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2018年10月

2018年10月29日 (月)

夏休みボックス2018 その1  幼児クラス

衣替えは確か10月初旬が当たり前かと思っていましたが、最近では10月になっても暑い日が続きました。
すでに10月も終わろうという今日、今週後半に寒さがやってくるとの天気予報を信じて冬物を出してみましたが・・・昼間は半袖でもいいんじゃないかと?!
もう、季節感はどこへやら。です。

さて、11月も目前ですが、こどもデザイン造形教室に通うこどもたちが作った2018年の夏休みボックスを順番にご紹介していきます。

今年の夏! ・・今までに無い酷暑の夏でした。

大汗をかきつつ過ごした夏の日々は私にとってはあっという間。
でも、
当たり前のことですが、こどもたちにとって 2018年の夏休みは一回だけ、特別な日々です。そのかけがえのない時間の中で、家族や親戚、お友だちと過ごした体験や思い出、気付き。 お母さんのご協力もあって、写真やチケット等々、様々な素材を持ってきたこどもたち。

写真や紙片の裏側に小さなバネや木片をつけて奥行きを出したり、糸を通してぶら下げたり。
幼児クラスのこどもたちにとっては、はさみを使ってキレイに切り取ること、ボンドをはみ出さないようにつけてしっかりと貼ること、も大きな体験の一つです。
そして素材をどう貼ればいいかを考える、たくさんの素材をどうしたらうまくおさまるか、みんなに観てもらえるか・・ 

すっかりおさまった箱の中には、とどまることの無いストーリーがぎゅっと詰め込まれています!
「ここに何がはってあるの?」 と一言尋ねれば こどもたちが楽しそうに次から次へと語ってくれます! すると、周りに人が集まってきます。 自分の夏休み、友だちの夏休み、それを伝えたくて語りたくて・・

そんな夏休みボックスのご紹介。
今年で3年目、年を追うごとに密度が濃く完成度が高まっていますよ〜!
(昨年の作品はこちら

立体コラージュなので、実物を見ていただくのが一番ですが・・・

今年は、箱一つ一つに違う体験がつまっていることと同様、タイトルも違ってくるはず・・ということで、タイトルをしっかり考えるということを幼児クラス・小学生クラスのこどもたちに伝えました。

それでは、ごらんください!


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左)ぐんまとふくいとようちえんのなつやすみぼっくす
ひびき (年長)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
ふくいにいって ぐんまにいったから
■このなつやすみボックスのポイントは?
はこのまんなかをみてください
いっぱいはってあるから


右)きらきらたのしいたのしい いくところ
すず (年中)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
だってたのしそうだから
■このなつやすみボックスのポイントは?
さっかーのしゃしん


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左)ぷうる でんしゃ ばす うみ ゆうえんち おまつり
せいま (年長)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
いっぱいいったから  おもいでがつながるようにした
■このなつやすみボックスのポイントは?
はこのゆかのところにいっぱいはった


右)きょうりゅうはくぶつかん じんじゃ えいが ゆうえんち
なつき (年長)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
そのしゃしんがおおかったから
■このなつやすみボックスのポイントは?
ひもをとおすところ(むずかしかった)


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左)こんちゅうだらけえいがかんおもちゃちっきんどうぶつえんぼっくす
ゆう (年長)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
はこのなかのをだいぶがったいさせた
■このなつやすみボックスのポイントは?
くわがたとかぶとむし


右)ぜらおらしゅりけんぼっくす
そうた (年長)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
ぜらおらとしゅりけんがだいすきだから
■このなつやすみボックスのポイントは?
せみのぬけがらのなかにはいっていたせみのしゃしんをはったこと


4


左)かぞくえいたぼっくす
えいた (年長)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
えいたがいっぱいいるから
■このなつやすみボックスのポイントは?
びーだま


右)こどもたちがすむばしょへようこそ
かえで (年長)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
ようこそってつけたかったから
■このなつやすみボックスのポイントは?
ありえるのかげ


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夏休みボックス2018 その2       小学生クラス

幼児クラスに続いて、小学生クラスの夏休みボックスをご紹介します!

小学生は、今年で夏休みボックスは三回目、というこどもたちもいます。
集めてくる素材も、お父さんやお母さんの視点では無く自分の視点で集めてくる子がたくさん。そして、小学生クラスのこどもたちにはぜひ、自分で集めてほしいと思っています。
普段の生活でも、何が自分のアンテナにピンっとくるのか?
自分は、どんなことをおもしろがる人間なのか?
こうして集めて一つにまとめていくことで見えてくる物があるはずです。
夏休みという限られた期間、あるいは遠くに旅行にいく特別な時期 とは関係なく普通の生活の中でも、何かを見つける目を育ててもらいたいのです。
そして、その自分の興味や思いを人に伝える手段として、このように箱に詰めてみたり、見せ方を工夫したり新しいアイデアを発見してほしいなと思います。

それでは、作品をご覧ください。


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左)夏のアクアコレクション
こはる (小学2年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
スーパーボールがたくさんあって、ペンギンや貝がらそれにビーダマ、せみのぬけがらとかがついてるから
■このなつやすみボックスのポイントは?
左よこについているかいだんや、ぶらさがっているあさがお、そしておくにはってるねことマンボウ、あとはペンギンやキンギョ、そして石をのせてる たなです



右)ひよこと植物園ハウス
〜はっぱのしゃしんを2まいさがせ!!〜

じゅんな (小学4年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
岩手でとってきたしゃしんの中で植物がいっぱいあったから
■このなつやすみボックスのポイントは?
ぶらさげているところをめくるとしゃしんがかくれているのでみてみてください
このしゃしんは、いわてのばあちゃんの家にいってとってきたものです


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左)知って、笑って、おどろいて、楽しかった思い出ボックス
ゆいな (小学5年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
沖縄、デザイン「あ」てん、未来館、ジブリ美術館など いろいろな所で、知ったり、笑ったり、おどろいたりして、とても楽しかった夏休みだったから
■このなつやすみボックスのポイントは?
夏休み中、沖縄に行ったので、箱の背景を海にしました
そして、その海の下(砂)の方にはチンアナゴや貝など、地上にあるものをなるべくかざりました
上の海の方には、魚や花火の写真など、海や空をイメージしました


右)アスレチックやしながわ水族館やぶどうとりに行ったおもい出の夏休み
ゆうたろう (小学3年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
おもい出がいっぱいあって いろんな所に行ったから
■このなつやすみボックスのポイントは?
左下のしんじゅや石


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左)いりたはまのうみにいってかいをみつけた
  いえでやもりをみつけた
しょうた (小学1年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
うみのものがいっぱいあるから
■このなつやすみボックスのポイントは?
うみのすなをけーすにいれた


