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2023年4月

2023年4月30日 (日)

美しい本 湯川書房の書物と版画 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館

すでに終了して久しいのですが、
備忘録としての投稿。


・・・・・・・・・

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春休みに

鎌倉にある神奈川県立近代美術館別館
「美しい本 湯川書房の書物と版画」を見てきました。

展示されていた本も美しかったのですが

同時開催の 柄澤 齊 の木口木版がとても良かった

。

漆黒のインク
、
退廃的な世界
時代を少し遡り
、
長く残るものとは何かを見つめて
また今の時代に戻ってくるような

それでも決して表舞台には出てこない
隠れた美を追求しているような世界観。




スペースとしては決して広くはないのですが
内容がとても濃く、

手製本や版画、工芸品などに興味のある人はぜひ

。


鎌倉は、旅行客・観光客でとても混雑していましたが

この美術館は、喧騒を離れて
じっくり鑑賞できる場所だと思います。



鶴岡八幡宮から徒歩ですぐ。


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2023年4月28日 (金)

2023/04 金曜日の造形教室・小学生クラス

なんと、今日で4月最後の教室。
つまり、次回みんなに会うときは、もう5月!
その前に、ゴールデンウィークなので、教室はしばらくお休みです。

週末ということもあってか、疲れた・・ という子がいます。
金曜日に限らず、制作中に、眠い〜 疲れた〜 と、ぼんやりしている子もいます。

お家で、しっかり休養が取れているのかな?
学校で運動したり、遊んだりするから、それで疲れるのかな?  

創ること、考えること、表現すること・・ は、意外と体力を使います。
ぼんやりしてやる気も起きないときは、潔くしっかり休養を取るためにアトリエをお休みしてもいいのかもしれません。
そうして、元気を取り戻して集中できるほうがいいのかな、とも思います。
予定を詰め込みすぎだったり、夜寝る時間が遅かったりしていませんか?(自分に問いかけてるみたいですが・・💦)
お子さんの様子を見てみてくださいね。


さて、金曜日クラスの様子です。

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Cちゃんは、ノートの表紙を一冊分、まだ作っていなかったので、全体にボンド水をつけて台紙を貼って、作りました。その後、ノートの本文を折り、名札の下絵をトレースして色塗りをして・・と、進みました。

 

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Rちゃん、スタンプ画で使ったスタンプを段ボールに貼って色を塗っていたのですが、今週は、筆ではなく手で絵の具を伸ばして着色。直接チューブで絵の具を乗せて、混色していました。あまりに絵の具が濃いと、乾いたときに割れてしまうので、そのことは伝えたのですが、ハンドペイントはノンストップでした。


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Sちゃんは、羊毛でオウサマペンギンのひなを作っていますが、ニードルで羊毛の塊をチクチク刺していくのに、最初は特に時間がかかるので、単調になってぼんやりしがち、頑張りましょう〜!


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額作りをしているRちゃん、紙を貼り終えた後、ニスをぬって完成しました。

 

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今週も、恐竜に色を塗り続けているSくん。

 

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名札に下絵をトレースし、絵の具で塗り始めたKちゃん。

 

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羊毛で恐竜を作っているDくん、今週も、羊毛をチクチクしながら模様になる別色の羊毛を刺していきました。

 

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糸鋸盤を駆使して、アルファベットを切り抜いているYくん。








アプレットプラス こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/   

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2023年4月27日 (木)

2023/04 木曜日の造形教室・小学生クラス

お天気が良くなり、過ごしやすい1日でした。
暑くもなく寒くもなく、湿度もカラッとして、こんなお天気が毎日続けば、気持ちも安定して疲れも吹き飛びそうです。

こどもデザイン造形教室  木曜日の様子・・

 

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Jくんは、ビー玉ゲームの下絵ができたので、穴を開ける場所をカーボン紙で写しとって、ボール盤で穴を開けました。

 

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張り子の器について、どんな形にしようかアイデアをたくさん出していたHちゃん、形が決まったので大きく描きました。

 

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器の色を塗っていたKちゃん、少しでも塗り残しがあるとみつけて、塗っていました。その後、器に取り付けるパーツの準備で、段ボール紙を切り取りました。

 

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自宅のリビングをモチーフに、水彩画を描いているTちゃん、途中、眠い眠いと言っていました。

 

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名札の下絵が決まったので、板にジェッソを塗り、カーボン紙を使ってトレースし、絵の具で色を塗りました。

 

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卒業制作をどうしようか・・何週かにわたり悩んでいたMちゃんですが、今週は試作をすることに。段ボール紙を切ってサイズを実感します。

 

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惑星を作っているKちゃん、土台にジオラマパウダーを再度塗りました。

 

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帰りの時間に、今日はIちゃんが初めての作品発表をしました。出来上がったノートを前に、堂々とお話しできました。


作品の詳細はまた、後ほど!



 



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2023年4月26日 (水)

2023/04 水曜日の造形教室・小学生クラス

一日中、雨でした。
最近にしては、珍しいくらいの大雨。

来週は、もうゴールデンウィークです。
今年は久しぶりに行動制限のないゴールデンウィークなので、良いお天気ならどこか遠出をしたくなりますね。

さて、こどもデザイン造形教室 水曜日の様子・・

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Mちゃんは、羊毛で作ったポメラニアンを置く台を作っています。先週、粘土に小石を敷き詰めましたが、そこに今週は色を塗りました。

 

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Rくんは、先週貼りきれなかった額の紙を貼りました。四隅と裏側に貼り、ニスを塗って仕上げました。

 

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こちらのRくんは、ビー玉ゲームの下絵を描きました。色鉛筆を使って塗っていますが、なるべく色がしっかり見えるように塗っておくと、実際の板にトレースするときに描きやすいので、色鉛筆での色の塗り方を伝えています。

 

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大きなワニのそばにいる鳥を作り始めたMくん、先週、張子で土台を作ったので、そこに薄く粘土をつけて鳥の形に近づけます。

 

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ドールハウスを作っているAちゃん。板に色を塗り始めていますが、しばらく続きそうです。

 

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額作りが終わったHちゃん、今日からビー玉ゲームを作り始めました。板をノコギリで切ってから、その板にどんな絵を描こうか考えました。

 

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地下室を作っているSくん。今日は、小物を少し作り足したのと、エレベーター部分や入り口の壁などに、絵の具で色を塗りました。

 

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Rちゃんは、粘土で花びらを作っていますが、その花びらを茎と合体させたときにどうなるか、を先に考えてから花びらを作って行ったほうがいい、ということになり、今日はワイヤーに粘土で花びらを直接くっつけて、ワイヤーにフローラルテープを巻き付けました。

 

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Mちゃんは、ミニチュアカフェの壁に取り付ける窓枠に色を塗り、カップに入ったコーヒーや水をレジンで作り、固めました。




アトリエでは、今年も6月末に ちいさなてんらんかい を予定しています。
現在制作中の作品も、完成したら展示します。
子どもたちそれぞれが、違う作品を作っているわけですが、それぞれがもつ個性と同様、進度もそれぞれ違います。
ゆっくり制作する子もいれば、とても早い判断で次から次へと段階を移していく子もいます。

ただ、集中に関しては、どの子もみんなスイッチを入れて集中して欲しいな、アトリエにきたら、ここは「創るところ」だから 作品に向かうんだ、という習慣をつけて欲しいな と思っています。

この集中力のスイッチを入れる習慣は、単に作品作りだけのものではなく、学校の授業でも、自宅での学習でも、みんなで思いっきり遊ぶ時やスポーツする時でも、今ある課題を目の前にしてスイッチオン! とできれば、大人になっても役立つ力。
周りが気になってばかりだったり、いつも受け身でいたりすると、なかなか身につきません。

制作を通して、クラス全体が「創る」雰囲気になっていけば、自然とそのスイッチがクラス全員に入るようにも思います。そういう空気が作れるといいな、と思いながら、こどもたちに声をかけたり見守ったりしています。






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2023年4月25日 (火)

2023/04 火曜日の造形教室・小学生クラス

気温の寒暖差に、カラダもビックリ。
暑かったり寒かったり、ま〜、忙しいこと!
カラッとした冷たい風は、冬を思い出させました。

こどもデザイン造形教室 火曜日の様子です。

 

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Sちゃんは、器について考え始めました。家の形の入れ物にしたいとのことで、難しいところもあるかな?と思ったのですが、どうしてもやってみたいとの強い思いがあったので、それなら作ってみよう、ということに。

 

