか」です。
普段はそれぞれが作りたいものを時間をかけて作る、という作業が多いですが、 このようにテーマをきめ、そのなかで自分なりの考えを形にしていくということはとても大事なことです。
テーマによっては得意なことも苦手なこともあるかも知れません。しかし、どのような場合でもそれぞれの解決方法は必ずあるはず。 あきらめず、投げ出さず、頭をふりしぼって取り組むことでいろいろな自分が発見できるはずです。
けいとくん(5年)の作品。
クリスマスといったらソリ! 二回の製作期間でぶれることなく集中して作りました。
ただソリをつくるということではなく、自分の納得いく完成度を目指している姿が作品に現れてきています。 作品に対する思いが強ければ強いほど観る人に伝わる印象も強くなります。 毎年パーツを増やしていってケイトワールドが ひろがったら楽しそうです。
としきくん(4年)の作品。
壁掛けタイプのオブジェです。
ベースの小枝を最初グルーガンで接着していたのですが、枝に凸凹が多いため、きれいにつけることができなかったため、針金をねじりながらすだれのように編んでいきました。 何かがうまく行かないとき一つのことにこだわらず様々な解決方法を探すというのは大切なことです。
文字は読ませるためだけの要素ではなく視覚的にもイメージを伝えることのできる大切な要素になるということを講評で話しました。
ゆうたろうくん(1年)の作品。
まだ小学一年生ということもあり「オブジェ」に最初とまどっていましたが、しっかり完成させました。 確かに難しい課題だったかも知れませんが、ゆうたろうくんが今回どのようなことを考えたか、また先生がはなしたこと、そして作品を通して何をおもったかを心にためていくと「自分なりのやりかた」が段々見えてきます。
最後に台の周りをフエルトやパーツでデコレーションしたのは最高でした。
あやかさん(2年)の作品。
独特のポップな仕上がりがあやかさんらしく、そうした「らしい特長がある」のはとてもいいことです。
赤い屋根の「サンタさんの家」は家の形の正面形の板が立っていただけなのですが、「最初ドラマのセットのようだ」というとちゃんと完成時には家が建っていました。 うまくできるかちょっと心配でもやってみると、その大変さよりも得るものが大きいものです。
失敗してもよいから一歩踏み出すことが大切です。
かずきくん(4年)の作品。
遊園地的なクリスマスオブジェの完成です。 やや「作りたいものを作る」という雰囲気だったのですが、今週はクリスマスをかなり意識して仕上げました。
やや作りたい気持ちが先行して後半細かい作業がやりづらい場面があったので、作業の順序や方法といったことを気にかけると完成度が上がると思います。
ブランコは他のクラスの子供たちにも人気でした。
なおきくん(3年)の作品
南半球のクリスマスと画像検索すると日本とはちょっと違ったクリスマスの景色があります。 季節が反対なんですね。
何となく南国風な雰囲気がある作品でおもしろいです。ドングリ色にこんがり焼けた人たちも可愛らしいです。
ただクリスマスらしさはちょっとすくないかな? 木にカラフルな実をつけたら? 帽子を赤く塗ったら? ベースの設定(南国風)がちょっと変わっているのであえてクリスマスっぽい色とかを部分的につかってもよかったかもしれませんね。
お母さんたちにも観ていただきながら作品発表と講評をしました。
他の人はどのような考えで作ったのだろう?どんなことに興味を持っているんだろう?自分の作品はどうみられているかな?
こういうことを講評という形でまとめることは大切。
作って終わりではなく、「ふりかえる」ことが次につながるアイディアを得るチャンスになります。
2016年12月14日 (水)
クリスマスオブジェ 火曜日クラス 完成!
クリスマスまであと約10日・・・
こどもたちがうらやましい!
先週と今週、2週をかけてクリスマスオブジェを各クラスで制作しています。
さて、火曜日クラスは どんな作品になったでしょう。
しばらく一言もおしゃべりしないで作っていた火曜日クラスのこどもたちですが
あと少しでおしまいの時間・・となった頃、少し空気が緩んできて、集中力が途切れてしまった子もいました。最後の最後まで、時間いっぱい使って完成させていきましょう!
