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2018年7月

2018年7月31日 (火)

2018夏休みこどもワークショップ マスキング染めTシャツ01

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マスキング染めTシャツのワークショップ。 本日は、4枚のTシャツができあがりました!


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↑参加してくれたのは、全員一年生の女の子たち。さて、どんなTシャツができるかな? 最初は、お互いを意識して同じようなデザイン画を描いていたのですが・・・


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↑紙にマスキングの練習をしてみます。 なるほどこうすると形がシャープに作れるんだね、シールを貼ったところは白く残るんだね。


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↑マスキングテープや新聞紙を使って形を作り、色を塗り込んでいきます。はがしたらどんな形になっているのかな?


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↑胸と背中、襟元、裾部分・・ Tシャツのどの部分に模様を入れるかで、それぞれ違った印象になりますね。 ドライヤーで乾かしながら、制作を進めました。

時間を充分に使って、完成! 残り時間があと30分だよ〜、と伝えたときには
え〜!と驚いていたこどもたち。制作に集中していると、時間の長さを忘れるね。

最初に描いたデザイン画がそれぞれ似てしまっていたのに・・
仕上がったら、個性的な作品になっていました。制作途中の気付きを、作品にすぐ反映させたこどもたちでした。

こどもたちに最後に今回のワークショップの感想発表と、自分の作品を発表してもらいました。

色を塗るのが楽しかった
シールを規則的に貼ってみて、はがしたら形が表れるのがおもしろかった
テープを貼るのが難しかった etc

それでは、完成作品を見てみよう!


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↑前面の裾には、マカロンの形。背中側にはアルファベットで文字を入れてみました!


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↑前面に入れた模様は最初に思った色とは変わって、ハンバーガーみたいになったということでしたが(本人談)、風景のようにも見えるし見る人がそれぞれイメージを膨らますことのできる模様になったと思います。袖にストライプを入れたのがポイント。


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↑前面にはマスキングでできあがった形を象徴的に。背中側は、自分が作ってみたい形にチャレンジ。色も重ね塗りしたら個性的になりました。


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↑前面のみのデザインですが、裾部分にはマスキング染めならではの効果が!
シールをたくさん規則的に貼って、模様を作りました。


今日は、Tシャツがキャンバスでしたね!
この体験を、次に何か作る機会にぜひ活かしてくださいね。


2018 夏休みこどもワークショップは、まだまだ始まったばかり。参加者を募集中です! 

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2018年7月29日 (日)

2018 夏休み こどもワークショップ  紙すき 

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毎年恒例、一夜限りの紙漉きウィンドウ!
今年は、小規模でしたが 光を通して模様が浮き上がり、道行く人の目を楽しませてくれました。(といっても、翌朝には乾きすぎるといけないのですぐに外してしまうのですが!)

自分の手で 直に素材に触れ、素材を楽しみながら 
紙ができあがる楽しさを存分に味わえるワークショップ。

小さなこどもたちでも、すぐに手順を覚えて自分のペースで制作を進めることができます。ただし、みっちり三時間近く立ちっぱなし! 疲れも見せず、黙々と制作に打ち込める三時間。制作の達成感を味わえます。


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↑紙の元をミキサーで攪拌し、ザルにとって水を切り、水の中に入れてフワフワ〜。暑い日の紙すきは気持ちがいい!


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↑フワフワと混ぜてから、その紙の元を漉き枠にすくい取ります。形もキレイに、用具の表裏も間違えずにバッチリ!


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↑水を絞ってから窓ガラスに貼り付けて乾燥。


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↑白い紙が上手に漉けるようになったら、今度は漉いた紙の上に花紙をレイアウト。そこにもう一枚紙を漉いてサンドイッチするようにしていきます。

位置合わせが腕の見せ所。


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↑ずれずに合わせることができました!
紙の角も形がしっかりとしていますね〜。上手〜


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↑ちょうど差し込んできた西日を通して、水に濡れた紙が光り輝く独特の光景。
毎年見るけれど、本当にキレイだな〜! 

ワークショップが終わる頃には、今日作った紙がすべてウィンドウに貼られていて、さながらギャラリーのよう。


どの作品が一番気に入ったのかな?
できあがった紙に、どんなことを書くのかな?
誰にあげるのかな?
この紙を使って、何か作ることはできるかな?

紙から広がる人とのつながり
紙から広がるイマジネーション!
紙にはたくさん可能性があるな〜。

紙すきワークショップも、今後どんなふうに発展していけるかな〜!?
と考える2018年夏です。

 ★ 2018 夏休みこどもワークショップは、まだまだ始まったばかり。参加者を募集中です!


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2018年7月28日 (土)

食育と造形 五感を使ったワークショップ「しょく感教室vol.45」 ご報告!


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日本列島が沸騰しそうなほど異例の猛暑日が続いていた今週前半。

7/24(火)に行った
見て聴いて香って触れて味わう・・五感を使ったワークショップ 
しょく感教室vol.45 「ゴロゴロアイスをつくろう!」
 

当日の様子をご報告します。



今年の夏があまりにも暑いので、氷もすぐとけてしまうのでないかと心配していました。普通に室内で過ごしていても、暑い暑いと汗が出ます。

まだ、夏休みは始まったばかり。 暑さの中、こどもたちは元気に集まってくれました!


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いつものように、自己紹介から始まりましたよ!
みんなの前で発表したり、自分を紹介することに慣れていこう。

そして、今回のテーマ「塩」についてのお話。

塩はどうやって作られるか知っているかな? 
海、湖、岩! 
世界各地からとれるんだよ。


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その塩ですが・・
今回は、三種類の塩に触れたり、触ったときの音を聞いたり、香りを確かめたり、舌で味わったりしてその差を感じてみました。

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ドイツの塩は、味が強いね?
イタリアは、少し味が薄く感じるよ。
日本の塩は湿り気があるね。味わいが違うね。
塩には、香りがないんだね。


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お家にある塩は、どこの国のものかな? どんな種類の塩かな?
帰ったら調べてみてね。 塩は、とれた国の料理に合うと言われているよ。
日本の塩は、おにぎりや和食に合うかな?
イタリアの塩は、トマトにかけると よりおいしくなるよ!
ドイツは肉料理に合うかな?
舌で味わい、風味を確かめてみよう。

それから、塩を氷にかけるとドンドン温度が下がって冷たくなっていくという現象がおきます。今日はその現象を利用してアイスクリームを作ってみよう!