右)空を飛ぶペンギン
かい (小学4年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
サンシャイン水族館にペンギンが飛んでいるようにおよいでいたからです
■このなつやすみボックスのポイントは?
夏休みの自由研究で使ったたまごのからをたくさんつかったところです


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左)西表の楽しい五日間
れん (小学3年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
クマノミにギョニクソーセージをあげたのがたのしかった
■このなつやすみボックスのポイントは?
・かいがらがポケットになる
・右上にはったかたろぐがひらく


右)青森のピンク色
まさき (小学4年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
家族で青森旅行に行った時のチケットや、美術館の写真、おみやげ、パンフレットなどの青森のものがたくさん入っている中にピンク色のガチャガチャや花形のろうそくがあるから
■このなつやすみボックスのポイントは?
・BOXの中の上下左右にチケットなどの紙をはったところ
・家族で行った青森県の神社のマークを、おねえちゃんが買ってきてくれたラメ入りのガチャガチャのケースでかぶせたところ
・パンフレットの2つの写真を角度を変えてはったところ
・一つのぼうに美術館の写真をたくさんはったところ


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夏休みボックス2018 その3 小学生クラス

こどもデザイン造形教室 小学生クラス
夏休みボックスのご紹介。


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左)びじゅつかん たのしかったよ なつ休み
こはる (小学2年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
しゃしんびじゅつかんでは しゃしんを作ってたのしかったし ピッピてんでは絵をかけたりしたので、げいじゅつみたいでおもしろかったです
■このなつやすみボックスのポイントは?
かぶきで見たふじむすめが道をとおっているところをみてほしいです


右)家ぞく・友だちとたのしい36日間
りよ (小学2年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
家ぞくと友だちとあそぶのがおおかったから
■このなつやすみボックスのポイントは?
上からのぞくと下のほうには見えないものがみえる
ともだちとあそんでるしゃしん


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左)大分・千葉の海でなみにのって遊んだり、はんのうがわらで流れにのって浮き輪で遊んだり、
ポケモンのえいがでとっても感動した夏休み

まなか (小学4年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
暑かったから水遊びができるところに行って流れや、なみにのって遊んだ日が多かったり、ポケモンのえい画を見に行ったりした夏休みの思い出をまとめたからです
■このなつやすみボックスのポイントは?
・いろいろな生き物がすきまから見れること
・ざっしからきりぬいた(真夏)という言葉を真ん中にはったところ
・ひこうきにのったときのバッチをはったところ


右)ぶるぶるビックサイトと小さなお菓子の包み紙
ごてん場と新潟とお台場とラウンドワン

はるの (小学4年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
ビックサイトにバネをつけたことや、おかしの包み紙をたくさんはったのにちゅうもくしてほしかったからと、ものを集めた場所がわかるようにしたかったから
■このなつやすみボックスのポイントは?
いろんなそ材がいろんな所にはってある所と、ほぼ全体が見えるように工夫して物をはった
夏休み中にも、去年よりも楽しくそ材をあつめられた


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左)2018思い出いっぱい水の中ボックス
はな (小学6年)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
いろんなところに行って、その中でも海でひろった貝や水族館にいたエイやジンベエザメ、川でひろった石などの水の中のものが多いから
■このなつやすみボックスのポイントは?
・ひろってきた貝がらをたくさんつけたところ
・貝がらをひもに通して動くようにしたところ


右)みつめて みつけた なつのいろ
まりこ (おとな)
■どうしてこのタイトルにしたのですか?
今年の夏は、遠くに行けなかったけれど 美術館や博物館にたくさん行き、作品をたくさん見つめました。(東京都庭園美術館・目黒区立美術館・国立近代美術館・東京都美術館・東京国立博物館)
そしてワークショップでもモチーフを見つめたり素材を見つめたりしてたくさんの発見があり、そこにはたくさんの色も感じ取れました。
■このなつやすみボックスのポイントは?
・中央にななめに貼ったのは、夏休みボックス用の板の端材です。側面に蛍光色が塗ってあってとてもキレイだったので使いました。
・たくさんのチケットをどうやって箱の中におさめようかと考え、丸めたり立体的に貼ったりと工夫しました。
・普通なら、魚より自分は大きいけれど、箱の中なら大きな魚と見つめ合えます。現実ではあり得ない大きさの差を表現しました。



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食育と造形■しょく感教室vol.46 ハロウィンごはんとお米のはなし! ご報告!

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秋も深まってきた秋晴れの10/28 日曜日。
しょく感教室vol.46 を開催しました。
なんと46回目! 最近は、年に3回ほどの開催となっていますので、何度も参加してくれているこどもたちの成長の早いこと!

今回のテーマは、「ハロウィンごはんとお米の話」です。

まずは、岩本留里子さんから、お米についての話がありました。

毎日食べるお米。
当たり前のように食卓に上り、身近な食材なためにあまり気にかけないまま過ごしているかもしれません。こどもたちも、自分でお米に触れたり研いだりしたことはあるかな?

朝食には、ごはんとパン どちらを食べるかな?
こどもたちに聞いてみると、今回参加してくれたこどもたちはごはん派が多かった!


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お米は、もみ殻から精米をする段階で 玄米から白米にする間に少しずつ糠がとれていくのですが、白米と五分づき米とを見てみました。
さわり心地やお皿にパラパラと落としたときの音も感じてみました。
五分づき米の方が、少し固い感じ。白米は柔らかなさわり心地です。

次に、ロールパンと同じくらいの大きさのご飯。それぞれぎゅーっと握ったときの大きさはどうなるでしょう?
実際にやってみると・・ロールパンは小さくなってしまいますが、ごはんはそのままの大きさでしっかりとしたボリュームです。 そのため、パンよりも腹持ちがいいのですね。 朝食にご飯を食べれば、お昼までしっかりとパワーが持つのです。

お米に触れたり精米のお話を聞いた後、お米研ぎのお話。
ボールをつかむような手の形でお米に空気を含ませるように研いでいきます。こどもたちには、少しだけ触れてもらいましたが お家でももっともっとお米研ぎを実践してほしいと思います。

土鍋でご飯を炊いていきますが、これは後でおにぎりにする予定。
(今回使用しているのは、新潟産のコシヒカリ新米!)


