木のペン立て 2024/3/21完成
自分で使うものを、自分の手で作る。
それこそ、ものづくりの醍醐味、原点とも言うべきことですね。
ペン立てを作ってみたいと考えたTちゃん、まずは、どんなペンをいれようかな?というところから考え始めました・・
家で絵を描く時に使っているペンを机に置きたい。 そのペンは大体どれくらいの量かな? ということをもとに、サイズやデザインを考えました。
ペンを入れたくなるペン立て とうこ 小学5年
制作期間 2023年7月~2024年3月
■くふうしたところ みてほしいところ
一つのマスに、よくつかうマーカーが6本ずつ入るように計算して作ったところ
■むずかしかったところ
木のパーツを下の板の厚さと合わせることだったり、はり合わせる面を考えたりすることがむずかしかった
■つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと
図面を書くと、より作りやすくなる
■なにをいれますか
ポスカ(マーカー)や持っているペンたちを入れる
こういう立体作品は、実際に作ってみないと気づかないことがたくさんあります。
高さ、幅、奥行き・・という基本的なこともそうですが、上から見た時のこと、そして、使用する板の厚みを加えながら考えなくてはいけないこと、定規で正しく測り、まっすぐ線が引けること等々が必要になり、
机上で考えたことだけで、実際に立体にしてみたら・・あれ?なんか高さがあわないぞ?幅に収まりきらない・・と、いろいろと気づくのです。
そしてそれに加えて、板をまっすぐに切ることができるか?という技も必要になります。板に水平垂直にまっすぐ線を引けていたとしても、それを線に沿って切ることができなければ、箱を組み立てていく時にずれてしまったり、隙間があいてしまったりします。隙間が開くと、綺麗に接着することができません。
また、板同士を貼り合わせる箇所にボンドを塗ることを考えながら下地や色を塗らないと、丈夫に作ることができない・・ということも考えなくてはいけませんでした。
今回、形やサイズについては何度も仮組しながら確認しました。
板にジェッソやベースの色を塗った時に、ボンドをつける予定の面にも色を塗っていたので、一度塗った塗料を削る作業も加わりました。
いろいろと予想外のことが起きましたが、Tちゃんはとても落ち着いていて、そこを難なくクリアしていきました。
最後に、下描きなしで一気に模様を描き上げ、それまでシンプルなデザインのペン立てだったところが、個性と華やかさも加わり、目を惹く作品になったと思います!
実際にペンを入れたら、もっとカラフルで楽しいペン立てになりそうです!
お家での制作に役立ちそうですね。ぜひ、たくさん絵を描いてね。
それでは、制作の様子を少しばかり ご紹介!
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