そうして、いよいよアイス作り。


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タマゴの黄身、牛乳、生クリーム、バニラエッセンスを瓶に入れて蓋をしたら・・
よ〜く振るよ〜! まざったかな?
その瓶を ペットボトルに入れて周りを氷と塩で埋めてからバスタオルで包み込み、ゴロゴロゴロ〜


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ホントにアイスクリームができるのかな?
ゴロゴロ転がしている間に、しりとりをしたり 自分の通う幼稚園や小学校を紹介し合ったりしました。しゃべっていると、ついつい手が止まってしまう〜! ダメダメずっとゴロゴロころがそう!


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アイスを冷やしている間に、クラフトタイム!
今日は、へんてこペットボトルキャップを作るよ〜。
材料は、モールとカラーペーパー、ストロー。
短い時間で、それぞれ個性的なボトルキャップマスコットができました。


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いよいよ! ゴロゴロアイスの試食タイム〜
どうだろう、ちゃんとできあがっているかな?
ドキドキですが、バスタオルを解いてみます。


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お〜!蓋を開けたら・・・ 固まってる〜!
え?蓋が閉まったみたいになってるよ!

果たしてそのお味は?


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おいしい〜!
こどもたちの笑顔にすべて表れていますね!

とけないうちにたべちゃおう
でも、お迎えのお母さんたちにも試食してもらいたいな〜
待ってるけど・・とけちゃうよ〜!

材料はシンプルに、お家にあるものばかり!
余計な混ぜ物も入っていないので安心ですね。
夏休みのおやつにピッタリ。

たくさんの笑顔に包まれた しょく感教室。
お家でも、ゴロゴロアイスはカンタンに作れるので
家族で楽しんで作ってみてくださいね。


今回のしょく感教室も、にぎやかに終了。
次回は、秋頃を予定しています(現在のところ10月最終日曜日)

これまでの しょく感教室については こちらをご覧ください

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2018年7月26日 (木)

こどもデザイン造形教室 作品のご紹介 / 張り子で作る船

色鮮やかな船の上には、食べ物がなっている木が!
木には、位置が移動できるバルコニーもついています。
甲板にも、大きなテラスが・・

こんな船があったら、楽しい航海になりそう。
この船はいったいどこへ行くのでしょう?


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GO ! GO ! シップ       まさき(制作時/小学3〜4年)

■くふうしたところ
バルコニーが取りはずしできるようにマジックテープをつけたところ
空の色をいろいろな色をまぜたところ
■みてほしいところ
木の実のところとテラスの中
■むずかしかったところ
木の実を作ることとふねのはりこをしたところ
■この船のとくちょう
木が生えていて、ほの形がさまざまなところ
■この船はどこにうかんでいて、どこを行き来しているのですか
九州にうかんでいて家の近くから九州を行き来している
■どうしてこの船を作りたいと思ったのですか
大好きなおばあちゃんが九州に住んでいて、なかなか会えないので、この船に乗っておばあちゃんに会いたかったから


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テラスやバルコニーは、割り箸を何本も貼り合わせて制作。
甲板に立つ木は、本物の木にワイヤーと粘土で枝をつけ、そこに羊毛でふわふわとした葉をつけました。ねんどで作った小さな肉じゃがや、オムライスなどの料理がくっついています! 


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取り外しのできるバルコニーは、ゴムベルトとマジックテープで作りました。


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テラスの中をみると・・テレビとソファー、中央はプール!


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甲板の先端に、ヒマワリ方の舵。(実はあとから、花びらと花粉部分の色が逆になっていることに気づいたのですが・・


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こちらは、真正面から見た様子。立体作品は、様々な方向から見える様子が変わりますし、それを意識しながら制作することも大切ですね。

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作品からそこにまつわるお話を考えてもらいました。


■この作品のおはなし

夏休みのある日、家族みんなで旅行に行くことにしました。お父さんは大工の仕事をしているので、夏休みの旅行のために
家族にひみつで、船をこしらえていました。とうとう旅行の日がきました。お父さんがみんなに船を見せると、みんなとてもよろこびました。そして、さっそく出発しました。船のそうじゅうはどうしようかこまっていたとき、
いとこが合流しました。いとこのお父さんは船長なので、そうじゅうをしてもらうことにしました。船に実る木の実はとてもおいしく、船のプールやソファーも最高でした。こうして楽しんでいるうちに、九州へ着きました。みんなは、おばあちゃんに会いたくてしかたがありません。とうとうおばあちゃんが船に乗り、合流しました。おばあちゃんは、船にとても感心しました。中でも、おばあちゃんが気に入ったのは、ヒマワリのかじでした。
一つ一つ花びらがついていたからです。あとからお父さんが言いました。「このかじの花びらは、さっきみんなで思いをこめてつけたんだよ」 それを聞いたおばあちゃんは、「ありがとう」といいました。「おばあちゃんも一つ花びらをつけて」みんながいいました。おばあちゃんはとてもよろこんでくれて、しんちょうに花びらをつけました。みんな大よろこびです。こうして、九州でおばあちゃんの家へ行ったりしてすごしました。おばあちゃんは、私たちが九州から帰る時にいっしょに船に乗り、家まで来てくれて、おとまりをしてくれたので、とてもうれしかったです。


できあがった作品から広がるイメージ・・
このお話から絵本ができあがったり、おばあちゃんのお家を作ってみたり・・
創作が次々と展開していくとそれもまた楽しいでしょうね。

 

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2018年7月21日 (土)

金曜日の造形教室・小学生クラス

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こどもデザイン造形教室 金曜日の様子。
猛暑日の連続で、なかなか涼しくならない室内・・怖いくらいに日本列島の気温上昇中! どうか地球が壊れていかないように・・祈るばかり・・

今日、終業式だったこどもたち、いよいよ夏休みですね。

アトリエでは、デッサンの続き。改めてよく見つめて、さあ描こう!


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先週まで描いていた線や形・・消してしまったこどもたちもいました。
消す前に、・・ちょっと待った! いっぺんに消さないで、確かめながら 残しながら 新しい線や影や形を描いて行こう。
それから、どうしても形を線として捉えがちだけど、影はどうかな? 光るところ影のところ、色の違いを感じてみよう。


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顔だけでなく、身体、髪の毛、頭の形。比較しながら、描いて行こう。
鏡の奥に見える自分、画用紙の上に描かれる自分、手を動かして描いている自分。・・・なんだか不思議だね。


静かな空間に、鏡と画用紙と鉛筆と練り消しと。それだけを与えられて、ほっぽり出された数時間。

みんなは何を見つけられたのかな?