では、作品をご紹介。
↑ういくん(4年)の作品
先週ツリー型の木を組んでいましたが、今週は枝部分に緑色のポプリを丹念に貼っていきました。小さめのツリーのため、少々ポプリが混み合って枝振りが見えなくなってしまいましたが、全体を回転させたりよく見渡しながらポプリを貼り付けていきました。下に敷いた赤いフェルトのカバーと、ポプリの緑がクリスマスらしさを感じさせますね。こんなデザインにしたい、という思いが見えてきます。カバーのサイズ、少しだけ下の台が見えてしまったところが惜しい!
↑じゅんなちゃん(2年)の作品
先週お休みだったため、リースの飾り付けをしました。自然素材と、赤いフェルトを組み合わせて、クリスマスらしさを感じさせました。粘土で作った雪だるまは、目や口を枝で表現。センターにレイアウトしてアクセントにしました。
↑そよみちゃん(3年)の作品
先週は、中心に置いた枝のバランスをとることに時間がかかってしまいましたが、個性的なゆきだるまのおかげでちゃんと立たせることができました。緑や紅い色を加えることでよりクリスマスらしさが出ましたね。自然素材をうまく使いました。
↑まこちゃん(2年)の作品
先週、ポイントに布をたくさん使ったのですが、ただ貼り付けただけで無く 巻いたり切ったりして形を整えました。そこに自然素材を含め パーツを増やしていったので、形もまとまり 楽しいリースになっていきましたね。トップの別パーツを増やしてそこから吊すデザインです。
↑ゆいなちゃん(3年)の作品
先週は枝だけだったのが、色がたくさん増えました。細く切った紙をカールさせて枝に絡めてみたり、綿を使ってみたり、石を貼り付けたり。様々な材料を工夫して取り入れました。土台に置いてあるプレゼントは角材に毛糸を巻いて作っています。 枝葉の部分は、正面から見た状態で完成させていましたが、今度は全体をくるりと回しながらバランスを見ていくともっと良くなりますね。立体作品は様々な方向から見ることが大切ですね。
↑ゆずなちゃん(3年)の作品
先週、枝を取り付けた後、どんな風に枝にデコレーションしていけばいいか悩んでいましたが 綿やお花紙、カールさせた色紙等々 貼り付けるときに上手にアレンジしました。
最後に、みんなで作品を発表しました。
自分の完成作品を見てもらうこと、そしてそれについてプレゼンテーションすること・・とっても大事なことです!
自分がどんなことをポイントに作ったのか、そして振り返ってどんなことを思い出すか・・
恥ずかしがらずに、発表できたかな?
オトナになっても、プレゼンは大切! だから、こどもたちには今のうちから自分をドンドン表現し、伝えることに自信をもってほしいと思っています。
2016年12月10日 (土)
キャンドル作品紹介 02
12月も一週間が過ぎ、このままあっという間にクリスマスとなってしまいそうです。
アトリエでは、11月12月になると季節の工作をしています。
その中から、11月に作ったディッピングキャンドルをご紹介します。
毎年制作しているので、三回目四回目になってくると、ロウに浸すのも、色彩計画も形を整えるのも上手になってきます。
今年は、制作の前に色についての確認、それぞれに質問を投げかけたりして 頭の中で整理していきましたので その効果もあってか 色が鮮やかに仕上がりました。
こんな色にしたいからこのロウに浸す・・
こんな形にしたいから、ここでころがしてみる・・
ただ手を動かすだけでなく、自分で納得して 考えて 先を予測しながら、作っていくとガラリと作品が変わってきますね。
それでは、作品のご紹介。
作品をよく見て、言葉でそのイメージをあらわしてもらいました。おきもり ゆずな(2年) ひみつのろうそく
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
ぜんぶうすいいろをみてほしい
こみや うい(4年) 下は海 上は火
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
白くなったところが海のあわなので見てほしいさとう そよみ(3年) 家族で出かけた時に見た虹の色のキャンドル
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
色の変わり方を見てほしい
たかの ゆいな(3年) 空タワー
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
グラデーションしたところふるや なおき(3年) ひかっているキャンドル
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
いろをつけるじゅんばんをくふうした ご としき(4年)
春夏秋冬
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
いろいろな色が分かれてることが工夫したふせ かずき(4年) でこぼこタワー