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Sちゃんは、長い時間をかけて、絵の具で色を塗り続けています。色を重ね、形を重ね、細かい部分に密度が出てきて、見どころがいっぱいの絵になっています。

 

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Mちゃんは、ビー玉ゲームを作っています。細かいパーツにも色を一つ一つ塗ります。

 

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羊毛でシカを作っているKちゃん。今日は、耳を作り始めました。

 

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亀の形の入れ物を作っているMちゃん。色粘土を作って、うすくのばし、甲羅に貼るためにいろいろな形にカットしていました。

 

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Sちゃんは、箱にジェッソをぬり そのあと、その箱にどんな模様を描くか考えていました。

 

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Aちゃんは、額に貼る色紙を作りました。筆の掠れを利用しながら塗っていました。

 

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Aくんは、ビー玉ゲームの下絵を板にトレースした後、絵の具で色を塗り始めました。








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2023年4月23日 (日)

張り子のうつわ  2023/3/23完成

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深い海、浅い海
透明な海、濁った海
曇り空の海、晴れた日の海
夏の海、冬の海
北国の海、南国の海・・

自然とは、いろいろな表情を持っています。

そんなたくさんの表情を持った海の色を感じる器の完成です。


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ひかるうみのうつわ   りお(小学1年)
制作期間 2023年2月~3月


くふうしたところ・みてほしいところ

うつわにいろをぬってかいたところです


むずかしかったところ

かみをはるところです

わけは、すきまなくかみをはるからです


つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと

ふうせんをどだいにして、かみをはることです


どこにかざりたいですか

ママのかざりたいところ

 

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Rちゃんにとって、今回の器は、事情があって時間も限られ、
大急ぎで作ったのですが、
ボンド水を塗った紙を貼っていくと、こんなに固くなる、そして柔らかい素材が固定されて、作りたい形に近づき、変化する・・・と実感してもらえたのではないかな、と思います。

お椀型の器に貼ったのは、Rちゃんの大好きな色の集まりです。
幼児クラスの時から、この青緑〜青、エメラルドグリーン〜水色 の色を 絵の具を混ぜて作っていました。

タイトルに ひかるうみ という言葉が入ったことで
見る人は、冒頭に書いたようなことをイメージするでしょう。

場所や天候、季節によって表情を変える自然。
水の色、空の色、
空気、風、光、熱・・

Rちゃんにとっては、もしかすると、そこまで深く感じてつけたタイトルではないかもしれませんが
見る人の心にふっと波紋を投げかけるような色とタイトル、
作品とは、こんなふうに見る人の心を動かすことが大切なんだな、と思わせてくれました。

 

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自分で決めることに躊躇してしまうことも多かったRちゃんですが、ちゃんとできる!・・ので、これからも自信を持って、自分で決めてRちゃんらしい作品を作り続けてね👍



🌟制作の様子は、2023年2月〜3月 木曜日クラスの日記で見ることができます。







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2023年4月21日 (金)

2023/04 金曜日の造形教室・小学生クラス

本日も気温がぐんぐん上昇!
4月とは思えない暑さでした。

最近感じるのは、陽の光の強さ。
太陽の光が当たると、ジリジリと照り付け、春の穏やかな光とは明らかに違う。・・これって、プールサイドで感じる、真夏の光なんじゃない?

さて、金曜日のこどもデザイン造形教室

 

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今週も、Sくんは全身全霊で色を塗っています。絵の具に対しての水加減・・少しずつ経験が増えてきたので、絵の具も滴らせないようにできるといいのですが、塗ると下に流れてしまう箇所多数・・・本日も、Sくんのおでこや手のひら全体に絵の具が・・! 

 

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Rちゃんも、指や手のひらに絵の具をつけてペタペタ押しながら、色を塗っていました。

 

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Sちゃんは、オウサマペンギンを羊毛で作り始めました。ワイヤーで芯を作ってから、中綿や羊毛をニードルで刺していきました。

 

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Rちゃんは、額に色紙を貼りましたが、途中で足りなくなり、色紙を作り足しました。

 

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先週から通い始めたKちゃん、今日は名札のデザインを考えたり、ノートの表紙を作ったりしました。

 

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羊毛で恐竜を作っているDくん、羊毛に模様をつける方法を練習してから、体に別色の羊毛で模様をつけ始めました。

 

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Yくんは、糸鋸盤を使って小さなアルファベット文字を切り抜いています。


毎回の小さな作業が積み重なって、作品が生まれていきます。
ものづくりには時間がとてもかかりますが、アトリエに来たら何もないところから形あるものを作っていく、
そのためのスイッチを入れていく・・ということを自然に身につけるようにしながら、子どもたちにも制作スイッチのオンオフ、集中のオンオフを感じ身につけて欲しいなと思います。



 



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2023年4月20日 (木)

2023/04 木曜日の造形教室・小学生クラス

なんだか、初夏のような気温でした。
湿度が低いのは助かりますが、年を追うごとに気温が上昇しているようで・・
今年の夏もまた、猛暑になるのでしょうか。
ここ最近、すっかり暑さに弱くなっています。冬の寒さの方が、まだ耐えられるかも・・

今日は、そんな天候もあってか、お休みのこどもたちもいて、人数が少ない木曜日クラスでした。

 

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張り子の器作りをスタートさせたHちゃんですが、まずはアイデア出し。身の回りの器について考えたり、昔の人が考えた器の図録を見て、デザインやアイデアをみたり、これまでアトリエで他の子どもたちが作った作品の写真を見てみたり・・と、いろいろみて、いよいよ自分はどんな器を作ろうかな? と考え始めました。

 

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ビー玉ゲームの下絵について考えているJくんですが、先週描いていた絵を完成させるべく手を動かしてみるものの・・ う〜ん、アイデアがうかばないなあ〜〜〜、 と手がストップ。 色鉛筆を使ってスケッチしていますが、色で埋めて欲しいのでその説明をしたのですが、「自然を描きたい!」というなんだか力強い言葉を聞いて、塗りつぶすという説明をしつつもJくんの描きたいものを見守っていた私です。

 

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少し遅れて到着したTちゃん、絵の続きを描いています。絵の題材は、お家のリビング。写真を見ながら色を入れています。暮らしている場所だけに、空気感が出ていますよ。

 

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Kちゃんが作っている惑星には、祠や深い海、浅い海があります。そこには不思議な生物もいるらしく・・・ でも、まだ作者以外には全容は見えていません。どんな仕上がりになるのかは、Kちゃんの頭の中にあります。

 

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先週 先々週と、これから作る作品のテーマを決められず、悶々と悩んでいたMちゃんですが、今週は自分で資料を持ってくるかと思いきや!・・・先週、なにやってたっけ?と、すっかり忘れて一週間経ってしまった模様。そこで、今週こそは何を作るか決めようと・・いろいろなアートブックや作るもののヒントになりそうな本を見たりしながら、考え込んでいました。悩んだ末に、パッと閃いたのは、空に浮かぶ雲の絵と、ワイヤーを使った木が小箱に入った作品。さて、どんな展開になっていくかは、来週以降に続く・・・・

 


こどもデザイン造形教室 小学生クラスでは、ある一定の課題をクリアした後は、子どもたちは自分で自由制作のテーマを決めています。

作りたいもの、やってみたいことをテーマに掲げるわけですが、長く時間がかかっても楽しめるもの、こだわれるもの、アトリエに来て作っているときにワクワクするもの・・だといいですよね。 
特に好きでもないけど、なんとなく・・というテーマだと、途中で飽きてしまったり、肝心のこだわりがないために、キメどころがどこかわからなくなったり、ここだけはしっかり作りたい!見る人に感じてもらいたい!というポイントがぼやけてしまったりします。
長くかかっても、ワクワクしながら作れるもの、それに関わることで自分らしさも見えてきます。
幼い頃から、自分を見つめる習慣、大切なことだと思います。






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2023年4月19日 (水)

2023/04 水曜日の造形教室・小学生クラス

気温が上昇した水曜日。
街の緑も色濃くなりつつあり、5月はさわやかな新緑の季節・・と言いたいところですが、まだ4月なんですよね。
季節がどんどん動いています。

こどもデザイン造形教室 水曜日の様子です。

 

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羊毛でポメラニアンを作っていたMちゃん、今日からその犬を置く台座を作り始めました。イメージはアスファルト。段ボールに粘土を貼り付けて、小石を埋めました。

 

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額が仕上がったので、今日からビー玉ゲームを作り始めたRくん。板をノコギリで切りました。その後、下絵を考え始めました。

 

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ミニチュアカフェを作っているMちゃん。粘土で、今週はクロワッサンやお花を作っていました。薄い花びら、細い茎・・とても細かい作業ですが、器用に仕上げています。

 

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これまで作ってきた家の壁や、家具に絵の具で色を塗っているAちゃん。色がつくと家のイメージが見えてきますね。

 

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大きなワニの隣に登場する鳥を作り始めたMくん。新聞紙を丸めてそれを土台にして、新聞紙を貼り固めていきました

 

 

 

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先週から引き続き、庭の土台を作っているRちゃん。そして、ここにたくさん咲いている花を作りますが、粘土で作ってみたいとのことで、粘土で花びらを作り始めました。

 

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地下室を作っているSくん、先週、その地下室に置いてある小物を粘土で作りました。今週は、その小物に絵の具で色を塗りました。

 

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Rくんは、額作り。額に貼る色紙を作り、それを土台に貼っていきました。

 

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Hちゃんも、額に貼る色紙を作ってから、枠に貼っていきました。

 

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教室の最後に、先々週完成した器の発表をしました。Hちゃんのご家族みんなが見にきてくれました。
お菓子が全方位についている、明るくて賑やかな器です。
作品についてのご紹介は、また後ほど!





