しょく感教室

2019年3月28日 (木)

食育と造形■しょく感教室vol.47 お花見グミ! ご報告

東京の桜は、今日満開になったとテレビでは言っていますが
アプレットプラスの周辺は、まだまだ・・かな?
お花見をするにはあと一息!

2019/3/24(日)に行った 「しょく感教室vol.47 お花見グミ!」 当日の様子をご報告します。

春休みが始まったばかりの元気なこどもたちが、たくさん集まってくれました。

まずは 自己紹介。初めて参加のこどもたちも大きな声で〜^^

そして、岩本留里子さんから かむことの大切さ のお話がありました。

 

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あごを使ってしっかり噛むこと。実際に、奥歯で噛んだときと前歯で噛んだときの違いを あごを触りながら確かめてみました。

しっかりと噛むと、 唾液がたくさん出るので肥満予防、味覚の発達、歯並びがよくなる、脳がよく働く、力がいっぱい出て体力もつく・・・等々 いいことがたくさんある と言うお話でした!

そして、ちょっとした実体験をこどもたちにしてもらいました。

 

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目をつぶったまま、お菓子を食べてみます。 

噛み応えはどうでしょう?
あごの動きはどうかな?

 

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同じ大きさくらいの 三種のお菓子でした。 
マシュマロ、固いおかき、チョコレート! ちょっと苦手なお菓子もあったかな?
目をつぶって食べるから、ドキドキしましたね。

 

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マシュマロは柔らかいので、あまり噛まなくてもお腹に入りますが、おかきはしっかりあごを使って奥歯で噛まないと食べられません。チョコレートはとけていく香りを楽しむお菓子だそうですが、やはり噛まずに食べることができます。

こどもたちが、おやつをえらぶときにも いつも柔らかいものばかりではなく
固いおせんべいなど、噛み応えのあるお菓子を取り入ていくことが大切ですね。

噛むことについて学んだ後、いよいよ グミ作りです!

今回は、お花見グミ! 〜枯れ木に花を咲かせましょう〜 というタイトルをつけたのですが

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まず、紙に 木を描いてもらいました。 マスキングテープを使って、枝を作っていきます。
枝が分かれて分かれて・・・そうして木になっていくこと・・・そんな様子もお話しながら。

枝振りのよい 個性的な木が続々できていきましたよ〜

準備オッケーです。

 

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グミ液は、湯せんにかけて溶かしていきます。
ゼラチンをふやかすときに、よく混ぜておくことがポイント。
湯せんにかけて、泡立たないようにやさしく混ぜます。
お湯がぬるくなると、グミ液が固まってくる・・・ そこら辺の加減もなかなか難しいところ。

 

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木の絵の上に 透明シートをかけて その上にグミを丸く形作りながら グミの花をたくさん咲かせていきました!

 

 

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絵の額縁にもなる、ラッピング用紙を折ります。 そうして できあがったグミの絵を挟み込んで出来上がり!

 

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こどもたちが描いた立派な木に、丸いグミの花が満開!

いつも、大忙しになってしまう しょく感教室ですが、みんなの作った木にお花が咲いてよかった!
お迎えにいらした保護者のみなさんの前で、最後にみんなに感想を発表してもらいました。 

どういうところが どんなふうに どうだったのか・・
初めて参加するこどもたちにとっては、ちょっぴり緊張の瞬間ですが 
次第に堂々とみんなの前で自分の思いを口にすることができるようになります。 

しょく感教室で体験したことの記憶が、こどもたちに残っていくことを願ってやみません。

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2018年10月29日 (月)

食育と造形■しょく感教室vol.46 ハロウィンごはんとお米のはなし! ご報告!

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秋も深まってきた秋晴れの10/28 日曜日。
しょく感教室vol.46 を開催しました。
なんと46回目! 最近は、年に3回ほどの開催となっていますので、何度も参加してくれているこどもたちの成長の早いこと!

今回のテーマは、「ハロウィンごはんとお米の話」です。

まずは、岩本留里子さんから、お米についての話がありました。

毎日食べるお米。
当たり前のように食卓に上り、身近な食材なためにあまり気にかけないまま過ごしているかもしれません。こどもたちも、自分でお米に触れたり研いだりしたことはあるかな?

朝食には、ごはんとパン どちらを食べるかな?
こどもたちに聞いてみると、今回参加してくれたこどもたちはごはん派が多かった!


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お米は、もみ殻から精米をする段階で 玄米から白米にする間に少しずつ糠がとれていくのですが、白米と五分づき米とを見てみました。
さわり心地やお皿にパラパラと落としたときの音も感じてみました。
五分づき米の方が、少し固い感じ。白米は柔らかなさわり心地です。

次に、ロールパンと同じくらいの大きさのご飯。それぞれぎゅーっと握ったときの大きさはどうなるでしょう?
実際にやってみると・・ロールパンは小さくなってしまいますが、ごはんはそのままの大きさでしっかりとしたボリュームです。 そのため、パンよりも腹持ちがいいのですね。 朝食にご飯を食べれば、お昼までしっかりとパワーが持つのです。

お米に触れたり精米のお話を聞いた後、お米研ぎのお話。
ボールをつかむような手の形でお米に空気を含ませるように研いでいきます。こどもたちには、少しだけ触れてもらいましたが お家でももっともっとお米研ぎを実践してほしいと思います。

土鍋でご飯を炊いていきますが、これは後でおにぎりにする予定。
(今回使用しているのは、新潟産のコシヒカリ新米!)


