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2024年6月 9日 (日)

カラフルうつわ 2024/5/9完成

Hikari1_20240522131801

 

蓋付きの張り子の器です。
最初に思い描いたアイデアスケッチにできるだけ近づくように、形を作っていきました。
長い時間をかけて、ようやく完成しました!

 

Hikari3_20240522131801

カラフルうつわ    ひかり(小学1~2年/制作時)
制作期間 2023年4月~2024年5月  

くふうしたところ みてほしいところ

くふうしたところは、水のりょう

みてほしいところは、ふたのうしろのえ

 

むずかしかったところ

いろがまざったところ

 

つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと

ジェッソからぬるといろがきれいにぬれる

いろをニスでぬったあと、なんかあわみたいのがあった

 

このうつわになにをいれたいですか

おかし

 

 

Hikari5

 

一年生になったばかりのHちゃん、張り子の経験も初めてでしたから、この先どんなふうに出来上がっていくか、はっきりとわからない様子でしたが、とにかく手を動かして進めていきました。

いわゆる お椀型の器でなく、少し潰れたような球体の下にすらっとカーブした高台。アイデアスケッチがとても個性的でしたから、それを実現するべく、風船と厚紙をテープ状にしたものを土台にして形を作っていきました。
Hちゃんにとって、なかなか難しい作業だったかもしれません。
ゆったりしたペースでも、とにかく手を動かし続け、やがて形になり・・その後は色塗りです。

これがまた、予想以上に時間がかかりました。
ジェッソを塗った土台は、水分を吸収しづらいので、絵の具の水分量は画用紙などの吸収しやすい紙に塗る時とは異なり、ややトロンとした状態の絵の具の方が色ののりが良いのですが、さらっとした水分多めの状態で色を塗っていくと、流れてしまったり、土台が透けてしまったり。 絵の具を塗った後、乾かしてから次の色を塗らないと隣の色が滲んだり。
実際に絵の具と触れ合いながら、いろいろ学ぶことが多かったと思います。
Hちゃんの、この、絵の具との格闘が、器の個性となって表現されていて、目を惹きます。

粘土と角材を使った取手も、Hちゃんならではの器のフォルムにアクセントを添えました!




Hikari_20240522131801

 

一つの作品にとても長い時間をかけて完成させたこと、この達成感を次の作品にも活かしてほしいなと思います!


それでは、制作の様子を少しばかりご紹介!

Hikari01
Hikari02
Hikari03




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