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2021年8月

2021年8月31日 (火)

北斎づくし 六本木 東京ミッドタウンホール

1つ前の記事で
国立新美術館で開催中の ファッションインジャパン について書きましたが、
午前中はそのファッションインジャパンを(10時半〜気がつけばなんと3時間経っていて、13時半まで!)
そのあと、ミッドタウン方向に移動、ミッドタウン内でお弁当を買って 
21_21近くの公園ベンチにて軽くお弁当を食べ(コロナ禍では、食べる場所も気をつけないと〜・・・って、ホント厄介ですが💧 その日は、少しだけ気温が低かったのも幸いし、木陰はベストポジション!のんびりランチタイムを過ごすことができました〜😃)

そして、午後は いざ・・ミッドタウンホールへ。
事前予約をしていなかったので入れるかどうかは分からなかったのですが
大丈夫! 当日券・・ありました!

一応、Twitterなどを見て、当日券がありそうかどうか事前にチェックしておいたのですが
とりあえず時間のロスがなく、スムーズに入場できました!

ファッションインジャパンのあと、北斎づくしを観る元気があるかどうか? 行ってみないと分からなかったし、時間に束縛されるのも大変だし・・。事前予約 っていうのも、なかなか難しいところがありますよね〜。

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さて、会場に入るといきなりの大きな空間に・・・ これでもか! というほどの
まさに 北斎づくし。
上からは、拡大した北斎漫画がひらひらと・・ そして、食い入るように観てくださいと言わんばかりの展示方法。
一巻から順番に・・全てを観ることができるのです。

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写真撮影も可能なのですが、ライティングにより反射してしまうところも多く、お気に入りを必ず撮影できるとも限りません。
それでも、版画の柔らかいタッチを直にじっくりすべて観られるのは、本当に貴重な機会。
図録になってしまうと、どうしてもハイコントラストになり、クッキリハッキリした印刷になってしまい
実物の柔らかいラインを感じることはできません。もちろん刷られた紙質も影響しているのでしょう。

細かく生き生きとした線。表情。
これが木版画だとは・・・驚異的です!


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江戸時代の暮らしや庶民の使っていた道具類、建物を観ながら想像する。

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何ともユーモアあふれる表情や場面
描いて描いて描きまくっているうちに、想像上の生き物や物語にまで発展していくのか?!

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写真の無い時代に、これだけの動きを一瞬で捕らえることのできる目。
北斎には、見た映像を常に脳内に記憶させてストックしておける能力があったのかもしれない・・

観ていくうちに、あまりの画力にひっくり返りそうになる。

いや〜、すごい!
そしておもしろい!

 

富嶽三十六景は撮影不可。

その構図、構成、色彩・・・ 風景を切り取り、富士山を入れながら美しく再構成して生き生きと描くそのセンスたるや・・。ため息もの。
天才的なイラストレーターである上に、グラフィックデザイナーでもあるのですね、北斎は。
会場が円形になっていたので、ぐるりと切れ目無く一気見できることで、三十六景全て見終わったときに、
初めて観たのも加わり感動ひとしお。 

 

その後、富嶽百景 なども見倒して、
お腹いっぱい。

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帰りに、今回の 北斎づくし の図録を・・と思ったのですが
新聞大のユニークな装幀に、ちょっと尻込みして買わず。

他の図録も、やはり現物との違いが大きく、手が出ない。

やっぱり、本物に限る。 本物の記憶をただ思い返すためだけに図録はあるんだよなあ・・・と、改めて思ったりして。


北斎づくし 六本木ミッドタウンホールにて 9/17まで。
かなりおすすめなので、ぜひ実物を見倒してください!


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2021年8月29日 (日)

ファッションインジャパン 国立新美術館

2021年・・・8月がもうすぐ終わります。
コロナ禍2年目の夏。
湿度と気温の急上昇に、体力を奪われる夏。
気候変動と、オリンピックとコロナ禍に翻弄され、なかなか思うように行動できなかった夏。

しかし、すぐにコロナ以前の日常が戻ってくるわけでもなく、むしろ今後は常にウィルスとの闘いを余儀なくされ、
快適で穏やかな季節はほとんど無いと思った方がいいと・・・しみじみ感じます。

そんな厳しい状況でも、こんな時代だからこそ やっておくべきこともある。
何が大切なのかを考えつつ、欲張らず そこそこの満足で、臨機応変に柔軟に生きていきたいな と思うのです。


さて、
そんな8月に観に行った 六本木 国立新美術館での展覧会。
「ファッションインジャパン 1945−2020 流行と社会」

ずいぶん前から、チラシの存在は知っていたものの、チラ見しただけではあまり心を動かされず、行く予定にも入れていなかったのですが・・
突然 我が家の娘たちに誘われて、最初は腰が重かったものの、チャンスがあるなら よし行ってみよう! とチケット予約は娘に任せ、出かけてみました。


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ファッションインジャパンとあるように、
日本のファッション史・ファッション文化について、時代を追いながら、まるで教科書のように教えてくれる展覧会。


そして、名だたるデザイナーの服もたくさん展示されている。
服の展示の合間には、ファッション誌の創刊号、デザイン画、ファッションにまつわるグラフィック、ショー関連のチケットやおまけ、ショーの映像 等々・・・・あれもこれもと じっくり観ていたら、あっという間の三時間!