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最後にみんなで作品を見合いました。 そして感想や、難しかったところや気になったところを発表。

みんな積極的に自分と向き合い、果敢にデッサンに取り組みました。成果は画面にしっかりと現れていますよ!


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↑ツル先生からは、ピカソの自画像の話。若い頃からなくなる直前まで、こんなにたくさんの、しかもこんなに表現方法の違う自画像をピカソは描いていたんだね。

そこには、何かを見つけてやろう、考えたこと気づいたことを表現してやろう、自分だけの表現方法を見つけようと格闘し、常に変化し表現し続けていたピカソの姿が。

みんなも、どんなときにも何か見つけよう発見しようという気持ちを忘れずに、自分を表現していってほしいなと思います。

いよいよ楽しみな夏休み。
今年は、ことさら暑いので体調管理に充分気をつけて過ごしてくださいね。

長いお休みの中で、さて、何を発見するのかな? 新しく見える世界は何だろう?
お休み明けに、みんながどんなことを話してくれるのか楽しみにしています。


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2018年7月20日 (金)

木曜日の造形教室・幼児・小学生クラス

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こどもデザイン造形教室 木曜日の様子。
小学生クラスは先週からの続きで、えんぴつデッサン。 
一週間ぶりに見る自分の顔。自分が動けば、鏡の中の自分も動く。捉えるには、自分自身をコントロールしなくては!

そこに存在する自分を
鏡を通して見つめて見つめて。


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どれだけ集中できるだろう?
心の中に何が浮かぶ?
静かな部屋で 自分と画用紙と鉛筆と。
そこから何を見つけられる?

自分の中からわき上がる感覚を大切に。
自分の中から発見する力を大切に。

自分との対話ができるようになるといいのですが。


幼児クラスでは・・


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卵のカラのお絵かき。
背景の空白も、すべて卵のカラで埋め尽くす目標!
かわいいものが大好きなKちゃんは、かわいいな〜、とつぶやきながら制作中。
そういう思いが作品にも出てきますね。

夏休み前、最後の木曜日クラスでした。

まだ休みになっていないのに すでに日本列島は、例年にない猛暑日記録を更新しています!

これから始まる夏休みにどんな体験ができるかな?
どんな発見ができるかな?


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2018年7月19日 (木)

水曜日の造形教室   幼児・小学生クラス

連日の猛暑  こどもたちにも少しずつ疲れが見え始める頃ですね。
夏休みはもうすぐ・・ 体調を崩さないように気をつけましょう!
特に送迎のお母様方、日中の一番暑い時間帯に本当にお疲れ様です。ありがとうございます!

こどもデザイン造形教室 水曜日の様子・・


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先週からの続き、順序を覚えて卵のカラでお絵かき! 受け皿にこぼれた卵のカラも、丁寧に集めて集めて〜、そして元の入れ物に戻します。こどもたちはとても几帳面にキレイに戻していますよ!


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↑模様がたくさん描けたね。黒い紙に卵のカラをのせると、鮮やかに見えるね。
今日は時々おしゃべりもでるくらい ゆったりとした時間の中で制作。・・明日がお誕生日だって!とっても楽しみみたい、おめでとう〜


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↑細かい点々模様をボンドで描き、卵のカラをのせていきました。カラを払うときも、自分で!
遊びの延長で、絵ができあがっていく・・卵のカラのお絵かきはそんなところが楽しいのです。

続いて、小学生クラス。

えんぴつデッサンの続きです!

お! みんな、ちゃんと先週と同じシャツを着てきました〜
一週間経ってから、また自分自身と向き合うとどんな感じかな?


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改めて見てみると、あれ?ちょっとここは大きいかな?シャツの模様や襟首のところはどうかな?
よ〜く見つめて、ちがうかな?と思ったら潔く修正を加えて、何度も見直して・・鉛筆の濃さを活かしたり 練り消しで鉛筆線を取ったり。
一本の鉛筆から表現できる方法を工夫しよう!
そして、見つけた形や影に対して、心の中でつぶやこう・・

なんで?
なんで、そんなかたちなの?
なんで?
なんで、そんな色なの?
本当に、この形でいいのかな?

こうなんじゃないかな?
これでいいのかな?
こんなふうだぞ!こうみえるぞ!
これだ!

問いかけたり、考えたりしたことを画面に表せるといいな〜。


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最後に今日の日付とサインをして・・終了!
お迎えのお母様たちに見守られつつ、簡単な講評会、感想発表会もしました。
みんなが興味を持ったところはどこだったのかな?

髪の毛の色が、濃いところと薄いところがあった
目の表面に見ているモノが写り込んでいた
目を見たら、一つの色ではなかった

みんな、たくさんの気付きがあったはず!
その気付きを忘れずに、対象を見つめる・発見する力をもっともっとつけて行こう!


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2018年7月18日 (水)

火曜日の造形教室 幼児・小学生クラス/おとなクラス

外にいたら、とけそうなほど!!
暑い暑い日が続いている日本列島〜!
まだ、夏休みにもなってないんですが・・・・・

体力、持つでしょうか?

いやいや・・こどもたちに負けられません。

夏休み前、最後のこどもデザイン造形教室。火曜日クラスも元気に始まりました!


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↑卵のカラでお絵かき。先週からの続きです。

やり方、覚えているかな?

みんなは、覚えてる〜! と元気いっぱいな答えだったけど念のため復習してからスタート。


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↑それぞれが、お絵かきを楽しみました。空いているスペース、なるべく色で埋めていこう、どんな形がいいかな? どの色がいいかな? 
きれいな模様が紙の上に!


続いて、小学生クラス。

先週に引き続き
えんぴつのみで 自画像を描きます。


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↑良く見ること。デッサンは描く時間と見る時間と、半分半分でもいいくらいです。見つめたその形を描く。

どうかな? 本当に、首はまっすぐかな? どうかな? 実際にTシャツの首のカーブは、きちんとした丸みかな?
目の周りは、くるんと丸いだけなんだろうか? 良く見て、良く見て〜!

自分に問いかけ、
自分で考え、
こうなんじゃないか?という形を描く。


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↑先週と違う服を着て来ちゃった! というこどもたち。
でも、そこからまた新しい発見をしてくださいね。 大丈夫!
迷った線は消さないで・・新しく見つけた線と、前に描いた線と、形が決まったらピントを合わせていこう!

