張り子の器 なんでもいれ 2024/5/14完成
丸みを帯びた器に、フラットな蓋は・・まるで、茶道具のような趣。
幾重にも塗り重ねられた菫色が全体を覆っているように見えますが、ところどころ赤みが強い部分、青みが優っている部分と複雑な色合いを醸し出しています。
なんでもいれ まみ(小学4~5年/制作時)
制作期間 2023年12月~2024年5月
■くふうしたところ
まだらができるように、ぬりかさねたところ
■むずかしかったところ
すきまができないように、しんぶんしをはったところ
■つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと
ニスをぬったら、いろがすこしあかるくなったこと
■このうつわになにをいれたいですか
いれるところがこまっているもの
小学生の作品なのですが、どことなく大人っぽく見えるのは、やはり茶道具のような形状と、色合いからくる印象のせいかもしれません。
作っている本人は、特に意識していないと思いますが大人の目から見ると、そんなふうに見えてくるのです。
色をトントンと塗り込んでいく手法は、Mちゃんらしいな、と思います。
それは、体験の時に描いた絵もやはり筆をトントンと置きながら色を深めていったから。自画像の時もそうでした。
結果的に、その方法が個性となり、Mちゃんにしか出せない色合いやテクスチャがそこに現れました。
自分らしさとはなんだろう?
まだまだそんなことを意識する年齢ではないかもしれませんが、こうした造形活動が
自分らしい表現を意識し、自分を見つめるきっかけになるといいなと思います。
それでは、制作の様子を少しばかりご紹介!

この器の実物を見にいらしてください!
↓
⭐️ 今年も 子どもたちの作品を展示する「ちいさなてんらんかい」を開催します!
この機会に、ぜひお立ち寄りください
ちいさなてんらんかい2024
2024/6/22 sat 〜 6/24 mon
アプレットプラスのアトリエにて
アプレットプラス こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/
⭐️幼児クラス 募集中
小学生クラスは、キャンセル待ちになります
⭐️ 日々の様子は instagram facebook X などでご紹介しています
◉古い記事(2008年〜2018年)を移転しました → こちらをご覧ください
コメント