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その間に、ハロウィンごはんを作ります。 


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ご飯をカップに入れ、鮭フレークをかけて平にならしジャックオランタンに見立てます。 目鼻口は焼き海苔を使ってスライスチーズに貼り付けて、つま楊枝でカット! こどもたちそれぞれが、ユニークな表情のハロウィンごはんを作りました。

お祭りの型抜きみたいで楽しいね! 小さなこどもたちでも、カンタンに作れておもしろい表情が作れちゃいます。


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そのあとは、クラフトタイム。
ハロウィンごはんの入れ物をカラフルに仕上げましょう。あらかじめカップの側面の形に切り取っておいたカラーペーパーに、こどもたちがそれぞれ模様をたくさんつけました。 時間がもっとたくさんあれば、細かい模様ももっと作れたかな?
でも、短時間でここまで仕上げたのはさすが!
白いカップのままより、この帯を巻けばより一層ハロウィンごはんが楽しくおいししそうに見えるね。


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土鍋ご飯が炊けたので、炊きたての土鍋ご飯と炊飯ジャーで炊いたご飯を食べ比べてみました。どうかな〜〜〜?

土鍋ご飯のほうがほんのり甘味があってツヤがあったように思うのですが・・小さなこどもたちにとってはちょっとむずかしかったのかな? 味の違いを聞かれて、ウ〜ン?・・首をかしげてしまう子も!!

ごはんは、炊飯ジャーのスイッチ一つで炊ける世の中ですが(しかも性能がアップしているので、結構おいしく炊ける!)土鍋やもちろん普通のお鍋でもご飯は炊けるし、しかもお焦げができたりすると香ばしいし、冷めてもおいしいのです。

さて、この土鍋ご飯を使って、自分の手でおむすび(おにぎり)を握ってみましょう。
どうやら、こどもたちは手で直におむすびを作ったことが無い様子。三角おむすびにチャレンジです! まずは、エアにぎり。手の形をしっかり練習します。
もちろん、手をよく洗ってから・・
ぬらした手に二本指で塩をとり手にまぶします。そしてホカホカご飯を握ります。

初めて作った小さなおむすび二つ。
お迎えにいらしたお父さんやお母さん方にも、いっしょに食べてもらいました。
最近は衛生面を考えて、ラップを使って握ることが多いようですが(素手かラップか?でおにぎり論争も起きているようですが!!)
ぜひ、親御さんが握ったおむすびをお子さんに食べさせてあげてください。お母さんの手から作られたおむすびによってお子さんの免疫力が高まる・・なんて説もあるようですが・・・
素手で握るとご飯の状態もよく分かり、ちょっとした力加減が おむすびのおいしさにつながります。


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最後に、今日の感想発表!
感じたことを言葉にしてみる。 できるだけ詳しく言えるといいね。
参加してくれたこどもたちみんなが、お父さんお母さんが見守る中、しっかりと発表できました。

今日の経験が、お家でも活かせるといいですね。
お父さんお母さん、新米がおいしい季節
ぜひ、お家でもこどもたちに三角おむすびを作ってもらいましょう。
そして、もうすぐハロウィン当日ですが、
お菓子のやりとりだけでなく、ハロウィンごはんも作って ご家族やお友だちと楽しんでみてくださいね。

次回のしょく感教室は 2019年春休み頃の予定です。
少し間があいてしまいますが、みなさんのご参加をお待ちしています。
日時や内容の詳細は、2019年1月〜2月にこちらでお知らせしますので、チェックしてみてください。


アプレットプラス しょく感教室 こどもデザイン造形教室 http://aplt.jp/

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2018年7月28日 (土)

食育と造形 五感を使ったワークショップ「しょく感教室vol.45」 ご報告!


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日本列島が沸騰しそうなほど異例の猛暑日が続いていた今週前半。

7/24(火)に行った
見て聴いて香って触れて味わう・・五感を使ったワークショップ 
しょく感教室vol.45 「ゴロゴロアイスをつくろう!」
 

当日の様子をご報告します。



今年の夏があまりにも暑いので、氷もすぐとけてしまうのでないかと心配していました。普通に室内で過ごしていても、暑い暑いと汗が出ます。

まだ、夏休みは始まったばかり。 暑さの中、こどもたちは元気に集まってくれました!


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いつものように、自己紹介から始まりましたよ!
みんなの前で発表したり、自分を紹介することに慣れていこう。

そして、今回のテーマ「塩」についてのお話。

塩はどうやって作られるか知っているかな? 
海、湖、岩! 
世界各地からとれるんだよ。


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その塩ですが・・
今回は、三種類の塩に触れたり、触ったときの音を聞いたり、香りを確かめたり、舌で味わったりしてその差を感じてみました。

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ドイツの塩は、味が強いね?
イタリアは、少し味が薄く感じるよ。
日本の塩は湿り気があるね。味わいが違うね。
塩には、香りがないんだね。


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お家にある塩は、どこの国のものかな? どんな種類の塩かな?
帰ったら調べてみてね。 塩は、とれた国の料理に合うと言われているよ。
日本の塩は、おにぎりや和食に合うかな?
イタリアの塩は、トマトにかけると よりおいしくなるよ!
ドイツは肉料理に合うかな?
舌で味わい、風味を確かめてみよう。

それから、塩を氷にかけるとドンドン温度が下がって冷たくなっていくという現象がおきます。今日はその現象を利用してアイスクリームを作ってみよう!

