卒業フラワー 2019/3/22完成
6年生のHちゃんは、様々な技法を使って 模様紙をたくさん作りました。
そして、その紙を貼り合わせて花びらを作り、花びらを集めて一輪の花を作る。
三つの花は、最初のアイデアスケッチ通り、幾枚もの花びらからできています。
折り重なる花びらの裏側にもまた複雑な模様が見え隠れして、たくさんの工程を経ていることが見て取れます。
卒業フラワー はな (6年)
■くふうしたところ みてほしいところ
全ての花びら一枚一枚の模様が違うところ
表と裏の色が違うところ
■むずかしかったところ
お花を組み立てるところ
表と裏の花びらの紙を貼り合わせるところ
■はっけんしたこと きづいたこと
・お花のつくり(花粉の部分、花びらなど)
・いろいろな色のぬり方(技法)
粘土とワイヤーで作ったおしべ
センターにポイントが入ると、花の立体感や完成度が高まります。
紙に模様を描いているとき、
紙にワイヤーを挟み込みながら貼り合わせているとき、
花びらの形をトリミングしているとき、
花びらをキレイに切っているとき、
・・・花を組み立てる前の段階では、まだまだ花としての全体像が見えてこないので
どうなるのかな?
時間は足りるかな?
と、予測のつかない不安もありました。
でも!
こうして、花びらがセットされて花の形になったときの達成感や感動は忘れられませんね。
元々は 薄く平らな紙だったのに・・・
こうして、最後に箱にレイアウトしたときには、影すら美しく見える立体。
時間をかけて創り上げた花は、人の目を釘付けにするような作品となりました!
そして、これがHちゃんの卒業制作となりました。
なんと、平成も終わろうというこの三月に卒業!
まさに、「卒業フラワー」
このあと、やってくる新しい時代は どんな花が咲いていくのでしょう?
そして、Hちゃん自身 未来にどんな花を咲かせていきますか?
今から、種を植えて、時間をかけてじっくりと、種への栄養はたっぷりと、日々の水やりは欠かさず
そして芽が出て・・いつか 自分の思い描く夢の花を咲かせてください。
それでは、これまでの制作中の様子を少しばかりご紹介。