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
下の方にでこぼこを作った きたむら けいと(5年) 立体QPZL(キューパズル)
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
パズルに見えるよう丸、四角を意識した
今までより段差を作るようにしたふせ あやか(2年) サンタクロースのぼうし
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
くふうしたところがきつねの形とサンタの部分
みてほしいところが赤いぶぶんとむらさきのぶぶん、きつねの色です あきま ちさと(6年) 笑顔
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
一カ所だけ階段のようにしてみました いけはま かい(2年) クリスマスの朝
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
下の赤のところ
はとや まさき(2年) ホワイトレインボー
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
ろうがおいてあるじゅんに、色をつけて、その間には、とうめいをいれたところです
ふじもと はる(5年) 心の中
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
明るい色やくらい色を使った
やまべ かのん(5年) およう服屋さん
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
したてるときのカラフルなぬのをつけたみたいにした所
みやさか ゆうと(5年) 森のキャンドル
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
森っぽくしました(秋の)
たきぐち りょう(4年) もみじ道路
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
下を赤くした なかがわ はるの(2年) あたたかいキャンドル
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
色のかわり目を見てほしいです
たかやなぎ まこ(2年) よるのとけいキャンドル
■作品のポイント(くふうしたところ、みてほしいところ)
下をピンとたてて よこをまるくしたもうすぐクリスマス! 自分で作ったキャンドル・・ぜひお家に飾ってくださいね
火を灯すときには、必ずおとなの人といっしょにお願いいたします
2016年12月 9日 (金)
クリスマスオブジェ 金曜日クラス 完成!
2週にわたって制作したクリスマス課題完成。
短い時間でしたが、それぞれに最後まで作品の完成度を上げるよう集中しました。
どれも個性あふれる力作揃いです。
かのんちゃんの作品↑
カラフルなツリーになりました。枝が集まって太くなった上部に水色の粘土をぐるりと巻いて模様をつけたことでメリーゴーランドとか回転ブランコ的な楽しさが増しました。
ゆうとくんの作品↑
自然素材中心の構成です。全体に茶系ですが、明度・色味の違いをうまく組み合わせていて綺麗です。 ツリーの土台は紙コップですが、毛糸を巻いたり木でフタをしたり素材の組み合わせを工夫しました。
はるのちゃんの作品↑
金属線や色をつけた透明板や綿など様々な素材を組み合わせたハイブリッド作品です。成り行きで身近なパーツを組み合わせるのではなく、自分の頭の中にある形を必要な素材で作っています。
りょうくんの作品↑
ひもが張られ、様々な形がぶら下がるツリーです。 茶色の枝にビビッドな赤色の配色が綺麗。 秘密基地のようなツリーハウスのような、観ているうちにこんな木に登ってみたくなるような気持ちになる作品です。
はなちゃんの作品↑
クリスマスに咲く花といった雰囲気の作品です。動きのある幹に枝をバランス良く出し、色々なエレメントが配されています。それぞれがつぼみや種・葉に見えてきますね。作業がとても丁寧です。
作品を撮影したあと、お母さんたちにも観ていただきながら一人一人作品説明をしました。
クリスマス オブジェ Day4
クリスマスと聞いて何を思い浮かべますか?
制作を始める前に、こどもたちにもまず尋ねてみます。
サンタさん、雪、雪だるま、ツリー・・・
色なら 赤、緑、白・・最近は青と白とか?
少しイメージを整理しましょう。自分の中にうかぶ クリスマスのイメージ。
色なのか? 形なのか? 情景なのか?
そして、二日間でできることはどんなこと?
どんなものを作りたい?
自分の頭にうかんだ完成形に近づけるには 一日目に何をしておくといいのかな?
先が見通せる力は、経験を積み重ねることでついていきますね。
今回のテーマは クリスマス。
クリスマスに飾りたいオブジェを作ります。
さて、木曜日クラスはどんな形になっていくのかな?
