張り子のうつわ 海のレイ 2024/5/10完成
しっかりと塗られたテラコッタ色と、エーゲ海を思わせるようなブルーが印象的な器が出来上がりました!
肉厚の取手がついた水差しのような形状も、そのイメージを高めているように感じられます。
海のレイ ~どりょくのかたまり~ ことは (小学4~5年/制作時)
制作期間 2023年5月~2024年5月
■くふうしたところ みてほしいところ
くふうしたところは、葉っぱを紙にした所です
みてほしいところは、うらのかめです
図かんを見てもようをかきました!
■むずかしかったところ
新聞紙をはる時に、中にふうせんがあったので「われるかな?」ときんちょうしてはった所がむずかしかったです
■つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと
新聞紙は、1まいだとペラペラだけれど、沢山かさねてはるととてもかたくなったのでおどろきました
■このうつわになにをいれたいですか
しばらく何もいれないで、かざっておきたいです
と中でアイデアをかえたからあせったけれど、とても楽しかったです
うらの青色はかさねぬりしたので、きれいに見えると思います
器のアイデアスケッチをする時に、子どもたちにはアイデアのヒントとして
身近にある器を思い出してもらったり、世界や日本の大昔の器がたくさん載っている図録を見てもらっています。数々の形を見た後、自分で作るなら・・とイメージを固めていきます。
Kちゃんがイメージした器は、壺状の器と違ってポット状なので、長い風船で作る部分と、硬い紙を芯にする部分とを合体させながら張り子をしていきました。どの子もそうですが、紙を貼って貼って・・しっかりと固めていきました。
その後の彩色では、元が紙だとは感じさせないくらい何度も何度も色を重ねて、地色が見えないように隙間なく絵の具を塗り、それが効果を発揮しています。
また、Kちゃんはポットの底部分にも長い時間をかけて色を塗り、ウミガメの絵を描きました。普段は見えない部分に手をかける・・ひっくり返すと現れるウミガメ。ウミガメが海を気持ちよさそうに泳いでできた波紋が、模様になっています。
最後に、小さな緑色の葉っぱを散らしました。カラーペーパーを細かく切って、それを貼り付けたので、描くよりもくっきりとシャープなラインが全体を引き締めていますね。小さいモチーフなので、筆を使って色を置くのは難しいことですが、、こうして色紙を使って表現することもできるのです。レイアウトについて考えながら、葉っぱを置いていくこともできますね。
完成までには時間がかかりましたが、その分、明るい色合いでありながらも重厚感のある仕上がりになりましたね!
それでは、制作の様子を少しだけご紹介
この器の実物を見にいらしてください!
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