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その間に、ハロウィンごはんを作ります。 


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ご飯をカップに入れ、鮭フレークをかけて平にならしジャックオランタンに見立てます。 目鼻口は焼き海苔を使ってスライスチーズに貼り付けて、つま楊枝でカット! こどもたちそれぞれが、ユニークな表情のハロウィンごはんを作りました。

お祭りの型抜きみたいで楽しいね! 小さなこどもたちでも、カンタンに作れておもしろい表情が作れちゃいます。


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そのあとは、クラフトタイム。
ハロウィンごはんの入れ物をカラフルに仕上げましょう。あらかじめカップの側面の形に切り取っておいたカラーペーパーに、こどもたちがそれぞれ模様をたくさんつけました。 時間がもっとたくさんあれば、細かい模様ももっと作れたかな?
でも、短時間でここまで仕上げたのはさすが!
白いカップのままより、この帯を巻けばより一層ハロウィンごはんが楽しくおいししそうに見えるね。


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土鍋ご飯が炊けたので、炊きたての土鍋ご飯と炊飯ジャーで炊いたご飯を食べ比べてみました。どうかな〜〜〜?

土鍋ご飯のほうがほんのり甘味があってツヤがあったように思うのですが・・小さなこどもたちにとってはちょっとむずかしかったのかな? 味の違いを聞かれて、ウ〜ン?・・首をかしげてしまう子も!!

ごはんは、炊飯ジャーのスイッチ一つで炊ける世の中ですが(しかも性能がアップしているので、結構おいしく炊ける!)土鍋やもちろん普通のお鍋でもご飯は炊けるし、しかもお焦げができたりすると香ばしいし、冷めてもおいしいのです。

さて、この土鍋ご飯を使って、自分の手でおむすび(おにぎり)を握ってみましょう。
どうやら、こどもたちは手で直におむすびを作ったことが無い様子。三角おむすびにチャレンジです! まずは、エアにぎり。手の形をしっかり練習します。
もちろん、手をよく洗ってから・・
ぬらした手に二本指で塩をとり手にまぶします。そしてホカホカご飯を握ります。

初めて作った小さなおむすび二つ。
お迎えにいらしたお父さんやお母さん方にも、いっしょに食べてもらいました。
最近は衛生面を考えて、ラップを使って握ることが多いようですが(素手かラップか?でおにぎり論争も起きているようですが!!)
ぜひ、親御さんが握ったおむすびをお子さんに食べさせてあげてください。お母さんの手から作られたおむすびによってお子さんの免疫力が高まる・・なんて説もあるようですが・・・
素手で握るとご飯の状態もよく分かり、ちょっとした力加減が おむすびのおいしさにつながります。


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最後に、今日の感想発表!
感じたことを言葉にしてみる。 できるだけ詳しく言えるといいね。
参加してくれたこどもたちみんなが、お父さんお母さんが見守る中、しっかりと発表できました。

今日の経験が、お家でも活かせるといいですね。
お父さんお母さん、新米がおいしい季節
ぜひ、お家でもこどもたちに三角おむすびを作ってもらいましょう。
そして、もうすぐハロウィン当日ですが、
お菓子のやりとりだけでなく、ハロウィンごはんも作って ご家族やお友だちと楽しんでみてくださいね。

次回のしょく感教室は 2019年春休み頃の予定です。
少し間があいてしまいますが、みなさんのご参加をお待ちしています。
日時や内容の詳細は、2019年1月〜2月にこちらでお知らせしますので、チェックしてみてください。


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2018年10月27日 (土)

金曜日の造形教室・小学生クラス

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一週間は早い! もう金曜日。こうしてすぐに年末になっちゃうのかも

こどもデザイン造形教室でも、こどもたちからは週末で疲れたな〜というつぶやきも時々。でも、つくるのが大好きなこどもたちだから、積極的に手を動かしています。


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Mちゃん、羊毛でペンケースを作っていますが、シートの上に模様を刺しています。しっかりとニードルで羊毛を植え付けるように刺していきます。
Kちゃん、張り子の入れ物を作っていますが、無地の紙を貼り終えたので、色紙を作り始めました。
Hちゃん、絵地図を描いているのですが、B2の大きさのボードに直接描いて行くことにしました、おおまかに遊園地の各ゾーンのアタリをとってから、老眼にはなかなか見えづらい(流行のハズキルーペが必要?!)豆粒のような??細かい細かい絵を描いています。
Rちゃん、張り子の入れ物の続き・・紙の目を確かめながらちぎり、無地の紙を貼り始めました。入れ物の内側に貼るのが難しい!
Hちゃん、紙で花を作ることにしましたが、今日は三つの花のスケッチを描いた後に色紙を作り始めました。

制作を少し早めに終了させ、片付け掃除の後・・・
夏休みボックスの鑑賞&発表会。

お迎えのお母さんたちの前で、みんなとても上手にプレゼンテーション!
自分の箱の中には、夏休みに集めた素材が入っている。
そしてそれをどんな風に見せようかと考え、つくったのは自分自身。
その箱を前に、自分の思いを人に伝える。自分の興味を、みんなに知ってもらう。

これからもオトナになってもずっと続けてほしいこと。それは自分を見つめ、自分がどんなことに興味を持ってそれを人に伝えていくかと言うこと。
やり続ければ力になり自信につながる。
そのきっかけが、この夏休みボックスかもしれない。


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発表会のあと、ツル先生からも、大竹伸朗の2006年回顧展作品集をひもときながら・・自分が興味を持てることの追求、それを継続することの強さ、についての話がありました。
みんなは何が好きなのかな?どんなことが心に引っかかるのかな?
自分らしさに自信を持って。みんな違って当たり前。むしろ違うことを誇りに!
そして、今から何か心に引っかかることを続けていこう。長く続けていけば大きな力になる!

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2018年10月26日 (金)

木曜日の造形教室   小学生クラス

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こどもデザイン造形教室 木曜日の様子
今週は、夏休みボックスを飾っているので、小学生も低い机で制作中!

Mちゃん、羊毛でクジラの親子を制作中。大きさの差や身体のラインなど、比べながら芯に羊毛を刺していく作業・・やや単調になりがちな最初の土台部分。
親子同時に比較しながら作ることで、形に偏りが無いようにしていこう!
Rくん、いよいよ器に色紙を貼っていく作業。かなりランダムに、でも力強く?かなりのスピードで!貼って行っています。暗い色と鮮やかな色が入り交じってなかなか良い仕上がりになりそう・・・あとわずか、というところで紙が足りなくなりそうでしたが、以前に作った紙もあったのでそれで補いつつ・・今日はすべて色紙を貼り終えました!あとはニスだけ〜

制作の後は、お迎えのお母さんたちと共に、夏休みボックスの鑑賞&発表会。
他のお友だちの作品を観て、同じ条件で作っても 工夫しているところ、アイデア等々 いろいろな表現があることがわかります。


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くふうしたところや観てほしいところを紹介!
作ることでの表現、言葉での表現。
自分の思いを人に伝えること。大切にしてほしい力ですね。