ものすごい展示数。

そうそう、この時代!!・・・あの頃は、あんなことが流行ったな、なつかし〜〜〜〜!
と唸ること間違いなし😆

自分が幼い頃に流行ったファッションを観て、母を思い出し
学生だった頃のファッションを観ては、学校や友人を思い出し、その後は社会人になっていろいろと仕事のためにリサーチしたことを思いだし・・
展示してある雑誌の表紙やブランドを見ては、あったあった!これ〜! なんて・・郷愁に浸り。

長沢節のデザイン画、直に観たのは初めてだったので、うわ〜!と感激し
原田治が描いたという表参道から原宿あたりのイラストマップ直筆に驚き
ファッション文化がモリモリ盛り上がっていったバブル期に思いを馳せ、その頃はグラフィックも広告もイラストレーションも店も通りも、とにかく羽振りが良くて、そのお金のかけ方・仕事の仕方、盛り上がり方がハンパないな、と思ったりして。

そのうち、2000年代になると、デザイナーの個性的な仕事というより ブランドがいかにファッションを提案するか・・に変化して行き
細分化されていく。
現在に近づくにつれ、震災やコロナなど、抗えない大きなものにファッションも揺り動かされていく・・・・

この先、ファッションとはどんな意味をもつモノになっていくのだろうか?と、しばし考えさせられる。

未来へ・・とある第八章のコーナーだけは、写真撮影可 ↓

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サスティナブル、リサイクル、新素材、自然に返る素材。
服に関する考え方も、時代と共に変わっていく。
これからは、「人間は地球と共に生きている」ことを強く意識しながら、身にまとうものについて考えて行くべきだろう。

そして、最後に スペシャルドキュメンタリー「現代ファッションの証言」と題して、デザイナーやスタイリスト、雑誌編集者、カメラマンなど、日本のファッション界を支えてきた人たちのインタビュー映像。これも、じっくり観てみたいところだけれど、なんと一時間近くの上映とのこと。
さすがに時間切れということで、後からネットで観ることにして(会期中は観られるそう) 会場を後にした。

撮影不可のところが多いので、実際に足を運んで実物を観てみることをおすすめします。
会期は9/6まで。



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2021年8月21日 (土)

ビー玉ゲーム 2021/7/20完成


8月も後半に入り、いよいよ夏休みも終わりに近づいてきました・・
ところが、日本全国で新型コロナ感染が拡大中!
デルタ株の猛威が、なんと・・・こどもたちにも拡がりつつあると連日ニュースで報じています。

教室のみんな、元気かな〜?
無事に夏休みを過ごしているのかな〜?
ステイホームで、ゲームばっかりに興じてないかな?

この一年、感染予防に注意を払いながら、ご家族のご協力もあり、みんなコロナ前よりもむしろ元気に制作を続けてきました。
でも、どうやらこれからは、もっともっと気をつけながら過ごさなくてはいけなくなりそうです・・

何ともつらいところですが、みんなでこれまでと変わらず協力し、長期戦に負けずに、しっかりと感染予防の基本を守りながら
周りへの思いやりをもって過ごしていきましょう!

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さて、7月に完成していた ビー玉ゲームをご紹介します。
海の生物をモチーフにした絵。
力強い筆遣いが、この作品の魅力です。

夏だ!海だ! って・・思いっきり満喫したいのに 今年も なかなか大手を振って、海で遊べない夏になってしまいました。
自然を肌で感じ、直接ふれあう大切な体験をたくさん、こどもたちにしてほしいのに!


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くらやみの海からあがれ  すず(小学2年)

■くふうしたところ みてほしいところ  
じゃまのくぎをつくって、むずかしくした

■むずかしかったところ
いろをぬるところ

■はっけんしたこと・きづいたこと
たこのきゅうばんの点やチンアナゴのまるをつまようじでスタンプすること

■だれにあそんでほしいですか
しってる人みんな

 

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まず、この作品の良さは、タイトル!
なんて、カッコイイのでしょう!

暗い海の底にも、たくさんの生物がいる。その存在を、地上にいる他の生き物たちに知らせるがごとく、生命の動きを感じさせるがごとく・・海の生き物たちが躍動しています。そう感じさせる絵とタイトルの融合!

実は、絵の具で塗っている途中、Sちゃんは最初に考えた下絵を塗りつぶしてしまったり、細かい部分を塗るのを苦痛に感じてしまったり、予定と違った模様が出現したりと、紆余曲折。すんなりと絵を完成させたわけではなく、とても苦悩(この言葉がピッタリ)していたのです。
ピタッと手が止まることもしばしば。
まあいいか、もうおしまいにしよう〜と思っても、先生たちからは、まだこの部分が塗れてないよ。ここをしっかりぬった方が良くなるよ等々 いろいろと厳しいアドバイスも飛んできます。
早く絵を終わらせて、釘打ちしたいのに〜〜〜!