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2023年4月18日 (火)

2023/04 火曜日の造形教室・小学生クラス

今週も始まりました、こどもデザイン造形教室。

4月も3週目ですね。今日は涼しかったのですが、明日はとても暑くなるらしいです。
体調を崩さないようにしたいですね。


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今日は、学校で遠足に行ったので、少々お疲れ気味なMちゃんでした。亀の形の入れ物作りでは、本体にコインを差し込める穴を開けて、貯金箱にしたいとのこと。内側に仕切りをつけて、お金の入るスペースと、別のものを入れるスペースとを作っていました。

 

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額にニスを塗って、額作りを終えたSちゃん、今度は張り子の器作りです。クロッキー帳に、思いつく身の回りの入れ物や器について、書き留めていきました。

 

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長いビー玉ゲームを作っているMちゃん。板の裏も塗ってもいいのかな?と考えていましたが、塗ることにしました。混色をしてオリジナルカラーを作り、その色で模様を描いていました。

 

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Sちゃんは、絵本に見立てた箱にジェッソを塗りました。粘土で作ったお菓子に色も塗りました。

 

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Aくんは、ビー玉ゲームの下絵を完成させ、その後、ボール盤で穴をあけ、ヤスリをかけました。カーボン紙を使って、下絵を板にトレースしました。

 

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Sちゃんは、今週もコツコツ描き、花畑の中にたくさんの虫をかいています。どこにどんな虫を描いたのかを記録しています。

 

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羊毛でアスカシカを作っているKちゃん。今日は、首から頭を中心に羊毛で色をつけていきました。

 

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額作りをスタートさせたAちゃん。カッターでダンボールを切り、枠を作って紙を貼りました。

 

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そして、最後に 先週完成したAちゃんの鉛筆立てについて、発表してもらいました。
詳しいご紹介は、後ほどしますが、
Aちゃんは、この鉛筆たてをおじいちゃん・おばあちゃんにプレゼントしようと思っているそうです。

自分で作ったものを、だれかにプレゼントするって、ステキですね〜

 


 

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2023年4月17日 (月)

立体ジオラマ「弱肉強食の未知の海」 <卒業制作> 2023/3/24完成

Ryosuke1_20230331153001

 

青い水槽からのぞくのは、実在する生物なのか?
はたまた、想像の生物なのか?

ゆらゆらとうごめく、水の中の生き物たち。
そこには、弱肉強食という、自然界の厳しい掟があった・・

 

Ryosuke2

 

弱肉強食の未知の海   りょうすけ (小学6年)
制作期間 2023年1月~3月 

 

作品のポイント

6つのひれを持つ鯨のような生物と、チョウザメに似た巨大な鮫が戦っている

実在しない、自分が創り出した海洋生物の世界

 

制作を通して、発見したこと・気づいたこと

紙粘土は、早く固まりやすいので、粘土で作る生物は素早く作業しないといけなかった

実際の海の生物は、下から敵におそわれないために、お腹側が白いので、同じように作った

 

卒業にあたり、今思うことを教えてください

色々な制作が出来て面白かった

集中しすぎて、1つの作品を作り終わるのに、時間が過ぎるのが早かった

 

 

Ryosuke3_20230331153001

 

この作品を写真に収めようとすると、なかなか難しいところがあるので、ぜひ実物を見ていただきたいところですが、
この作品の見どころは、なんと言っても、Rくんが創り出した海洋生物という点でしょう。

水槽の中には、大きなものから細くて繊細なものまで何種類もの生き物がいます。そして、おそらくその新種の生き物たちには、どう言った特徴があるか、どんなところを好んで棲んでいるか、生き物同士の力関係が上か下か・・等々、設定されているのではないか と思います。

アトリエに通い始めた頃から、Rくんの生き物や恐竜に対する興味・知識はすごかった! 
時間があれば、図鑑を眺めていることが多く、子どもたちが興味を持つ生き物の そのまた先を調べているようなところがあって、作る作品たちにも、それが反映されていました。

クラスで他の誰かが恐竜の話題をすると、背中を向けていたRくんがフッと振り向いて
「それは、○○紀の△△という恐竜で・・」と、詳しく教えてくれたり、作る作品も、ただのイモリではなく奄美大島に生息する「シリケンイモリ」を作ったり、鳥に興味がある時期には版画や羊毛のモチーフにしたり、家で犬を飼い始めたら犬をテーマに絵を描きたいと思ったり・・・と、興味を深掘りするとこんなことも知っているのか! 制作意欲にも反映される! という場面を幾度も見ることができました。

 

Ryosuk10

 

今回の作品は開始時期が遅かったため、時間がたっぷりあれば、きっとず〜〜〜〜っと、作り続けていたのではないかな?とも思うのですが、なにしろ卒業の時期が迫ってきたので、どのような着地点をいつ設けるか、それをサポートしつつ、Rくんの制作の流れを見守りました。

時には、粘土で作っていた生物が壊れてしまったり、今日は色を塗るのかな? と見ていたら、粘土で作るだけで終わってしまったり・・・予定通りに進むかな?? と心配になる場面も多々ありましたが、でも、黙々と作っている姿は、本当に生き物が好きなんだな〜、とよくわかるのでした。

そんなRくんが卒業制作のテーマに選んだ、海洋生物。
泳ぐ姿、浮かぶ姿、体をくねらせる曲線にもこだわりを感じます。


Ryosuke5

 

背景や海底にもさまざまな生き物がいますね。一つ一つの名前を聞きたいところです。
もっと時間があれば、岩や海藻などがあれば立体感も増して、水の中をよりリアルに表現できたかもしれませんね。

 

Ryosuke4

 

色透明のプラ板を通してみると海底を彷彿とさせます。じっと見つめていたくなるような水中の世界・・。

これからも、自分の興味を深掘りして知識を深め、Rくんならではの強みを活かしていってほしいなと思います。

楽しい中学校生活を送ってくださいね。
卒業おめでとう!


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それでは、制作の様子を少しばかりご紹介!

Ryousuke01
Ryousuke02

🌟制作の様子は、2023年1月〜3月 金曜日クラスの日記でも見ることができます


2023年6月24日〜26日に 年に一度の展覧会 ちいさなてんらんかい を予定しています。
特に立体作品は、ぜひ実物を見ていただきたいと思います。
ご興味のある方は、どうぞ予定を空けておいてくださいね!