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2018年10月25日 (木)

水曜日の造形教室・幼児・小学生クラス

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こどもデザイン造形教室 水曜日
幼児クラスのこどもたちは、始まる前の時間を使って お母さんといっしょに夏休みボックスを鑑賞。
他のお友だちがどんな作品を作っているのか? どんなものが貼られているのか、どんな風に貼っているのか・・も興味津々

作品を観た後には、お母さんたちの前で作品発表。
ちょっと照れながら・・でも堂々と! 上手にできたね。

そのあとは、いつもの制作。
台紙の縁に紙を貼っています。やることと方法がわかれば、ドンドン手が進む。


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台紙を切った後のダンボール枠も、こどもたちの手にかかれば楽しさ倍増!
あっという間に三人いっしょに記念撮影〜〜
(でもこの直後に枠が切れて、少し険悪ムードに・・ すぐに制作に取りかかったので事なきを得ましたが

続いて小学生クラス。


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Sくんは、入れ物がいよいよ完成に近づいてきました。脚となる粘土パーツにワイヤーを差し込んでから箱と接着。側面には小さな粘土パーツを規則的に並べました。
Yくんは、次に作る自由制作のための設計図・・その前にいろいろとイメージを具体的にしていく作業。どこにあるの?だれの?どんな?どれくらいの大きさ?内側は、外側は?ふわふわ・ざらざら・ツルツル?・・・そんな質問を投げかけつつ焦点を合わせていきました。
Kちゃんは、ドレスのスカート部分に手作りボタンを接着。次は紐をどのように交差させるか? 細かい作業ですが、スムーズに進んでいます。

今日は少し終了時間を早めにして、夏休みボックスをお迎えのお母さんたちといっしょに観ました。 


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今年で三年目、昨年よりもずっと密度の濃い作品がたくさん!
見応えタップリです。

水曜日クラスのこどもたちも発表してもらいました。以前は恥ずかしがっていたこどもたちも、今ではちゃんと言葉にすることができるようになってきて・・成長を感じますね。

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火曜日の造形教室 幼児・小学生クラス

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こどもデザイン造形教室
すっかり長袖になった頃ではありますが 
今週は、夏休み明けからずっと制作を続けてきた夏休みボックスがようやくすべて出そろったので
みんなで作品を見る時間を作っています。

そして、幼児クラスでも 小学生クラスでも
こどもたちそれぞれに、作品を発表してもらっています。
(司会兼カメラマン、と手が回らずに発表時の写真が撮影できなくて・・

こじんまりとではありますが、送迎のお母さんたちやクラスのお友だちを前に、作品を紹介して作品のポイントについて話します。
特に、幼児クラスでは今年初めてチャレンジしました!
少し緊張したけど・・でも、だんだん慣れてきますから大丈夫。
舞台度胸(そこまで大げさでは無いですが)がついてくると、自己表現にも巾が出て来ますよね。堂々と発表できるようになるプレゼン能力・・オトナになっても役立ちますよ〜


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幼児クラスでは、そのあと、いつもの制作。
卵のカラのモザイク絵につける台紙を作っています。縁を紙でくるむ作業。この一手間が作品完成度をアップさせますから、がんばろう〜!

続いて小学生クラス。

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Kちゃんは、船の土台を作り始めました。果てしない張り子・・?いえいえ、土台に力を使い果たすと大変だから、効率よく行きましょう〜!工夫して貼っていけば早く終わる!
Jちゃんは、木を使って作った作品が壊れてしまったので修繕中。

小学生クラスでは、制作〜お掃除の後に、夏休みボックスを観て作品発表をしました。小さいときはちょっと恥ずかしがっていたJちゃんも、今では堂々と発表できるようになったね。

作品と共に言葉で人に思いや考えを伝える・・小さな頃から育てていきたい力です。

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2018年10月22日 (月)

こどもデザイン造形教室 作品のご紹介 / スマートボール

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鮮やかな色に塗られた板の上を、ビーダマが転がり
釘に当たるとカランコロン 

軽やかな音が鳴るスマートボールです。パチンコ、コリントゲーム とも呼びます。


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くるくる回る歯車ゲーム    ゆいな 小学4〜5年/制作時
2018年 2月〜10月

■くふうしたところ みてほしいところ
絵の色を鮮やかにして周りの木は黒くしました
■むずかしかったところ
釘打ちが一番むずかしかったです
中にはかたむいている釘もいくつかあります
■だれにあそんでほしいですか
家族や友だちが遊びに来た時にみんなで遊びたいです

板にどんな絵を描こうかと悩んだときに、高学年になり少しステップアップしてほしいと言うこともあり、幾何学模様を描くことを提案しました。果敢に取り組んだ ゆいなちゃん。
下描きにはコンパスや定規を使い、色がはみ出さないようにマスキングテープでとめたりしながら長い時間をかけて彩色しました。
途中、「ちいさなてんらんかい 2018」では、組み立てまで間に合わなかったため、板の絵だけを飾ったのですが、観る人が足を止めてじっくり眺めるほど、鮮やかな円形が目立ち、印象的な柄となっていました。


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棒ではじくと、ビーダマが勢いよく飛びますが、力加減や向きによって転がり方も変わるので、どのポケットに入るか・・ちょっとドキドキしながら・・
楽しく遊ぶことができますね〜。


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完成した後、少し遊んでみてからルールブックを作りたいと本人からの自主的な提案。点数などのルールを書きました。
そういう、自然にこうしたい、もっとこう発展してみては? という気持ちや姿勢がうまれてくるところがいいですね!
お家で家族やお友だちとやりとりしながら、そこからまたルールが発展していくとおもしろいですね。

それでは、制作風景を少しご紹介。(これまでの詳細は、毎週の日記に綴っています)

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一つの作品の中に、たくさんの工程が含まれていますが、この経験が次の制作につながる自信となるでしょう! 
次回作は何かな〜?

