Sundayおやこワークショップ vol.29 おやこで描き初め! ご報告
2020年!
新しい年になってから、早くも二週間が過ぎました。
今年は、暖冬ということもあって、どうも季節感がハッキリしませんね〜。
それでも、やはり新しい年になったことを節目に
年の初めに何か目標を立てたり、こんな年になったらいいなと願いを込めたり
良いスタートが切れるような「何か」をしたいものですよね。
そんな 「何か」 が描き初めだったら?
1月の Sundayおやこワークショップは、 おやこで描き初め! です。
白い紙に潔く! 黒い墨でお絵かきをしましょう。
墨を使うのが初めてのこどもたち。
絵の具は、色がありますから 絵を描くときの好みやイメージによって選択できますが
墨は、見た目が真っ黒! 色がない・・・
さて・・ 描いたときに
どんな変化がおきるのでしょう?
水を多く含ませると?
描いた後に、水を垂らすと?
霧吹きで水をかけてから描いてみると?
描く順番によって、墨が不思議な動きをし
現れる墨の濃度も変化して行きます。
ふわっとやさしい形だったり、堂々と力強かったり。
水彩筆だけではなく、 紐やスポンジを先に取り付けた 変わり筆も用意しました。
それを使ったらどんな感じかな?
そして、今年は こどもたちに 音 を聞いてもらい、
それを描いてみることにもチャレンジ!。
音は目に見えない。
三種類の音を聞いてみましたが、どんな感じがしたのか
音によってどんな違いがあったかを、感じたままに表現してほしいな。
答えの無い表現に、こどもたちは少し戸惑っている様子でしたが
決まった答えの無いことだからこそ、自分はこう思う、こう感じた と
自信をもって表現していってほしいと思います。
最後に、オリジナル落款印づくり。
こどもたちとお母さんとの共同作業です。
赤い印が入ると、モノトーンの作品が引き締まるから不思議です。
このワンポイントが、ぐっと作品の完成度を引き上げます。
制作中のこどもたちの様子から、お母さんたちもこどもたちが発信しているイメージや思いなどを
普段とはちがう姿も含めて、垣間見ることができたのではないでしょうか?
こどもたちの、この年齢ならではの表現を大切にしたいですね。
それでは、完成作品を見てみましょう!
みく(6才) 左から 最初に様々な方法で実験的に描いてみた作品、 音を三種類聞いてから描いた作品、 最後に自由に描いた作品
りの(5才) 左から 最後に自由に描いた作品、 最初に様々な方法で実験的に描いてみた作品、 音を三種類聞いてから描いた作品
墨は乾いてくると、筆致がより明確に見えてきます。
ジワジワと動く微妙な広がり、有機的なライン、よく見つめていると何か別の物に見えてくる不思議。
たとえ偶然できあがったかもしれない形体にも、
感情が吹き込まれているような、生きているような濃淡が現れています。
ぜひ、一年の初めに描いた作品として お家で飾ってくださいね!
素材や道具、画材に直接触れ、感触を楽しみ、色や形を感じたりイメージしたり。
そして、同じ空間と時間を共有し、心や言葉のキャッチボールをしながら ものづくりをすること・・
たくさんの親子さんに体験していただきたいな〜・・と思いながら、Sundayおやこワークショップを開催しています。
ご興味ありましたら、毎月第一日曜日の午前中、ご参加くださいね!
お待ちしています。
🌿次回2月回は、 2020/2/2(日)10:00〜11:45 を予定しています。
詳細は、 Newsページにて お知らせしています。
少人数クラスで開催していますので、お申し込みはお早めに
アプレットプラス http://aplt.jp/
こどもデザイン造形教室
★随時 ご入会受付中
😃体験(予約制)はお気軽に! (★11月〜1月は、特別カリキュラムが多いため、体験ができない場合があります)
Sundayおやこワークショップ
2/2(日)くるくるまわそう ビーダマこま! 参加者募集中
コメント