↑ちさとちゃん(6年生)の作品
まず今日は、土台作り。という目標を達成。細めの枝を選び 台となる角材に確実に立て、足りないと思われる箇所に枝を追加したり。 さて、来週はここに色が加わるのかな? クリスマスイメージにどんな風に近づくのでしょう?
↑はるちゃん(5年生)の作品
ツリーを立てようという計画が見えてきますね。 中央の軸に枝をつけるために、素材をまとめて切っておく、そのあと順番に接着していく・・と、ちゃんとプラン通りに制作をしています。接着する作業が少し難しいようですが、来週どうなるでしょう。
↑まさきちゃん(2年生)の作品
箱庭のようなレイアウト。小さな世界ができあがっているようです。土台の周りには何かが貼られるのかな?どんなクリスマスイメージができあがるのかな?
↑かいちゃん(2年生)の作品
気に入った枝(正式に言うとドライフラワー)を選んでその形をいかしながら世界を作っていますね。枝の途中に紅い色が入ることで、目を引きますね。枝の上にどんなものが飾られるかによってそこにストーリーも加わってくるようです。
木曜日クラスのみんなは、まだ色がほとんど入っていません。
次回でガラリと印象が変わるかもしれません。楽しみです!
2016年12月 8日 (木)
クリスマス オブジェ Day3
水曜日の小学生クラスのクリスマスオブジェ。
曜日によってがらりと作品の雰囲気が違っておもしろいですね。
このクラスはどちらかと言うと情景方向に振れる 人が多いようですよ。
けいとくん(5年生)の作品↑
木のソリをを作りました。 針金のブレードにボール紙でモノコックを作り、丹念に枝に貼っていきました。
来週、このソリがどのように活かされるでしょうか。
かずきくん(4年生)の作品↑
ブランコや筒に隠されたパーツなどギミックにあふれた作品ができつつあります。
「クリスマスらしいオブジェ」というお題が来週どのようにクリアされるか楽しみです。
なおきくん(3年生)の作品↑
ポプリのヘルメットをかぶった「どんぐりびとが」一生懸命にオブジェを制作中!!
「来週一気にクリスマスらしくなります」とは本人談。
楽しみに待ってます。
としきくん(4年生)の作品↑
壁掛けタイプのオブジェを作ります。
ベースは枝を並べますが、自然に湾曲しているためグルーガンでは綺麗につけられないため、茶色い造花用の針金ですだれのように連結しました。
さて、来週はどのようにデコレートされるかな?
あやかちゃん(2年生)の作品↑
木を二本立てたということで、一本だけ立てたのとは違う世界が広がりました。
来週この世界がどのような進化をみせるでしょうか!!
ゆうたろうくん(1年生)の作品↑
色々と悩むところも多かったようですが、ベースの構成、木の扱い、小物の配置など一つ一つ納得しながら作業が進められました。
来週もこのペースですきまなくゆうたろうくんのイメージを色々盛り込めるといいですね。
2016年12月 7日 (水)
クリスマス オブジェ Day2
今週は、各クラスで クリスマスオブジェを作っていきます。
様々な素材をどうやって組み合わせて、自分なりのツリーやリースや・・その他クリスマスをイメージしたオブジェができあがるかな?
火曜日クラス
↑そよみちゃん(3年)の作品
台に穴をあけて枝を差し込みましたが、カーブしているので倒れそう。粘土+石で、重石にしようとしましたが、一個じゃ足りない。ならば・・と雪だるま風にして置いてみました。アタマにポプリのかぶりもの。なかなか個性的な雪だるま。さて、枝部分はどんな風に展開されるでしょう。
↑ゆずなちゃん(2年)の作品
いい格好の枝を見つけて、台に差し込みました。まるで小さな一本の木のよう!
でも、むしろ枝が整っているために次にどうしようか迷ってしまいました。さて、ここに何が加わるのかな?
↑ういくん(4年)の作品
クリスマスツリーの形をイメージしながら 小枝を一本一本グルーガンでつけて行きました。最初、とても背が高かったので、これはスケールの大きな木になりそう!と内心期待していたのですが・・一日目終了間際にふと見ると、背が小さくなっていてビックリ・・上部が切り取られた模様。
さて、来週はどんな飾り付けのツリーになるのかな?