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2018年10月20日 (土)

金曜日の造形教室・小学生クラス

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こどもデザイン造形教室 金曜日の様子。
それぞれのこどもたちに、今日やることの確認です。 自由制作の時には、自分の制作を自分のペースで進めるため、のんびりしていると ただ時間が流れるだけになってしまうので、最初にみんなに確認します。

その後は、自分で動いて準備して手を動かして。


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Hちゃんは、密度が高く細かい細かい下描きをしていますが、このパワーが途切れないように来週からは本番の紙に描いていくことにしました。
Rちゃん、張り子の入れ物を作っていますが今日も紙を貼り続けます。まだまだガンバレ〜
Kちゃんも、張り子の入れ物ですが今日はようやく無地の紙を貼り終えたので来週はいよいよ、色紙を作っていきます。
Hちゃん、自由制作が卒業制作になるので限られた時間の中で何を作るか、スタート時でかなり時間をかけています。花を紙で作りたい という最初の思いがあるのですが、それをどんな形でどんな風にしてみせたいのか、観る人に花のどういうところを伝えたいのか?・・その思いを聞かせてもらうのに時間がかかりました。でも、ようやくどれくらいの大きさで、どういう風に花を見せるか・・というところは決まりました。
Mちゃん、羊毛でペンケースを制作中。今日はフェルト生地の上に羊毛をニードルでチクチク刺して、模様を作っていきました。


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そして・・現在 アトリエのウィンドウには 夏休みボックスが飾られています。
すっかり季節も秋になりましたが、こどもたちの夏休みがここにはギュギュッとつまっています。お近くの方、アトリエ前を通られたらぜひ、ご覧ください。

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2018年10月19日 (金)

木曜日の造形教室   小学生クラス

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こどもデザイン造形教室 木曜日の様子。
Mちゃんは、羊毛でクジラを作り始めています。フォルムの参考にするのは、鰯クジラ・・しばらく羊毛という曖昧な素材との戦いですね〜、でも、自分の中にこうしたいという気持ちがあれば、それに近づいていくのも羊毛という素材・・作る人の手により変化して行きます。
制作しているときの基準になるように、作り始める前にそのクジラにまつわるストーリーを考えています。そのストーリーに沿うように色や形を決めていくのです。
Rくんは、器に貼るための色紙を作っています。自分の持っている絵の具を混色したらどんな色になるだろう? 適当に選んで混ぜて・・ではなく、まずイメージして考えます。三原色で言うと・・何色が混ざっているかな? そうすると・・自然に答えに近づきます。実際に混ぜてみると・・思った通りなのか?それとも少し違ってしまったのか? 経験をつめば、イメージ通りの色が再現できるようになりますよ! 自分のカラーカードに記録して、それを保存するようにしているので、時々見返してみるのもいいかもしれません。

教室が終わるのは18時過ぎですが・・あたりは真っ暗。

10月も半ばを過ぎて、日が暮れるのもすっかり早くなりました。

さて

秋の夜長・・・
何をしましょうか? 

こどもたちは結構忙しい毎日、平日は学校帰りに習い事(この造形教室もそうですね)や塾、夕食・お風呂・宿題やって・・
そうこうするうちに、 『早く寝なさ〜い!朝起きられないよ〜!』
なんて流れだと思いますが・・
でも、そんな時間の中でも 少しずつ読書する習慣をつけるといいですよね。あるいは、新聞を読むとか日記をつけるとか。何か描く、でもいいかもしれません。
というのも、そういう日々の習慣は小学生までにつけておかないと・・この先 中学校、高校と忙しくなるばかりか 最近では インターネットでの友だちとのつながりが優先されるから〜、おとなの目の届かないところで終わりの無い 流されるままのネットサーフィンが続いてしまう・・(おとなの方がデジタル断食した方がいい場合もありますよ!)
何でも流れてくる物を受け止める受動的な生活ではなくて、自分から興味のつながりを作っていく能動的な生活習慣になるといいのですが〜。
そういった意味では、なんにもないところから遊びを見つける・・っていうのもとってもいいですよね。 なんにもない時間も、実は大切。

秋の夜長・・どう過ごしましょう?

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2018年10月18日 (木)

水曜日の造形教室  幼児・小学生クラス

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不安定な気温と気候で体調を崩しているお子さんも多いようです。
水曜日も、始めは晴れていたのに夕方には雨が降り出しました・・服選びも難しく、何を着て良いのやら。

こどもデザイン造形教室 水曜日の幼児クラスですが、卵のカラにボンド水を塗ったり夏休みボックスの作品表を書いたりした後、火曜日クラスと同様ダンボールを切り抜いていきました。

形を切り抜いた後の枠を顔の周りにつけた途端、自分の顔が肖像画になったりテレビのキャスターになったり?!


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「こちらフワフワテレビより、ニュースをお伝えします〜
なんて、枠をつけた途端に何かしゃべらなくっちゃという遊びもおもしろそう。(と・・若干こちらが盛り上げちゃってるところはありますが・・)

こどもたちはノリが良くて、枠をはめて笑顔でポーズ!
そこからまたいろいろなゲームも考えられそうだけど・・制作があるので、とりあえずこの枠はお家に持って帰ることに。


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切り取った断面にキレイに紙を貼っていきます。カーブしているところにまっすぐの紙を貼るのは難しいのですが、考えてコツをつかめばスムーズに進みます。

続いて小学生クラス・・

今月はそれぞれが自分の制作を進めています。


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みんなこのアトリエに来たら 「作る」という流れをよく分かってる!
完成という目標に向かって、今日すべきことを考え確認したら、手がドンドン動きます。

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Yくん、夏休みボックスも完成間近!いくつか写真を貼って・・とうとう完成〜、来週の発表会に間に合ったね。
Kちゃん、先週は小さなボタンを作ったけど今週はそれに巻いていく細い紐を染め上げています。たこ糸をアクリル絵の具で染めることにしました。希望の色チップを見ながら、絵の具を混ぜ合わせ・・微妙な色合いなのにバッチリ合わせました。そのあと、たこ糸がこんがらがって・・大変でしたが。
Sくん、今日は色紙を貼り終えた後、以前に作っていたねんどパーツにニスを塗っていきました。いよいよ来週からすべてのパーツが合体されて・・器の完成も近いかな?!

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2018年10月17日 (水)

火曜日の造形教室 幼児・小学生クラス

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ようやく、真夏のような極端な暑さは感じなくなったものの・・気温の寒暖差が激しいので、体調を崩している人が増えていますね。おとなもこどもも注意しましょう! 

こどもデザイン造形教室 火曜日の幼児クラス・・
卵のカラの絵に台紙をつけていきますが、今日はその形を描き切り取り、そして縁に紙を貼って整える作業をしました。

モクモク雲みたいだと・・切るのも大変だけど、後から紙で覆うのも大変だよ〜、って言ってもやっぱりこの形にしたいよね。
それで、モクモクの形ができあがったNちゃん。 紙を貼るのがむずかし〜 って言いながらも一生懸命貼っていました。大丈夫、そうやって経験を積んでいけば・・上手になる!