二回だけのデッサンでは、まだまだ描き足りないところもあるでしょう。
エンジンがかかって、いよいよこれから! というときに終了・・ということもあるかもしれません。でも、対象は自分自身。おもしろい、と思ったら家でも描くことができますね。 

最後に簡単な講評会、作品を見合う会をしました。それぞれが感じたことを話し合ったり、お友だちの作品を見合ったりすることが大切と考えます。
取り組んだ姿勢や気持ち、自分を見つめた体験を次の制作にも活かしていけるといいですね。

隔週火曜日夜は、
おとなのための造形教室。

写真を撮り忘れましたが
のんびりゆったり活動中。ただ今、木っ端のオブジェを制作しています。
下地を塗ったカケラを、紙やすりで仕上げてからアクリル絵の具で色を塗っていきました。
日常の喧噪(?)や酷暑から離れて・・時々おしゃべりを楽しみつつ、手を動かしています。

ご興味あれば、ぜひご参加ください。


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2018年7月17日 (火)

こどもデザイン造形教室 作品のご紹介 / 折り本絵本

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折り本仕立てのミニ絵本。そこに、カードと羊毛で作ったうさぎが添えられて。
制作が始まった当初は、こんな風に展開するとは思わなかったけれど・・
でも、きっと作者の頭の中には、完成形が見えていたのでしょう。それを形にするのに時間がたくさんたくさんかかったけれど、ちいさなてんらんかいに絶対に間に合わせるという目標は達成!  


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うさぎのおせわセット      はるの(制作時/小学3年〜4年)
■くふうしたところ みてほしいところ
本でみてほしいところは、
小さな切った紙をはったりしたことです
■むずかしかったところ
ニードルがうまくさせなかったり、指をさしたこと
■なぜこの本をつくろうと思ったのですか
いとこの弟が生まれたから、
使ってほしいと思った


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↑絵本を作り終わったあと、そこに登場するうさぎを羊毛で作りました。うさぎの写真を観察し、後ろ足の形や毛並みにもこだわりました。目玉も粘土で丹念に制作。


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↑右側にある「いろいろレンズ」を手紙に重ねると謎の文章が解読できるというアイデア。カードを入れる封筒も、展開図を写し取って自分でカットして作りました。


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↑各ページのイラストに風合いのおもしろい紙を貼り込んで表現。光る紙、凸凹の紙、ツヤのある布、数々の端材の中から探しては切り抜き・・・
すべてとても小さく細かい。雑誌の一部の形を切り取ったり、よくよく観察すると小さな箇所にまで創意工夫を凝らしています。 
自由制作をどうするかで悩み、折り本をまず作ってみるところから始まった今回の制作。その内容を考えているうちに自分の制作したい世界に没頭した時間でしたね。

この絵本の中には、作者本人の興味や考えた時間、向き合った時間、悩んだ時間が・・いっぱいつまっています。

自分の好きな世界を追求し続けること、それをかわらず続けられるかどうか?
いろいろ途中に変化があったとしても・・オトナになるまで続けることができるかどうか・・?
続けることの強みというのは、私たちオトナが振り返ると感じること。

やっておけば良かったな〜・・
あのときから続けていれば!・・・

いつやるの?今でしょ! ・・・数年前に流行った言葉、今やり始めて続ければそれが強みになると言うこと・・こどもたちがちょっとしたきっかけで興味を持ったことでも、すぐに止めてしまわないで少しずつでも積み重ねて行けたら何十年か後には、誰にも負けない強みになっていると思います。
認めてあげて支援する周りの協力も大切ですが!

プレゼントする相手のことを思いながら作った本でしたが、いとこは喜んでくれたかな?

それでは、制作風景をご紹介


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2018年7月16日 (月)

こどもデザイン造形教室 作品のご紹介 / 牛乳パックで作る家

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↑ぴょこんとのぞいているのは、なんでしょう? 
Nちゃんの考えるうさぎは、真っ赤な顔をしています!


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ほんとは めがあるおうち   なつき(制作時/年中〜年長)
■くふうしたところ みてほしいところ
おうち
■むずかしかったところ
おにわのふちを はるところ
■このおうちには、だれがすんでいますか
うさぎさんのおうち
■このおうちにすんでいるとしたら、どんなことをしてみたい?
うさぎさんを、だっこしたい


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前の記事でご紹介したお家とは、違った仕上がりのお家。
同じ素材や道具を使っていても、個性が表れると言うことはステキですね。

題名に、ホントは目があるお家 とありますが、
屋根部分に目を描いていました。でも、絵の具を塗るときに上から色を塗ったので・・そんな名前をつけたNちゃんです。上の写真でうっすら見えていますよ!

庭には、Nちゃんの思い描く 滑り台や、うさぎが登場。
うさぎは、ピョンっと、飛び跳ねています。


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↑滑り台は、粘土を使ってちゃんと階段も作りました。
幼稚園でいつも遊んでいる滑り台をイメージ。

絵の具をチューブから出して、少しずつ色を混ぜたり工夫して自分だけの色を作り出しました。描く模様が自由に手から生まれ出てくる、その感じがまさにオリジナル! 

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それでは、制作風景をご紹介 
いつも、実に楽しそうに作っているNちゃんです!

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こどもデザイン造形教室 作品のご紹介 / 牛乳パックで作る家

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牛乳パックを土台にして、こんなお家があったらいいな! という思いを形にしました。 カワイイ形が大好きなKちゃん。
「カワイイ」という定義は、Kちゃんにとって「女の子らしさ」でもあるようです。

色も大好きな色にするために、絵の具を混ぜて作りました。
鮮やかで甘いやさしい色合い。


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おはならんど     かえで(制作時/年中〜年長)
■がんばったところ みてほしいところ
おはなをひらくところをがんばった
ハートのまどがかわいいよ
■むずかしかったところ
おにわのふちをぬったところ
やねのいちばんうえをぬったところ
■このおうちには、だれがすんでいますか?
かえでと、かえでのおともだちのさんごちゃん


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↑大好きな色が満載の庭、形もふわりふわりと丸い形の連続。
中央に建つ家を、たくさんの花が取り囲んでいます。


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↑お花紙の色の組み合わせは自分で選び、紙をおりたたみワイヤーで挟んで、広げて・・ 目標25本のお花を考えていましたが、てんらんかいに間に合わせるために少々減らして15本! でも完成させるための集中力はバッチリ!