悩んで描いたところも多かったけれど、そういう心の葛藤、自分の中の行ったり来たりこそが表現の巾を生むのです!

釘打ちは、スムーズでした。
画面上に自由に打つときには、ちょっと釘が多いかな?というほど、たくさん打っていたSちゃん。
実際に打ってみて、ビー玉を転がしてみてわかるコトもたくさんあるよね。

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ユニークな発想、それをちゃんと最後までモチベーションを保ちながら、完成につなげていけば
Sちゃんの作品はもっともっと天高く羽ばたいていきそう!

次に作る自由制作・・・さて、どんなものを作るのかな? 楽しみだね!


⭐️制作の様子は、2021年 6〜7月 火曜日クラスの日記で見ることができます




アプレットプラス
 http://aplt.jp/



こどもデザイン造形教室
  

幼児クラス各クラス募集中!(年長・年中対象) 
体験レッスンは、ご希望日の一週間前までにご予約ください 📩
★8月はお休みです 

★小学生クラスは、現在 全てのクラスが定員のため募集しておりません
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・Sundayおやこワークショップ
・夏休みこどもワークショップ
コロナ禍のため、残念ですが 今年度もお休みしま

 

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2021年8月19日 (木)

隈研吾展 国立近代美術館

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2020年に開催予定だった東京五輪は、コロナのために一年延期に。
そして、ついこの前、閉会式があったばかりだ。
開会式も閉会式も、コロナ禍のごたごたで、仕方ないかもしれないけれど期待はずれの演出だった・・
なんか、ごちゃごちゃで統一感がなくて、あれもこれもやりたいけど、えっと・・何が言いたいの? っていう感じ。

復興五輪って? とか、 コンパクトでお金を使わない五輪? だったんじゃ? とか・・いろいろあるけど
とりあえず・・とりあえずオリンピックは終わった!

コロナとの闘いは、予想以上に長期戦。昨夏、おそるおそる出かけていた頃が懐かしい・・その頃より、よほど感染者数が増えている。

五輪のあと、どんなことになってしまうのかと思えば、案の定。
お盆も挟んで、全国の感染者数が増え続けている・・・ あ〜〜〜
これでは、また・・・今年のクリスマスもお正月も・・ みんなで集まってワイワイできないのか〜〜💧
と、ため息混じりの夏休み。
そう、夏休みだって、どこも行く予定がない のである。
県境もまたがない、密を避けて となれば 美術館!

国立競技場の設計者でもある 隈研吾氏の展覧会が 竹橋の 国立近代美術館で開催中。
オリンピックが終了した今、よし、行ってみよう。

激しい酷暑のあと 大雨が続いてようやく止むかな?というお盆休み明けの日。
一年ぶりで近代美術館へ。
混むかな? とやや心配しましたが、予約無しでも入れました!

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粒子
やわらかい
斜め
時間

という5つのワードで区切られた空間に、建築模型を中心とした 隈氏の仕事が並ぶ。
映像インスタレーションでも紹介されている。

建築は、設計士のもつ哲学によって、大きく変わる。
建築素材、人と建築物との関係、時間や環境、建物が建つ前と後・・

どういう切り口で建物を考えるのか・・

当たり前だけれど、環境や天候、災害にも配慮しつつ、きちんと問題無く「建つ」こと、
時間を大きく捉えて、何十年後何百年後のことまで考えること・・


「そうだよな〜
テキトーじゃダメなんだよ!」

・・・・・平面的な作品・利己的な作品 とは、まっっっったく違うシビアさが 必ずつきまとうのです!

と。

改めて痛感。




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たくさんの模型。
スケールと、実物と、 完成した様子を実物大にして想像しながら作れるんだろうか?
いや、住宅一軒を考えるのも、なかなか想像が付かないものだけれど。


展示台に、布がグルグル巻いてあるものが使われている。
廃材を使ったリノベーションをテーマにした模型の展示に敷かれていたもの・・この、廃材・・何だろう?瓶の口?

見て回るうちに
視点が全く違ってきた・・


来ている人たちの年齢層は若い。
学生が多いかな?


ネコの視点で建築を考える展示は
何か新しいもの、これからの未来を考えるときに、視点を変えるコトは大切だと改めて知らせてくれる。
このデータから、次のステップに入るのかな。
そのステップに入るかはいらないか・・データからどう次の創作に結びつけていくのか・・ ?
興味深いです。

たくさんの模型展示、インタビュー映像、映像インスタレーションも多いので、しっかりと全てを見たい場合は
時間の余裕をもって鑑賞することをお勧めします。



そして、せっかく来たのだから
近代美術館の上階で、常設展を観ましょう。

明治からの日本の美術をざっと鑑賞することができます。

時々、その中で企画展をやっています。

今回は、「鉄とたたかう 鉄とあそぶ デイヴィッド・スミス《サークルⅣ》を中心に」(コレクションによる小企画)
その中では、私は カルダー が好き。

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近代美術館を後にして
昨年同様、皇居の周りをぐるっとお散歩。

比較的気温が低く、コロナ禍で 密を避けたお出かけにはピッタリ?!
マラソンランナーとはすれ違うものの、ほとんど人が歩いていません!(平日夕方、お盆明けすぐだったからかな?)