↑ゆいなちゃん(3年)の作品
台に穴をあけ、そこに枝を差し込み固定。枝にまた枝を接着していくやりかたで、ツリーの形を作ろうとしているようです。太さを選ばないとなかなかうまく固定されません。
↑まこちゃん(2年)の作品
みんなが立つオブジェを作る中、まこちゃんは、壁に掛けるリースをイメージしたオブジェを制作。土台の枝に素材をたくさん貼り付けています。来週もっともっと増えるとまたイメージが変わってきますね。楽しみです。
2016年12月 4日 (日)
キャンドル作品紹介 01
日付が前後してしまいますが、11月に制作したキャンドル作品をご紹介します。
今年も、ディッピングキャンドルと、紙コップのキャンドルを制作したことは、先日の日記にも書いたとおりです。
完成作品を見て感じた印象を言葉に置き換えてタイトルをつけてもらいました。
作品にタイトルをつけるときに、何となく使ってしまう言葉・・・こどもたちの中から良く出てくる言葉・・・それは、
カラフル・虹色・キラキラ・なぞの〜・ふしぎな〜・・
・・・
う〜ん・・クラスを飛び越えても同じ言葉が出てきてしまう。
なんとかならないかな〜。
作品と言葉。
人に伝える手段、方法・・
こどもたちには、自分以外の人に 様々な方向からアプローチできる訓練をしてほしいと思っています。
「言葉」はその中でも一番ダイレクトに人に考えを伝えることのできる手段。
まだまだボキャブラリーは学び途中で少ないですが、それでもどんな「感じ」がするのか、色は?形は?季節を感じる?味を感じる?においは?音は?時間は?場所のイメージは???などと・・・問いかけて、自分なりの言葉を駆使して表現してもらいました。
まずは、紙コップで作ったキャンドル。
今年は、ここに氷を入れてロウを流し込みかためました。
氷がとけて、ロウの中に閉じ込められた水の音がします。どんな音かな?
色や音や形・・そこから感じたことをタイトルに込めてもらいました。
みなさんには、どんな風に見えますか?
では、作品のご紹介。
おきもり ゆずな(2年) ひみつのおうち
■どんなイメージがしますか
ひみつきちみたいにみえる
こみや うい(4年) 新・アリの巣
■どんなイメージがしますか
本当にアリが住めそう
さとう そよみ(3年) びっくりした猫の顔のキャンドル
■どんなイメージがしますか
水にぬれてびっくりした猫
たかの ゆいな(3年) 湖のささやき
■どんなイメージがしますか
青と白がまざったところが湖みたい
ふるや なおき(3年) どうくつのキャンドル
■どんなイメージがしますか
中がすずしそうなキャンドル
ご としき(4年) 水と雪
■どんなイメージがしますか
雨がふった後、雪がふるイメージ
ふせ かずき(4年) どんぐり山のおともだち
■どんなイメージがしますか
あたたかくて秋みたいなかんじ
きたむら けいと(5年) スターウォーターのかけら
■どんなイメージがしますか
星にも見えるけどちょっとかけていて花?氷?というイメージ
ふせ あやか(2年) きつねのようふく
■どんなイメージがしますか
クリスマスのイメージ
あきま ちさと(6年) 森の結晶
■どんなイメージがしますか
氷で作った穴が大木の穴のようにみえたので森にまつわる題名にしました
いけはま かい(2年) 秋のはっぱ
■どんなイメージがしますか
少しもみじっぽい
はとや まさき(2年) 夕日のしま
■どんなイメージがしますか
夕日と、しま
ふじもと はる(5年) チーズ
■どんなイメージがしますか
食べかけのチーズ
やまべ かのん(5年) 夏の水の音
■どんなイメージがしますか
プールに入った時にする音がふるとするので、水に入った時のイメージ
みやさか ゆうと(5年) 紅白キャンドル合戦
■どんなイメージがしますか
紅白歌合戦をイメージしました
たきぐち りょう(4年) 小人の家
■どんなイメージがしますか
あながあいている木をイメージ
なかがわ はるの(2年) あなぼこキャンドル
■どんなイメージがしますか
