一体全体、梅雨は明けるのか?明けないのか? ・・・・こどもたちは夏休みに入ったというのに〜
・・・という 火曜日。
こどもデザイン造形教室の様子!
幼児クラスでは・・
Dくんは、ラインアートで色面構成・・ベースにジェッソをしっかりと塗りました。先週貼ったひもはしっかりと接着されています。ジェッソが乾いたら色を塗りました。不思議な形が表れてきます。
Sくんは、先週塗った模様紙をけん玉に貼っていきました。準備する道具も、貼る方法も良く覚えていますね。玉にも紙を貼って・・・いよいよ完成間近。(でも、夏休みのためちょっと一休みです)
Sちゃんは、ラインアートに色をしっかりと塗っていますが、いつも自由にバンバン色を塗っているSちゃんにとっては大変だったかな? 区切られたスペースに筆先を整えながら、濃度が薄くならないようにしっかりと絵の具を塗る作業・・・・ はみ出さないように〜丁寧に〜 そしてお隣同士は別の色だよ〜! 少し水が多かったところもあったので、二度塗りするといいかな?という箇所もありますが、全体に色を塗ることができました!
水気を取るために使っていたティッシュでパレットに残った絵の具を拭き取ってみたら・・・なんだかとってもキレイなことに気づいたSちゃん。 その発見、とてもイイネ〜!! 夏休みボックスに使えそうだよ、その発見!
続いて、小学生クラス
先週から引き続き、えんぴつデッサンです。
一年生のこどもたちは、初えんぴつデッサン。
まだ描くの? まだ? まだ??? というこどもたちが多く。
なるべく自分自身で植物の形や構造や色等々に気づいてほしいと、我々は遠くから眺めてはいるのですが、疲れの見えるこどもたちは、どうしてもじっと座っていられず、周りをキョロキョロしてしまう。 周りじゃないよ〜、植物と自分のデッサンとを 見てね〜〜〜😄
こちらからは、もっとここを見てごらん? ここはどうなってると思う? 見えない形はどうなっているのかな? こっちの色と、こっちの色はどっちが濃く見える?
たくさんのアプローチを試みますが・・・ こどもたちの心に、どれだけ届いたかな〜?
周りの余計な形がとても気になってしまうNちゃん、鉛筆線を消すことに一生懸命になっていましたが、消さずに残していくと、苦労した歴史が紙の上に残るんだけどな〜。 でも、どうしても消したかったんだよね。 フ〜ッ💨 と途中で、何度も もうおしまい という光線を放っていたけれど・・・・ 😅
Aちゃんも、表現に苦労していました。もう、おしまいにしたいな〜光線が背中からビュンビュン〜、振り向いて私と目が合ってニッコリ〜、見つめるのは私じゃないよ〜、植物だよ〜😆
それでも、とにかく時間内は がんばってモチーフを見てごらん、と幼いこどもたちには多少厳しいところもありますが声をかけます。そのうち、なんで見つめるんだろう? なんでこれを描いているんだろう? ここがおもしろいな、ここはどうなっているんだろう?・・・と、見方が変わってくるその時を信じて!
Jちゃんも、振り向いてはニッコリ? 背中側が気になっちゃったかな〜? 見つめるのは、目の前にある植物だよ〜😆
土から出てきた茎の部分やそこから分かれていく葉の少し湾曲したところ・・・なかなか上手に捉えられるようになってきたから、もっと集中して どうかな?どうする? と攻めていって〜!
Kちゃんは、先週お休みだったので今日が初日。 鉛筆の持ち方が難しいと言っていましたが、だいぶ柔らかい線で描けるようになったね。見つめては描く、見つめては表現する・・・平らな紙の上に、どう表現しよう?
Yちゃんは、落ち着いて形を捉えました。葉っぱの裏側、表側の色の違いや茎の付け根から葉先に向かうカーブや葉の表面の斑点・・・光を捉えようとしている印象。 低学年の時は、まだ終わらないの〜?というこどもたちが、成長して行くにつれ、「もっと時間があれば」 という風に変わってきますが、Yちゃんも、もっと時間があったらどこまで追究できたかな?
そして、火曜日クラスでも、最後にみんなで作品を見てみました。 自分の作品をみんなに紹介します。
感想も言いますが、一年生のこどもたち、あんなにもうおしまいにしたいな〜〜 という表情だったのに、「楽しかった!」という感想。
よかった〜😀
苦しい、二度とやりたくない なんて感想だったら・・・・どうしましょう!?
もしも、あまり興味の無いモチーフが登場したとしても、そこに何を見いだすかは自分次第!
何事も、必ずおもしろいところがあるはず、どうやってそれを見つけてやろうかと挑んでほしいのです。
最後に、ツル先生からは 一次元 二次元 三次元・・・の話がありました。
私たちは、三次元の世界に生きていますが、それを二次元の紙の上に表現するって、やっぱりとてつもなく難しい。
大昔から、それを追究して人間たちは四苦八苦してきたのです。
だけど、
物事をどう捉えるか。
視点を変えてモノを見るか? によって、難しいテーマにも とても興味が湧いてくるし 楽しい世界に変化して行く・・
今回のデッサン、当たり前ですが 一つとして同じ表現がありませんでした。
それぞれのこどもたちが捉えた植物は、個性豊かで 一人一人の人間が全く違うように、表現も千差万別でいいんだよ!と訴えかけてきます。
様々な表現を認め合い、その奥にある、 何を捉えたかったのか? 表現したかったのか? 何を見つめたのか? 発見したのか?
そういうことが画面上に表れているデッサンになっているか? そこを見ていきたいのです。
こどもデザイン造形教室は、 7/24〜9/2 がお休みになります。次回は9月!!
思い出いっぱいの夏休みになりますように!
😃今年もアプレットプラスでは、夏休みワークショップを開催します!
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こどもデザイン造形教室
😃体験はお気軽に! (8月はお休みです)
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