アプレットプラス こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/   

🌟新年度(2023年4月〜)の 幼児クラス(火曜日〜木曜日) 新年中・新年長さんを募集中
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2023年4月16日 (日)

水彩画 <卒業制作> 2023/3/24完成

Koto_20230331224601

 

怪獣の実    こと (小学6年)
制作期間 2023年2月~3月 

作品のポイント

・ドラゴンフルーツの場所による明るさのちがいを表現したところ

・影で立体感をだしたところ

 

制作を通して、発見したこと・気づいたこと

透明水彩絵具は、うすくして重ねていくだけでなく、思いきって色々な色をぬっていくのが大切だと分かりました

 

卒業にあたり、今思うことを教えてください

学校の図工の授業や家ではできないようなことができて、すごくおもしろかったし、その体験ができてよかったなと思いました



Df_20230415233901

 


Kちゃんは、卒業制作に 果物のスケッチ というテーマを選択しました。
どんな果物をモチーフにするか・・は、こちらから提案しました。

ドラゴンフルーツを知らない人も多いと思いますが、意外にも近所のスーパーに売っていたりします。子供たちの中にも、食べたことがあるという子もいて、Kちゃんも食べたことがあると言っていました。見た目とは裏腹な、少しボヤッとした味わいです。

ドラゴンフルーツはサボテンの仲間だそうで、その容姿は色鮮やかな色が目を惹き、ゴツゴツゴロンとした形体、鮮やかなマゼンタピンクの反対色・緑色の突起部分が印象的な不思議な形の果物です。

日本ではイチゴやりんごのようにメジャーではない このドラゴンフルーツ、既存のイメージがないからこそ、頭の中だけで描くのではなく、本物をよく観察しないと、描けない。
そして、果物とは思えないほどのゴツゴツで不思議な形。それこそが、このモチーフを選択した理由です。


Koto001



アトリエに来て、ドラゴンフルーツを目の当たりにして、Kちゃんはどう思ったでしょう?

なかなか手強い相手を前に、限られた時間の中で画面に表現していく。鉛筆でふんわりとあたりをとり、透明水彩で形や色を表現していく。

何回かにわたって描きましたが、週を追うごとに、フルーツは確かに少しずつ色味や形が変化していく。Kちゃんは、変化を受け止め、最初に見たときの印象を大切にしながら、色を重ねていきました。

透明水彩というのは、まさに透明感のある絵の具の色を重ねて表現していくのですが、重ねていけば行くほど、最初に筆で置いたフレッシュで鮮やかな色は消えてゆく。色は混ざれば混ざるほど彩度や明度を落とす。

これらのことは、複数枚の透明水彩画を経験すれば少しずつ理解していけることだと思いますが、先を読みながら色を重ねるのはなかなか難しい技術です。

しかし、それはそういう技法として置いておいて、そんなことに縛られず、思った色を潔く置いていくことも表現としては楽しく、チャレンジしてもいいことかもしれません。見える以上の色を形の奥から探し出してもいいのです。

モチーフを見つめながら絵の具を置いていく時には、さまざまな感情も行き来するでしょう。
色を置くか?形をどう描くか? 描いてしまえば、あともどりできないかもしれない・・
現状を守りたい気持ち・・、いや、ここはこうなんだ!と自分の意思を強く示し、変化させようとする強い気持ち・・

もし、強過ぎたら、それはそれで前に進んでみてもいいのかな?
こうかな? こうじゃないかな?

結果を恐れず、前に進む潔さ。もし、思ったことと違うことが起きたら、それはそのときにまた考える。
・・大袈裟ですが、人生のようでもある。 

たかがスケッチとはいえ、見えない部分にたくさんのことが含まれているように思います。



Koto002

 

スケッチが完成した後、額を手作りしました。
角材を斜めに糸鋸盤でカットし、ベニヤ板に貼り付けてカラーニスで塗装。
額は、少しでもズレると、なんとな〜く曲がったように見えてしまうこともあり、きっちりサイズを測り、糸鋸盤でまっすぐ美しくカットできる技術も必要。かつて、板でペン立てを作った経験のあるKちゃん。これまで糸鋸盤を何度も使ってきた経験が活かせましたね。
角材の接点を整えるのが難しいので、それはツル先生がグラインダーを使ってサポートしました。

そうして、仕上がった ドラゴンフルーツのスケッチ。

実物を前にしてのスケッチは、先に書いたように、モチーフと自分との心のやり取りが大きいと思うのですが、Kちゃんも今回、短い期間ですがたくさん感じ考えたと思います。
モチーフをどう描こう、というところから始まり、実は自分自身も見つめているスケッチ。
それこそが、卒業制作にふさわしい行為だったかなと思います。



Koto1_20230331224601

 

複雑なプロポーションを上手に捉え、優しいタッチのスケッチになりました。
ふんわりと柔らかい印象で、実物で感じるゴロンとしたフォルムが少し弱くなった部分もあるので、
潔く強い色をさしたり変化させていく部分も加えていくとまた、違った仕上がりになったかもしれませんね。

Kちゃんが、中学校高校・・と大人に近づいていく時に、時には今までのことを壊すくらいの潔さで新しい試みをしてもいい時が来るかもしれません。その時には、恐れることなくチャレンジして進み、何か違うな・・と思えば、そこからまた考えトライしていってほしいと思います。

充実した中学校生活を送ってくださいね。
卒業おめでとう!

🌟制作の様子は、2023年2〜3月 金曜日クラスの日記でも見ることができます





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2023年4月15日 (土)

立体ジオラマ「10億光年はなれた古代の世界」<卒業制作> 2023/3/21完成

Riyo1

 

大きな三日月の元で、一人の女の子がブランコに乗っている・・どんな思いで揺られているのかな?

想像の世界をスケッチし、それを再現した立体ジオラマです。

 

Riyo2_20230331170201

 

 

10億光年はなれた古代の世界     りよ(小学6年)
制作期間 2022年7月~2023年3月 

作品のポイント

・女の子(よりちゃん)が見知らぬ世界に来ておどろいている様子を口の形だけでなく、ほほの赤さでも表現した

・地面は一色でぬられているのではなく、似たような色から模様ができているところ

 

制作を通して、発見したこと・気づいたこと

・後ろに立てられているかべを曲げることで、一つの世界がつくられたような一体感がでる

・絵の具を一度ぬって、かわかしてからまたもう一度同じ色をぬると色がこく、はっきりとぬれる

 

ここはどんな場所ですか?

地球から10億光年はなれた惑星の上

ここは、地球と似たような環境にめぐまれていて、女の子(よりちゃん)はぐうぜん、そのような場所にワープしたのであった

・惑星R-10EY(別名 植物の星)

・流れ星が常に見られる

・大気圏がある

・酸素と重力がある

・まつぼっくり科の植物がいたるところにある

・動物はいない

 

卒業にあたり、今思うことを教えてください

・今まで色々な作品を作ってきたけど、その作った時期の思っていることによって、作品が表しているものは変わってくると思った

・自分が楽しく、長くものづくりができたのは、様々なひとの支えによって成り立っていると分かった

・何かさみしい

 

 

Riyo9

 

Rちゃんが描いた世界は、どこか幻想的でした。
でも、完成するまで我々にもどんな世界観を表現したいのかは具体的にはわからず、イメージはRちゃん本人の頭の中にだけあって、それを表すために時間のない中でも計画通りに着々と完成させていった・・という印象でした。

ブランコをかけている木は、葉っぱもなくゴツゴツとし
地面には、ところどころ土のような苔のようなものが生えています。
背景のグラデーションは、アクリル絵の具を使って全体に自然に変化していくように工夫していました。下の方が光っているような印象を持たせたのは、女の子を目立たせるためでしょう。
ブランコのロープは麻紐を捻り、ゆらゆらと揺れる小さな星たちはスチロール球に色を塗りました。

難しい技法のところは、「こうしたい」というはっきりとしたイメージを持っていたので、こちらからもアドバイスしやすく、粘土で作った女の子や、松ぼっくりや木の周りに絡んでいる葉っぱ、背景に浮かぶ三日月など、卒業の日までに間に合いそうもないところは、お家で作ってくることもありました。

卒業の日、ギリギリになりましたが、ツル先生と共に、背景に惑星や三日月をテグスで吊るして(これが難しい!)完成!

 

Riyo3

 

完成後にRちゃんが書いた作品表を読んで、なるほどこの作品は単なるファンタジーの世界ではなく、現代を生きる自分が空を見上げ星の瞬きを見た時に、時間軸が想像を絶するほど離れていて、その果てしない時間の流れを逆戻りしたらどんな思いになるだろう?という、Rちゃん自身の疑問や想像が詰め込まれた世界観だったのか!と、思いました。

ブランコに乗っている女の子がセーラー服を着ていることもあり、これから中学生になって少しずつ大人に近づき自分自身で歩いていかなくてはという、Rちゃんの意志や心の中をあらわしているのかな?とも感じられました。

 

Riyo5

 

広大な宇宙空間は、これから先の未来にも感じられ、びっくりしたり考えたり・・そんなRちゃん自身の姿を投影しているようにも見える作品でした。

中学生になって、自分自身を見つめることももっともっと増えるでしょう。
疑問や想像、それを探究していくことこそが学び!

充実した中学校生活を送ってね。
心より卒業おめでとう!

Riyo_20230331170201

 

それでは、制作の様子を少しばかりご紹介!