どうくつがあるみたいなイメージです
たかやなぎ まこ(2年) ねこフルーツキャンドル
■どんなイメージがしますか
みかんのあじがしそう
2016年12月 2日 (金)
クリスマス オブジェ Day1
例年クリスマスリースを作るのですが、今年は趣向を変えて「クリスマスツリーオブジェ」を作りました。
自分なりのクリスマスのイメージをどのように形にしていくか…。 2週にわたって製作していきます。
(意地悪いことに!!)ちまたで見かけるようなツリーが作れそうな素材はあまり用意されていません。
しかしみんな色々なアイディアを出して奮闘しています。 なかなか面白いですよ。
↑かのんちゃん(5年生)の作品
短い時間でしたが大まかな雰囲気がつかめるところまで進みました。 どのように仕上がっていくか楽しみですね。
↑りょうくん(4年生)の作品
まだ台に支柱が立っただけのように見えますが、写真では分からないところにとても時間がかかっています。 実はこのツリーオブジェは振ると…。
↑はるのちゃん(2年生)の作品。
支柱が斜めなので台との重さの関係=バランスをとるのに苦労しましたが、できてみると動きがあってこの先が楽しみです。
↑はなちゃん(4年生)の作品
動きのある面白い枝を選びそれに合わせてモチーフをつけているのでなんだか本当にありそうな植物が育ちつつあります。
↑ゆうとくん(5年生)の作品
かなり背が高く迫力があります。星?に見立てた木の頂点にある椿の殻やドングリの使い方が面白いです。
ポップアップカード 12/1
木曜日クラスでも、ポップアップカードを作りました。
おしゃべりもせず、とても集中した時間が流れています。
細かい作業ですが、それぞれが頭の中で考えた形を切ったり貼ったりしながら創り上げていきます。糊の付け方が、どうしても難しく、はみ出してしまって周りがべたべたになってしまうことも。そうすると、汚れがついてしまい、カードの完成度が落ちてしまいます。また、折りたたんだときにくっついてしまいます。
やってみてわかることが多く、頭の中で考えるだけでなく経験がモノを言うことがよくわかります
紙の風合いをよく見て、選んでいますね。透ける紙、凹凸のある紙、光沢のある紙・・
それでは、完成したカードのご紹介。
どれも、とてもやさしい気持ちの感じられるデザインになりました。
ちさと(6年)
仲の良いお友だちの誕生日カードだそうです。色を絞り込んでやさしい雰囲気でまとめました。手前の花は、マスキングテープをリボン風にとめ、立体的に表現しています。どんなメッセージを書くのかな?
はる(5年)
背景の黒い色が手前にポップアップしたツリーを引き立てていますね。穴を全体に開けて白い紙を重ねて雪を表現しています。ちいさな丸い紙を貼るのではなく、重ねて表現するアイデア!これなら、糊でべたべたになったりしません。 ツリーやプレゼントも紙を選んでまとめていますね。
かい(2年)
ネズミのイラストがなんともチャーミングです!クリスマスプレゼントとネズミ、という組み合わせが絵本のよう。背景の流れ星の表現もシンボリックでおもしろいですね。
まさき(2年)
ドアが開いて中に書き込めるようになっています。窓に透ける柔らかい紙を使用したり、背景の星(かな?)を表した黄色い紙は透け感があって、ふしぎな色合いに見えておもしろいですね。糊の使い方で苦労しました。背景がちょっとべたついてしまったのが惜しい!
2016年12月 1日 (木)
葉っぱのレリーフ 02 幼児クラス
なんと!
12月です。早いですね〜
確か、ついこの前、夏休みボックスを制作していたような気がします。
先週の木曜日、11月だというのに東京では雪が降りました。11月の降雪は54年ぶりだそうです。 写真は、アトリエの窓から見えるしらさぎホーム前。
こどもデザイン造形教室 幼児クラスでは、紅葉の季節に 季節の色を感じて欲しいと思い、葉っぱのレリーフを制作中。ところが、秋色を楽しむまもなく、予想外の雪が降ってビックリ!