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遠くに東京駅が見える! はとバスツアーも・・今はお休み中かな?
生まれも育ちも東京ですが、皇居 坂下門前、この場所は生まれて初めてかも。

 

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東京にも、こんなに広い空があったのか!!
まっすぐ延びる道。
だ〜れもいない!

 

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帝劇前、お濠に映り込むビル。

そのまま、歩いて歩いて銀座まで。


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ソニービル跡 ソニーパークでは、sony park展開催中。
映画の名台詞が、白い短冊布の間に点在する。
QRコードでどの映画の台詞かをリンクできる仕組み。

その展示よりも
会場のコンクリートむき出しの柱の方が気になった。
切り取れば、一枚の絵のようです。



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2021年8月16日 (月)

紙コップで作るけん玉  2021/7/20完成

8月も半ばを過ぎました!
お盆休みも過ぎ、 真夏 のはずなのですが・・・
なんと、あの酷暑💥 から一転、肌寒い長雨☔です。西日本では、水害になるほど大雨が続いています。

コロナ禍で、引きこもっている上に、
酷暑からの・・・大雨・・💧

もう、家から出る理由が無くなってきました〜💦
すっかり引きこもり状態。
(ツル先生も私も、ワクチン二回接種をすでに終えてるんですが・・なんだか災害級の感染状況っていわれると、出かけづらいですねえ)

そんな中で この夏 どんなおもしろい モノ や コト を見つけて行くのか?????
試されている気分ですね。


 

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さて、ずいぶん時間が経ってしまいましたが
7月に完成した 紙コップで作る けん玉 をご紹介します!

幼児クラス Sくんの作品です。

 

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てぃらの と くわがたのけんだま    そうた(年長)

■むずかしかったところ
ぼんどみずぱっく

■はっけんしたこと・きづいたこと
こんなにかたくなること

■だれにあそんでほしいですか
ぱぱとまま

 

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虫や恐竜が大好きなSくん。
そのイメージが色にも現れていますね。
力強い大自然の色を感じます!
色紙を作るときに、何種類もの緑を塗り、木やクワガタ、恐竜の絵も描いていたSくん。
その紙をちぎって、けん玉に貼りました。

けん玉を一通り作り終わって、なるほど こうやって紙を貼るんだな
こうやって 形を作るんだな
って・・わかったかな?

身近にある素材を使って作っているから、お家でも作ることができるね。
方法を覚えたら、いろいろな工作に応用してほしいな!

 

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お天気が悪かったり、コロナがおさまらなかったり と・・大変な夏休みですが
Sくん、元気に過ごしているかな?
工夫して、たのしく過ごしてね。

 

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2021年8月12日 (木)

ビー玉ゲーム 2点 2021/7/14完成

お盆休み直前ですね。
今年も、こんなコロナ禍の夏休みになるとは!
思った以上に、コロナとの闘いが長引いて、しかも昨年より感染者数が多いとは・・。

今年もまた、遠出も外食もしづらくなり
オリンピックのテレビ観戦や暑さしのぎで、すっかりお家に引きこもっていました・・そうしたら、今度は雨が続くそうです。


さて〜
すっかりご報告が遅くなりましたが
7月に完成していた ビー玉ゲームのご紹介です。

 

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酷暑の影響で、ちょっと外に出るにも勇気がいりますね。
穏やかな季節になったら、気軽にお散歩したい気持ちです!

このビー玉ゲームのタイトルは 「さんぽ」
春のイメージがしますね。

一年生のEちゃん、ビー玉ゲームの絵を考えるにあたり、一生懸命こうかな?どうしようかな? と
たくさん悩んで 色えんぴつで何度も下絵を塗りました。
色えんぴつを重ねて重ねて、新しい色ができました。下絵にしっかりと全体に色を塗って、いよいよ本番。
いい加減に描いてしまう子もいる中、Eちゃんの下絵は 完成のイメージもできあがっています。

ビー玉ゲームの板に、下地を塗った後、慎重にトレースしてから絵の具で塗ります。
本番でも、こうかな?どうしようかな?この色は?もっと塗ろうかな?混ぜて新しい色を作ろうかな?
たくさん悩んで、納得しながら塗っていました。

そうしてできあがった絵は、Eちゃんにしか表現できない、とても良い絵になりました。
良い絵とは・・こだわって悩んで考えて・・・その気持ちが表れている絵 と言えばいいのかな?
その過程をそばで見ているから、より一層そう思えるのかもしれませんが、枠の中にただ色を塗っているだけ・・ということではなく、太陽はこの色、草はこんな色、塗り方も工夫して・・と、時間をかけて何回も塗り直し塗り重ね、夢中になって描いていた結果があらわれていますね。

 

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さんぽ     えな(小学1年)

■くふうしたところ みてほしいところ  
くふうしたところは、くぎをとってもいっぱいうったというところです
見てほしいところは、えをがんばってかいたところです

■むずかしかったところ
えをかくのが、むずかしかったところです

■はっけんしたこと・きづいたこと
くぎをうつときは、とんかちではなく、くぎをみるということです

■だれにあそんでほしいですか
いもうと いとこ ともだち かぞく

 

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そして・・同時期に完成した もう一つの作品もご紹介します!


