張り子のうつわ 2021/6/11完成
数日前の天気予報では、今週は雨続き・・の予報でしたが
今日は、梅雨の晴れ間、いいお天気でした。
晴れた日の光のような、光のゆらぎの中にさまざまな色味を感じる器が完成しました!
張り子の器は、絵の具で色つけした紙を貼るか、直接絵の具を塗るか・・これまでは、その二者択一の表現でしたが、Kちゃんが自らこうしたい、と考えた方法は、下地のジェッソの上から柔らかなお花紙を貼る方法でした。
春のオーケストラ こと(小学5年)
制作期間 2021年3月~6月 小学4~5年
■くふうしたところ みてほしいところ
お花紙をはったあとにジェッソをぬって、色のあざやかな部分と色のうすいところを作ったところ
■むずかしかったところ
くびれている部分をはりこにしたところ
■はっけんしたこと・きづいたこと
どこから見ても美しい景色が見えるように注意して色をつけると、きれいにできる
■どこにかざりたいですか
窓の近く
透け感のあるお花紙は重なり合ったところに、新たな色が生まれます。また、ちぎれやすい性質を活かして、刷毛で勢いよく色を置いたようなタッチも作ることができます。白いジェッソとの組み合わせで、鮮やかさを際立たせたいところと、奥深く色が重なり合ってそのまた奥に色があるような奥行きを感じさせるところと・・・
作りながら、多方向から眺めて色を差していく・・
三原色の重なり合いのような効果も生まれていますね。
印刷物を作るときに、紙の余白に色見本が刷られるのですが、それを思い出してしまいました。
筆で描くとこんな形にはならないけれども、ハサミでシャープに切った形でもない、ランダムで遊びが含まれていて感覚的で・・
面白い効果ですね〜。
この作風を追究しても、奥が深そうですよ・・!
最初は、ジェッソをぬって数枚のお花紙を貼って、完成にしようかと考えていたKちゃんですが、私たち講師がいやもっとジェッソをぬってまた貼って・・と奥行きを出した方がいいんじゃないかと投げかけましたので、しばらくお花紙+ジェッソと格闘していたKちゃんです。
でも、その追究がこの器の完成度を高め、どこから見ても表情のある(景色がある!)器となったのではないかな?と思います。
どこにかざりたいですか? との質問に
窓の近く と答えたKちゃん。 そう、光のそばに置くことで、また表情を変化させそうですね。
カーテン越しの柔らかな光。 窓の方角、季節や時間によっても変化しそうです。
たくさんの表情を楽しんでほしいです。
⭐️制作の様子は、2021年3月〜6月 金曜日クラスの日記で見ることができます
アプレットプラス http://aplt.jp/
★7/24〜27に、今年も ちいさなてんらんかい(予約制での観覧) を催す予定です。
ぜひ、こどもたちの作品を見にいらしてください。
詳細はNEWS ページで7/1からお知らせしていく予定です
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