今週は、レリーフに色をつけて版画をしました。好きな色で塗りながら紙に模様を写し取っていきますが、たくさん葉っぱがスタンプされればされるほど、まるで足元に広がる落ち葉のよう。こんな鮮やかな色の葉っぱが落ちていたら楽しいだろうな!
最後に葉っぱに色をつけました。
版画を刷るために色を重ねていきましたが、微妙な色の混ざり具合がまるで本物の葉っぱのようになりました。
これなら、ずっと枯れずにとっておけますね。
キャンドルのある風景とポップアップカード 11/30
水曜日クラスもキャンドルのある風景を製作。
平面作品の場合、縦と横(X軸とY軸)の世界が表現の場になります。ですからこの中に立体や空間をあらわそうとした場合、量感や奥行きを表すために陰を描いたり、遠近法という奥行きを感じさせる方法を使います。
こうした技術はある程度理屈で理解することもできますが、やはり実際にモノを動かして組み合わせ、様々な角度から確認しながら形を作っていく経験は欠かせません。
縦と横それに奥行きのある世界ではものは見る位置によって形を様々に変化させます。 また、見る位置によって光の当たる量が変わりますから、同じ色のモノも暗く見えたり光って見えたり変わってきます。 そうした変化を敏感に感じて自分なりの美しいと思える場所を探し当てる体験は「多角的に物事をとらえる」訓練にもなります。
↑としきくんの作品。
黄色からオレンジ色に色を絞ったの自然素材に反対色に近いキャンドルを組み合わせ強調しています。やや極端な配色ですが、「主役を目立たせる」ことが目的なのであればこうしたチャレンジができたのは良かったと思います。 また、視点を変えることで奥行き感や空間がでることも経験できました(上・中図)。
こちらはキャンドルに赤系が入っていることと背景にも緑素材を入れることで上の作品よりもキャンドルが目立ちながらもまとまりが出た配色になりました(下図)。
↑けいとくんの作品。
キャンドルをすい星に見立てた立体絵画的作品です。立体物としてのキャンドルに平面的イメージを組み合わせたところがアイディアです。 ビルにライトが灯されているところをを見ると恐らく夜景でしょうから、できれば背景は白い紙のままではなく、工夫して夜の雰囲気をだせるよかったかな? 何事も徹底すると良いです(上図)。
こちらも平面的構成に高さのあるキャンドルの組み合わせですが、四角く変形させたキャンドルの底辺と四角い紙の構成がとてもきれいです。 モチーフと背景の関係性が強く意識された作品です(中図)。
中図に比べるとやや構成が散漫になってしまった感がありますがビビッドな色をふんだんに使って楽しさの爆発が感じられます。(下図)。
↑かずきくんの作品。
お勧めの場所から撮影したら大切なキャンドルの大部分が隠れていました(上の上図)。 それでも視点は変えたくなかったので、キャンドルを動かし前に移動しました(上の下図)。 これで完成というまえにもう一度しっかり作品をみて「これ以上やることがないか」ということを客観的に見ることができるようになると作品の質が上がります。
地にしいた色紙ごとに世界がイメージされているのだと思いますが、やりたいことが多すぎたようです。 立体アイディアスケッチとしてみると、色々なイメージがでてきているので、ここからもう少し要素を絞れるとよかったですね。 逆に、それぞれの色面の場所ごとにキャンドルを置きなおして何種類か撮影してもよかったかもしれません(中図)。
↑あやかちゃんの作品。
この作品も色々やり過ぎている印象に見えるかもしれませんが、形の大小やの形状の変化、そしてモチーフ以外の白い場所の空き具合といった要素の関係と彩度の高いビビッドな色の組み合わせで軽やかでポップな構成に仕上がっています。
もう少しキャンドルが相対的に大きく感じられるよう、コンパクトにレイアウトしても良かったと思いますが、なかなか印象深い作品です。
サラッと簡単に作っているように見えますが、素材の選択から一点一点かなり時間をかけじっくり構成していました。
↑なおきくんの作品。
森を収めるキャンドル大王としもべたち、といった雰囲気の作品です。 やや全体がバラバラに見えるのは台紙が白だからでしょうか。 地に色があると雰囲気がガラッと変わりそうです(上図)。
同じ作品をクローズアップして撮りました。こうして撮るとやや散漫に見えた構成に密度が出ましたね(中図)。 視点の違いを意識することはとても大切なことです(中図)。
白場の形に変化があるので、画面にやや動きが出ました。ただ、使われているモチーフの大きさにあまり変化がないので、やや単調に見えます。中図のようにもう少しクローズアップするとモチーフの変化が出てきたかも知れません(下図)。
↑ゆうたろうくんの作品。
ポップアップカードを作りました。
ポップアップカードはふたつ折りにした紙を開くと中から形が飛び出すカードです。
形を飛び出させるためにはどんな工夫が必要かな?
