張り子のワニ 2023/6/21完成
アプレットプラスでは最初の課題として張り子のうつわか、ビー玉ゲームを作ります。
張り子のうつわは風船に新聞紙を重ねて貼り合わせ、半球状の形を作りそれにうつわを安定させる高台を取り付けたものに色紙を貼って作る
”うつわ”らしい形のものでした。
が、最近では生きものをモチーフにする子供たちも多く、Mくんも最初の課題としてワニのうつわを3年前の2020年10月に作り始めました。
何しろ両手で抱えきれないほどの大きさのため、芯になる形を出して新聞紙を貼り合わせる張り子が完成するのに1年、うろこやつめ、歯などをを作り上げるのに一年、色を塗るのに1年と、いつの間にか”うつわ”としての機能はどこへやら、超迫力のワニの置物が完成しました。
わにとことり まこと (小学3~6年/制作時)
制作期間 2020年10月~2023年6月
■くふうしたところ みてほしいところ
わにの体のごつごつしたところ 大きさ
■むずかしかったところ
はりこで時間がかかったこと
色ぬりで、すきまにぬるところ
■つくっているときに、はっけんしたこと・きづいたこと
はりこはぼんどでかたくなっていく
大きな作品だとこまかくやらなくて大ざっぱにやってから、こまかくやる方が良い(うろこから)
■ワニと鳥はどういう関係ですか?
友達
■このワニはどこに住んでいますか?
太平洋のどこかにある無人島の森としっちたいの間の川の中
年に一度のアトリエ展に出すたびに完成に近づくワニに展覧会に来たお客さんが「がんばってください」「完成楽しみにしています」と応援メッセージを送ってくれ、注目度も高い作品のひとつです。
面倒な作業も最後まであきらめずしっかり作り込んだだけ見る人への訴求力も抜群です。
自分自身で作るという思いが強く遠回りした部分もありますが、きちんと手を抜かず仕上げたガッツは大したもの。
最後にワニの友達<青い鳥>を作って見事完成。
今年の作品展に間に合いました。
一仕事やりとげた男の笑顔であります。
それにしても大きいですね。家で末永く飼ってあげて下さいね。
3年の間に身長も大きくなりましたし、随分と大人っぽくなりましたね。
努力の結晶を持ち帰るの図。
あまりのリアルさに道行く人がビックリしなかったかな?
◉古い記事(2008年〜2018年)を移転しました → こちらをご覧ください
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