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こちらも、画面を縦にして描かれています。枝を横に入れて、3階建てのように見える面白い構成ですね。
りんごの木の枝を芋虫がお散歩しているのかな?

それほど時間をかけず、さらっと描いていますが、自分のこだわりのある色についてはきちんと混色して塗っていたMちゃんです。

グラデーションを表現したい、クリアな色に塗りたい、そんなシンプルな思いが伝わってくる絵でした。
それでも、もう少し形を目立たせたほうがより伝わるかな?と思い、モチーフ一つ一つを同系色でもう一筆、描いてみたら? と助言してみました。試してみたMちゃん、どう感じたでしょうか?
何枚も、絵を描きためていくと、自分なりの表現が試せるし自分らしさがわかってくると思います。たくさん描いてほしいな!

白い釘もアクセントになっていますね。

 

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いもむしのおさんぽ      まこ(小学3年)

■くふうしたところ みてほしいところ  
みてほしいところは、りんごの上から下へ、あかからオレンジにグラデーションになっているところです
くふうしたところは、りんごのとおるみちをせまくして、いきづらくしたところです

■むずかしかったところ
むずかしかったところは、さいごらへんのところをうまくいさせないようにするために
いらないくぎをさしているところが、むずかしかったです

■はっけんしたこと・きづいたこと
えのぐをぬっているときに、にどぬったほうがしっかりとしたいろになるときづいた

■だれにあそんでほしいですか
おにいちゃん

 

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早く、心地よい季節になって
マスクを外して思いっきりお散歩できるようになるといいですね〜!




⭐️制作の様子は、2021年 5〜7月 水曜日クラスの日記で見ることができます




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2021年8月 8日 (日)

ジオラマ 森の楽園 動物園 2021/7/8完成

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少しずつでも・・進めば必ず完成する!
コツコツ積み重ねていけば、その時間は必ず形になる!

・・そんな言葉を体現した作品です。

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森の楽園動物園     こはる(小学5年)
制作期間 2019年3月~2021年7月 小学2~5年

■くふうしたところ  
かんばんが動物園だと こまかすぎて紙をきれないので ZOOにしたところ

■みてほしいところ
動物たちのもよう・色

■むずかしかったところ
まわりのさくを作るところ
くっつきにくくてむずかしかった

■はっけんしたこと・きづいたこと
1.ダンボール、紙、木をかさねるとじょうぶになること
2.目の位置をかえるだけで表じょうがかわること

■ここはどんな場所ですか
6ひきの生き物が自分たちのてきもいなく、広々といっしょにくらしているところ
楽園のような場所です

 

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作り始めたのが小学2年生の終わり頃。
さまざまな動物たちが集まる公園をイメージして、アイデアスケッチを描いたKちゃん。

粘土で動物を作りましたが、最初は 立体表現に苦戦していたKちゃん、正面・側面・上から見たところ・・・
写真資料を見ながらイメージしていましたが、それを形にするのが難しかったようです。
4本足で立たせることも難しい。何度も作り直していました。

作りながら、自身も成長していき、ぞう、きりん、水鳥、うさぎ、ネコ・・と
表現が変化していきました。造形そのものが成長していますね。

動物が仕上がった後は、公園の設備。
アイデアスケッチを見て、先生に相談しながら、さまざまな技法を駆使して作っていきました。

キリンの尾っぽには、紐と羊毛を使いました。模様は色紙を貼っています。
小屋を作るときには、図面を引いて。土台はダンボールと張り子。そして表面には、ベニヤを切りながら貼りました。
木の幹を作るときには、ワイヤーをねじって。
フワフワとした花にするために、羊毛を丸めてつけました。
チョウチョの羽根は、端布でワイヤーを挟んで作っています。
池の水を表現するために、光る紙や透明のプラ板を使いました。
公園を囲っている柵は、平らな材を湯せんしながら曲げていきました。
等幅に柵をつけるために、デバイダーを使って印をつけました。
看板の文字は、カラーペーパーを切り抜いて作りました。


まさに、
コツコツ・・コツコツ・・・と、作り進め
たとえ、少し面倒かな時間がかかるかな?と思われる方法でも、決してへこたれず作っていたKちゃん。
今年の ちいさなてんらんかい での展示を目指してがんばりました!