なぜ飛び出すのか、その秘密はわかりましたか?
失敗をしながらも、しっかりと家と雪だるまが飛び出すカードが完成しました。
色鉛筆で描いた絵との組み合わせが楽しいですね。
ポップアップカード 11/29
火曜日の小学生クラス。
このクラスでは、キャンドルラッピングや、キャンドルの周りを彩りながら、キャンドルを「見せる」ワーク・・ではなく、ポップアップカード作りにチャレンジ。
どの制作がいいか?選んでもらったのですが、みんなカード作りに夢中。細かいペーパーワークに徹しました。
開くと立体的に飛び出す仕組みで、目立たせるパーツ、手前や背景のデザインも考えながら手を動かします。
糊の付け方も、ていねいに。
デザインカッターを使って、細かい作業も体験。
道具は使えば使うほど慣れていきますね。
今回は、なるべくカラーペーパーを切って絵を表現することを心がけました。
うい(4年)
家ともみの木が立ち上がります。家の煙突からは煙が出て何か文字が出てきているようですね。手前を雪道に見立てたところのレイアウトもおもしろいですね。写真では見えにくいのですが、手前のプレゼントの白いリボンがデザインカッターを使用してとても細かくカットされています。背景をマジックペンで塗りつぶしたのですが、カラーペーパーで表現できたらより完成度が高まったかな?
そよみ(3年)
もみの木とプレゼントが立ち上がるデザイン。背景にマスキングテープを使っていますが、パーティのようなイメージになりましたね。手前に手書きで文字を書いたのですが、今度はこれも切り紙で表現できるとステキですね!
ゆいな(3年)
メリークリスマスの文字もすべて、切り紙で表現しました。手前にもう一つミニミニポップアップカードがついていて、それを開くとリースが登場するというデザイン、マスキングテープやラーペーパーを区切るようにレイアウトしているところもとてもオシャレに仕上がっていますね。
ゆずな(2年)
ツリーが立ち上がり、背景にはトナカイがサンタさんを引いていますが、糸がついています。手前にはお花紙を使用して、紙の種類を変えることで様々な表情を演出していますね。とてもよくまとまっています!
じゅんな(2年)
キャンドル制作の時に、体調不良で参加できなかった じゅんなちゃんは、三枚も作りましたよ!
最初は、雪だるまの顔やもようをマジックペンで塗っていたのですが、そこもカラーペーパーで表現してみて、とチャレンジしてもらいました。ぐっと完成度が上がっていますね。背景を暗めの青にしていることで、夜のイメージ、手前の雪だるまがとても目立ってきますね。
クリスマスにこだわらず、何を立ち上がらせてみようか?アイデアは膨らみます。
食べ物シリーズ・・メロンのもようや魚の顔も色紙やマスキングテープを駆使すると、グラフィカルに仕上がります。何でも、黒で描こうとしないで、色の組み合わせで表現してみると楽しいデザインになりますね。
季節が一気に戻ったような気分、海の生き物・・色の組み合わせが楽しい!
作っていけば行くほどアイデアが湧いてきますね。
楽しいアイデアを思いついたら、みんなのバッグに入っているクロッキー帳に書き留めておいてほしいと思います!