水彩画 「リビングにかざれるリビング」 2023/6/1 完成
完成からだいぶ時間が経っていますが、少しずつ 教室での完成作品をご紹介しています。
自宅のリビングを撮影した写真を持参し、それを見ながら描いた水彩画です。
写真の縦横比を元に画面サイズを決め、一点透視図法を使いながら写真を拡大して下描きをしました。
リビングにかざれるリビング とうこ (小学4~5年/制作時)
制作期間 2023年3月~5月
■くふうしたところ みてほしいところ
・テレビの色のこさ
・大きなまどのガラス部分
・ジュータンの形
■むずかしかったところ
カーテンの色、かげをぬるところ
家具のかげ
■つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと
水をぬってふきとると色がうすくなる
■どうして部屋を描きたいと思ったのですか
描いてみたいな・・と思ったからです
毎日家族と共に過ごしているリビング。
その写真を元に、拡大しながら描く。
写真を通してリビングを改めて眺めた時、
実際に色を重ねたり筆で形を描く時、
描いているその空間に実際に身を置く時・・・
Tちゃんにとって、リビングに対する感じ方はそれぞれちがっているはずです。
リビングに、どんな思いを傾けたのでしょうか?
写真はシャッターを切った時のありのままの姿をレンズを通して写したものですが、絵はTちゃんの目や心を通して表現され、感情や技術・技法が投影され、写真よりも柔らかく優しい空間に変化しているようです。
モチーフにした部屋は、写真を見る限り、人の気配がないのですが、
例えばそこに今まで人がいた・・ その人はどんな人なのか? 何をしていたのか・・、
窓が開いて風が吹いてきた、カーテンが揺れる、窓から差し込む季節の光が変わる、時間帯によって光の色が違ってくる、
遠くに見える空の色から季節や時間を推測する、等々・・ 絵を見る人が画面から想像できることが増えていくと、面白いかもしれませんね。
額も作りました。 小さな絵なので、額自体の幅は広くとりました。
色紙を作ってから、紙を貼り重ねて表現。最初は水彩画が引き立つようにと、少し彩度を落とした色味で色紙を作ろうかな、と言っていたTちゃんでしたが、塗っている間に自分が好きな色味に変化したとのこと。
額そのものにも、どこか風景のようなものが感じられました。
それでは、制作の様子を少しばかりご紹介
アプレットプラス こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/
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