羊毛のハムスター 2023/11/24完成
ハムスターのいるところ るり(小学3年)
■くふうしたところ・みてほしいところ
えといすのがら
はむすたーのえさ
■むずかしかったところ
えのかきかた
はむすたーのみみ
■つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと
いえがきたなくなった
普段から、ものづくりのスピードが人一倍速いRちゃん。
今回、自由制作で何を作ろうか?と考えた時に、周りで羊毛を素材にして制作をしている子が多かったからか、羊毛でハムスターを作りたいと希望したRちゃん。
羊毛はそのふわふわした触感から、使ってみたい作ってみたいと思う子どもたちが多いのですが、しっかり作るには想像以上に時間がかかる制作になることも事実で、羊毛を使って動物を作る時には、どの子にも確認するのですが、途中で諦めないこと、動物の周りの環境も作ること、を条件にしています。Rちゃんにも同じように、確認をしましたら、それでもやってみるとのこと!
以前お家で飼っていたというハムスターの写真を持ってきて、参考にしながら、Rちゃんらしいスピードでどんどん作っていきます。
目の前で、同じく羊毛を使ってチクチクニードルで刺しながら作っている他のお友達も、あっという間に仕上げていくRちゃんにびっくり。
足の形や耳、目なども、Rちゃんなりの方法と判断で、どんどん進めていきました。
もっとチクチクしっかり刺して、羊毛を固くして・・という方法もあるわけですが、これがRちゃんの表現するハムスターなのです。
ハムスターを作り終えると次に、ハムスターが住んでいるところを、使い慣れた素材の粘土で作りました。
椅子やハシゴ、餌・・等々 これもまた、自分の作りたい気持ちが消える前に手を動かせ、と言わんばかりのいつもながらのスピード感!
1週目で粘土のパーツを全て作り、次週はそれに色を・・両手を絵の具だらけにしながら粘土に色を塗りました。
背景の絵も描きました。 この絵が加わることで、空間が広がりました。雲の描き方も、色合いも、クリアで晴れた空を連想させます。
最初は、Rちゃんにもっとゆっくりじっくり作ったら?と、伝えていたのですが、このグイグイ進んでいくところがRちゃんらしさなのだから、この勢いで、人一倍 作品量を増やしていってほしいなと思うようになりました。
次から次に、何を作ろう? と考えるのは実はとても大変なことですが、
パッと思いついてはとにかく手を動かして作ってみる、そしてそこで何かしら技術的に得たもの、気づいたことや次につながる感覚が必ず、本人の手や頭の中に残っているはずです。間をおかずに次々と制作し続けることこそ、Rちゃんにとっての強みかもしれませんね。
2024年には、どんな作品が生まれていくかな?
アプレットプラス こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/
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