そうして、いよいよアイス作り。


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タマゴの黄身、牛乳、生クリーム、バニラエッセンスを瓶に入れて蓋をしたら・・
よ〜く振るよ〜! まざったかな?
その瓶を ペットボトルに入れて周りを氷と塩で埋めてからバスタオルで包み込み、ゴロゴロゴロ〜


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ホントにアイスクリームができるのかな?
ゴロゴロ転がしている間に、しりとりをしたり 自分の通う幼稚園や小学校を紹介し合ったりしました。しゃべっていると、ついつい手が止まってしまう〜! ダメダメずっとゴロゴロころがそう!


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アイスを冷やしている間に、クラフトタイム!
今日は、へんてこペットボトルキャップを作るよ〜。
材料は、モールとカラーペーパー、ストロー。
短い時間で、それぞれ個性的なボトルキャップマスコットができました。


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いよいよ! ゴロゴロアイスの試食タイム〜
どうだろう、ちゃんとできあがっているかな?
ドキドキですが、バスタオルを解いてみます。


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お〜!蓋を開けたら・・・ 固まってる〜!
え?蓋が閉まったみたいになってるよ!

果たしてそのお味は?


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おいしい〜!
こどもたちの笑顔にすべて表れていますね!

とけないうちにたべちゃおう
でも、お迎えのお母さんたちにも試食してもらいたいな〜
待ってるけど・・とけちゃうよ〜!

材料はシンプルに、お家にあるものばかり!
余計な混ぜ物も入っていないので安心ですね。
夏休みのおやつにピッタリ。

たくさんの笑顔に包まれた しょく感教室。
お家でも、ゴロゴロアイスはカンタンに作れるので
家族で楽しんで作ってみてくださいね。


今回のしょく感教室も、にぎやかに終了。
次回は、秋頃を予定しています(現在のところ10月最終日曜日)

これまでの しょく感教室については こちらをご覧ください

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2018年4月 1日 (日)

食育と造形 しょく感教室vol.44の ご報告

2018年3月27日火曜日に行われた しょく感教室の様子をご報告します!

見て聴いて香って触れて味わう 五感を使ったワークショップ 食育と造形「しょく感教室」も、なんと!今回で44回目となりました。
これまで、たくさんのこどもたちが参加してくれました。
始めた頃に参加していた当時小学校2年生は、もう高校2年生になっています!こどもたちの成長は、本当に早いですね。
当時、触れたり香ったりした経験は今、活かされているかな?
(これまでのしょく感教室の様子は、こちらをご覧ください)

今回は、春休み中と言うことで、久しぶりの平日開催!
テーマは、 
にぎやかに始まりましたよ〜。 いつものように、自己紹介、そして早速生地作り。強力粉に お砂糖、塩、オリーブオイル、ドライイーストを混ぜていきます。

そして・・まぜて・・・こねて・・・こねて・・時々たたきつけたりして・・
生地をいじめてあげる! そして、まるめて・・・しばらく発酵タイム!


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発酵している間に、色のお話
おいしく見える色は?  盛りつけの仕方によっても見え方が変わりますね。

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色の実験もしましたよ〜! 
じっと見つめていた色の反対色が見えてくる実験や、周りの色に影響を受けて色が違って見えてくるお話など・・


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そこで、今回はピザの箱を黒い紙にしました!
中に入れるピザの色は、いきいき鮮やかに見えるかな?
シールやマスキングテープでカラフルにデザインアレンジ。

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色のお話を思い出しながら、ピザのトッピングはカラフルに!
赤/ プチトマト・赤ピーマン・サラミ
黄/ チーズ・コーン・黄ピーマン・オレンジピーマン
緑/ ピーマン・いんげん・おくら
白/ ちくわ
黒/ 刻みのり

いろんな素材、いろんな色、いろんな形! どんな風にレイアウトしようかな。


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手作りの生地、焼きたての味はいかがでしたか?
粉の感触、生地の手触り・・たべものの色。
そして、できたてのピザを置くお皿の色・・
ピザの焼き色が鮮やかに見える色はどんな色だろう?

・・でも、とにかくできたてがおいしいね! 
香りや色を楽しみながら いただきま〜す!
みんなの笑顔が嬉しい時間です。

最後に感想発表をして、しょく感教室は終了です。

今回も、大忙しの二時間でした。こどもたちは、使ったまな板やお皿の片付けもがんばりましたよ! 
お家でも、この経験を活かしてくださいね。

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次回 vol.45は 夏休み頃を予定しています。 詳しい内容等は、およそ一ヶ月前くらいからお知らせする予定です。
どうぞお楽しみに!