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🌟制作の様子は、2022年7月〜2023年3月 火曜日クラスの日記でも見ることができます

2023年6月24日〜26日に 年に一度の展覧会 ちいさなてんらんかい を予定しています。
立体作品は、ぜひ実物を見ていただきたいと思います。
ご興味のある方は、どうぞ予定を空けておいてくださいね!








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2023年4月14日 (金)

2023/04 金曜日の造形教室・小学生クラス

一週間が早いですね。
こんな調子で、今年もあっという間に過ぎるのでしょう。
(毎年、同じことを呟いています💦)

こどもたちは、進級進学があって、段階的に成長している実感があるでしょうね。
オトナも、何かしらの成長を感じる時があればいいけど・・
どちらかというと・・・
「トシとったなぁ〜〜〜〜」・・みたいな。ちょっとネガティブなため息にも近い、呟きになってしまいます。

どんなに年齢を重ねても、好奇心を失わず、世の中の変化にも臨機応変に対応し、そして子供たちからもたくさんいろいろと教えてもらうくらいの素直さをもって過ごしていければ・・
成長できるかもしれませんね〜。そう思って実践できた時に、初めて成長できたな、と思えるのかも。

とはいえ、やっぱり時間が過ぎるのは早い! 

さて、週末金曜日のこどもデザイン造形教室。


Dsc_2477_20230414230001

 

今日から、新しく仲間入りしたCちゃん。今日は、初めてのボンド水、大きな筆でボンドを全体に塗って・・ 体験の時に描いた絵に台紙を貼って、ノートの表紙にしていきました。

 

Dsc_2480_20230414230001

 

Kちゃんも、今日から新しく仲間入り! Cちゃんと一緒にノートの表紙を作っていきました。初めてのことばかりですが、一つ一つ覚えていきましょう!

 

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アロサウルスをまさに無我夢中で作っているSくん。今日は、限りなく黒に近い緑で全体を塗り始め・・手も真っ黒け、ともすれば絵の具をたっぷり筆につけ過ぎて垂れてきてしまったり、周りに飛んだりと・・いろいろありましたが、まさに全身で制作をしているSくんなのでした。

 

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額用の色紙を作っているRちゃん。穏やかに色を塗っていましたが、突然黒い粒が!! お隣から飛んできた絵の具でした。影響はあまりなかったので、ホッとしてまた色を塗りました。

 

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羊毛でオウサマペンギンのヒナを作ろうとしているSちゃん。今日は、どんなポーズにしたいか写真資料を見ながらスケッチし、その後、羊毛をニードルでチクチク刺す練習をしました。

 

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糸鋸盤と格闘するYくん。小さなアルファベット文字をボール盤と糸鋸盤を使って切り抜いています。時々バーンと糸鋸盤の刃が外れたりするので、本人も周りもドキッとして、それでも果敢に糸鋸盤に向かい、切ることを諦めないYくん。「え〜!まだ切るの!?命がいくつあってもたりませ〜ん」なんてツル先生にすがったりして、実は刃が外れたりするとドキドキしていたんですね。でも、とても上手に切れていますよ!

 

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Rちゃんは、スタンプ画で作ったスタンプを段ボールに貼り付けたオブジェに色を塗っています。絵の具を混ぜて色を作ると、何枚も何枚も色カードを作り記録していました。たくさんの色を作ったので、パレットを4枚も出しました。

 

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羊毛で恐竜のアロサウルスを作っているDくん。今日は、前足のワイヤー部分に樹脂粘土を巻き付けて、爪を作りました。

 


 

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2023年4月13日 (木)

2023/04 木曜日の造形教室・小学生クラス

新年度が始まって一週間。
新一年生も、学校に慣れてきた頃かな?

黄色い帽子を被り、黄色いカバーのランドセルを背負った一年生が見えると、4月だな!と実感します。
まだ学校にもお友達にも通学路にも慣れていなくて、少し緊張気味に集団で登下校していたりして・・
そろそろお友達とも気軽におしゃべりできるようになってきて、気持ちも緩み、道でふざけたりすると・・
あ、あぶな〜い!という場面もよく見かけるので、車のよく通る通学路では周りをよくみて、注意して歩くように、お父さんお母さんからも声掛けをお願い致します。

さて・・
こどもデザイン造形教室 木曜日の様子。

 

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ビー玉ゲームの下絵を考え始めた新一年生のJくん。動物をたくさん画面に登場させて、それぞれをどういう色で塗ろうか、背景をどうしようか?少し悩みながら慎重に塗っています。

 

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額に色紙を全て貼り終えたHちゃん、今日はニスを塗って仕上げました。その後は・・張り子の入れ物を作るにあたり、身の回りにある入れ物について考え始めました。

 

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Iちゃんは、先週作っていたノートの表紙と本文を綴じました。ニードルで穴をあけ、麻紐と針を使って表紙と本文を縫い綴じます。ノートが2冊完成した後は、初めて作品表を書き、その後、名札について考え始めました。

 

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Kちゃんは、張り子の器を作っていますが、絵の具で何度も塗り重ねて、初めのうちは色が浅かったのですが、だんだん深みが増してきて、完成度が高まっています。そうなると、Kちゃん自身の目も育ち、塗り残しや色ムラなどを発見するようになります。そうしてそれをまた、修正していくと、描いた柄も見る人に響く色合いや形になっていきます。

 

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お家のリビングの写真を見ながら、水彩絵の具で描いているTちゃん。この絵で表したいことは何かな? 例えば部屋の静寂、外からの光、家具の小物・・・・等々、何が一番 表せるといいな、と思うのかな? ・・それを少し意識しながら描いてみよう。

 

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惑星を作っているKちゃん。地面には、ジオラマパウダーやおがくずなどを利用してテクスチャをつけました。今日は、洞窟?なのかな?そこに絵の具で色を塗っていました。

 

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新しい自由制作で、何を作るか悩んでいるMちゃん。先週は、建物を作りたい ということでしたが、時間がかかっても楽しめるほど、なるべく興味のあるものを探して欲しいということで、特に建物には拘らず、だったら何をしたらいいのかな? ということで、何か絵を描きたいな、と・・なったのですが、今日はまだ具体的なモチーフも決まらないので、もってきたお城の写真など見ながら絵を描いていました。

 


 

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2023年4月12日 (水)

2023/04 水曜日の造形教室・小学生クラス

今日は、ものすごい強風が吹き荒れた1日でした。
おまけに、大陸から黄砂が飛来するとの予報。雨風だけでなく、砂にも注意しなければならない日がくるとは!
今はメガネをかけている私ですが、コンタクトレンズを入れていた頃は、風が恐怖でした・・
目に小さなゴミや埃、砂なんかが入ろうものなら、目を開いていられず涙がとめどなく溢れるという・・。

さて、水曜日のこどもデザイン造形教室の様子です。


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Rちゃんは、新しい自由制作を開始しています。庭部分を段ボールで切り、切り口を紙で覆いました。そして地面に新聞紙を貼り付けながら、凸凹させました。

 

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Sくんは、粘土で小物を作っています。どんな役割の小物を作っているのでしょう?

 

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額のための色紙作り。Hちゃんは、淡いパステルカラーで塗りました。

 

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Rくんは、濃く暗い色を作って塗っています。たくさん絵の具で色を作ったので、紙にどんどん塗ろう!

 

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Aちゃんは、ジェッソを塗ったパーツに、絵の具で色を塗っていきました。

 

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Rくんは、額に色紙を巻いていきました。貼り残しを見つけると、小さな隙間でも紙を貼り、ぐるりと全て貼り終えました。


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ミニチュアカフェの小物作りに取り組んでいるMちゃん。小さなフライパンに、ソーセージ、ピザや取り皿、小さなカップ・・などを作って、細かい部分の色も塗っています。

 

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Mくんは、今日もワニに色を塗っていましたが、一通り塗り終えたので、次にワニの背中に乗っている鳥を作ろうと、図鑑で調べてスケッチをしていました。

 

 

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羊毛でポメラニアンを作っているMちゃん。今日は尻尾をお尻に取り付け、全体の毛並みを整えました。

 


 

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2023年4月11日 (火)

2023/04 火曜日の造形教室・小学生クラス

4月2週目、今日は半袖でもOKなほど気温が上がりました。湿度が低いので、過ごしやすいですね。
いいお天気で、外に出ると、光を浴びた木々やツツジが一層色鮮やかに見えます。

そんな火曜日・・全員揃った火曜日クラスは、どんな様子かな?

