ちいさなてんらんかい 2017 まとめの会
こどもデザイン造形教室の展覧会、『ちいさなてんらんかい2017 』
今年も、こどもたちの作品がたくさん並びました。
年に一度、普段は制作の場であるアトリエが 小さなギャラリーに変身する三日間。
できれば、もう少し長い期間展示して、皆様にゆっくり作品をみていただきたいところですが、今週から教室も始まりますので、あっという間にいつものアトリエに戻りました。
26日最終日、少し早めに てんらんかいを終了し、教室に通うこどもたち対象に、展覧会のまとめ会を開きました。 作品は、作って完成しておしまい、ではなく その先にあるものをみんなで考えたり、作品に対しての思いや苦労等々をこどもたちが言葉で表現する場、保護者の方にも ざっくばらんにお話を伺ったりする場を設けたいと思い、昨年から始めました。
普段通っているクラスを超えて、作品でしか名前を知らなかったこどもたち同士も交流できたかな。 作品から受けるイメージと、実際の作者のイメージ・・・違ったかな? どうだったかな?
そして、みんなの前で自分の作品について発表する・・・ こどもたちに身につけてほしい力の一つでもあります。 お母さん方からも、てんらんかいの感想やこどもたちの様子などのお話を伺いました。
我々スタッフからも、えんぴつデッサンや 夏休みボックスなど、制作にまつわるお話、まとめ会に参加してくれたこどもたちの作品についてのお話など させていただきましたが、時間がいくらあっても足りませんね・・・。
参加したこどもたちに、てんらんかいの展示作品 「着せ替えボックス」を組み替えてもらいました。 組み替えることで、思いもしないような、不思議でおもしろい人間?生き物?ができあがりましたよ! 自分の枠を取り払い、無意識の組み合わせから新しいアイデアが生まれたり、むしろそれこそが創造であるということを・・楽しみながら感じ取ってほしいなと思い、今回てんらんかい用に取り組んだカリキュラムです。
20世紀初頭の芸術運動シュルレアリスムの中で『優美な屍骸』 という創作技法がありますが、そのお話なども絡めながら、まとめ会は終盤へ。
来年の てんらんかい には、どんな作品が並ぶでしょう?
こどもたちの成長と共に、今からとても楽しみです。
まとめ会へご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。
アプレットプラス こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/
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