これまでのしょく感教室の様子はこちら

アプレットプラス  http://aplt.jp/



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2017年10月31日 (火)

食育と造形 しょく感教室vol.43の ご報告

このところ、毎週末に雨が降り こどもたちにとっては 外遊びができなくて残念ですね。秋のイベントも延期や中止になったりと大変です。

そして、この土日もなんとまた、二週続けて台風が来るという・・
例年にない気象状況・・
しょく感教室が始まる時間は大丈夫かな? と心配しましたが
こどもたちはみんな、元気に集まってくれました! 送迎をされる保護者の皆様も、雨の中 ご協力いただき本当にありがとうございます。

食育と造形 しょく感教室も、なんと43回目!! 第一回目(2009年)から参加してくれていた当時小学二年生だったこどもたちは、もう・・高校二年生になっています。
あっという間のような・・でも密度の濃い年月。

しょく感教室で様々な食材や味とふれあった体験(食&蝕 の しょく感)が こどもたちの成長の一助になっていれば幸いです。

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さて、今回のテーマは スパイス。
6年前にも同じ内容をやったことがありますが、今回再び2017年版として登場!

紙コップに入れて蓋をしたスパイスをよ〜く香ってみて
どんな言葉が思い浮かぶか、順番に答えてもらいました。

少々長いですが、おもしろい答えがたくさんあるので読んでみてくださいね。
こどもたちの年齢によって、経験値の大小できっと、感じるモノもちがうかもしれませんが、香りを一生懸命感じ取ってあらわされた言葉はとっても楽しいのです。

●オレガノ
・近くのおうちのにおい
・カレーのにおい
・薬箱の中の薬
・車のにおい
・からしのにおい
・カレーに入れる甘口のやつのにおい

●ナツメグ
・うめぼし
・あまいくすり
・レモン
・アンモナイトの香り(!)
・薬
・バジル専門店?

●ガーリックパウダー
・にんにくのにおい
・うまい棒
・焼き鳥のにおい
・きゅうりキムチ
・空の雲のにおい 
・古びてきれたにおい?

●シナモン
・あまいかおり
・甘いパン
・シナモン
・ドーナツ
・ローズのにおい
・まっちゃのかおり

●コリアンダー
・ショウガのにおい
・ショウガのトマトのにおい
・バジルのにおい
・花瓶とか花壇のにおい
・柚のにおい
・唐辛子のにおい
・車のガスのにおい

●クミン
・ちょっと辛子をいれた唐揚げのにおい
・カレーのにおい
・野菜カレーのにおい
・シソ
・イタリア料理屋
・扇風機のにおい
・タコスのにおい

●バジル
・みんながいつも飲んでる抹茶のにおい
・ブルーベリー
・毛虫のにおい
・パクチー
・日本茶

●ターメリック
・ハーブソーセージ
・気球のにおい
・ピーマンのにおい
・唐辛子の抹茶のにおい
・雑草のにおい
・草のにおい

たくさんのスパイスを香ったあとは
その記憶を何度も確認しながら、パリパリスナックをつくっていきます。
自分の気に入ったスパイス いくつか組み合わせるとどんな香りになりそうかな?
カレーっぽい? 甘い感じ? ピザ風?
チーズと合わせるとおいしくなりそうなのは、どれかな〜?

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↑餃子の皮に溶けるチーズをのせて そこにスパイスを振りかけます。


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↑ホットプレートでパリッと焼いたら出来上がり!
試食してみたお味は? どうかな? 予想通りかな?


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↑スパイスを使って、工作もしましたよ。月桂樹の葉や、八角、クローブや粒胡椒シナモンスティック を使って小さなマスコットを作りました。
ほんのりスパイシーな香りが漂います。


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↑パリパリスナック二枚はお持ち帰り! そのためのラッピングもしましたよ!

たくさんの香りの中から、お気に入りのスパイスは見つかったかな?
カンタンに作れるスナック、お父さんやお母さんのビールのおつまみにもピッタリ。 今度はご家族で、香りを楽しみながら作ってみてくださいね。

次回の しょく感教室 vol.44は 来年春頃を予定しています。お楽しみに!
(冬場は、どうしても急な体調不良のお子さんがふえるため開催を取りやめております)

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2017年7月24日 (月)

食育と造形 五感を使ったワークショップ「しょく感教室vol.42」 ご報告!

2017年 7月22日(土)に行われた
しょく感教室vol.42 夏のおやつをつくろう!
 のご報告です。

今年の夏は、とにかく暑い! 梅雨もあったのか無かったのか?と思えるほど、7月上旬からほぼ、連日の猛暑日。
そして、特に暑かったのが しょく感教室が開催された日!
暑い中、みなさん集まってくれました ありがとうございます!

さて、今日のテーマ、 夏のおやつをつくろう! ・・・ということで

まずは、スティックアイスづくりに挑戦。 とにかく、時間内に凍らせるということを目標にしていたので、自己紹介のあと、さっそく作り始めました。


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まず、ヨーグルトとコンデンスミルクにはちみつを混ぜ、よーくかき混ぜてとかします。そこに、牛乳を加えてまぜあわせ、アイスベースができあがります。


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ミニカップに、冷凍しておいたフルーツを彩りよくいれ・・
アイスベースを注ぎ込み


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ふたをしたところへ、スティックスプーンをさして準備オッケー!
今日は、急冷するために、周りに塩氷を詰めました。

さあ、冷やそう!  時間内に凍るかな〜? 楽しみ!