ところで、
「カワイイ」という定義はどこからくるのかな?と考えます。
制作しながら漏れ聞こえるこどもたちの会話から察するに
幼稚園のこどもたちにとって
カッコイイとカワイイ は違うようです。

カッコイイは男の子で、カワイイは女の子。
色彩に性別は無いと思っていますが、女の子色、男の子色 と区別したくなるこどもたちも多いようです。
確かに、自由に色を使っていいよというと自然と色合いが分かれることも否めません。実際にデザインをする上でも、男の子用と女の子用とでは色分けをすることが多いのも事実・・
でも、本当は色の組み合わせも形も、表現の仕方も 好みも、無数にあり
どれも認めあえるといいなと思います。
特に、量産しなければならない工業製品とは違う、自分だけの制作の時は!

こどもたちは、一つのイメージに凝り固まってしまわないように、柔軟に成長していけるといいなと思います。思い描くアイデアがそこでストップしてしまいます。
もっと考えて・・もっと新しい何か・・枠から外れてイメージがわき上がってきたときに・・・
やっと自分らしさが表現できてくる! 

枠を壊せるような、声かけができたらな〜と・・その意識を持ちつつこどもたちとの会話を楽しんでいます。

それでは、制作風景を少し

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2018年7月15日 (日)

こどもデザイン造形教室 作品のご紹介 / ビーダマゲーム

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板に穴を開ける位置も、どんな絵柄にするかも 作者次第。

穴に入ったらアタリ?
それとも、入ったらハズレ?


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丸い穴の形を利用して、絵柄を考えました。
風船だったり、花の中心や、チョウチョの模様・・

釘は、絵をじゃましないような青を選びました。

順調に効率よく作業を進めて、あっという間に完成!


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生き物いっぱいお話ビーダマゲーム    まなか(小学4年)
■くふうしたところ みてほしいところ
やまにかかっている雲をすけるようにしたところ
空の色をいろいろな色をまぜたところ
■むずかしかったところ
おとしあななどのあなをあけるところ
■だれにあそんでほしいですか
きょうだいや友だちなど


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↑山にかかる雲がすけているような色合い。作者本人がくふうしたところですね。
ちょうちょも、図鑑を見て形を調べてから絵にしました。鳥も飛んでいるとどんな格好をしているのかな? ・・最初に頭の中で考えた形をブラッシュアップしたラインで仕上げます。 


こどもたちが、図案を考える際によく登場するのが 花や風景(特に山)そして草木やちょうちょ、虫、虹、雲、ハート、星、うさぎ、クマ ・・・
何も無い中から、考えてごらん というとほとんどのこどもたちがこういったモチーフを登場させます。それだけ身近なモチーフなのでしょう。

でも、それはすでに他の人の手によって図案化されたモチーフを頭の中だけでイメージしている場合も多く、文房具など こどもたちが使う持ち物にデザインとしてよく使われていることを考えると頷けます。
改めて図鑑などで本物を見ると、実はシルエットが違ったりします。自分自身の手から生まれる線として、まず本物を確かめてから作ってみることが必要だと思います。
そういった姿勢を大切にしたいと考え、こどもたちに声をかけています。

もうすぐ、夏休み!
山や海など、自然の風景に触れる機会が増えると思います。
こどもたちには、ぜひ本物はどんな形なのか、どんな色合いなのか、どんな光り輝きなのか・・・を空間全体で感じてきて欲しいなと思います!


それでは
制作風景を少し・・

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2018年7月13日 (金)

金曜日の造形教室・小学生

All


こどもデザイン造形教室 金曜日クラス
えんぴつデッサンで、自画像にチャレンジ!

それは、モノクロの世界・・ えんぴつ一本で表現していきます。

デッサンは自分と描く対象とのやりとりですが
今回は、モチーフが自分ですから、まさに自分とのやりとりです。
自分と向き合い、自分に問いかけ 自分を客観的に見つめる・・・

小学生の段階で、おしゃべりの無い静かな空間で、そういう心の中のやりとりができることはとても貴重な体験。

さあ、どこまで見つめることができるかな?
そして、どこまで自分と会話できるかな?
そして、何かを発見しそれを画面に表現することができるかな?

いざ、答えの無い世界へ!


Haruno


↑目の表情、髪の毛の影・・見つめて見つめてどんな表現をしようか考えながら描いていました。柔らかな色合いに光を感じる表現です。


Manaka


↑初えんぴつデッサン! えんぴつの持ち方も違うのでちょっと戸惑うけれど、いつもの潔さでドンドン描けそう・・・目、鼻、口・・描いては消して、来週はどんな風に発展するのかな?


Riyo


↑初えんぴつデッサン! でもとても興味をもって積極的に向き合っています。
横向きに見つめる瞳が印象的。そんな自分のポーズを捉えて、とても大きく描いています。見えたままに描こうというその姿勢に、こちらも刺激されます。


Koharu


↑一度に引き切らず、形を確かめながら見えたままに描こうとするそのえんぴつのラインが、よく見つめていることを証明するかのようなデッサン。えんぴつ表現にも様々な表情を出せること、寝かせたり立てたり、工夫していますね。


Hana


↑顔に対しての目鼻口の大きさ、位置、それぞれを丁寧に確かめるようにしながら描いています。自分の顔の特徴をよく捉えていますね。ゆっくりで良いから、強く見えるところを黒く、柔らかく見えるところはやわらかく淡く・・と見えるままに表現できるといいね。



こどもたちのデッサンは、テクニックで押し通そうとしたり、結果を予測しながら時間配分したり、理屈だけに凝り固まったり・・ということが無いので、とてもユニークで自由。
その姿勢にこちらも学ぶところが大きいのです。 デッサン力とは、物を見て測って描ける力だとは思いますが、そこに描く人の興味や思いが表れてこなければ、ただの写し取りにすぎない絵になってしまいます。

来週、どんな発展を見せるのか、各クラスのデッサンを楽しみにしています。


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ディスプレイ・ハンガーをつくる

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カワイイ犬たちがそれぞれの家に戻っていってさみしくなった玄関前に期間限定ディスプレイを作りました。

Tシャツワークショップ用のハンガーです。

新しい糸のこ盤は懐が深いので大きな板も一気に切り出すことができて快適!!


