羊毛で作ったクジャク 2022/2/2 完成
こどもデザイン造形教室 完成作品のご紹介です。
羊毛で作ったクジャク。
長い時間がかかりましたが、かけた時間分、完成度の高い大作になりました!
蒼きクジャク(クジャクの卵) りょうすけ(小学5年)
制作期間 2021年1月~2022年2月
2022/2/2完成
■くふうしたところ・みてほしいところ
尾のところにある上びとう(きゅう愛する時に使う羽)です
色々なもようがあるので、見てほしいです
■むずかしかったところ
足を作るときです
針金で”骨”を作り、絵の具でぬるところです
■はっけんしたこと、きづいたこと
きれいでカラフルになって、メスに もてそうなクジャクになりました
■このクジャクはどんなクジャクですか?
新種のクジャク(※)で、上びとうが長く、胴体は青くて、羽に へきれき(※)のもようがはいっていて、上びとうは12色の色がはいっています
一方、卵の方はあまった羊毛で卵の形にして できました
※新種のクジャク・・現実には いません
※へきれき・・雷のこと
生き物に興味のあるRくんは、いつも図鑑をよく読んでいるようで、鳥や両生類などの知識が豊富です。
みんなが知らないような専門用語までよく知っていて、作品作りにもそのこだわりがよく反映されています。
クジャクの飾り羽根は、上尾筒というそうで、まさにクジャクらしさをあらわすポイント。
どう表現するかを制作当初から悩んでいたRくん、自ら白い羽を買ってきて尾羽として取り付けましたがやはりクジャクらしさを表現したかったのかその上からまた大きなシート状の羽を付けました。
羊毛を平らにのばし、ニードルで刺しながら拡げていったのですが、どこまで拡がるのかな?と・・見守っていました。
長く立派なターコイズブルーのシートの上から新たな色の羊毛をニードルで刺しながら、オリジナルの模様を表現。
途中、図案に迷ったときにはヒントになるアートブックなどを見たりして参考にしていました。
Rくんならではのこだわりが随所に拡がっています。
[へきれき]という言葉が・・まさか作品紹介で出てくるとは・・!
上尾筒以外にも、苦心した箇所がたくさんあります。
紙粘土で作ったクジャクの足。(写真左)
形作った後、何度も絵の具で塗りました。
クジャクの尾羽は、買ってきたものですが、それを羊毛で作った胴体に取り付けるためにはどうしたらいいか?
最初は、本物のクジャクが扇子のように羽を広げるようにしたかったRくん。
その方法は付け根部分が太くなってしまい、難易度が高かったので、羽にワイヤーを取り付け(ワイヤーにもテープを巻き付けて彩色できるようにして)お尻部分に差し込むことにしました。(写真中) 何度も納得のいく色が出るように、絵の具を重ねました。
頭のトサカは、小さな羊毛ボールにワイヤーを刺して表現。
目は、アトリエにあったビーズを使いましたが、必ず前を向いている!(鳥の目は横を向いていると思うのですが・・ここもRくんのこだわりポイントでした)
胴体にも、羽にも、これはおそらく へきれき だと思いますが、模様が付いています!
完成までに一年近くかかり(途中、季節の工作が入るので制作がストップすることはあったのですが)
前半は頭〜胴体〜羽〜足にかけて
後半は飾り羽
という具合で、全てができあがった時にはスケールの大きな作品となっていました!
このスケール感は、やはり写真よりも実物を観ていただきたいです。
6月に予定している、ちいさなてんらんかい をお楽しみに!
クルクルとした大きな目、どことなく人なつっこく見える表情の 蒼きクジャク・・
幸せを呼びそうですね!
お家で、守り神になりそう〜!
それでは、制作の様子を少しだけご紹介します。
⭐️制作の様子は、2021年 1月〜 2022年 2月 水曜日クラスの日記でも見ることができます
★幼児クラスは 火水木クラス募集中!(新年中・新年長さんを 募集しています)
新年度前なら、3月の水曜日に体験レッスンができます!
体験レッスンは、一週間前までにご予約ください 📩
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