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お次は、ゼリー作り。 カットしたフルーツをカップに入れて、ゼリー液を注ぎます。今日のゼリー液は、アガーという海藻を主原料にした粉を使いました。アガーにお砂糖をまぜて、お湯を注ぎよくとかし、レモン果汁を加えました。
ゼラチンは動物性ですが、これは植物性のゼリーの素です。比較的、固まるのが早く、フルフルとした食感です。


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アイスやゼリーが固まるまでの間、みんなで一斉に片付けをしました!
初めて会ったお友だち同士で、洗い物や食器ふきなど協力して片付けを進めましたよ

そのあとは、岩本留里子さんのお話。
おやつの口溶けを体験するよ!・・さあ、
まずは、バニラアイスクリームを口の中に入れて〜・・どんな口溶けかな?
かまずに口の中でとかして・・全部溶けた人から手を挙げて!
わ〜、冷たいね・・でも、ゆっくり とかして〜・・


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どうかな?溶けたかな?
次に、チョコレートを同じようにとかしてみるよ!
アイスクリームと比べて、どうかな? 時間がかかるかな?


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次におせんべい。 口の中で溶けるかな?
あれ? 溶けにくいね、周りがふやけたみたいになるだけ。とけないね・・


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こんな風に、夏のおやつは、暑さのためにのどごしや口溶けの良いものに偏りがち。でも、あごを動かし噛むことで唾液が出て消化がよくなったり、噛むことで脳が活性化するので、噛み応えのあるおやつを取り入れるといいですね。 
暑さに負けないよう、夏休みのおやつも工夫しよう!

さあ、お話の後は、ゼリーを持ち帰るための保冷バッグ作り〜!

アルミシートを折りたたみ、底部分を両面テープでしっかりとめたらバッグの出来上がり! 
マスキングテープを様々な形に貼って、個性的な仕上がりのバッグができました。


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完成作品。 短時間にもかかわらず、目の前にある材料をどうやって使うか考え、アイデアいっぱいの作品ができましたね。


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いよいよ お楽しみの試食タイム!
ドキドキですが・・・スティックアイスは凍っているかな?


少し柔らかめですが、凍っていました!よかった〜(ホッとするスタッフ一同
今日は、アイスキャンディーのように食べるには少し柔らかめなので、カップアイスとして食べました。
肝心のお味はいかがでしょう?
あま〜い! との声も聞かれましたが、みんなおいしそうに できたてアイスを口にしていましたよ。 カラフルで見た目もおいしそう!
中に、フルーツが入っているので、しっかり噛むこともできますね。
お家で作るときは、中に入れるフルーツも工夫するといいね。
甘く感じた人は、はちみつやコンデンスミルクの量を調整するといいかもしれませんね。


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最後に、今日の感想発表。いろいろ体験したことを思い返して・・

そして、みんなの前で発表します。どうだったかな??


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今日は、とにかく溶ける前に食べよう! ・・・と、食べることが先行して
アイスの完成写真を撮ることができなかったのと、みんなの作ったゼリーもワークショップ終了時間 間際まで冷やしかためておいて取り出したので
完成写真を撮ってなくて  ・・みなさんにご紹介できなかったのはとても残念!

でも、この暑さの中どうやったら時間内に冷えるか?凍るか? ドキドキだったのですが、みんなの笑顔と共に しょく感教室vol.42を無事終了することができて、本当に良かったです。

ご参加のみなさん、どうもありがとうございました!


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次回 しょく感教室vol.43 は、10月〜11月頃を予定しています。詳しい日程などが決まりましたら、またお知らせさせていただきますので、お楽しみに!

アプレットプラス  http://aplt.jp

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2017年3月31日 (金)

食育と造形 五感を使ったワークショップ「しょく感教室vol.41」 ご報告!

2017年 3月26日(日)に行われた
しょく感教室vol.41 一汁三菜 カップごはん! のご報告です。

3月の最終週だというのに、真冬のように寒い 雨の日曜日。
集まったこどもたちは、みんな元気! 

今回の自己紹介では、 好きな日本食を教えてもらいました。
白いご飯  納豆  うどん  やきとり  ・・・・トマト?!
日本食って、突然 聞かれると、少々戸惑い気味。確かに、和食ってどんなものかな?

Dscf8812 和食の配膳と、お箸のマナーについて・・・イラストで確認。

さて、食事の時に使う道具を見てみよう。

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これは?   お茶碗(ご飯茶碗)
これは?  お椀(汁椀)

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そして、食事の時の配膳の仕方。 左にお茶碗、右にお椀。
お箸は箸置きに、奥に副菜と主菜。そしてまん中にお漬け物・・・

どのように並べるかを知り、お箸の使い方やマナーについてのお話を
フードビジネスアドバイザーの 岩本留里子さんから聞きました。

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お箸は正しく持てるかな? 
お箸を手に取る順番は?

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実際にやってみます。
コドモの頃にクセを直しておいたり、マナーを知ることは大切ですね。

次に和食に欠かせない白いご飯を使って、カップごはんを作ってみよう!
何種類ものトッピングをご飯の間に挟んだり、上手に飾ったりしながら仕上げてみよう!
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食材の色や形を意識しながら作ると、楽しくおいしそうなカップごはんにしあがるね。これからの季節、お花見やピクニックに持って行くこともできそう!