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切り出したハンガーはヤスリをかけて表面や断面を整えます。


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下地を塗って、簡単に色分け。


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スプレーガンでウレタンニスをシューッと。 

暑いですが、ギラギラ太陽は一気にニスを乾かしてくれます。

乾かして居る間にホームセンターで簡易柵用の木材と金属レールを手に入れ、ハンガーにTシャツを着せて完成。

渦巻き染めや折りたたみ染め、マスキング染めなど 夏のワークショップではこんな素敵なTシャツが作れます。
2018 夏休みこどもワークショップの詳細はこちら
★材料手配の都合上、Tシャツの締め切り日は7/18(水)です!


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2018年7月12日 (木)

木曜日の造形教室・幼児・小学生クラス

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こどもデザイン造形教室 小学生クラスでは、今週えんぴつデッサンにチャレンジしています。モチーフは、自分!
毎日つきあっている自分自身を改めて見つめる。


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↑デッサン初チャレンジのRくん、なかなかいい調子!えんぴつの持ち方も、いつもとは違います。
Mちゃん、何度も見つめて最初はやや横向きだったポーズでしたが、後半になってから正面の顔に変更。悩んで悩んで・・でも、その迷いも画面に残して良し! 
来週、どういうふうに追求していけるかな。


幼児クラスでは・・

楽しみ〜!
と、アトリエに入ってくるときにつぶやいていたKちゃん。
何が楽しみなの?

卵のカラをわれる!


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先週塗った卵のカラを、とうとう今週割ることができます!
どんな音がするかな? どんな感触なんだろう?
棒を使って割っていたけど、手を使って割ってみたら・・・まん中に穴があいたよ!
自分の中に「カワイイ」という基準があるKちゃん。「カワイイ」という色の卵のカラを「カワイイ」という模様にのせて表現。そして

ねえ、これって何だと思う?
と聞いてくるので、

なになに?教えて!・・・とたずねてみると?

乙女!

・・ほほぅ〜

幼稚園でも、おともだちといろいろなやりとりがあるのでしょうね〜。
そんな時期の年長さん。思いを形に表しています!


そして、今日は 小学生クラスのRくんが、寝る前にいつも描いているという絵を見せてくれました。スケッチブックに描きためているのですね。


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↑頭の中に浮かぶたくさんの形や思いやアイデアを、おそらくすごいスピードで描きあらわしているのじゃないかな!  小学生のうちから、ずーーーっと続けていけば、その積み重ねはオトナになる頃には莫大な量になるはず。それは誰にも負けない力になると思うな〜!  おもしろいので、また見せてほしいと思います。 筆ペンで描いているそうですが、時々違うペンも使ってみたりして自分にしっくり来る画材があったらそれをまた使っていく・・色を塗ってみる。 自由に楽しんでほしいと思います!


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2018年7月11日 (水)

水曜日の造形教室・幼児・小学生クラス

水曜日も蒸し暑い一日でした。
よく考えたら、まだ夏休みにもなってないのですから・・
先を考えると、夏ばてしないように対策しないとですね。
今年は、長期戦ですよ〜。

でも、どんなに暑くても やっぱりこどもたちは元気!!
そのエネルギーに負けないようにしないと〜


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↑卵のカラをトントンパリパリと細かく砕きました。いい音がします!棒を通して、割れる音の感覚も楽しい。五感を刺激しますね。
先週塗った卵のカラを小さく砂粒のようになるほどに、棒でやさしく突いていきます。


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↑ボンド水で模様を描き、カラフルな卵のカラをサラサラとかけて、絵にしていきます。順序を覚えて制作しないとうまくいきません。
来週も続きます!


続いて、小学生クラス


今週来週と、自画像デッサンをします。
何も知らされていなかったので・・・
え!!

と、ちょっとビックリな反応をしつつも、集中して取り組んでいますよ。


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↑まず、えんぴつを持って大まかな形をとる練習。普段のえんぴつの持ち方とは違います。 そして、良く見て比較して だいたいの位置を確認。

耳は、目より上についてるの?
鼻は、顔の中心にあるよね?
目の大きさは、耳より大きい? 

詳しく描く前に、たくさん見比べよう。


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↑描く対象が自分だから、見比べながら形をとるときに動く。動く自分を見つめながらまた測る。これが結構難しい・・・
そして、自分を客観的に見つめていると、自分ってこんな顔なの? あ、ここにこんなキズが?と新たに発見したり。Tシャツの模様が、鏡に映るから反対側になるね。

見えるままに描けばいいのだと、確かに言われたらその通りだけど・・
よ〜く見て、画面に目を移してそれを描くとき・・そこでどう表現していくかなんだよな〜。

まさに自分を見つめ、そして心の中で自分と問答するデッサン!
・・・様々な気づきがあるデッサン。

今年は、みんなの心にどんな物を残してくれるでしょう?


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2018年7月10日 (火)

火曜日の造形教室 幼児・小学生クラス

酷暑が続いています。
こどもデザイン造形教室 火曜日の様子。


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↑先週色を塗った卵のカラを、今週は細かく砕きました。


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↑それぞれ思い思いに筆を動かし模様を描きます。そこに卵のカラで色づけ。

続いて、小学生クラス


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今週来週と二回続けて、えんぴつデッサンをします。
モチーフは?・・・・・どこ?
アトリエに来たとき、ん? モチーフがない! と、戸惑った表情・・・
え? 何を描くの?

モチーフは、あなた自身です!

そう、自画像のえんぴつデッサン。
どんな二週間になるかな?


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2018年7月 9日 (月)

こどもデザイン造形教室 作品のご紹介 / こうきゅうな家

広い庭には はためく二カ国の旗。
金魚が躍り出る 二つの池。
そびえ立つ階段状の大きな家・・・

それこそが


・・・・・こうきゅうな家!