 

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それぞれ、違うテーマで作品を作っています。
4月とはいえ、年に一度の展覧会は、あと2ヶ月後。できるだけ、今作っているものを展示できるように、完成させることを目標にしましょう。

 

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Mちゃんは、亀の形をした入れ物を作っています。今日は、絵の具で頭と甲羅の内側に色を塗りました。

 

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長いビー玉ゲームを作っているMちゃん、パーツやゲームの板に色を塗っています。

 

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今日から小学生クラスに通い始めたSちゃん。幼児クラスから引き続き、額を作っています。色紙を土台に貼りました。

 

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粘土で作ったお菓子に、今日は絵の具で色を塗りました。

 

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風車と花畑の中に、虫をたくさん描いているSちゃん。今日も、図鑑で調べながら、蝶や虫を描いていました。

 

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ビー玉ゲームを作り始めたAくん。板をノコギリで切った後、下絵を考えます。カブトムシを描いていましたが、足の数が多い。そこで、図鑑をまず見てみました。足の形も図鑑を見るとよくわかりました。足を変えただけで、カブトムシらしさが表現できていました。

 

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羊毛でシカを作っていますが、足が弱いとなかなか立てません。すぐにグニャッと倒れてしまうので、今日は足を強化すべくたくさんニードルで刺しました。

 

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Aちゃんは、鉛筆たてに描いた絵の仕上げです。細い筆を使って、塗り残しや色が薄いところに絵の具を重ねたりしました。十分塗った後は、ニスを塗って完成! 作品表を書きました。

 




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2023年4月10日 (月)

絵本作家の部屋 <卒業制作> 2023/3/16完成

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コツコツ少しずつ、少しずつ、家具を増やし、小物を増やし、部屋にレイアウト。
その部屋には、絵本作家が住んでいるそうです。

 

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優しいおとぎ話の部屋    こはる(小学5〜6年)
制作期間 2021年11月~2023年3月 


作品のポイント
ベットの布団の模様やかべ紙などで一体感をあらわしたところ&本・ペン立て・かべにかかっている絵など、住んでいる人の特徴を考えて作ったところ

制作を通して、発見したこと・気づいたこと
糸のこぎりでは、どんなものも切れる
色をそろえると、統一感がうまれ、まとまりが良くなる


この部屋に住むのはどんな人ですか?
絵本作家が住んでいます
本棚にある本を読み、物語の構造を考え、机でそのさし絵などを書きます
かべにはってある絵は、絵本作家が見ると心が落ち着く数枚の写真やイラストです

 

卒業にあたり、今思うことを教えてください
アプレットプラスに6年間通い、たくさんの絵の描き方や工作のしかたを教わりました
また、作品を発表する機会をもらったり、作品への自分の思いを大切にすることがわかりました
アプレットに通ったことをとおして、これからも、絵や工作の世界を広げていきたいです

 

 

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部屋のジオラマを作ることにしたのが、2021年の秋でした。
どんな部屋がいいかな? どんなインテリアにしようかな? 

イメージを膨らませるために、インテリア雑誌をたくさん見ました。

ジオラマを作るにあたり、部屋にどんな家具を配置し、どんなものを作りたいか、アイデアスケッチをしますが
それを元に立体的に再現していくには図面も必要です。
どれくらいの背丈の人間をイメージして、どのくらいの大きさに作っていけばいいのかな?
スケール感がとても大事になります。

ベッドの大きさ、本棚、椅子、部屋の大きさ・・
デザインが先行したり、大きさや作りやすさが先行したり・・ジオラマを作るには、考えたり、制作する順番が大切なことに気づきました。

合間に季節の工作も入り、しばらく制作がストップしてしまうため、記憶が行ったり来たりすることもありました。
学校が遠いために、教室に来るのが遅くなってしまい、制作時間が短くなってしまうという難局もありました。

 

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たくさんの苦労はありましたが、Kちゃんは落ち着いて、一つ一つコツコツと積み上げて進んでいきました。
ソファや、机、椅子、ベッドなど、図面を元に糸鋸盤で板を切り、組み立て、やすりがけをして塗装。
枕や布団は、布を選んでチクチク手縫いしました。
そうして、おおよそのインテリアが揃ったあとは・・いよいよ卒業間近のラストスパート!

部屋の外壁は、細いベニヤ板をサイズに合わせてカットしながら全体に貼り、カラーニスで塗装。
内壁には、染め紙を貼り、床にも布を敷き込みました。
本棚に豆本をたくさん。ラグも作りました。
デスクには、ペン立てやノート。
壁には絵を掲げ・・・

暖かい色合いでコーディネイトされた部屋は、絵本作家の部屋だったんですね。

 

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幼児クラスの時から通ってくれたKちゃんですが、いつも落ち着いて制作に励んでいたのが印象的です。
そして何より、完成作品の発表でことばを交えて作品紹介するのが上手でした。
みんなの先頭をきって発表してくれるので、その後に続くこどもたちがその波に乗って喋ることができました。
実は、落語も得意なKちゃん。人前で話す自己表現ができるというのは、素晴らしい力ですよね。

これからも、話す力、作ったり描いたりする力も含めて、自己表現力を高め、中学校生活を楽しんでください!



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それでは、制作の様子を少しばかりご紹介!

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2023/3/22完成 張り子の器

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これは土でできているの? と感じらるほど
力強いフォルムの器。

そして、深く濃い色の中にも、何種類もの色が埋もれている・・
数えてみると11種類。

そんな器が完成しました。



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11のうつわ     りく(小学1年)
期間 2022年11月~2023年3月

くふうしたところ・みてほしいところ

そこのところが、レモンみたいなところです


むずかしかったところ

ボールがみであみあみにするところがむずかしかったです


つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと

しんぶんしではりこをするところをはっけんしました


なにをいれたいですか

りんごやみかん、フルーツをいれたいです

 

 

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アイデアスケッチで描いた形に近づけようと、張り子をする前にボール紙で芯を作り、そこに新聞紙を貼りながら形を作っていきました。

Rくんにとって、初めての張り子制作。
先が見えないこともあり、あと何枚貼れば紙が硬くなるのか・・貼っても貼っても終わらない・・というより、一枚貼っては、手が止まり・・周りの方が気になり・・ということの方が多かったRくんですが、とにかく手を動かし、制作を進めれば完成に近づくはずなのに、なかなか進まない。
そのうち、周りの子ども達からも、貼らないと終わらないよ〜 なんて・・声がかかったりして。
その子その子で捉え方も違うのですが、紙を貼っては硬くなる張り子が楽しくて仕方ないという子もいるし、何層クリアできたかを競い合うように貼る子もいるし・・。
しかし、Rくんにとっては、なかなか長い道のりでした。
ですが、時間はかかっても、紙という身近で柔らかい素材がこのように形を自分の思い通りに変化させ、硬くしっかりと作ることができると、手を動かしたことによって実感できたのではないか?と思います。 
触れて感じて実感する、ものづくりには時間を要する。それを体感できたことが大きな収穫です。

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ようやく器の形が出来上がってから、今度は色塗りです。
明るい色を塗る子が多い中、Rくんはとことん暗い色を選びました。
黒っぽい色に興味があったのかな? 最初は黒で塗りたいと言っていましたが、黒にもさまざまな種類があることを、カラーカードや色見本など見て知って、感じてもらい、絵の具の色を混ぜながら自分で色を作って塗っていきました。

このような経験が、少し先の想像力や新しい創造への幅を広げ、次の作品に繋がり、よりRくんらしい表現ができていくことと思います。

作品と向き合う姿勢も大切ですから、それもRくん自身の成長とともに、少しずつ当たり前の習慣になっていくかな、と思います。

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完成した器は、とても個性的で存在感のあるものになりました。タイトルも一生懸命考えました。
この器に、フルーツを入れたら、きっとフルーツの色が鮮やかに映えるでしょうね!

それでは、制作の様子をすこしだけご紹介!

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2023年4月 7日 (金)

2023/04 金曜日の造形教室・小学生クラス

今週から新年度の学校も始まり、入学式に始業式と節目になる行事が続いたと思います。
こどもたちも、この数日で随分変化があったかもしれませんね。
生活のリズムに慣れてくるまでしばらくかかるかもしれませんが、そんな間にも季節も変化してきていて
桜が散ったあとの木々は、だいぶ緑色になり、新緑の季節になり始めています。

忙しい時期ですが、そんな時にこそ、周りの風景を眺め、空を眺めて
たくさんの色や形を探したり、そこから何かイメージをしてみたりすると、楽しいですよ!