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カップごはんを作った後は、みんなで片付け!  
みんな手際が良く、協力して片付けたら すぐに終わりました。スゴイ!

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片付けの後に、先ほど学んだ 一汁三菜の配膳とお箸の使い方を思い出しながら、いざ実践! 
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どこが主菜でどこが副菜だったかな?

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ご飯、お味噌汁、おかず・・と 順番に食べていく 三角食べ。
箸置きに、お箸を置く、そしてまたお箸をとる・・・etc

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覚えたことをぜひお家でもやってみよう!


次に、カップごはんに添えるフラッグを作りました。

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シール素材を上手に使って模様をつくり、旗の表面に貼ります。ちょっとした工夫が、おもしろい形を生み出します。ささやかな飾りですが、カップごはんを特別なものにしてくれそう。
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こどもたちには、カップごはんの名前やテーマを考えてもらいました。


Dscf8904 栄養をテーマに作ったそうです!間に にんじん がたくさん入っています。


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たからばこ

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のり弁タワー

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森のクマさん



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キュウリごはん
 

最後は、お迎えのお父さんお母さんたちの前でカップごはんのテーマと 全体の感想発表をしました。今日、体験したことを思い返し、言葉に置き換えてみんなの前で表現すること・・ 最初は少し恥ずかしかったりしますが、慣れてくるとたくさんの言葉が出てきますね。 自分で感じたことをあらわすことは、とても大切です。

こうして、盛りだくさんの しょく感教室vol.41は、無事終了しました!
次回の しょく感教室vol.42は、7月後半の予定です。夏休みに入った頃の実施となりますので、どうぞお楽しみに!

アプレットプラス http://aplt.jp/

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2016年11月 8日 (火)

食育と造形 五感を使ったワークショップ「しょく感教室vol.40」 ご報告!

五感をつかったワークショップ 食育と造形の しょく感教室
なんと、今回で40回目です!

これまで、一回一回ちがうテーマでやってきましたが、振り返ってみると
・・いや〜、いろいろやってきました!これまでの記録

毎回、味わったり作ったり、盛りだくさんで楽しめて・・そしてためになる内容なので、スタッフ自ら 参加しないなんて、もったいない!・・と いつも思っています
準備もかなり大変だったけど いつも最後に こどもたちの笑顔を見て、・・そんな苦労も吹っ飛ぶ感じなのです

前置きが長くなってしまいました。
お申し込みの受付を開始して早々に定員になってしまった今回のテーマは、
パリ?サク?!ミニパイ!
さて、どんな様子だったか・・ご報告します。

毎年、冬が近くなると、こどもたちの体調が心配ですが
今回は、みんな元気に参加してくれました。午前クラスしか開催しませんでしたので、とても貴重なワークショップとなりました。

自己紹介のあとは、岩本留里子さんが食感のお話をしてくれました。
Dscf6277 食べ物を口に入れたときの感触を、言葉に表すとどんなかな? かんだ瞬間、そしてそれを飲み込んだとき。どんな音がする?どんな感覚? 想像してみよう、例えばプリンを食べたときはどうかな? 
肉まんをほおばったときは、どんな感じかな? 

ふわっ、じゅわ~、ホクホク・・・。

食べるときには、目で見て(視覚)香りを感じて(嗅覚)口に入れたときの音やほおばったときの感覚、温度(聴覚・触覚)・・・味わうだけで無く、五感を通して おいしいと感じているんだね。

 

ヒントになるお話を聞いた後、
一人一人にお菓子が配られます。 おせんべい、寒天ゼリー、マシュマロ。

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さて、それぞれのお菓子のかみ応えや 口触りは、言葉に表すとどんな感じかな?
色や形に表すとどんな感じかな?

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これは、テストではないし、答えがあるわけではありません。
自分が感じたままに表現して欲しいので、新しい言葉、自分で感じたままの言葉がでてくるといいな
形も色も感じたままに・・。
イメージすること、それを表現すること、人に伝えること・・・

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私たちは、味だけでなく 見た目や音、香り、口触り・・五感を使っておいしさを感じています。食材や味から想像できる言葉や色、形を思い浮かべてみることは、言葉以外の形で人に伝える方法を見つけることでもあります。そういった訓練が、コミュニケーション能力を高めていくことでもあるのです。

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短時間だし、初めてのことで こどもたちも少し戸惑ったかもしれませんが
なかなかおもしろい表現が出てきましたよ!
お家に帰ってからも、何か食べたときのイメージをメモしておいたら、楽しいね。

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こうしてみてみると、おせんべいの口触りをイメージする色は、茶色やオレンジ黄色などの中間色を選んでいる子が多いですね。ぱりっとした食感は、とがっているのかな?角張っている感じなのかな?
マシュマロは、圧倒的に白。ふわっとして口の中でとけていく感じを表すのに、雲のような形を感じる子が多いようです。

さて、次は、いよいよお待ちかね ミニパイ作り。

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冷凍パイシートの間に チョコやチーズ、ジャムなど・・好きな具材を挟んだら、ふちに溶き卵をぬり、その上にもう一枚生地をかぶせますが、その生地の形を工夫してみよう!