 

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自分自身の成長も、この作品の中に、ぎゅーっと詰め込まれているようですね。
どんな方法で作ったか? その時に感じていたこと・・・ 等々
きっと作品を眺めるたびに 思い出されるのではないかな?

ちいさなてんらんかい では、観に来た こどもたちの目に留まり、動物のかわいらしさに人気が集まっていましたよ!

 

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次の作品では、経験したことを活かして、また楽しんで制作していってね。


それでは、制作の様子を少しばかりご紹介!
アイデアスケッチを描き始めた頃は、Kちゃんもまだ、幼い表情ですね。

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⭐️制作の様子は、2019年3月〜2021年7月 金曜日・木曜日クラスの日記でも見ることができます




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2021年8月 5日 (木)

建築模型 2021/7/8完成

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自由制作のテーマを決めるにあたり、長崎県にある紐差教会(ひもさしきょうかい)の写真資料を自宅で調べて持ってきて、この教会を作ってみたいと言ったYくん。昨年の3月のことです。

コロナで全国の小中学校が一斉休校となっていた頃でした・・・果たして、どんな風に作っていけばいいか?
その方法は未知の世界。 
どうしていけばいいかは暗中模索だけれど、Yくんの作ってみたい気持ちは強く
ツル先生の指南を受けながら、少しずつ創り上げていきました。

 

 

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高知県の教会     ゆうだい(小学6年)
制作期間 2020年3月~2021年7月  小学4〜6年 

■くふうしたところ みてほしいところ  
とうのまどを和紙であくようにしたところ
うしろにステンドグラスをつけたところ

■むずかしかったところ
まどわく さく

■はっけんしたこと・きづいたこと
和紙がぜんぜんやぶけない
太い木をきるときは、まわす



長崎県の教会をモデルにしたのに
高知県の教会 とタイトルをつけるあたりが Yくんらしい!
お父さんのご実家が高知県にあるとのこと、よく遊びに行く大好きな県ということで・・・高知県とつけたようです。
(ちいさなてんらんかいでは、観ているみなさん、高知県にこんな教会があるのね〜〜、と感心して観ているので、私がいちいち由来を説明するというオマケ付き😆)


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Yくんは、カッターやハサミを使って「切る」作業や 定規できちんと「線を引く」・・という作業についてはとても能動的!
そして、数をこなすたびに上手になりました。 最初は、建物全体のイメージやサイズを考え、定規で線を水平垂直に引く作業・カッターの切り方などをツル先生に教わりながら作っていましたが、そのうち自分で考えて階段などを作れるように! 

窓や窓枠、そこに貼ったフイルムも、同じ形を何枚も作る場合の型紙の作り方、それを元に量産する方法、カッターなどの道具類も何種類もある中から、作業によって使い分けること等々、作りながら知ることができたのではないでしょうか。

塔のドーム型屋根については、ツル先生から支給された展開図の型紙を切って作っていくことになりましたが、きちんとその型紙通りに切る、そして紙を同じカーブをつけて曲げ、曲線を合わせながら裏側からテープできれいに貼る・・こういった作業もとても上手にできています! ここでも、いろいろな裏技を知ることが出来たと思います。

プラ板とマジックマーカーを使って作ったステンドグラス。コンパスを使ったデザインです。
十字架は、木の板を糸のこ盤で切りました。とても小さなパーツですが、糸のこ盤で直角に切るのもまた、とても難しい!
そんな作業の連続でも、思った以上にスピーディにきれいに作業は進みました。

ただし、Yくんは 大きな面に紙を貼る(張り子?) ジェッソを塗る という作業には消極的・・?!
教会の土台はダンボールを使っていましたが、白い教会にするには、紙を貼ったりジェッソをぬったりという作業が入ります。
その時のYくんは・・・・・ しばらく手が止まる アトリエ内を散歩する まったく違うことを始める
まるで人が変わったようでした😅  そんなお散歩タイムにかなりの時間をとられたのですが
それでも、なんだかんだと紙を貼りジェッソを塗り・・・完成できたので良かった良かった!

目的や目標を達成するには、自分があまり好きではない作業も必ず乗り越えなくてはならない!・・・と・・・
実感したかな〜? どうかな〜?


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建物や建築模型に興味があったら、ぜひ 建築倉庫ミュージアム に行ってみてはいかがでしょう?
今は、模型保管庫見学のみ開催中(事前予約制) だそうですが、きっとさまざまな建築デザインに出会えるし、表現方法もいろいろと学べる要素満載だと思います。 

夏休みにぜひ!

また、国立近代美術館では、隈研吾展 開催中なので、こちらも ぜひ足を運んでみたらいいと思います。
(高知県に、隈研吾設計による建物があるそうですよ!その紹介もしているそうです!)

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さて、6年生のYくん。 次はいよいよ卒業制作だね! 何を作るのかな?