あの雲の形は、人の横顔に見えるね
雲が動いて、人が走っていく形に変わったよ!
葉っぱの色にはたくさんの種類があるけれど、どの緑色が好き?
木の枝がダンスしているみたいに見えるね!

・・・なんて、お子さんと会話してみてはいかがでしょう?
お店から買ってくるものは、誰かが考えたもの。楽しませてくれるものをお金で買っているわけですが、自分から楽しむ何かを自然の中から見つけることも実はとってもクリエイティブで大切なことかな、と思います。
すぐそこに、おもしろいこと、楽しいことはたくさん転がっています。


前置きが長くなってしまいました!

こどもデザイン造形教室 金曜日の様子です。

 

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今日は、体験のお友達も参加して、我々スタッフも、あっち行ったりこっち行ったりでした。
いつも通っている子ども達は、自由制作の続きをしました。

糸鋸盤で、英文字を切り抜いているYくん、何度も刃が外れたりしましたが、負けずに切っていました。

今日も抜群の集中力で絵の具を塗りまくっていたSくん、恐竜ならではの色をイメージして、絵の具のチューブから出したそのままの色ではなく、理想の色に近づくように混色しながら塗りました。

額作りをしているRちゃん、土台を作りました。色紙も塗り始めました。

羊毛でヴェロキラプトルを作っているDくん、今日もチクチク・・そして前足に粘土をつけていくことにしました。

額に色紙を貼り終え、ニスも塗って完成したSちゃん、次の自由制作のテーマを考えて・・・羊毛でオウサマペンギンのひなを作りたいとのこと、来週からスケッチをしていきます。



 





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2023年4月 6日 (木)

2023/04 木曜日の造形教室・小学生クラス

今日は、小学校の入学式、始業式があったそうです。
いよいよ、学校も始まりましたね。 新一年生、入学おめでとうございます!

新一年生の子ども達にとって、学校に通う、ということだけでも緊張したり、興奮したりと・・大変だと思いますが
お父さんお母さんも、この時期大変なのではないかと・・。
新年度ということで、お仕事の面でも新しいことが始まる時期な上に、子どもたちが持ち帰る学校からの手紙、申し込み用紙、手続き・・・・何人か兄弟がいたら、それぞれにまた増えていく!
子ども達が新生活に慣れるまでは、一緒になって考えたり付き添ったりアドバイスしたり、時に励ましたり心配したりと。
心も体も大忙しです。
無理せず、あまり完璧を求めず、少しずつ生活に慣れるようにして行きましょう!

さて、こどもデザイン造形教室 木曜日の様子です。

 

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5年生になったTちゃん、リビングの絵の続きです。下描きができたので、周りをマスキングテープで留めてから、絵の具で塗り始めました。写真を見ながら明るい色から塗り始めました。

 

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新一年生のJくん、初の小学生クラスなので、緊張気味&興奮気味にアトリエに入ってくると、今日は何するの? ツル先生はいないの? あと何人くるの? と質問攻めでしたが、「今日から始まるけど、落ち着いてやっていこうね」と声をかけると、静かに待っていてくれました。今日から、ビー玉ゲームの下絵を描き始めました。何を描こうかな?と考え、ヒントになる図鑑を見ながら動物や虫を描いていました。

 

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Kちゃんは、張り子の器に色を塗る続きです。器の内側に模様を描きながら塗りました。

 

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今日から新しく通い始めたIちゃん、まずは体験のときに描いた絵をノートの表紙に仕立てます。前面にボンド水を塗って、台紙を貼って・・と、2枚分の表紙を作りました。その後、本文の紙を折りました。

 

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さまざまな生き物が住んでいる星を作っているKちゃん、前回、緑色の山を作りましたが、今回は茶色い地面を作りました。ジオラマパウダーをボンド水を塗った表面に貼り付けて行きました。

 

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今日から小学生クラス、新一年生のHちゃん、額作りの続きです。幼児クラスの時と違って、一人でやることが増えたので、少し戸惑っているかな?でも、色紙をぐるりと一周貼ることができました!

 

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6年生になったMちゃん、新しく作り始める自由制作は、卒業制作にするつもりで考え始めました。何かお城を作りたいと言っていたのですが、お家から資料をプリントして持ってくるのを忘れてしまい、何か建物を作りたいということで、モスクや金閣寺の画像を見て、どうしようか考えていました。






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2023年4月 5日 (水)

2023/04 水曜日の造形教室・小学生クラス

新年度が始まりましたが、いよいよ明日から学校も始まるようですね。
子供達みんな、まだ新学年には慣れていないかな?
でも、なんだかウキウキ ドキドキする季節ですよね。
一つ学年が上がるのも嬉しいし緊張感があるし、クラス替えや新しい担任の先生、ノートや鉛筆、ペンケースなんかも新しくしてみたりして、それだけでもなんとなくウキウキしますよね。
新しい環境に馴染めるかな〜? なんて、不安もあるかもしれませんが、いつも笑顔で過ごせるといいですよね!

さて、水曜日のこどもデザイン造形教室の様子です。

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明日、入学式を迎える新1年生のRくん。幼児クラスの時には、おしゃべりに花が咲くこともありましたが、今日は初の小学生クラスで緊張もあったか、終始黙々と制作に打ち込んでいました。こうやるといいよ、こういうふうに作るよ、と教えてあげると、ちゃんと「はい!」というお返事!この調子でどんどん作って、学年を飛び越えてお兄さんお姉さん達を追い越しちゃいましょう!

 

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2年生になったRくん。自分の制作のことより、周りの方が気になるところがタマニキズ!今日は、新年度になって少しクラスのメンバーも変化したこともあってか少々興奮気味でしたが、きっと来週以降は2年生らしく、集中して作ることができるはず!今日は、額の土台作りをしました。

 

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新しい自由制作のアイデアスケッチをしているRちゃん。花の名前を調べ、蝶の図鑑を見ながら選び、細かくスケッチしました。アイデアスケッチが出来上がったので、作品の土台部分を作るべく、段ボールを段ボールカッターで切って行きました。

 

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羊毛でポメラニアンを作っているMちゃん。今日はしっぽを作りました。モールを捻って芯にして、そこにふわふわの羊毛を刺していきました。

 

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Hちゃんは、お菓子が周りにいっぱいついている器にニスを塗って完成させました! その後、前回作っておいた額の枠に段ボールを再度貼り合わせ、そこに張り子の要領で紙を貼り、土台を作って行きました。

 

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Aちゃんは、お家作りの続き。板に全てジェッソを塗ったら、小物についてもジェッソを塗りました。来週から色を塗ります。

 

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ミニチュアのカフェを作っているMちゃん、今日は粘土でフライパンや目玉焼き、お皿など作っていました。細かいものも綺麗に丁寧に作っています。カフェなのに飲み物をまだ作っていないようなので、リクエストしました!

 

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Sくんは、前回までに貼っていた紙の部分に絵の具で色を塗りました。粘土で作った小物などにも色を塗り始めました。この先、どんなふうに展開するのかな? 地下室がどんな場所なのかを、見る人に伝えられるように、どんなものを増やすべきか考えたり、どんな表現にするか考えていこう。

 

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大きなワニを作っているMくん。今日も、色を塗り続けています。今日は茶色の部分をなん度も塗りました。Mくんも、周りの様子が気になってしまうタイプ。大きな作品を長い時間かけて作っているだけに、制作に集中して作り切っていこう!

 


 





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2023年4月 4日 (火)

2023/04 火曜日の造形教室・小学生クラス

今日から新年度の教室が始まりました!

 

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小学校はまだ始まっておらず、まだ春休み中のこどもたち。お休みの子も多かったので、火曜日クラスはこじんまりと始まりました。
みんな、黙々と作っています。

 

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Mちゃんは、亀をモチーフにした入れ物を制作中。今日は、頭や足、体部分(入れ物部分)に、色を塗りました。

 

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Aくんは、名札の色を塗りました。細かいので、細い筆の先を整えつつ、筆を立てて塗ります。

 

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羊毛で、シカを作っているKちゃん。まだ、足が弱いので立ちづらいのですが、頭もドッキングさせて全体のプロポーションを見ながら、作っていくことにしました。首を太くしたり、やることはたくさんあります。

 

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粘土でお菓子を作っているSちゃん。どんな完成形にしたいのかをイメージしながら、お菓子をどう見せたいかを考えながら作っていくといいですね。

 

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今日から、火曜日クラスに移動したSちゃん、今日も絵の具で色を塗り、絵に虫や蝶を増やしました。日を追うごとに、密度が増しています。

 

というわけで、新年度も どうぞよろしくお願い致します!