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クッキー型で抜いたり、好きな形に切って乗せたり・・細く切った生地を編み込んだり。 
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焼き上がりはどうかな?
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とにかく、ワークショップ2時間の中で 切ったり貼ったり想像力を働かせたり、パイを作ったり、ラッピングをしたり、片付けを協力してやったり

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・・スタッフも含めて、みんな大忙しでしたが、こどもたちにとってはどんな時間だったでしょうか?
何か新しい発見はあったかな?

ラッピングをした完成形の写真は、撮影する時間がありませんでした!ごめんなさい。

今回のしょく感教室、こどもたちには、考え感じ表現するということへのヒントが たくさんあったのではないかと思います。それでも、たったの2時間。お家でも、ぜひまたミニパイを作ってみてください。焼き加減も調節して、自分だけのステキなパイができるはずですよ!
形を工夫したり、中に入れる具をどうするか考えるのも楽しいし、
感じる言葉や色、形・・何気ない日常には たくさんのアイデアの元がかくれています!


おまけ
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私(ツルオカ)も、ワークショップ後に次女(今回アシスタントスタッフとして参加)とミニパイを作ってみましたよ〜! 上にのせる生地の形を工夫して・・いろいろなデザインのミニパイができました! 

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ぜひ、みなさんもお家で作ってみてくださいね。楽しいですよ〜!

次回の しょく感教室は、来年3月頃を予定しています。
日程が決まり次第、アプレットプラスのホームページや、しょく感教室のブログにてお知らせします。お楽しみに!

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2016年8月30日 (火)

食育と造形 五感を使ったワークショップ「しょく感教室vol.39」 ご報告!

2016年8月20日土曜日に行われた 食と造形を組み合わせたワークショップ しょく感教室も、
今回で なんと!・・39回目となりました。ありがとうございます!

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今回は、夏休みこどもワークショップの中に組み込んでの開催。 
粉をこねたりのばしたり、だしの味を感じたり、香りを比べたり・・
五感をフル稼働するワークショップになっています。
いつも、内容が盛りだくさんなために 時間いっぱい大忙し!

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自己紹介のあとは、さっそく うどんの生地作り。
粉に塩水をまぜて、ぐるぐるかきまぜ、手でこねて、ビニール袋に入れてタオルで挟んで足でしっかりと踏みながら生地をのばしていきます。

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段々と色つやの良い生地になっていきます。最後にまるめてビニール袋に入れて しばらく休めます。今回は、初めて出会ったこどもたちも二人一組になって順番に作業を進めました。声をかけあったり手助けしたり。お互い ちょっと恥ずかしがりながらも、スムーズな共同作業です。

生地を休めている間、岩本留里子さんのお話です。
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今回は、だし について。 
かつお節 にも ソウダガツオ と カツオがあり、ソウダガツオを使用した かつお節は血合いが多く味が濃いのが特徴。普通のカツオとは、香りが違うかな? どんな香りかな? 厚削りのかつお節で香りを比べてみます。 どんな香りがするかな〜?
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なんだか、あたりめ みたい! (しぶいね〜、お家で あたりめを食べているのかな??)

だしの味比べもしました。
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インスタントの かつおだし、インスタントの あごだし、 花鰹を使った一番だし、 厚削りのかつお節を使った一番だし・・ この四種です。
こどもたちには、どれがどのだしなのかは、教えずに あててもらいました。

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香りを比べたり、色を見たり、そして味わったり・・・

四種すべてを当てたのは・・何度も しょく感教室に通ってくれている 5年生のKくんと Aちゃんでした!! スゴイ! これまでも、だしをテーマにした しょく感教室に何回か参加してくれていたので、香りや味わいを覚えていたのかな〜、さすが!

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コドモの頃に覚えた味というのは、おとなになってもそのときの状況と共に記憶に残るそうです。
私も、かつお節でとったおだしの香りを感じると、幼い頃のお正月の朝を思い出します。母がお雑煮用に普段よりもかつお節を多めに使っていたのか、おだしの香りが一杯に広がった新年の朝・・。

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一番だしでも、厚削りのかつお節を使って長く煮出しただしは、とても濃厚な香りと味わい。 薄く削った花鰹でとった おだしは、うま味はあっさりとしていますが、香りがとても豊かです。 

比べてみると、インスタントは、味がハッキリしているものの、香りがほとんどありません。しかし、ちゃんとかつお節からとったおだしは、とても香りがいい! そして、色も濃い。

本物の差をそこから感じることができます。

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最近は、インスタントのだしや めんつゆなど、お手軽に使えるものがたくさん売っているので、忙しいと どうしてもそれを使ってしまうことが多いのですが、今日は、カンタンに作れるめんつゆも、作ってみましたよ。
みりんを煮きって、醤油を入れて煮立て、そこに濃いおだしを注ぎます。あっという間にできてしまいます。
良い香りが漂い、気持ちもほっこり。

おだしって、なんでこんなに癒やされる香りなのでしょう〜。
こどもたちには、こんな風にめんつゆってできるんだと、覚えておいてほしいと思います。なんでも手軽に買える世の中ですが、手作りのおだしの香りが豊かなことを!

さて、うどん生地を休ませている間に、おだしの香りや味を体験しましたが、パッケージの準備もしておきました。今回は、カラーペーパーをクルクル丸めてはさみでカットして作る紙帯です。連続模様が楽しい!