それでは、制作の様子を少しばかりご紹介・・


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⭐️制作の様子は、2020年3月〜2021年7月 木曜日クラスの日記でも見ることができます


アプレットプラス http://aplt.jp/


こどもデザイン造形教室
  

幼児クラス各クラス募集中!(年長・年中対象) 
体験レッスンは、ご希望日の一週間前までにご予約ください 📩
★8月はお休みです 

★小学生クラスは、現在 全てのクラスが定員のため募集しておりません
 キャンセル待ちのご登録をされたい方はお問い合わせください 📩

・Sundayおやこワークショップ
・夏休みこどもワークショップ
コロナ禍のため、残念ですが 今年度もお休みしま

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2021年8月 3日 (火)

張り子のうつわ どろがついたかぼちゃ  2021/7/2完成

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こどもデザイン造形教室の ちいさなてんらんかい2021も終了し
夏休みまっただ中です!
今年も、まさかのコロナ禍・・緊急事態宣言下の夏休み💧

そんな中でもみんな、元気に過ごしているかな?

毎日暑くて・・夏ど真ん中💥 ですが
秋を感じる ハロウィンカボチャの入れ物 をご紹介します。

 

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どろがついたかぼちゃ      その(小学2年)

■くふうしたところ みてほしいところ 
ねんどをはるのをくふうしました

■むずかしかったところ
しんぶんしをはるのががむずかしかったです

■はっけんしたこと・きづいたこと
色をぬっているときに、どろがついたようになっているのにきがつきました

■なにをいれたいですか
かみのけのごむ

 

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紙をくり返し貼ることで固くなる張り子技法を経験をしてもらいたいこともあり、張り子の入れ物を必ずみんなに作ってもらっているのですが、資料を見たり身近な入れ物や器について考え、アイデアスケッチを経て、どんな入れ物を作ってみたいか・・それぞれのこどもたちが考えます。

Sちゃんは、そんな中で ハロウィンカボチャの入れ物を作りたいと考えました。
まず形を出すために、風船を土台にして新聞紙を貼り続ける張り子作業を黙々と進めた後、本物のハロウィンカボチャは大きなパンプキンをくりぬいて作ることを資料を見ながら知ってもらい、目や口をどうするか? 実際のカボチャの凸凹についてどうしたらいいかな?と考えてもらいました。凸凹は、粘土を平らに伸してから器の表面に貼り付けスジをつけることにし、目や口はくりぬく表現にしたくなかったSちゃんは、粘土で貼り付ける表現にしました。

作りたいものの元の形や なぜそれが生まれてきたのか起源を知る・・・等々、興味を持ったものを掘り下げて知り、その後 自分でどう表現していくか考えることはとても大切だと考えます。 誰かが考えたキャラクターやイラストなどは、とてもかわいらしいし影響を受けることもありますが、それは誰かがすでに考えたもの・・じゃあ自分だったらどう表現する? と まず考えてほしいな と思います。
いつもそういう姿勢を持つことで、自分らしさ というものが少しずつ表現できるようになるのではないかと思います。

 

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色を塗るときには、1つのオレンジ色ではなく、何種類ものオレンジを塗ってほしいと思い、声をかけました。
Sちゃんにそれがどう響いたでしょう。
塗っているうちに、泥が付いたようになった と気づいたとのコメントがありましたが・・ 畑で穫れたカボチャそのものに近づいたのかな?

そもそも、植物は最初は緑色・・・そのうち熟したり枯れたりと、色が変化していきます。ハロウィンカボチャも熟した後の色。
そんなこともイメージできたかな?

入れ物に取り付けた取っ手は、毛糸を三つ編みにして作りました。


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あと二ヶ月もすれば街はハロウィンカラーや紅葉カラーと、秋色に変化して行くでしょう。
そんな自然の移り変わりを五感で感じながら、改めてまた、自分の作品を眺めてみるのもいいかもしれませんね!


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少し先になるけれど、今年はハロウィンパーティができるといいね。
沢山お菓子をもらえるかな?

それでは、すこしばかり制作の様子をご紹介・・

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⭐️制作の様子は、2021年4月〜7月 金曜日クラスの日記でも見ることができます




アプレットプラス http://aplt.jp/


こどもデザイン造形教室
  

幼児クラス各クラス募集中!(年長・年中対象) 
体験レッスンは、ご希望日の一週間前までにご予約ください 📩
★8月はお休みです 

★小学生クラスは、現在 全てのクラスが定員のため募集しておりません
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・Sundayおやこワークショップ
・夏休みこどもワークショップ
コロナ禍のため、残念ですが 今年度もお休みしま

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2021年8月 2日 (月)

ちいさなてんらんかい 2021 

 

今年の ちいさなてんらんかい が終了して 早くも一週間が経とうとしております。

ちょうど展覧会の前日、オリンピックの開会式があり、その後オリンピックのテレビ放送は毎日毎日! 
そして、新型コロナ感染者数もビックリするほど激増中・・・・
え??!そろそろ5000人越えちゃうとか??💦   いや、まさかそこまではいかない!!??