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Sちゃんは、先週お休みだったので今週 卵のカラにボンド水を塗りました。夏休みボックスのインタビューもギリギリ間に合った〜! 作業が始まると、集中して一つのことを進められますね。
Hくん、台紙の縁にドンドン紙を巻いています。そんな積極性にも成長を感じます!
みんな、半年前からひとまわりもふたまわりも大きくなったね〜

続いて、小学生クラス・・

火曜日クラスは、いつも自分のペースを崩さず集中しているこどもたちばかり!
そして、今日はとうとうYちゃんのパチンコができあがりました〜


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しばらくビーダマを実際に転がしてみたりして遊んだ後、Yちゃんは自分でルールブックを作りたいと書き始めて・・それを元に、みんなで点数を競ってみましたよ。 作品のご紹介はまた、後ほど!お楽しみに〜。
Jちゃんは、羊毛でペンギンを作り始めました。芯になる部分を作りそこに綿をまき・・そして羊毛を巻いてニードルで形にしていきます・・ただし!ここが羊毛フェルトの難しいところですが、ニードルを刺すとへこむし刺さないとはがれるし・・というところがあるので、まずは技法と道具に慣れるところから〜!そして、常に 何を・どこを作っているかを意識しながら・・制作していくことが大切ですね。
Kちゃんは、山でも海でも湖でも行けちゃう船を作ることに! アイデアスケッチを再度描いて(何度もこちらがミッションを出してもくじけないKちゃん・・そこが伸びしろにつながるんですよ〜 )・・来週からは土台作りに入れそう!

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2018年10月13日 (土)

金曜日の造形教室・小学生クラス

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ここのところの東京は、なんだかすっきりしないお天気が続いています。
土曜日が運動会という学校や幼稚園もあるようですが、スカッと晴れてほしいですよね〜。

さて、こどもデザイン造形教室 金曜日クラスでも、夏休みボックスが終わって自由制作を再開させる子が増えてきました。

7月からもう3ヶ月も経ってしまったので、張り子に使う用具や やり方を忘れてしまったというRちゃん。 
そうだよね〜、こどもたちにとっては二ヶ月三ヶ月が長いことったら! 
夏休みだって果てなくお休みが続く・・という日々だったと思うと・・・遠い昔にやっていた、という感覚なのかな〜。

おとなになると、なんでこんなに早く時間が過ぎてしまうのでしょう!!
日々同じことのくり返しでぇ〜とか? 忙しい忙しい〜とか? なんだか疲れるぅ〜とか? 新鮮味に欠ける〜とか? 刺激が無い〜とか?
・・・イヤイヤイヤイヤ・・・まさかそんなことであっという間に時間が過ぎてしまう、ってことではないとは思いますが。

暮らし方一つ、目の向け方一つで、こどもの頃のように何でも
知りたい・やってみたい・こんなことがあるんだ!・すごい!・感動〜〜! ・・・っていうふうに刺激的に日々過ごせますよね。笑

確かにどうしたってこどもの頃よりもずっとずっと速いスピードで時はあっという間に駆け抜けて行ってしまうけれど、おとなも少しずつでも自分の中に積み重ねて成長していける物を持っていたいと思います。


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Hちゃんは、貝殻の一つ一つを繊細に丁寧に貼り付けて夏休みボックスを仕上げました。
Mちゃんは、羊毛フェルトのシートを作っています。先週の経験を踏まえてだいぶ慣れてきた様子。
Rちゃんは、張り子の器作りを再開。あと何分、と時計が気になったけどドンドン紙を貼ったら二層分くらい貼れました!まだまだ続くよ〜
Kちゃんは、夏休みボックスを完成させ作品表を書きました。この夏たくさんの美術館や展示、お祭りを見に行ったんだね。
Hちゃんは、絵地図という大作にチャレンジし始めました。四つのゾーンに分けて遊園地の地図を完成させる目標。最初のプランから完成まで、段階を踏まえながら最初に決めた方針をぶれずに完成まで持って行けるかな?楽しみです!

お掃除の後に、今回も ツル先生からのミッション、「はさみチャレンジ!」
+の形を きっちり切る!
特に90°曲げてカットするところが難しい形。先週よりずっと慎重に・・
でも、みんなクリアしましたよ〜。


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2018年10月12日 (金)

木曜日の造形教室 小学生クラス

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こどもデザイン造形教室 木曜日の様子。
以前からずっと感じていたことですが、木曜日は雨の確率が高い! なんででしょう?

木曜日クラスのこどもたちはアメニモマケズ・・がんばって通っていますよ〜 


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自由制作に入り、それぞれが自分の作品とじっくり向き合っています。
羊毛でクジラを作りたいといったMちゃん。その背景を想像・創造し、新たなクジラ世界を作ります。このクジラはどんなところに住んでいるのでしょう?
イメージから具体的なお話、形の創造へ・・
時間がたってもぶれないように、アイデアスケッチに細かくコメントを入れておきましょう。大まかな方向が決まったので、完成目標に向かって 今日からいよいよ形を作り始めました。

張り子の器を作っているRくん。今日は土台ができたのでそこに貼る色紙を作っていきました。絵の具を混ぜて作った新しい色を紙に塗っています。予想通りだったのか?それとも全く予想外だったのかな?
混色も慣れてくると、思った通りの色が短時間で作れるようになりますよ。
色カードにも記録して・・記憶にとどめましょう〜


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2018年10月10日 (水)

水曜日の造形教室・幼児・小学生クラス

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こどもデザイン造形教室、水曜日の様子。
幼児クラスには、木曜日から移動してきたKちゃんが加わり、ますます元気な年長さんたち。夏休みボックスが完成したこどもたちから、箱の中身についてのインタビューをしていますが、みんな夏休みのことをちゃんと覚えていてそれを私に教えてくれるとき、本当にうれしそう。
そんなうれしいエピソードを聞けるなんて、幸せのお裾分けをしてもらっているみたい!
その合間に、卵のカラのモザイク絵にボンド水を塗って固めました。
今日は、そんなわけで写真をたくさん撮れなかった幼児クラスです。

続いて小学生クラス


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自由制作に入ったKちゃん、二年がかりでチャレンジしているドレス作りですが、今日はボタンを粘土でたくさん作りました。平にのばした粘土をストローを使った型で抜いて、小さな○をたくさんたくさん作ります。目標150個!・・・どうなるかと思いましたが、ナント目標クリア〜!
Sくんは、先週作った色紙を張り子の器に貼っていきました。ものすごく集中しています。つくるのが大好きなんだね。
Yくん、夏休みボックスを仕上げています。糸で写真をぶら下げたり、たくさんある写真をどう見せるか考えています。


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火曜日の造形教室 幼児・小学生クラス/おとなクラス

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秋晴れのさわやかなお天気・・・というよりも、暑いくらい!
気温差が激しく、季節も行ったり来たりの様相・・。そのうち、俳句の季語も、変わるかも。そんな10月初旬。

こどもデザイン造形教室、火曜日の幼児クラス。
先週末の運動会は、無事行われたようで、今日が代休で幼稚園はお休みだったというこどもたちも!