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こうきゅうな家      ゆうたろう(小学2〜3年/制作時)

■くふうしたところ みてほしいところ
日本とブラジルのはた
■むずかしかったところ
家に色とにすをぬるのとにわに色とにすをぬるところ
■ここには、だれがすんでいるの?
おじいちゃん おばあちゃん
■なぜアンテナがたっているの?
アンテナが立っているとなんだか全体のかんじがおもしろいから
■アンテナのやくわりは?
どこにでも電話がつながる
■なぜ日本とブラジルなのですか?
ブラジルは日本と まはんたいだから日本は自分の国だから


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↑シンメトリックにデザインされた この家の頂点にはアンテナが!
広い庭には、対になる旗と木、池。 中央の玄関を中心にして左右対称に配置されています。 何階建てなのかな? 作者曰く、六階建てだそうです。


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旗は、布で作りました。木は本物の木に粘土で葉っぱをつけて。池の石も、金魚も粘土で作りました。窓は、カラーペーパーをコラージュのように貼りました。

この家の土台は、牛乳パック。その大きさを基準にサイズを測り、ダンボールに印をつけ定規で直線を引き、ダンボールカッターでダンボールをカットしていきました。牛乳パックを包み込むように壁をたて、紙を上から貼って丈夫に仕上げています。
壁を作っていくうちに、定規もダンボールカッターも自分一人で使えるように。
道具は、使えば使うほど上手になりますね。そして、道具により表現の巾が広がります。こんな物作りたい・・と思う気持ちを実現する上で、道具や材料を使いこなせるかどうかは大切ですね。

最初に描いたスケッチ通りに組み立てて行くうちに、スケールの大きな作品になりました。

・・・・それでは、制作風景を少しご紹介。

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2018年7月 6日 (金)

金曜日の造形教室・小学生クラス

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金曜日のこどもデザイン造形教室。 体験のお友だちといっしょに。 


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↑張り子の入れ物作り。先週よりはだいぶ堅くなっています。でも、たくさんの紙をもっともっと貼らなくてはいけません。


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↑羊毛でペンケースを作り始めました。まずはデザイン画。そして羊毛を選んでほぐしていきます。


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↑時計を作ることに決めたのですが、アイデアをたくさん出すところで苦戦しています。


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↑張り子の入れ物の続き。だいぶ堅くなってきたので、無地の紙を貼り始めました。


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↑ペーパーフラワーを入れる箱について作っています。定規やカッターを駆使しています。


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↑体験レッスン。絵の具でお絵かき!

今週は、お天気の変化がめまぐるしく変化しました。
来週のこどもデザイン造形教室小学生クラスは、デッサンの予定。

さて、今年のモチーフは?


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2018年7月 5日 (木)

木曜日の造形教室・幼児・小学生クラス

天候不順ですね〜。
また、梅雨に逆戻りしたような長雨、台風が近づいて強風が吹いたり。
体調もそれに伴い、振り回され気味ですが・・元気出していきましょう!

さて、こどもデザイン造形教室 木曜日の様子。


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↑卵のカラに色を塗っています。やさしく丁寧に・・・自分の好きな色は特に、はりきっちゃいますね。
早く砕きたいけど・・それは来週のお楽しみ。

続いて小学生クラス・・


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↑張り子の入れ物に、着々と紙を貼っています。入れ物の端もカットしてから、縁をくるむようにしてドンドン貼っています。


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↑クジラを羊毛で作りたい・・と考えていますが、実際にどのクジラにしようか?図鑑で見てみました。シロナガスクジラは体調が30mもあるので、作ったときにその大きさを感じさせるものやそのクジラの住む世界が感じられるもの、お話を感じられるもの等・・が加わるようにと、声をかけています。どんな世界を作りたいんだろう?
いざ制作を始める前のこの準備期間が、とても大切なのです。

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2018年7月 4日 (水)

水曜日の造形教室・幼児・小学生クラス

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水曜日のこどもデザイン造形教室 幼児クラスには、今日から新しくお友だちが加わりました! それぞれ自己紹介をしたあと、7月は卵のカラで工作をするので、その準備として カラに色を塗ります。


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↑制作が始まると、それまでのおしゃべりはどこへやら・・
みんな黙々と やさしく丁寧に絵の具を塗っています。 

続いて小学生クラス

てんらんかいのお話と てんらんかいで届いたメッセージを読み上げるとみんな嬉しい笑顔になります。てんらんかいを介してのコミュニケーションですね〜。


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↑左)それぞれの自由制作に取りかかります。ドレスの続きを作り始めました。
中)新しい作品に取り組みます。まずはどんなものを作りたいか考えて・・図鑑や写真資料などを見て制作のヒントになるかな?
右)入れ物の続き、今日は脚に色を塗ったり粘土パーツにも色を塗りました。

 


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2018年7月 3日 (火)

火曜日の造形教室 幼児・小学生クラス/おとなクラス

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今日も暑かった 関東地方は、連日30℃越え!

ちいさなてんらんかい から早くも一週間が過ぎました。

みんなの記憶から薄れてないかな? どうだったかな? 
幼児クラスのみんなにたずねてみると、ちゃ〜んと覚えていました! 

 年中さんのSちゃん、「ここらへんに飾ってあった鳥がすごかった〜」 (ちゃんと場所まで覚えてる!)

みんなに届いたメッセージを読み上げると、とっても嬉しそうな表情・・お友だちから、お父さんお母さんから。そして、名前を知らない人からも!

来年はもっとたくさん届くかな? 一年後が楽しみですね。

さて、今日からしばらく 一斉に同じ制作をしていきます。
卵のカラに絵の具で色を塗りましょう。

その前に・・・
みんな〜 タマゴ食べたことある?

「ある〜!」
「卵焼き〜お弁当にいつも入ってるんだ! 大好きだから」
「タマゴかけご飯もおいしいよね〜」

たまごって、何の動物のタマゴ?

「・・・・?
あ、にわとり〜〜〜!!」

そうだよね〜
今日は、恐竜のタマゴかけご飯を食べてきた
カエルのタマゴ焼きたべた〜
・・・ってことないもんね?!

みんな大笑い〜

そのうち、
次から次へとお話が飛びだしてきて
いっぺんに聞き取ることができませ〜〜ん
でも・・

制作が始まると、みんなとっても静か・・

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↑卵のカラは割れやすいので、そーっと内側から絵の具を塗っていきます。あんまり強く押さえるとパリンと割れてしまいます。みんな丁寧に塗っていました。

次回、制作は続きます。

続いて、小学生クラス。

ここでもてんらんかいのお話から・・

みんなメッセージを心待ちにしています。
そして、今年は火曜日クラスのみんなにたくさん届きましたよ。
目を引く作品だったんだね。 一生懸命作った甲斐がありました!
メッセージは、ぜひお家のみなさんといっしょに読んでくださいね。


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↑新しい物を作り始めました。羊毛でペンギンを作ることにしました。頭の中のイメージだけでなく、本物のペンギンの資料を見たりそのペンギンがどんなペンギンなのかをイメージできる何か・・も含めて考えてほしいのです。
今日は、作りたい大きさでまずスケッチをしました。頭の大きさと身体の割合・・頭のカーブの感じ、くちばしの形、足の形・・どんなかな?