 





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2023年4月 3日 (月)

張り子のうつわ じぶんのゆめをかなえてくれるさめ 2023/3/17完成   

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ナヌカザメを知っていますか?
図鑑で見たところ、サメなのにどこか穏やかでほのぼのとした表情・・サメは”凶暴な海のギャング”というイメージが少し変わります。

そんなナヌカザメをモチーフにした入れ物です。

 

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じぶんのゆめをかなえてくれるさめ   れな  (小学3年)
制作期間 2022年6月~2023年3月 


くふうしたところ・みてほしいところ

くふうしたところは、目です

少しぼやかしてグラデーションにしました

水でやるとすこしだけいろがおちてしまうので、ゆびでやったらきれいにできたのがうれしかったです


むずかしかったところ

ニスをぬるとき、こいいろからぬってしまったので、つぎからはうすいいろからニスをぬろうと思いました


つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと

いろのうえにニスをぬるとき、うすいいろのところからぬっていくと、とてもきれいにぬれた


なにをいれたいですか

おかし


このサメはどこにすんでいますか

フィリピン(カクレクマノミといっしょにいる)

 

 

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ナヌカザメの形体を追いながら、絵の具で塗った模様はオリジナル。
Rちゃんが好きな色を、塗り残しなく鮮やかに塗りました。

作品についてのコメントにもあるように、目をグラデーションで塗ってありますが、不思議と光っているように感じられます。
生き物を作る際に目はとても大事な要素で、その目が生き生きしているかしていないかでこちらに訴えかけてくるものが変わります。

ナヌカザメの写真を見てみると、目にも特徴があるように見えます。サメにしては大きい。
そして前から見ると、なんだかひょうきんな表情で可愛らしく見える。
ナヌカザメのそんな個性を上手に掬い上げて、そしてRちゃんならではのデザインで塗り上げ、仕上げた入れ物になりました。

 

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張り子で作っているので、とても時間がかかりましたが、長くかかろうがヒレをきれいに表現するのが難しかろうが、いつでも楽しそうに作っているRちゃん。金曜日クラスでは、周りの子どもたちも生き物をモチーフに作品作りをしている子が多く、それも刺激になったかもしれません。


 

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「張り子で器を作る」 ということが課題なので、当然入れ物にすることを想定して、体の中が空洞になるように張り子をしたのですが、何層にも紙を貼り続け、ようやく固くなり、背中部分を蓋として開けた時・・ちゃんと空洞になって入れ物らしくなった時、周りの子供達も含めて わ〜っと歓声が上がりました。
ものづくりをするときの醍醐味でもありますね。

蓋の内側は、体の色の反対色。
渋い色目の着物の裏地が鮮やかだと粋でおしゃれなように、この入れ物の内側が赤いことで、蓋を開けたときにハッとしますね。

 

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完成までに長くかかりましたが、Rちゃんにとって、個人制作の第一作目が、このナヌカザメの入れ物でした。
これからまた、作品を作る時には、何がテーマになるのかな?

それでは、制作の様子を少しばかりご紹介!


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🌟制作の様子は 2022年6月〜2023年3月 金曜日クラスの日記でも見ることができます



 





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2023年4月 1日 (土)

一折り中綴じノート  2023/3/14完成

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3月に完成した一折り中綴じノートをご紹介します。
体験の時に描いた絵を、ノートに仕立てました。

 

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しぜんとうんどう(左)  あまね(小学2年)    


くふうしたところ

いろの組み合わせ


むずかしかったところ

しない(竹刀)


つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと

かこうとすると、いろいろなアイデアがうかび上がる


このノートになにをかきたいですか

こんどやることのアイディア


夜と夕方 (右)   


くふうしたところ

雲と月


みてほしいところ

しんごうき


むずかしかったところ

雲と月


つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと

すごく多いいアイディアが見つかる


このノートになにをかきたいですか

こんどやることのアイディア

 

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体験の時には、絵の具が予想以上に滲むことに少し戸惑っているようなところがあったAくんでしたが、その絵をノートとして仕立ててから、タイトルと共に見てみると、とても奥が深い表現に感じます。
作品とタイトル・・こどもたちには毎回、作品にタイトルをつける時によく考えてつけてね・・と話すのですが、Aくんから出てきた言葉はシンプルなわかりやすい単語の組み合わせではあるけれど、抽象的な絵と共に見ると、見る人それぞれの心の中にポツンと落ちてイメージの波紋が広がっていく感じがして、とても良いですね。





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これから、どんな興味を作品に繋げていくのかな?
楽しみですね。


 

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カメラのスケッチ 2023/2/16完成

 

初めて見る古いカメラ・・
何度も見つめ、形や光、色を探りながら、スケッチした作品です。

 

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カメラのスケッチ    みそら (小学5年)
制作期間 2022年6月~2023年2月 (額作りも含めて)

 

くふうしたところ・みてほしいところ

カメラの色のおくに、見えたり、感じる色を入れたところ

 

むずかしかったところ

レンズの中に見える色やきず、光をぬるところ

 

描いているときに、はっけんしたこと・きづいたこと

思っていたより、ふくざつな作りで、ちゃんと見るのって大事だなと思いました

 

 

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一台の一眼レフカメラ。
このカメラは、私(鶴岡まり子)の今は亡き父が若い頃に愛用していたもの。
家族旅行の際には必ず首からぶら下げて持ち歩き、私たち家族を撮影していました。今は、カメラに限らず通信にしろ映像にしろ全てがデジタルの時代。スイッチやシャッター、形も違えば機能も違う。でも、古いからこそ味わいがあるし、却ってカッコよく見えるのですが、こんな古いカメラを見て今の小学生は、どんな印象を受けるのでしょう。

昨年の夏、Mちゃんは、新しく自由制作のテーマを決めるにあたり、悩んでいました。
何か絵を描きたい という気持ちは強く持っていて、どうしようかな・・何か描いてみたいけれど、そんな自由制作でもいいのかな?と迷っていました。 もちろんOK! 描きたいなら、何かをモチーフにしてまずはスケッチしてみようよ!!
というわけで・・
数回にわたって描くためには、枯れたり腐ってしまったりするものはNG。
モチーフとしてある程度描きごたえがあって、興味の湧くもの・・ として、この古いカメラを提案しました。

カラーインクとペンを使って、下描き無しで紙に描いていったMちゃん。
なにしろ、カメラですから、直方体と円筒形の組み合わせで、プロポーションも難しい。
それでもとにかくよくみて、間違ってもいいから印象を描き込んで、興味のある箇所を詳しく細かく追っていって・・
一発勝負の表現を楽しみました。

形を描いた後に、透明水彩で色をつけていきました。
このカメラにはシルバーや黒い色の部分がありますが、黒と言ってもその中には濃淡の幅があり色味を感じるところもたくさんある。
それらを見つけ感じ、色を乗せていけるかな?
レンズの奥、影の濃淡、金属の反射部分・・彩りは複雑で、決してモノトーンではないのです。
カメラ本体、シャッターやレンズの縁にはロゴや小さな文字・数字も刻んであり、凸凹もたくさん、ベルトは古い皮ベルトで剥げてねじくれていて、金属の硬い印象とはまるで違っている。 みるべき箇所が山ほどあるモチーフでしたが、へこたれずに描くことを十分楽しんでいたMちゃんでした。

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実は、Mちゃんがスケッチを描き上げたのは昨年7月の終わりでしたが、その後夏休みや季節の工作を挟み、額作りをはじめたのが秋、また季節の工作を経ながら年明けに額が仕上り、額にスケッチをセットしてからのお披露目となりました。

額作りも、土台のエッジを意識しながら、綺麗に仕上げるように注意を払っていたMちゃん。
額にスケッチをはめこんでセットしたときには、とても満足した表情でした。

 

 

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アンティークなカメラの渋みと柔らかく温かみのある色合いのフレーム。
レンズの中に見つけた淡い光と、額に使ったパステルカラーが調和し、カメラという硬いモチーフを優しい印象に変化させているようです。
スケッチをするために、たまたま出会ったカメラでしたが、一期一会の気づきがたくさんあったと思います。

今度もし機会があれば、Mちゃん自身の身の回りにあるモチーフをスケッチすると、そこにはMちゃんだけが知るストーリーや特別な思いを発見し、それを伝えようとする絵になるのではないかと思います。

そんな絵もぜひ見てみたいな!









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