これは、予想を大幅に超えたスピードですね。 
どうぞ皆様充分にお気をつけてお過ごしください。 


さて
展覧会が終了し、
アトリエ内を展示会場からまた、作る場へと戻し・・各作品をそれぞれのご家庭へとお返しし・・・

少しずついつものアトリエに戻っています。 すっかり展示は終了してしまったのですが
今年の会場内の様子をこちらの日記ブログでご報告しておこうと思います。



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今年の展覧会では、やはり 卒業制作が一番の注目作品だったようです。
3月に卒業したJちゃんの作品 マジックツリーハウス は、家の中をのぞき込んだり、木の形をじっくり観たりと、みなさん時間をかけて鑑賞していました。

 

 

 

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夜、アトリエのウィンドウから中が見えますが、そこでもマジックツリーハウスは中心的存在でしたね。
奥には、てんのくも も天井から下がっているのが見えますね!

 

 

 

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3月に卒業したHちゃんの卒業制作 一日に100人以上の人がおとずれる 台所区 も、みなさん じ〜〜〜っと見つめて、ストーリーを追っかけていました。
細かさとかわいらしさと場所の名前の楽しさは、年齢を問わず観る人を釘付けにしたようです。
額も、絵と合わせたデザインですね。



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こちらも卒業制作。花のスケッチ
Kちゃんの作品です。 一瞬こどもたちの作品とは別物の作品として飾ってあるのかと思ってしまった!というご意見も・・!
初めて ペンと透明水彩を使ったKちゃんでしたが、そんなことは微塵も感じさせないほど細かいところまで丹念に追ったスケッチに、みなさん感心していました。

 

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こちらも、卒業制作! Mちゃんの作品 りんご河原 
太陽やカラフルな石、りんごの木などの表現に人気が集まりました。ジオラマにはオリジナルのストーリーも付いているのです。

 

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今年は、全体に見渡しやすいレイアウトになったかな?
夏休みボックスと、素材版画がずらり!

天井から吊された作品も!
展覧会ならではの展示でした。


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今年は、バリエーションがあって、盛りだくさんでした。
一つ一つの作品に、いろいろな方からのメッセージがまんべんなく集まりましたよ!それだけ、心に響く作品が多かったのだと思います。

 


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額を作らなかった、あるいは、作る時間がなかった・・という作品もありますが
お家で、フレームに入れ替えてみてください。もっともっとグレードアップして、とっても素敵なアート作品になります!


 


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建築模型、モビール等 立体的な作品も、種類が増えました。


 


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おなじみ けん玉も、個性があふれています! 作るこどもたちによって、まるで違うデザイン!そこがステキですよね。

 

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展覧会で、こどもたち同士の作品が隣り合って また新しい空間を作り出していたところもありました。
そんなところが、展覧会の醍醐味でしょうか。
会場ごと、楽しんで観ていただけたら・・と思います。

こちらで、ご紹介できなかった作品も、たくさん!
来年に期待大の、制作中 作品もたくさん!

来年は、どんな作品に出会えるでしょう?
コロナはおさまっているかな・・
いや、おさまっていてほしい!!


8月いっぱい、こどもデザイン造形教室は夏休みになります。
都内の美術館・博物館などは、予約制のところもありますが、概ね開館しているようです。
緊急事態宣言下の東京近郊ではありますが
ぜひ、美術館や博物館、あるいは自然とふれあえる場所などで、たくさん観て、感じ、考え、吸収して刺激を受けてきてくださいね。

その経験が、作品に反映されてくるかな?と思っています。



最後に、
ちいさなてんらんかい 全体を通しての感想やご意見をご紹介します。

いつも、本当に温かいメッセージをありがとうございます。
デジタル全盛の時代ですが、たとえ会場内での走り書きだとしても、手書きのメッセージは本当に心に響きます。

・どの作品にも、作者の愛が沢山詰まっているのがわかります。何歳になってもずっと創造も想像も続けてほしいなぁと思いました。ありがとうございました。

・どれも作品がすばらしく我が子も数年したらこんな作品が作れたら嬉しいです。素材や色が豊かで楽しめました。

・何年もかけてつくった大作をみるのが楽しかったです。やりたいことがそれぞれ違ってわくわくしました。

・いろんな人の作品がたくさんみれてうれしいです。

・今年もとてもすてきな作品ばかりで見ごたえがありました!子は卒業してしまいましたが、来年も伺いたいです。

・それぞれの作品すべて細かく作っていて、みなさんの努力と個性が感じられてすごいと思いました。

・とても見やすくディスプレイされていて良かったです。どれも色づかいがすばらしくてきれいで感動しました。

・毎年、こちらのてんらんかいを楽しみにしております。コロナ禍で楽しみが少ない中、本日はとても楽しいお時間をありがとうございました。

・皆さんおひとりおひとりの個性がいろいろな形や色によって表現されて感心しています。とても楽しい展示会です。一生懸命がんばった様子が伝わってきました。すばらしかったです!!

・新しい視点に気づけたり面白いです。

・同じモチーフでもバリエーションが豊かで楽しめました。5.6年生になると非常に上手くまとまった作品になっていたと思います。



温かいお言葉を本当にありがとうございました!!

 

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