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↑こちらも新しい物を考え始めました。もうすぐ夏休みだし、夏休み前後は他のカリキュラムも入ってくるので、時間がかかっても飽きないあきらめない課題を考えて欲しいと思います。 いろいろやりとりした結果、行ってみたいな〜、と思うところを作ることにしました。たくさん出した項目の中から絞り込んでいきます。そして決まったのは、海の近くの家。紙いっぱいにアイデアスケッチを描き始めました。


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↑ちいさなてんらんかいでは、板に描いた絵が注目を集めました。カラフルな幾何学模様と細かい作業に目を引かれた人が多かったようですね。その鮮やかな模様を引き立たせるように、周りのパーツは黒一色にしているYちゃん。今日はニスをぬり、釘を打つ位置を決めていきました。


続いて 隔週火曜日夜に開催している おとなのための造形教室。

のんびり自分のペースに合わせて制作を続けています。


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↑木っ端を使ったゲーム兼オブジェです。土台の彩色と組み立てが終わっているので、今日はパーツ選びとやすりがけ、ジェッソ塗り・・と続きました。

暑さで外に出るのも億劫な日が続いていますが、日常の忙しさからしばし離れて制作に没頭していただきたいと思います




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2018年7月 2日 (月)

Sunday おやこワークショップ vol.13 ペタペタスタンプマスキング! ご報告

親子でふれあい
時間や空間を共有しながら
造形を楽しもう! 
をテーマに、毎月第一日曜日の午前中に開催している Sundayおやこワークショップ。

7月1日 日曜日はその13回目。
テーマは、ペタペタスタンプマスキング!

梅雨明け後ずっと真夏日が続いている東京、午前中から真夏の太陽が照りつけます。

暑い中、三才〜四才のこどもたちとお母様お祖母様が集まってくださいました。ありがとうございます。

初めて参加のこどもたちと親御さん、ちょっと緊張気味ですが
コミュニケーションをとりながら楽しく作りましょう!


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輪ゴム、ダンボール、ボール紙、クッション材、筒、紙コップ・・・・
身近にある様々な材料、それもスタンプになるんだよ!
どんな風に押せばおもしろい形が写し取れるかな?

紙だって、曲げたりくるくるうずまきにしたら、おもしろい形が出てくるかな?
はさみで切ったらどうなるかな?
新しい発見ができるかな?

今回は、マスキングテープと、シールも用意しました。貼ってはがすことにより、模様を切り取る体験ができます。
絵の具を塗りながらの、スタンプ・マスキング!
自由に塗ったり、テープをはったり。

そのうち、輪ゴムと紙コップが合体して双眼鏡作りにも発展したり。
こどもたちは、身近にある材料から遊びをみつけ、そこから発見し創造をしていますね。
それが記録としてエコバッグの上に描かれていますよ〜!

それでは、完成作品を見てみましょう。

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感想発表も堂々と! みんなに見てもらおう! どんな風にできあがったかな?


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↑マスキングテープと丸いシールを使ったり角材をくり返し押してみたり。最後にお母さんが、ダンボールを折り曲げてサインをスタンプしていました。ポップで楽しいカラーリングのエコバッグが完成! 


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↑どうかな? 楽しかったかな? 身近な材料でおもしろい形ができあがるね。マスキングテープの効果も抜群! 地図のような形が浮かび上がりました。


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↑輪ゴムや筒、紙コップの底を切ったりしながら押しました。迷路みたいに遊ぶこともできそうな模様です。


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↑感想発表は、ちょっと照れちゃうかな? マスキングテープも、せっかく貼ったからはがしたくないよ〜、ということでそのまま持って帰ることに。
お家に帰ってからはがしたのかな? どんな形が表れたのかな?


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↑好きな色をたくさん塗りました。筆のタッチもカッコイイ!
テープをはがしたらまた、きっと新しい形が表れるはず〜 




こどもたちは、すぐに大きく成長していきます。それは頼もしくもありますが、親御さんの膝の上でやりとりできる時間がすぐに過ぎて行ってしまうことでもありますね。
お父さんお母さんは、日々お忙しいことと思いますが
「今」を大切に、こどもたちとたくさんふれあって、たくさん思い出を作ってください。こどもたちの中には、その体験が確実に積み重なっていくことでしょう!

素材や道具、画材に直接触れ、感触を楽しみ、色や形を感じたりイメージしたり。そして、同じ空間と時間を共有し、心や言葉のキャッチボールをしながら ものづくりをすること・・

たくさんの親子さんに体験していただきたいな〜・・と思いながら、Sundayおやこワークショップを開催しています。

ご興味ありましたら、毎月第一日曜日の午前中、ご参加くださいね!
お待ちしています。 

8月はお休みになります。
9月回は、9/2(日)10:00〜11:45 を予定しています。
詳細は、 Newsページにてお知らせしています! 
少人数クラスで開催していますので、お申し込みはお早めに

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こどもデザイン造形教室 作品のご紹介 / 中綴じノート

少し前の作品ですが、ご紹介します。

アプレットプラスのこどもデザイン造形教室では、
体験に来てくれたこどもたちには、自由に紙に絵の具遊びをしてもらい
その後、教室にご入会いただいたときには、その紙を使って制作をしてもらっています。主にノートにすることが多いのですが、
こどもたちそれぞれの個性が光ります。

特に幼児クラスのこどもたちは、体験クラスで初めて絵の具に触れることも多く。
自由な手の動きや筆使いが、そのまま絵になります。


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右)くろくん 左)へびちゃん      えいた(年長)
■なにをかきたいですか
かめんらいだー

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描いたときには一枚絵だったものを二つに折りますので、表裏になります。
表情が少し変わりますね。


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中は、白い紙で中央をホチキスで綴じる方法。ホチキスの針も、金槌でトントンしながらとめていきます。 


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つづいて、ご紹介
同じ画材を使って 同じタイミングで絵を描いていますが
ツインズくんたち それぞれの個性が出ますね。


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右)くろちゃん 左)きつねちゃん   そうた(年長)
■なにをかきたいですか
きょうりゅうずかん


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↑塗り重ねて深い色が出てくる・・そんな絵ですね。


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いつも、作品完成と共に タイトルをつけてもらっていますが、タイトルをつけることで形や色を発見したりイメージしたり、自分の表現を客観的に見たり、あるいはむしろ自分の内面を見つめたり・・小さな子だとあまり意識しないかもしれませんが無意識でも心の中でそんなやりとりがあるのではないでしょうか。


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こどもたちから、どんな作品が生み出されてくるのか 楽しみです。

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