遮光器土偶 2024/10/24完成
遮光器土偶を知っていますか?
日本で最も有名な土偶の一つだそうで、目の表現が遮光器(スノーゴーグル)に似ていたことから遮光器土偶と呼ばれているそうです。
その土偶をモデルに、Jくんは、作品を作りました。
カメシャコウシキドグーたび じんた (小学1~2年)
制作期間 2023年6月~2024年10月
■くふうしたところ みてほしいところ
シャコウシキドグー(ぜんしん)
■むずかしかったところ
かなぐをつくるとき
■つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと
いきものをしょいものにつけたい
■このどぐうはどこにすんでいて、なぜ カゴをしょっているのですか
いせきとして はっけんされ、いわでかごをつくり、たびにで、みずうみでカメにであい、いえはいせきのがけのどうくつにいえがあります
ちなみにシゃこうしきドグーがたべるものは石です
カメがたべるものは、さかなです
シゃこうしきドグーがさかなをトリにいきます
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そもそも最初は、張り子の器を作ろう というお題だったのですが、Jくんは 形のヒントになればと子どもたちに見てもらっている「縄文」という縄文土器がたくさん載っている図録を見ているうちに、そこに紹介されていた土偶の方に興味が湧いたようです。
当初は、遮光器土偶がランドセルを背負っていて、そのランドセルが入れ物になっているデザインにしたい と希望していました。
なかなか微笑ましく面白いアイデアですが、張り子の技法より粘土を使ったほうが良さそうです。張り子の器ではなく、アイデアと作りたい気持ちを優先させることにしました。
土偶の芯は、新聞紙を使って張り子の要領で作っていきましたが、表面は粘土を貼り付けて形を近づけていきました。
目の表現や体の模様などは、写真を参考にしました。そして、粘土の白い色が見えなくなるように、時間をかけて絵の具を塗っていきました。
粘土の凹凸部分に白いところが見えたら、筆先で色を入れる、単色ではなく複雑に見えるように何度も色を塗り重ねました・・一生懸命頑張りました。
ところが、色を塗り終えた後に艶消しのマットニスを塗ったところ、絵の具の色が滲んで、白い粉が吹いたように見える部分が出てしまいました。
マットニスを塗る時に、そういうことが起こる場合があるそうなのですが、その現象にショックを受けたJくん・・ちょっと凹んでしまいましたが、ツヤのあるニスを塗ってからまたマットニスを塗れば回避できるとのこと、私もサポートしながら なんとか乗り越え、次のステップへ!
そして、今度は土偶が背負っているカバンです。本来は、器を作る予定でしたから、小物を入れられる大きさのランドセルを背負わせる・・になるのかな?と思っていましたが、いつしかそれは虫籠のようなデザインのリュックサックとなっていきました。
虫籠のようにするにはどうしたらいいだろう? できるか、できないか?ではなく、難しくても絶対実現させたいという気持ちが強まるJくん、先生と相談しながら、段ボールに竹籤を刺して長さを合わせてカットしていく方法でなんとか表現。
その次は、カゴを土偶にどうやって背負わせるかです・・・まずは紐。 最初は、布をチクチク手で縫いながら作りたいと強く希望していたのですが、すでに会期が迫っていた「ちいさなてんらんかい」に展示できるように、布を両面テープで貼り合わせる方法で作ることにしました。
そして、次のステップはその紐をどうやって籠にとりつけるか? 実際にランドセルやリュックサックはどういうパーツを使って紐を本体につけているのでしょう? それを考えなければならないのと、Jくんは、籠を取り外せるようにしたいと希望していたので、着脱ができるように紐の長さを変えられるようにしたいわけです。
そこで、ツル先生のサポートで、ワイヤーを使った金属パーツが登場! 紐を通してかごに取り付け、着脱ができるようになりました!
今回、Jくんが考えたアイデアを Jくん1人で全て作ったわけではありませんでしたが、どうやって形を作っていくか?、アイデアを形にしていくか?を直接見ることができて、ものづくりの流れを把握できたのではないかと思います。
土偶本体が完成した後に、土偶を立たせておくための台を作りました。
固定させないで、動かせるようにしたい というのがJくんの希望です。そっと立てかける形になりました。
土台には石や魚が!
背中のカゴには、カメが! ストーリーに沿ったパーツが、いい味を出しています。
カゴを背負った土偶だなんて、なんてユニーク、見る人を微笑ませる要素がいっぱい。
個性あふれる作品が完成しました。
それでは、制作の様子を少しばかり ご紹介!

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