先週で、夏休みボックスの制作が終わったので、今週はそれぞれのこどもたちに箱の中身をインタビュー
一つ一つのパーツや写真について、とってもよく覚えているこどもたち。
行ったところ、そのときどんな人といっしょに行ったのか、どんな様子だったのか・・時間があればもっともっと聞きたいところ。
博物館 → はつぶくかん

ポップコーン → コップポーン 
といった、 いいまつがい(ほぼ日風) も、この年齢ならではのかわいさ!
一生懸命教えてくれるのを一生懸命聞きましたよ!
自然に笑顔になってしまいつつ、それらをクロッキー帳に私が書き留めました。小学生になったら、自分で書き留めよう〜!

インタビューの合間に、7月に作っていた卵のカラの絵にボンド水を塗りました。丁寧に塗っています。

続いて、小学生クラス・・

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それぞれの自由制作を進めています。どう進めるか? 次どうするか・・ということがそれぞれ違う分、自分で考えることが増えてきます。
Yちゃんは、パチンコ制作も終盤。先週覚えた印付け、釘打ちをスムーズに進めています。来週完成予定!
Jちゃんは、羊毛で作る動物の背景を考えています。花畑にいるペンギン・・花をどうしよう? そして、羊毛の色を決めたりしました。
Kちゃんは、夏休みボックスが完成して作品表も書けたので、自由制作のアイデアスケッチを始めました。
こんなもの作りたい〜時間内で仕上げることを目標に、完成をどうもっていくか・・そこをいっしょに考えていきたいと思います。

お掃除の後、このクラスでもはさみチャレンジをしました!
丸い形をキレイに切れるかな? 四種類の○をみんなクリアしました。

隔週火曜日夜・・今日は、おとなのための造形教室開講日!


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のんびりゆったり、おしゃべりを交えつつ・・それぞれの方が、アトリエに来られる時に来て制作を進めています。

左)羊毛で作る鳥・・目を仕上げますが、縁取りを作っていくことで表情をつけています。 
右)木っ端のオブジェ・・ニスを塗って仕上がりました。次回、ビーダマを転がしてみましょう〜!


こどもデザイン造形教室 ・ おとなのための造形教室 どちらも ご入会を受け付けています


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2018年10月 6日 (土)

金曜日の造形教室・小学生クラス

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一週間は早い! あっという間に週末金曜日。
こどもデザイン造形教室の様子・・

東京にも大型台風の余波が。未だに近所の団地の大きな欅が建物に寄りかかるように倒れたままだったり、公園の木が倒れて川の柵が壊れてしまったり。
そして、お天気もずっと雨続き・・寒かったり暑かったりして、季節感が吹き飛んでます。

アトリエでは、完成した夏休みボックスが増えてきました。
10月中には、みんなの箱が見られるはず!

自由制作に取りかかるこどもたちも増えてきました。


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羊毛フェルトを作るMちゃん
新しい制作に取りかかり始めたHちゃん、構想を練っています。最初が肝心、大まかなプランを立ててそれに沿って作品を作っていこう。
夏休みボックスのラストスパートに入った三人、集中して仕上げています。

お掃除の後に 来週やることを確認した後、今日は はさみテクニックにチャレンジ! ツル先生からのミッションは、丸い形をキレイに切り取ること!
みんな難なくクリアしました〜  

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2018年10月 4日 (木)

木曜日の造形教室   小学生クラス

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こどもデザイン造形教室 木曜日の小学生クラス。

こじんまりとやっておりますが、Rくんは、自由制作として作っていた張り子の器の記憶が遠い昔に消えていったのか? これな〜に? と自分の作っていた器について全く覚えていなかった!!(ホントかな? とぼけているだけかな?)
張り子の方法なども、だいぶ記憶が薄れていたようで 終盤になってからようやくエンジンが掛かり始めました! エンジンがかかれば、俄然スピードアップ。
次回はもう少し早くにエンジンがかかりますように

Mちゃんも、夏休みボックスが終わったので、自由制作を再開。
羊毛で作る動物・・それにまつわるお話を考えるところから。お話をしっかり作っておいて、そこから考えられるイメージを形にしていきます。
想像〜創造・・どんな物語生まれるのでしょう?

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2018年10月 3日 (水)

水曜日の造形教室・幼児・小学生クラス

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秋晴れが続いていますが、もっと続いてほしいところ。明日にはまた雨が降り出すとか・・! 9月の中旬に11月並の寒い日があったり、10月に入っても蒸し暑かったり、季節感が無くなってきてますね〜。

水曜日のこどもデザイン造形教室 幼児クラスのみんなは、いよいよ夏休みボックスが仕上がったのでその中に何が入っているかを書き出しています。
ほとんどは、インタビュー形式で私が聞き取り、書き取っていますが、時々は自分で書いてみています。
え〜っと、 「す」ってどうやって書くんだっけ?
あれ、「る」ってどうだっけ?
・・・と、思い出したり聞いてみたりしながら、こどもたちは自分で書いてみます。

続いて小学生クラス。

小学生クラスでは、もちろん自分で作品表を書いています。
箱の中に何が入っているか? それを人に伝えるために箱全体から感じるタイトル・・
言葉を膨らませて、太らせて 説明を加えながら伝えられるように・・・ 


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作品表が書き終わったので、それぞれの自由制作に入りました。
7月のデッサン、夏休み、そして9月に入って夏休みボックス・・と、ずいぶん時間があいてしまいましたが、自由制作で何を作っていたか思いだしたかな〜?

そして作品完成までの道のりを自分でイメージしてみます。何が足りないかな?次に何を作ったらいいと思う?
そうして道筋を立てながら、制作を進めていきます。

夏休みボックスが全クラスで 完成したら、夏休みボックス鑑賞会・発表会を催す予定(送迎のタイミングに見ていただくことになります)なので、保護者のみなさんはお楽しみに!(完成には あともう少し。時期が決まったら、事前にお声かけいたします)

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火曜日の造形教室 幼児・小学生クラス

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秋晴れの火曜日、こどもデザイン造形教室 今週も始まりました!

今日も、幼児クラスのこどもたちは絶好調〜
幼稚園では運動会の練習もあるようで、その余韻からか時折鼻歌も聞こえてきます。

はしりだせ〜はしりだせ〜 (嵐のこの歌は運動会の定番ソングですね

夏休みボックスが今日にも完成するかと思いましたが、まだまだつけたい!という気持ちがみんなの中にはたくさん。
糸でぶら下げたい〜!・・と、先週覚えたやり方を今週も繰り返してみます。バッチリ覚えていました。

今年の箱は、ぎっしりつまってますよ〜。


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ほら結べた〜!
パンチで穴をあけるのも、自分でやってみた〜い!
はがれちゃったところは、どうしたらくっつくかな?