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そうこうしているうちに、休ませていた生地も落ち着いたので、いよいようどんを切るよ〜!

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麺棒で薄くのばして、折りたたんで均等に切ります。

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初めて包丁を使う子もいましたが、みんなていねいに、そして上手に切ることができましたよ! 

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今回は、手打ちうどん&手作りめんつゆ を持ち帰りました。
(午前クラスの作品、ごめんなさい 写真をとりわすれてしまいました
お家で茹でて食べた感想はどうだったかな? おいしかったかな?

今回も、五感をフル回転させての 充実した二時間だったと思います。

次回も是非楽しみにしていてくださいね。
次回 開催日時が決まりましたら、またトップページにてお知らせさせていただきます

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2016年4月19日 (火)

食育と造形 五感を使ったワークショップ「しょく感教室vol.38」 ご報告!

2016年4月17日(日) 五感を使ったワークショップ 「しょく感教室vol.38」 がアプレットプラスのアトリエにて 開催されました。その ご報告です。

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昨年、しばらくお休みをいただいていたので、実に一年ぶりの開催でした。そして、いつも土曜日の開催でしたが日曜日は初めて。でも、今回もリピー ターのこどもたちが半数を占めているという「しょく感教室」です。それだけ、こどもたちが楽しみにしてくれているということが、とても嬉しいですね。 
今回は、新年長さんが三人も参加してくれて、全体に年齢層が若く^^なりました! 
さあ、いつものようにあいさつと自己紹介から始まりました。
初めて出会うお友だちとも仲良く二時間過ごしましょう。そして、今日も大忙しの内容です。たくさん楽しんで体験していってほしいと、ついつい内容が盛りだくさんになってしまうので、こどもたちには、がんばってもらわないと〜!

まずは、岩本留里子さんの 盛りつけのお話。
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カップに入ったプリン。
さて、そのままカップで食べるのと、お皿にあけてから飾り付けたものとでは どちらがおいしそうに見えるかな? クリームを添えたり、イチゴを切って添えたり。カットするとイチゴの内側と外側では色が違うよね。その色の違いも上手 に使ってみると、おいしそうに見えるんじゃないかな?

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だれかのお誕生日や特別な日に、ちょっと飾って、敷物を敷いたりするだけで、随分 違って見えるよね。

それから・・買ってきたお惣菜。パックのままテーブルにおいて食べてないかな?

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ひと工夫して お皿の色を考えたり、そこに少し真ん中を高くこんもりと盛りつけ、一番上にキュウリをふわりとのせてみたり。みどりの葉やプチトマトを添えるとどうかな? どれが一番おいしそうかな?

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黒いお皿はゴボウサラダが鮮やかに見えるね。白いお皿と比べてどうだろう?

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こんな風に、ちょっとしたひと手間でおいしそうに感じるね。料理は見た目が大切。人間は「視覚」でおいしさを感じるのです。
そして、もりつける時には、料理を食べる人のことを考えることも大切。相手のことを思い、心を込めて盛りつけることで料理はグンっとおいしく感じられるんだね。 覚えておいて、お家でも実際にやってみてね。

さて、今度はいよいよ 今日のお題のパンケーキを作りましょう。
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おえかきパンケーキと、もりつけパンケーキ。作る前にアイデアスケッチをして頭の中を整理してみよう。そうすることで、いきなり作るよりも工夫ができるし、失敗が少なくなる。
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今日は短時間で大急ぎですが、ぱっとひらめいた もようを表現できるといいね。

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おえかきパンケーキは、クッキングシートの上に、絞り出しながら絵を描いていきます。こうして、クッキングシートの上にあらかじめ模様を描いておく と、ホットプレートの熱を気にしなくていいので、絵も描きやすいのです。絞り出しをコントロールしながら絵を描くのは すこしむずかしいけれど、できるかな?

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図案の上に生地を乗せて焼いていきます。ひっくり返すと、キレイに模様が出てきました。
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パンケーキの飾り付けは、フルーツの色合いや置き方など、みんなそれぞれ工夫できたかな?
スケッチ通りかな?
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参加してくれたこどもたちの作品。↓

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左上から右へ順番に・・
あい/5年 いろは/年長 こうた/年長 ちさと/5年 てっぺい/年長 はなこ/3年 ゆいか/2年 ゆいな/3年 よしひと/2年


自分で盛りつけたパンケーキを試食してみましたが、みんなニッコニコの笑顔で
とてもおいしそうにペロリと平らげていました!
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新年長さんも とてもがんばった今回のしょく感教室。みんなで お片付けも協力してできたし、自己紹介も感想発表も 堂々とできましたね!

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今日は時間が限られていたのでおお急ぎのところもありましたが、今度はお家で もう一度!ぜひ作ってみてくださいね。きっともっともっと上手にできますよ〜^^

おえかきパンケーキも、やけどしないようにと、クッキングシート上に絵を描きましたが、直接ホットプレートにおえかきしてから生地を流し込むと、表面のムラがなくなって絵がきれいに表現できますよ〜。

次回の しょく感教室 vol.39 は、8月20日土曜日を予定しています。(変更の場合もありますが、7月初旬には決定した内容をお知らせできると思います)ぜひ、またご参加くださいね!お待ちしています。

しょく感教室とは? → 

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