考えたり、自分で積極的に手を動かしたり、お友だちに刺激を受けたりしながら作っていますよ!

続いて小学生クラス。


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火曜日クラスの集中力は、なかなかのもの! 自分の制作に没頭しています。
自由制作に移った子もいるのですが、目標に向かって一つ一つの工程をクリアしていきます。


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夏休みボックス制作中のKちゃんは、最後の仕上げにたくさんのスーパーボールをくっつけにぎやかなボックスに!そしてなんと「骨」まで登場していますよ
見てのお楽しみ!
Jちゃんは、自由制作に入りました。作りたいものの骨子を創り上げて、それを元に完成目指して進みます。
Yちゃんは、パチンコの板の側板をつけいきました。夏休みボックスでの組み立て経験も役に立ったかな? マスキングテープとボンドも併用して、釘を打っていきます。きちんと工程を理解すると後は、自分のペースでドンドン進むことができますね。

全クラスの箱ができあがったら、送迎のタイミングで夏休みボックス鑑賞会・発表会を催す予定なので、保護者のみなさんはお楽しみに!(完成には あともう少し。時期が決まったら、事前にお声かけいたします)

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2018年10月 1日 (月)

デザインあ展 日本科学未来館

週末にかけて 秋雨前線が活発化それに加えて大型の台風24号が日本を縦断直撃しそうな勢い・・・
土曜日に運動会を予定している小学校も多かったようで、気をもむ お天気でした。

そんな週末、以前から予定していたのですが
日本科学未来館で開催中の 「デザインあ展」を観てきました。


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混雑しているとの前情報で、ちょっとビクビクしていましたが・・・
予想通り家族連れやカップル、外国人の観光客等々で混雑していました

整理券をもらった後、入館時間までの間、 みらいの「あ」 のコーナーで 小さなこどもたちに混じって あ のデザインを考えてみましたが、いきなりアイデアに煮詰まる自分が見えてきてしまって・・ひらめきとそれを形にすることの訓練をいつもしていることも大事だなあと、入場前からうろたえ気味



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主催者の言葉や、ディレクターズメッセージに共感しつつ
いざ展示会場へ!

どの展示にも人が群がり大混雑ではありますが、いわゆる美術館で名画名品 目当てに大勢の人が並び少しずつ列が進む・・・ということではなくて、割と自分のペースで動けるのと参加体験型なので、それほどのストレスを感じませんでした。

そして、こどもたちにもわかりやすく親しみやすく おとなにも楽しく考えさせる内容。
体験型の展示も、体感してデザインを知る展示も、当たり前にある身の回りの事象や物事、当たり前と思っている考え それらを改めて形にして 「ほら見てごらん・感じてごらん」と目の前に差し出してくれます。

いくつかのコーナーをご紹介。


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たまごの変身 タマゴってスゴイ。タマゴ以外でも考えられることを探してみたい

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なかみのかたち 普段気にしないことを目の前に見せてくれる

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かんばん「あ」 変わった書体の「あ」をつくる。これは普段から遊べそう

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目には「め」を歯には「は」を よくよく見たら文字がいっぱい わたしたちが見ている世界を言葉におきかえると・・

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全国名字かずくらべ 自分の名字はどれくらいの大きさかな? 今の姓と旧姓と。写真には無いけど、やっぱり鈴木は大きかった!

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デッサン「あ」 並んででも参加すべし!

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くうかんの入り口 犬の大きさにチャレンジしている小さな男の子

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しくみ寿司 当たり前のことがちょっと変化したら?・・クスッと笑えるアニメーション


他にも、四方の壁面いっぱいに音楽とシンクロした映像が映し出される 体感のへやでは、解散! のブロッコリーの細かさ、いちごの粒 を解散させたスタッフの作業を想像したり、森羅万象 に出てくる紋章がもともと幾何学的な構成になっていることとその美しさに改めて驚いたり、がまんぎりぎりライン の ふっと抜けたようなユーモアに笑ったり。

どのコーナーも撮影OKだし、どの展示もとてもおもしろく楽しめた。
展示にしろ番組にしろ 企画立案、そして実際に形にして人に伝える・・それもまたデザイン! 

これから、AIが人間の仕事を奪っていくと予想され 人間を越えていくかもしれないと危惧される未来に向けて、より一層デザイン的思考が必要になってくる時代といわれます。

今年の4月18日付けの東京新聞に 
歴史学者の磯田道史さんへのインタビュー記事がありました。そこにも デザイン思考についてのことが書いてあり、共感したので切り抜いてとってありました。

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〜〜重要なのは「デザイン思考」です。AI時代は、労働の多くをAIが担い、人間は一線から退く「総ご隠居社会」になるでしょう。そこで人間は何をするか。
AIの使い道を考える事です。目標とルールが決まっていれば、AIは威力を発揮しますが、目標自体はつくれない。だから「こんな形の建物を建てたい」と思い定めることなど「したい」の部分が大事になるのです。つまり目標のデザインです。デザイン思考は、心の自由度が高く、何をしたら楽しいかをわかっていないと持てません。努力より発想力が、教育の鍵になるはずです。〜〜

デザインあ展の開催場所である 日本科学未来館ですが、展示を見た後にあまり時間がなく常設展示をさらっと流し見るだけになってしまいました。
今度機会があれば、ぜひじっくりと見てみたい。 海外からの観光客も多く、こどもたちにもゲーム感覚で会場を巡ることができるよう創意工夫されている展示だと感じました。

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スタンプを押して、コーナーを回るためのカード。
その裏面には

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未来逆算思考についての説明書きが。
これもまさにデザイン思考にリンクするものです! 

アトリエでこどもたちと物づくりをする際にも、自分で掲げた目標に近づくためには今何をすべきかを考えながらプランを立てます。知らず知らずのうちに、未来逆算思考をしていた! 

・・・この考え方は、こどもたちが自分の進路を考える際にも必要になるし、おとなだって仕事をしているときにも、自分の人生を考える際にも使うべき思考です。

とても大切な力・・と感じている デザイン思考・そして今日知った未来逆算思考。アトリエでもこどもたちに 楽しみながら伝えられるといいな その方法とは何だろう まさにそれもデザイン思考! ・・と感じながら、帰路につきました。

(翌日 日曜日の夜からの台風24号による強風はすごかった!
首都圏の電車は夜にはすべて止まり、夜中になるにしたがって突風に伴う轟音・・家がきしむ音・・月曜日の朝は、葉っぱが粉々になって道に散乱していました・・)

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